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スウェーデン宇宙公社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スウェーデン宇宙公社
種類
国有企業
業種 宇宙
設立 1972年
本社 スウェーデンソルナ
主要人物
Lars Persson, CEO
従業員数
600(2009年)
親会社 スウェーデンの行政機関 ウィキデータを編集
ウェブサイト Swedish Space Corporation
スウェーデン宇宙公社のサウスポイント・サテライト・ステーション(米国ハワイ[1]

スウェーデン宇宙公社スウェーデン語: Rymdbolaget: Swedish Space Corporation; SSC)は、スウェーデン国営企業スウェーデン宇宙委員会とともに宇宙関連事業を実施している。

概要

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リモートセンシング事業について可能性の検討、実利用、システム技術・研究開発を含む技術面の実施主体となるため、1972年に政府出資による特殊会社として発足した[2]

SSCは人工衛星観測ロケット、宇宙サブシステム、微小重力研究用実験装置といった様々なタイプの宇宙システムの設計・開発・試験を行っている。日本北海道大学などによる研究グループからも、微小重力下での炭化チタン微粒子生成実験をロケット「MASER14」で請け負ったことがある[3]

管理部門の下にエスレンジ部門、地球観測部門、テレコム部門、科学システム部門、リモートセンシング部門の5部門が存在し、エスレンジ部門以外の各部門はソルナに置かれている[4]。観測ロケット打上げの管理などを行っているエスレンジ部門は子会社でもあるSSCサテライトビルドや環境衛星データセンターとともに、エスレンジ南方約40kmのキルナ近郊に置かれている[4]

近年、SSCが中心となってキルナに宇宙港(スウェーデン・スペースポート)を開設する計画が進められている[4][5]

開発した科学衛星

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テレコム衛星計画の運用

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出典

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  1. ^ SOUTH POINT SATELLITE STATION
  2. ^ SSC Swedish Space Corporation”. ASTER. 2010年8月9日閲覧。
  3. ^ 「炭化チタン、微小重力下で生成」『日経産業新聞』2019年7月18日(先端技術面)。
  4. ^ a b c スウェーデン宇宙公社”. 宇宙航空研究開発機構(JAXA). 2010年8月6日閲覧。
  5. ^ スウェーデンの宇宙船基地”. sorae.jp. 2010年8月6日閲覧。

外部リンク

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