小幡インターチェンジ
| 小幡インターチェンジ | |
|---|---|
 外回り（上社JCT方面）入口 | |
| 所属路線 | C2 名古屋第二環状自動車道 |
| IC番号 | 9[1] |
| 料金所番号 |
06-136（入口）[2] 06-223（出口FF）[2] |
| 本線標識の表記 | 小幡 |
| 起点からの距離 | 20.2[3] km（名古屋南JCT[3]起点） |
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◄大森IC (1.0 km) (2.3 km) 松河戸IC► | |
| 接続する一般道 |
 国道302号[3]   |
| 供用開始日 | 1994年3月30日[5] |
| 通行台数 | x台/日 |
| 所在地 |
〒463-0009 愛知県名古屋市守山区緑ヶ丘 |
| 備考 | 外回り入口と内回り出口のみ設置 |
小幡インターチェンジ（おばたインターチェンジ）は、愛知県名古屋市守山区緑ヶ丘にある名古屋第二環状自動車道のインターチェンジである[3]。
概要
[編集]名古屋IC・名古屋南JCT方面への入口と同方面からの出口のみを持つハーフインターチェンジである[6] 。このICから清洲JCT・名古屋西JCT方面へは行くことはできず、同方面からの本線流出もできないことから、流出入にあたっては隣りの松河戸ICを利用する。このICは隣の大森ICと同様に、半地下区間の途中にある[7]。
計画段階から主要地方道名古屋多治見線との連絡が画策され、当場所に当該ICを設置する理由ともなっている[8]。
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![トールゲート通過後ただちに地下へ入る[9]（オンランプ）](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/5/51/Obata_IC_20150508B.JPG/180px-Obata_IC_20150508B.JPG)
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内回り本線流出部。右の本線奥に地下区間終点の明かりを臨む。
![トールゲート通過後ただちに地下へ入る[9]（オンランプ）](/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Obata_IC_20150508B.JPG)
歴史
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当該IC付近は、元は陸上自衛隊守山駐屯地の宿舎と自動車教習所があって、ここを名古屋環状2号線が通る計画とされた。このため、宿舎については同一敷地内に代替建築することになったが、教習所については、小牧市大草に移転させることで合意を見た[11]。しかし、移転先の用地買収に手間取り、これが1993年12月の勝川IC - 名古屋IC間延伸における同時開業ではなく、それより4か月遅れで開業する要因となった[12]。なお、自治体からは本線の一刻も早い開通を要請されたことから、全ICを同時供用できないことについては問題視しないとされた[13]。
開通は1994年3月30日15時とされ、愛知県道15号名古屋多治見線と当該ICを連絡する国道302号の200m区間も同時供用された[14]。
なお、開業以前は竜泉寺インターチェンジと仮称されていた[15]。
年表
[編集]- 1993年（平成5年）12月3日 : 東名阪自動車道勝川IC - 名古屋IC間開通により複数のインターチェンジが開設されたが、この時点で小幡インターチェンジは開設が見送られた[16]
- 1994年（平成6年）3月30日 : 当ICを供用開始[5]
- 2011年（平成23年）3月20日 : 所属路線名称を名古屋第二環状自動車道（名二環）に変更[17]
周辺
[編集]- 小幡緑地 西園・本園
- 松洞山龍泉寺（尾張四観音の内の一つ）
- 陸上自衛隊守山駐屯地
- 名古屋ガイドウェイバスガイドウェイバス志段味線（ゆとりーとライン）白沢渓谷駅
接続する道路
[編集]- 直接接続
- 間接接続
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国道302号と直接接続
（オフランプ） -
国道302号を介して愛知県道15号名古屋多治見線と間接接続
料金所
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ゲートは2箇所を用意するも用地の制約から千鳥配置。
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トールゲートは国道302号と住宅街に挟まれるようにして配置され、元々は1ゲート計画のスペースにその後の計画変更を受けて2ゲート方式に変更されたため、スペースの制約を受けて前後に縦分離されている[18]。前方がETC専用、後方が一般用である[19]。
レーン運用は、時間帯やメンテナンスなどの事情により変更される場合がある[19]。
入口
[編集]- レーン数 : 2[19]
- ETC : 1
- 一般 : 1
隣
[編集]- C2 名古屋第二環状自動車道
- (8)大森IC - (9)小幡IC - (10)松河戸IC
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 東名阪自動車道名古屋・勝川間工事誌編集委員会 1995, p. 480.
- ^ a b “ETC利用可能エリアと料金所番号（中部・北陸）”. NEXCO東日本. 2015年10月4日閲覧。
- ^ a b c d e イカロス出版 2011, pp. 34–35.
- ^ a b 東名阪自動車道名古屋・勝川間工事誌編集委員会 1995, p. 21.
- ^ a b 東名阪自動車道名古屋・勝川間工事誌編集委員会 1995, p. 11.
- ^ “利用のご案内”. NEXCO中日本. 2015年10月4日閲覧。
- ^ 東名阪自動車道名古屋・勝川間工事誌編集委員会 1995, p. 25.
- ^ 建設省中部地方建設局 愛知国道工事事務所 1991, p. 276.
- ^ 東名阪自動車道名古屋・勝川間工事誌編集委員会 1995, p. 566.
- ^ 東名阪自動車道名古屋・勝川間工事誌編集委員会 1995, pp. 547–549.
- ^ 東名阪自動車道名古屋・勝川間工事誌編集委員会 1995, pp. 74–75.
- ^ “「環境」「安全」に配慮 直結する東名阪－東名 勝川－名古屋インター間 開通直前リポート 6キロを半地下式に 奇抜な景観、庄内川橋”. 中日新聞朝刊: p. 14. (1993年11月4日)
- ^ 東名阪自動車道名古屋・勝川間工事誌編集委員会 1995, p. 58.
- ^ “小幡IC 30日にゴー”. 中日新聞朝刊: p. 26. (1994年3月23日)
- ^ 近畿自動車道清洲東・名古屋西間工事誌編集委員会 1992, p. 1.
- ^ “東名阪と東名直結 東西結ぶ新動脈開通”. 中日新聞夕刊: p. 1. (1993年12月3日)
- ^ “名二環開通 302号も同時開通”. 中日新聞朝刊: p. 23. (2011年3月21日)
- ^ 東名阪自動車道名古屋・勝川間工事誌編集委員会 1995, p. 545.
- ^ a b c “料金所ナビまっぷ 東名阪道・名二環・伊勢道・紀勢道” (PDF). NEXCO中日本. 2016年10月30日閲覧。
参考文献
[編集]- 近畿自動車道清洲東・名古屋西間工事誌編集委員会『近畿（東名阪）自動車道 清洲東・名古屋西間工事誌』日本道路公団名古屋建設局 名古屋工事事務所、1992年10月。
- 東名阪自動車道名古屋・勝川間工事誌編集委員会『東名阪自動車道 名古屋・勝川間工事誌』日本道路公団名古屋建設局 名古屋工事事務所、1995年3月。
- 建設省中部地方建設局 愛知国道工事事務所『二十年のあゆみ』1991年。
- イカロス出版『東名高速をゆく』〈イカロスMOOK〉2011年。ISBN 978-4-86320-484-3。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]
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