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寿町 (横手市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 秋田県 > 横手市 > 寿町 (横手市)
寿町
寿町の位置(秋田県内)
寿町
寿町
寿町の位置
北緯39度18分44.49秒 東経140度33分44.53秒 / 北緯39.3123583度 東経140.5623694度 / 39.3123583; 140.5623694
日本の旗 日本
都道府県 秋田県
市町村 横手市
地域 横手地域
人口
2020年(令和2年)10月1日現在)[1]
 • 合計 338人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
013-0025[2]
市外局番 0182[3]
ナンバープレート 秋田

寿町(ことぶきちょう)は、秋田県横手市郵便番号は013-0025[2]

地理

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横手地域の中央部に位置し[4]、東で田中町前郷一番町、西で三枚橋駅西、南で駅前町、北で大水戸町平城町と隣接する。町の西端にJR奥羽本線が南北に縦貫[4]

歴史

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いわゆる駅前地区と呼ばれる地区に含まれ、横手駅の開業とともに市街地化が進んだ[5]。寿町は駅前の新市街地と旧城下町の市街地とを結ぶ結合点に位置しているが、商店や小さな工場、住宅などが無秩序に開発された上に、道路も迷路のように形成されていた[5]

1927年(昭和2年)になると、齋藤武治による土地の整理が始まり[6]、翌年7月27日より、横手駅前と正平寺の辺りまで(つまり、駅前地区と旧市街地の間[5])を直線に結ぶ幹線道路の敷設に着手した[5]。ただ、住民の協力が得られずに道路が円弧形に湾曲し、鍋のつる(取手)のような形になったことから、通称・なべつる通りと呼ばれるようになり[7][5]、その沿線住民はこの地域を「末広町」と呼称するようになった[7]

住居表示に関する法律が施行された1962年5月10日以降、旧横手市内においても住居表示が進み、1965年より第一次から第五次にかけて実施された[8]。本地域は第二次地区として1966年4月1日に実施され、現行の寿町はここで誕生した[9]

町の発展を願うのに加え、通称地名であった「末広町」および「富士見町」に近い町名を採用し、寿町という町名になった[9]

実施後 実施年月日 実施前 備考
寿町 昭和41年4月1日 横手町字上飛瀬(一部)
よこてまち あざ かみとびせ
横手町字下飛瀬(一部)
よこてまち あざ しもとびせ

2005年平成17年)10月1日に横手市が発足、同日より町名の読み方が「ことぶきまち」から「ことぶきちょう」へと変更された[10]

世帯数と人口

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2020年(令和2年)10月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目 世帯数 人口
寿町 170世帯 338人

小・中学校の学区

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市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[11]

番地 小学校 中学校
全域 横手市立横手南小学校 横手市立横手南中学校

交通

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鉄道

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町内に駅はない。最寄り駅は駅前町にあるJR東日本奥羽本線北上線横手駅

バス

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羽後交通
  • 末広町
  • 富士見町

道路

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施設

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脚注

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  1. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat)”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年3月22日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2022年3月25日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2022年3月25日閲覧。
  4. ^ a b 角川日本地名大辞典編纂 1980, p. 790.
  5. ^ a b c d e 横手市 2011, p. 567.
  6. ^ 小松田 2011, p. 84.
  7. ^ a b 小松田 2011, p. 86.
  8. ^ 横手市史編さん 1981, p. 789.
  9. ^ a b 横手市史編さん 1981, p. 802.
  10. ^ 町名・字名の変更部分(横手地域)”. 横手市 (2021年9月28日). 2022年3月26日閲覧。
  11. ^ 横手市立小中学校通学区域に関する規則”. 横手市. 2022年3月26日閲覧。

参考文献

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  • 角川日本地名大辞典編纂 編『角川日本地名大辞典』 5(秋田県)、角川書店、1980年3月。全国書誌番号:80016503 
  • 横手市史編さん委員会『横手市史 昭和編』横手市、1981年。全国書誌番号:82010614 
  • 横手市編『横手市史 通史編 近現代』横手市、2011年。 
  • 小松田正司『横手駅前(東口)地域のあゆみ』小松田正司、2011年。 

外部リンク

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