常盤町 (名古屋市)
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常盤町 | |
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北緯35度09分39秒 東経136度53分49.5秒 / 北緯35.16083度 東経136.897083度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
市 | 名古屋市 |
行政区 | 中区 |
町名制定 | 1878年(明治11年)[1] |
町名廃止 | 1969年(昭和44年)10月21日[1] |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
市外局番 | 052[2] |
ナンバープレート | 名古屋[3] |
位置は国土地理院1万分の1『名古屋西南部』(1955年)による |
歴史
[編集]江戸時代には御先手の小吏が住んだ所で、下園町の一部であった[4]。
1876年(明治9年)に旭廓が開設され、1878年に下園町の一部が常盤町・富岡町として分離された[4][5][6]。遊郭が市街地にあることが風紀上問題視され、旭廓は1923年(大正12年)4月に西区(のち、中村区)へ移転して中村遊廓とも呼ばれるようになった[7][8]。
町名・町界の変遷
[編集]- 1878年(明治11年) - 下園町の一部により、常盤町として成立[1][注 1]。
- 1889年(明治22年)10月1日 - 市制施行により名古屋市が成立し、同市常盤町となる[1]。
- 1908年(明治41年)4月1日 - 名古屋市が市制に基づく区を設置し、中区常盤町となる[1]。
- 1936年(昭和11年)1月1日 - 一部が中区岩井通の一部となる[1]。
- 1966年(昭和41年)3月30日 - 住居表示実施に伴い、一部が中区栄一丁目の一部となる[1]。
- 1969年(昭和44年)10月21日 - 住居表示実施に伴い、中区大須一丁目の一部となり、廃止される[1]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i 角川書店 1992, pp. 296, 788.
- ^ 総務省総合通信基盤局電気通信事業部電気通信技術システム課番号企画室 (2014年4月3日). “市外局番の一覧” (PDF). 総務省. p. 7. 2015年5月23日閲覧。
- ^ “管轄区域”. 愛知県自動車会議所. 2021年9月23日閲覧。
- ^ a b 名古屋市役所 1916, pp. 320–321.
- ^ 名古屋市役所 1915, pp. 417–418.
- ^ 新修名古屋市史編集委員会 2000a, pp. 691–692.
- ^ 中村区制十五周年記念協賛会 1953, p. 430.
- ^ 新修名古屋市史編集委員会 2000b, pp. 9–10, 16.
- ^ 福岡清彦 1976, p. 21.
参考文献
[編集]- 名古屋市役所『名古屋市史』 風俗編、名古屋市役所、1915年8月20日。NDLJP:950890。
- 名古屋市役所『名古屋市史』 地理編、名古屋市役所、1916年3月30日。NDLJP:950897。
- 中村区制十五周年記念協賛会 編『中村区史』中村区制十五周年記念協賛会、1953年5月20日。
- 福岡清彦 編『中区の町名』名古屋市中区役所、1976年2月1日。
- 角川書店 編『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年3月31日。全国書誌番号:93012879。
- 新修名古屋市史編集委員会 編『新修名古屋市史』 第五巻、名古屋市、2000年3月31日。全国書誌番号:20106425。
- 新修名古屋市史編集委員会 編『新修名古屋市史』 第六巻、名古屋市、2000年3月31日。全国書誌番号:20106426。