コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

常盤町 (名古屋市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 愛知県 > 名古屋市 > 中区 > 常盤町
常盤町
常盤町の位置(愛知県内)
常盤町
常盤町
常盤町の位置(名古屋市内)
常盤町
常盤町
北緯35度09分39秒 東経136度53分49.5秒 / 北緯35.16083度 東経136.897083度 / 35.16083; 136.897083
日本の旗 日本
都道府県 愛知県の旗 愛知県
名古屋市
行政区 中区
町名制定 1878年明治11年)[1]
町名廃止 1969年昭和44年)10月21日[1]
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
市外局番 052[2]
ナンバープレート 名古屋[3]
位置は国土地理院1万分の1『名古屋西南部』(1955年)による

常盤町(ときわちょう)は、愛知県名古屋市中区[1]

明治から大正にかけて旭廓の一部であった。

歴史

[編集]

江戸時代には御先手の小吏が住んだ所で、下園町の一部であった[4]

1876年(明治9年)に旭廓が開設され、1878年に下園町の一部が常盤町・富岡町として分離された[4][5][6]。遊郭が市街地にあることが風紀上問題視され、旭廓は1923年(大正12年)4月に西区(のち、中村区)へ移転して中村遊廓とも呼ばれるようになった[7][8]

町名・町界の変遷

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 1976年に中区役所が発行した『中区の町名』では12月20日付としている[9]

出典

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i 角川書店 1992, pp. 296, 788.
  2. ^ 総務省総合通信基盤局電気通信事業部電気通信技術システム課番号企画室 (2014年4月3日). “市外局番の一覧” (PDF). 総務省. p. 7. 2015年5月23日閲覧。
  3. ^ 管轄区域”. 愛知県自動車会議所. 2021年9月23日閲覧。
  4. ^ a b 名古屋市役所 1916, pp. 320–321.
  5. ^ 名古屋市役所 1915, pp. 417–418.
  6. ^ 新修名古屋市史編集委員会 2000a, pp. 691–692.
  7. ^ 中村区制十五周年記念協賛会 1953, p. 430.
  8. ^ 新修名古屋市史編集委員会 2000b, pp. 9–10, 16.
  9. ^ 福岡清彦 1976, p. 21.

参考文献

[編集]
  • 名古屋市役所『名古屋市史』 風俗編、名古屋市役所、1915年8月20日。NDLJP:950890 
  • 名古屋市役所『名古屋市史』 地理編、名古屋市役所、1916年3月30日。NDLJP:950897 
  • 中村区制十五周年記念協賛会 編『中村区史』中村区制十五周年記念協賛会、1953年5月20日。 
  • 福岡清彦 編『中区の町名』名古屋市中区役所、1976年2月1日。 
  • 角川書店 編『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年3月31日。全国書誌番号:93012879 
  • 新修名古屋市史編集委員会 編『新修名古屋市史』 第五巻、名古屋市、2000年3月31日。全国書誌番号:20106425 
  • 新修名古屋市史編集委員会 編『新修名古屋市史』 第六巻、名古屋市、2000年3月31日。全国書誌番号:20106426 

関連項目

[編集]