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大牧橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
国道156号標識
国道156号標識
大牧橋(現橋)
地図
基本情報
日本の旗 日本
所在地 岐阜県大野郡白川村
交差物件 庄川
用途 道路橋
路線名 国道156号
管理者 岐阜県高山土木事務所
竣工 1992年平成4年)
座標 北緯36度15分16.3秒 東経136度53分31.0秒 / 北緯36.254528度 東経136.891944度 / 36.254528; 136.891944 (大牧橋)
構造諸元
全長 79 m
11 m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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大牧橋(RCアーチ橋)
基本情報
日本の旗 日本
所在地 岐阜県大野郡白川村
交差物件 庄川
用途 道路橋
路線名 府県道八幡城端線
管理者 岐阜県
設計者 不明[注 1]
着工 1935年昭和10年)
竣工 1939年(昭和14年)
閉鎖 1956年(昭和31年)
構造諸元
形式 上路型メラン式3ヒンジRCアーチ橋
材料 鉄筋コンクリート
全長 75.400 m
5.000 m
最大支間長 74.000 m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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大牧橋(おおまきばし)は、岐阜県大野郡白川村庄川に架かる国道156号の橋。

概要

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RCアーチ橋時代の大牧橋は戦前の日本唯一の3ヒンジRCアーチ橋であった[2]

RCアーチ橋の諸元

  • 形式 - RC上路型メラン式3ヒンジアーチ橋
  • 橋格 - 3等橋
  • 橋長 - 75.400 m
    • 支間割 - 74.000 m
    • アーチライズ - 7.4000 m
  • 幅員
    • 総幅員 - 5.000 m
    • 有効幅員 - 4.500 m
    • 車道 - 5.500 m
  • 橋台 - 重力式玉石交じりコンクリート橋台

[2][3][4]

歴史

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小牧ダム建設に伴う製材業者への補償として、ダム事業者から岐阜県に120万円が寄付され、それを原資に郡上郡白鳥町から大野郡白川村鳩谷に至る総延長32 km(キロメートル)の道路が整備された[3]。大牧橋は、その道路の一部で庄川を渡る鉄筋コンクリートアーチ橋であった[3]。大牧橋は1933年(昭和8年)ごろから設計を開始し、1935年(昭和10年)春に着工、1939年(昭和14年)秋に竣工した[2]1956年(昭和31年)に、橋のすぐ下流に鳩谷ダムが建設され、湖に水没した[3][2]

このため下流に、橋長65.8 mの下路トラス橋に架け替えられた[5]。更に1992年平成4年)に現在の橋に架けられた。

脚注

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注釈

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  1. ^ 山根巌は増田淳であると推定している[1]

出典

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  1. ^ 山根巌 1994, p. 244.
  2. ^ a b c d 山根巌 1994, p. 238.
  3. ^ a b c d 紅林章央「ぎふ名橋ものがたり 大牧橋」『中日新聞』中日新聞社、愛知、2020年12月23日、第28064号、17面、岐阜県版、全国書誌番号:00062088
  4. ^ 大牧橋1939”. 土木学会附属土木図書館. 橋梁史年表. 土木学会. 2022年1月12日閲覧。
  5. ^ 新大牧橋1955”. 土木学会附属土木図書館. 橋梁史年表. 土木学会. 2022年1月12日閲覧。

参考文献

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