平橋 (南砺市)
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平橋 | |
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基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 富山県南砺市 |
交差物件 | 庄川 |
用途 | 道路橋 |
路線名 | 国道156号 |
管理者 | 富山県砺波土木センター |
施工者 | 川田工業 |
開通 | 1960年(昭和35年)6月30日 |
座標 | 北緯36度25分56.2秒 東経136度57分9.9秒 / 北緯36.432278度 東経136.952750度 |
構造諸元 | |
形式 | トラス橋 |
材料 | 鋼 |
全長 | 163.000 m |
幅 | 6.000 m |
最大支間長 | 63.350 m |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
平橋(たいらはし)は、富山県南砺市下梨 - 大島の庄川に架かる国道156号の橋長163 m(メートル)のトラス橋。
概要
[編集]- 形式 - 鋼単純鈑桁橋 + 鋼単純上路平行弦ワーレントラス橋2連 + 鋼単純鈑桁橋
- 橋格 - 1等橋 (TL-20)
- 橋長 - 163.000 m
- 支間割 - 18.000 m + 2×63.350 m + 18.000 m
- 幅員
- 総幅員 - 6.000 m
- 有効幅員 - 5.500 m
- 車道 - 5.500 m
- 総鋼重 - 252.35 t
- 橋台 - 重力式コンクリート橋台・扶壁式コンクリート橋台
- 床版 - 鉄筋コンクリート
- 施工 - 川田工業(上下部工)
- 架設工法 - 手延べ送出し工法
歴史
[編集]かつて東礪波郡平村下梨で庄川を渡河する際は、籠の渡しを使用していたが、1875年(明治8年)に鎖の橋が架橋された。しかし、暴風のため2度も破損流失したため、1878年(明治11年)には橋板を撤去するなどの工夫を凝らした橋が架橋された。1910年(明治43年)頃に鉄線の橋に架け替えられたが、腐蝕しやすいため、度々架け替え工事を必要としていた[3]。
その後、祖山ダム整備による水没のために電源開発により昭和初期に架け替えられた。この旧橋は当時の市町村道としては近代的な吊橋が採用された[1]。
1953年(昭和28年)に二級国道156号岐阜高岡線となり順次改良が進められていたが、本橋は幅員狭小で前後の屈曲、急勾配のため大型車の交通に支障があった。このため、1957年(昭和32年度)7月15日に国庫負担橋梁整備事業として3か年計画により富山県に架替が事業化された。橋梁形式は地形などを考慮して鋼トラス橋と鋼鈑桁橋の組み合わせとして、現場接手部を除き溶接とした[1]。新橋は総工費9586万3千円を費やして1960年(昭和35年)5月30日に修祓式を行い、6月30日に開通した[1][2][4]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]参考文献
[編集]- 高岩虎雄『道路橋大鑑』(PDF)(再版)土木海通信社、1961年10月25日、166 - 167頁 。2022年1月12日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 富山県砺波土木センター - 橋梁管理者