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宇宙望遠鏡の一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ハッブル宇宙望遠鏡

次に挙げるのは観測する電磁波波長ごとに分けて分類した宇宙望遠鏡の一覧である。

ガンマ線X線紫外線可視光線赤外線マイクロ波電波に分けてある。複数の領域にまたがる能力を持つ望遠鏡は両方に掲載した。陽子や電子などの宇宙線重力波観測用の望遠鏡も挙げてある。ただし宇宙探査機については宇宙探査機の一覧で取り扱うためここでは取り扱わない。

軌道」の欄は、地球を周回している宇宙望遠鏡については近地点・遠地点の距離 を記した。リサージュ軌道を周っている宇宙望遠鏡についてはラグランジュ点位置を記した。

ガンマ線

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ガンマ線望遠鏡は天体から来るガンマ線を観測する望遠鏡である。ガンマ線は大気に吸収されてしまうため、地上での観測は極めて困難である。そのため、昔は気球を使って観測したりした。ガンマ線望遠鏡は超新星中性子星パルサーブラックホールなど、高エネルギーを持つ天体の観測に役立つ[1]

名称 管轄機関 打上日 停止日 位置 出典
HEAO 3(高エネルギー天体観測3) NASA 1979年9月20日 1981年5月29日 eo00486.4地球軌道 (486.4–504.9 km) [2][3][4]
AGILE(宇宙観測ガンマ線可視化装置) ISA 2007年4月23日 eo00524地球軌道 (524–553 km) [5][6]
CGRO(コンプトンガンマ線観測衛星) NASA 1991年4月5日 2000年6月4日 eo00362地球軌道 (362–457 km) [7][8][9]
Cos-B ESA 1975年8月9日 1982年4月25日 eo00339地球軌道 (339.6–99,876 km) [10][11][12]
Gamma RSA 1990年7月1日 1992年 eo00375地球軌道 (375 km) [13]
GLAST (フェルミガンマ線宇宙望遠鏡) NASA 2008年6月11日 eo00550地球軌道 (555 km) [14]
Granat CNRS & IKI 1989年12月1日 1999年5月25日 eo02000地球軌道 (2,000–200,000 km) [15][16][17]
HETE 2(高エネルギー観測衛星2号機) NASA 2000年10月9日 2007年3月 eo00590地球軌道 (590–650 km) [18][19][20]
INTEGRAL(国際ガンマ線天体物理実験室) ESA 2002年10月17日 eo00639地球軌道 (639–153,000 km) [21][22]
LEGRI (低エネルギーガンマ線撮像衛星) INTA 1997年5月19日 2002年2月 eo00600地球軌道 (600 km) [23][24]
SAS-2 (小型天文学衛星2) NASA 1972年11月15日 1973年6月8日 eo00443地球軌道 (443–632 km) [25][26]
ニール・ゲーレルス・スウィフト (ガンマ線バースト衛星) NASA GSFC 2004年11月20日 eo00585地球軌道 (585–604 km) [27][28]

X線

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X線望遠鏡はX線、つまり高エネルギーの光子を観測する望遠鏡である。X線も大気を通過しにくいので、空高くか、あるいは宇宙でしか観測できない。X線を放射する天体の種類は多く、銀河団活動銀河中心のブラックホール超新星恒星などが挙げられる。連星のうち白色矮星激変星)、中性子星ブラックホール(X線連星)を含むものからもX線が放射される。X線は太陽系の天体からも放射されており、特には太陽から来たX線を強く反射している。また、宇宙X線背景放射と呼ばれる弱くてが光源がはっきりしないX線も観測される。

名称 管轄機関 打上日 停止日 位置 出典
HEAO-1 (高エネルギー観測機1号) NASA 1977年8月12日 1979年1月9日 eo00445地球軌道 (445 km) [29][30][31]
HEAO-3 (高エネルギー観測機3号) NASA 1979年9月20日 1981年5月29日 eo00486.4地球軌道 (486.4–504.9 km) [2][2][3][4]
ABRIXAS (全天空広帯域X線画像解析機) DLR 1999年4月28日 1999年7月1日 eo00549地球軌道 (549–598 km) [32][33][34]
あすか (ASTRO-D) NASA & ISAS 1993年2月20日 2001年3月2日 eo00523.6地球軌道 (523.6–615.3 km) [35][36]
AGILE ISA 2007年4月23日 eo00524地球軌道 (524–553 km) [5][6]
アリエル5号 SRC & NASA 1974年10月15日 1980年3月14日 eo00520地球軌道 (520 km) [37][38]
Alexis (低エネルギーX線画像センサー配列機) LANL 1993年4月25日 2005年 eo00749地球軌道 (749–844 km) [39][40][41]
アリヤバータ ISRO 1975年4月19日 1975年4月23日 eo00563地球軌道 (563–619 km) [42]
アストロン IKI 1983年3月23日 1989年6月 eo02000地球軌道 (2,000—200,000 km) [43][44][45]
ANS (オランダ天文衛星) SRON 1974年8月30日 1976年6月 eo00266地球軌道 (266–1176 km) [46][47]
アストロサット ISRO 2015年 eo00650地球軌道 (650 km) [48]
BeppoSAX ASI 1996年4月30日 2002年4月30日 eo00575地球軌道 (575–594 km) [49][50][51]
広帯域X線望遠鏡(BBXRT) / Astro 1 (STS-35) NASA 1990年12月2日 1990年12月11日 eo00500地球軌道 (500 km) [52][53]
チャンドラ NASA 1999年7月23日 eo09942地球軌道 (9,942–140,000 km) [54][55]
Cos-B ESA 1975年8月9日 1982年4月25日 eo00339.6地球軌道 (339.6–99,876 km) [10][11][12]
CORSA-A (日本のX線観測衛星) ISAS 1976年2月6日 1976年2月6日 打上げ失敗 [56][57]
アインシュタイン観測機 (HEAO 2) NASA 1978年11月13日 1981年4月26日 eo00465地球軌道 (465–476 km) [58][59]
EXOSAT ESA 1983年5月26日 1986年4月8日 eo00347地球軌道 (347–191,709 km) [60][61][62]
ぎんが (ASTRO-C) ISAS 1987年2月5日 1991年11月1日 eo00517地球軌道 (517–708 km) [63][64][65]
Granat CNRS & IKI 1989年12月1日 1999年5月25日 eo02000地球軌道 (2,000–200,000 km) [15][16][17]
はくちょう(CORSA-B) ISAS 1979年2月21日 1985年4月16日 eo00421地球軌道 (421–433 km) [66][67][68]
HETE-2 (高エネルギー観測衛星2号機) NASA 2000年10月9日 2007年3月 eo00590地球軌道 (590–650 km) [18][19][69]
INTEGRAL (国際ガンマ線天体物理実験室) ESA 2002年10月17日 eo00639地球軌道 (639–153,000 km) [21][22]
NuSTAR (Nuclear Spectroscopic Telescope Array) NASA 2012年6月13日 eo00525地球軌道 (525 km) [70]
ROSAT NASA & DLR 1990年6月1日 1999年2月12日 eo00580地球軌道 (580 km) [71][72][73]
RXTE (ロッシX線放射時間観測機) NASA 1995年12月30日 2012年1月5日 eo00409地球軌道 (409 km) [74][75]
Spektr-RG(スペクトルRG) IKI & ESA 2019年7月13日 太陽 - 地球の L2 [76][77]
すざく (ASTRO-E2) JAXA & NASA 2005年7月10日 eo00550地球軌道 (550 km) [78][79]
ニール・ゲーレルス・スウィフト (ガンマ線バースト観測機) NASA GFSC 2004年11月20日 eo00585地球軌道 (585–604 km) [27][28]
てんま(ASTRO-B) ISAS 1983年2月20日 1989年1月19日 eo00489地球軌道 (489–503 km) [80][81][82]
SAS-C (小型宇宙衛星3号) NASA 1975年5月7日 1979年4月 eo00509地球軌道 (509–516 km) [83][84][85]
ウフル(SAS-1) NASA 1970年12月12日 1973年3月 eo00531地球軌道 (531–572 km) [86][87][88]
Athena (Advanced Telescope for High Energy Astrophysics) ESA 2034年 太陽 - 地球の L2 [89][90]
XMM-Newton ESA 1999年12月10日 eo07365地球軌道 (7,365–114,000 km) [91][92]
HXMT (Hard X-ray Modulation Telescope) CNSA & CAS 2017年6月15日 eo07365地球軌道 (550 km) [93]
ひとみ (ASTRO-H) JAXA, NASA GFS 2016年2月17日 2016年4月28日 eo07365地球軌道 (575 km) [94][95][96]
XRISM (X線分光撮像衛星) JAXA, NASA GFS, ESA 2023年9月7日 地球軌道 (575 km) [97][98][99]
International X-ray Observatory (IXO)  コンステレーション-X計画等を統合 NASA, ESA, JAXA 計画中止 [100]
暗黒宇宙観測機(Dark Universe Observatory) NASA 計画中止 [101][102]
XEUS (X線放出天体観測宇宙望遠鏡) ESA 計画中止 [103]

紫外線

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紫外線望遠鏡は紫外線、すなわち波長100~3200オングストロームの光を観測できる。紫外線も、ガンマ線やX線ほどではないが地表に届きにくく、観測には高所望遠鏡あるいは宇宙望遠鏡を使うのが好ましい[104]。紫外線を放射する天体は、太陽などの恒星銀河などである[105]

名称 管轄機関 打上日 停止日 位置 出典
Astro 2(STS-67) NASA 1993年4月2日 1993年3月18日 eo00349地球軌道 (349–363 km) [106][107]
アストロン IKI 1983年3月23日 1989年6月 eo02000地球軌道 (2,000–200,000 km) [43][44][45]
ANS (オランダ天文衛星) SRON 1974年8月30日 1976年6月 eo00266地球軌道 (266–1176 km) [46][47]
アストロサット ISRO 2015年 eo00650地球軌道 (650 km) [48]
広帯域X線望遠鏡(BBXRT) / Astro 1(STS-35) NASA 1990年12月2日 1990年12月11日 eo00500地球軌道 (500 km) [52][53]
コペルニクス観測機OAO-3 NASA 1972年8月21日 1980年 eo00713地球軌道 (713–724 km) [108]
CHIPSat (宇宙恒星間熱分析機) NASA 2003年1月13日 eo00578地球軌道 (578–594 km) [109][110]
EUVE (極紫外線観測機) NASA 1992年6月7日 2001年1月31日 eo00515地球軌道 (515–527 km) [111][112]
FUSE (遠紫外線分光観測機) NASA & CNES & CSA 1999年6月24日 2007年7月12日 eo00752地球軌道 (752–767 km) [113][114]
GALEX (銀河進化観測機) NASA 2003年4月28日 eo00691地球軌道 (691–697 km) [115][116]
ハッブル宇宙望遠鏡 NASA 1990年4月24日 eo00586.47地球軌道 (586.47–610.44 km) [117]
IUE (国際紫外線観測機) ESA & NASA & SERC 1978年1月26日 1996年9月30日 eo32050地球軌道 (32,050–52,254 km) [118][119]
Kaistsat 4 (韓国科学技術院衛星4号) KARI 2003年9月27日 eo00675地球軌道 (675–695 km) [120][121]
OAO-2 NASA 1968年12月7日 1973年1月 eo00749地球軌道 (749–758 km) [122][108]
ニール・ゲーレルス・スウィフト (ガンマ線放射観測機) NASA GFSC 2004年11月20日 eo00585地球軌道 (585–604 km) [27][28]
LUVOIR (⼤型紫外可視近⾚外線宇宙望遠鏡[123]) NASA GSFC 2039年 [124][125]
TAUVEX (テルアビブ大学衛星) Israeli Space Agency 計画中止 [126]

可視光

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いわゆる普通の望遠鏡である。波長400ナノメートルから700ナノメートルの光を観測できる[127]。宇宙に可視光望遠鏡を置く理由は、大気による画像の揺らぎを防ぐためであり、シーイングを向上させることにある。宇宙望遠鏡を使えば画像が鮮明になる。恒星銀河惑星状星雲原始惑星系円盤などさまざまな天体の観察に使われる[128]

名称 管轄機関 打上日 停止日 位置 出典
COROT CNES & ESA 2006年12月27日 2013年6月 eo00872地球軌道 (872–884 km) [129][130]
ガイア計画 ESA 2013年12月19日 lagrangeLagrangian 2 point [131]
ヒッパルコス ESA 1989年8月8日 1993年3月 eo00223地球軌道 (223–35,632 km) [132][133][134]
ハッブル宇宙望遠鏡(HST) NASA 1990年4月24日 eo00586.47地球軌道 (586.47–610.44 km) [117]
ケプラー NASA, LASP 2009年3月6日 2018年10月30日 太陽を中心として地球の後を追いかける軌道 [135][136]
MOST CSA 2003年6月30日 2014年9月9日 eo00819地球軌道 (819–832 km) [137][138]
UniBRITE-1とTUGSAT-1(星の光度を観測する超小型衛星) オーストリア 2013年2月25日 eo00819地球軌道
ニール・ゲーレルス・スウィフト観測衛星(注:ガンマ線バーストの発生源を特定するために可視光でも観測) NASA GFSC 2004年11月20日 eo00585地球軌道 (585–604 km) [27][28]
TESS NASA, MIT 2018年4月18日 地球長楕円軌道 (108,000km - 375,000 km) [139][140]
巡天 CNSA 2024年(予定) [141][142]
LUVOIR (⼤型紫外可視近⾚外線宇宙望遠鏡[123]) NASA GSFC 2039年(予定) [124][125]
宇宙SIM光線観測機(SIM Lite Astrometric Observatory) NASA 計画中止 [143]
Terrestrial Planet Finder NASA 計画中止 [144]

赤外線

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赤外線は可視光線よりもエネルギーが低く、冷たい物体からも放出される。そのため褐色矮星星雲赤方偏移している銀河などの観測に向いている[145]

名称 管轄機関 打上日 停止日 位置 出典
あかり(ASTRO-F) JAXA 2006年2月21日 2011年11月24日 eo00586.47地球軌道 (586.47–610.44 km) [146][147]
ハーシェル宇宙望遠鏡 ESA & NASA 2009年5月14日 2013年6月17日 太陽 - 地球の L2 [148][149][150]
IRAS NASA 1983年1月25日 1983年11月21日 eo00889地球軌道 (889–903 km) [151][152]
赤外線宇宙天文台 (ISO) ESA 1995年11月17日 1998年5月16日 eo01000地球軌道 (1000–70500 km) [153][153][154]
IRTS(SFUに搭載) ISAS & NASDA 1995年3月18日 1995年4月25日 eo00486地球軌道 (486 km) [155][156]
ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST) NASA GSFC 2021年12月25日 太陽 - 地球の L2 [157]
ナンシー・グレース・ローマン宇宙望遠鏡 (旧称WFIRST, 広視野近赤外線サーベイ宇宙望遠鏡) NASA GSFC 2025年予定 太陽 - 地球の L2 [1]
MSX (Midcourse Space Experiment)(注:赤外線天体の観測が目的ではなく、弾道ミサイルの検知実験衛星) USN 1996年4月24日 1997年2月26日 eo00900地球軌道 (900 km) [158]
スピッツァー宇宙望遠鏡 NASA, Caltech 2003年8月25日 2020年1月31日 so0.98Solar orbit (0.98–1.02 AU) [159][160]
SWAS (宇宙サブミリ波観測衛星) NASA, CFA 1998年12月6日 2005年9月1日 eo00638地球軌道 (638–651 km) [161][162]
WIRE (広域赤外線探索機) NASA 1999年3月5日
  • トラブルのため観測に失敗し、2000年9月30日停止
  • 2003年再起動し、新た星震学ミッションで2006年10月23日まで運用
[163]
WISE (広域赤外線探査衛星)→NEOWISE NASA, Caltech 2009年12月14日
  • 2010年9月冷却材枯渇でNEOWISEへ計画変更
eo00500地球軌道 (500 km) [164][165][166][167]
LUVOIR (⼤型紫外可視近⾚外線宇宙望遠鏡[123]) NASA GSFC 2039年 [124][125]
オリジンズ宇宙望遠鏡 (Origins Space Telescope, OST) NASA GSFC 2035年 [168]
SPICA (Space Infrared Telescope for Cosmology and Astrophysics) JAXA, ESA 計画中止 [169][170]
ダーウィン ESA 計画中止 [171]
暗黒エネルギー宇宙望遠鏡(Destiny) NASA & DOE 計画中止 [172]
Terrestrial Planet Finder NASA 計画中止 [144]

マイクロ波

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マイクロ波は微弱なため、マイクロ波宇宙望遠鏡には大きなアンテナが付いている。宇宙マイクロ波背景放射スニヤエフ・ゼルドビッチ効果銀河からの放射光制動放射の観測に便利である。

名称 管轄機関 打上日 停止日 位置 出典
COBE (宇宙背景放射探査機) NASA 1989年11月18日 1993年12月23日 eo00900地球軌道 (900 km) [173][174]
オーディン SSC 2001年2月20日 eo00622地球軌道 (622 km) [175][176]
プランク ESA 2009年5月14日 2013年10月23日 lagrangeLagrangian 2 point [177][178][149]
WMAP (ウィルキンソン・マイクロ波異方性探査機) NASA 2001年6月30日 2010年9月8日 lagrangeLagrangian 2 point [179]
LiteBIRD (宇宙マイクロ波背景放射偏光観測衛星) JAXA 2028年予定 [180][181]

電波

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地上には通信用の電波が飛び交っているため、天体からの電波を宇宙望遠鏡で観測することも多い。宇宙望遠鏡でも地上の望遠鏡と同じく超長基線電波干渉法を使って観測することが多い。天体からの電波を観測することで、超新星重力レンズ効果スターバースト銀河などを調べることができる。


名称 管轄機関 打上日 停止日 位置 出典
はるか(HALCA, or VSOP) ISAS 1997年2月12日 2005年11月30日 eo00560地球軌道 (560–21,400 km) [182][183][184]
RadioAstron (Spektr-R) Russian Astro Space Center 2011年7月18日 eo10000地球軌道 (10,000–390,000 km) [185][186]
ASTRO-G JAXA 計画中止 [187]

素粒子観測

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宇宙線電子などの素粒子を宇宙望遠鏡で観察することもある。太陽からの太陽エネルギー粒子線銀河系から来る素粒子の観測に使われる。活動銀河からの超高エネルギー宇宙線を観測するのにも便利である。

名称 管轄機関 打上日 停止日 位置 出典
HEAO 3 (宇宙高エネルギー観測機3号) NASA 1979年9月20日 1981年5月29日 eo0046.4地球軌道 (486.4–504.9 km) [2][3][4]
宇宙磁力フリーフライア(Astromag Free-Flyer) NASA 2005年1月1日 eo00500地球軌道 (500 km) [188][189]
AMS-01 NASA 1988年6月2日 1988年6月12日 eo00500地球軌道 (296 km)
AMS-02 (ISSに設置) NASA 2011年5月16日 eo00500地球軌道 (350-390 km)
反物質および光子宇宙物理観測機能搭載機 (PAMELA) (ロシアのResurs-DK1衛星に搭載) ISA, INFN, RSA, DLR & SNSB 2006年5月15日 eo00350地球軌道 (350–610 km) [190][191]
DAMPE (Dark Matter Particle Explorer) CNSA & CAS 2015年12月17日 eo00500地球軌道 (500 km) [192]

重力波

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重力波を観測するための宇宙望遠鏡も提案されている。中性子星ブラックホールからの重力波を観測する。


名称 管轄機関 打上日 停止日 位置 出典
LISA (宇宙重力波望遠鏡) NASA, ESA 2037年 [193]

参考文献

[編集]
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  2. ^ a b c d NASA - NSSD - Spacecraft - Trajectory Details (HEAO 3)”. NASA. 2008年2月27日閲覧。
  3. ^ a b c NASA - NSSDC - Spacecraft - Details (HEAO 3)”. NASA. 2008年2月27日閲覧。
  4. ^ a b c The High Energy Astrophysics Observatory-3 (HEAO-3)”. NASA (26 June 2003). 2008年2月27日閲覧。
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  7. ^ NASA - NSSD - Spacecraft - Trajectory Details (Compton Gamma Ray Observatory)”. NASA. 2008年2月27日閲覧。
  8. ^ NASA - NSSDC - Spacecraft - Details (Compton Gamma Ray Observatory)”. NASA. 2008年2月27日閲覧。
  9. ^ CGRO Science Support Center”. NASA. 2008年2月27日閲覧。
  10. ^ a b NASA - NSSD - Spacecraft - Trajectory Details (COS-B)”. NASA. 2008年2月27日閲覧。
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  13. ^ The Gamma Satellite”. NASA. 2008年2月29日閲覧。
  14. ^ GLAST Overview - The GLAST Mission”. NASA (19 December 2007). 2008年2月27日閲覧。
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