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大牧トンネル (富山県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大牧トンネル
概要
現況 運用中
所属路線名 国道156号
起点 富山県南砺市利賀村新山
終点 富山県南砺市利賀村新山
運用
開通 1977年8月13日
通行対象 自動車、歩行者
技術情報
全長 1,365 m
道路車線数 2車線(片側1車線)
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国道156号標識
国道156号標識

大牧トンネル(おおまきトンネル)は、富山県南砺市利賀村新山を通る、国道156号トンネルである。

概要

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庄川峡の左岸に位置する、全長1,365 m(メートル)のトンネル。命名は対岸の地名である大牧からとられた[1]

かつては庄川渓谷の急崖を屈曲する砂利道を利用せざるを得ず、待避所も無く路肩が崩れやすくて危険極まり無かったが[1]1967年昭和42年)から実施された国道156号改良事業の一環として同トンネルが建設され[2]1976年(昭和51年)4月18日に貫通し[3]1977年(昭和52年)8月13日に完成した[4]。これにより通行の安全と時間の短縮が実現した。同時に平村営バスが小牧ダムまで運行出来るようになるなど、五箇山住民の生活に大きな影響を及ぼした[1]

関連項目

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脚注

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  1. ^ a b c 角川日本地名大辞典 16 富山県』(昭和54年10月8日、角川書店発行)197ページ
  2. ^ 『北日本新聞』1979年11月22日付朝刊15面『国道"イチコロ"が変身 白川(岐阜)と16橋で結ぶ 庄川町で開通式 冬場の交通難解消』より。
  3. ^ 『越中五箇山 平村史 上巻』(1985年5月20日、平村発行)1276頁。
  4. ^ 『目で見る 砺波・小矢部の100年』(1993年12月13日、郷土出版社発行)164頁。