三滝駅
三滝駅[* 1] | |
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ホーム(2007年7月) | |
みたき Mitaki | |
◄JR-B03 横川 (1.1 km) (1.5 km) 安芸長束 JR-B05► | |
所在地 | 広島市西区三滝本町二丁目6-25 |
駅番号 | JR-B04 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■可部線 |
キロ程 |
1.1 km(横川起点) 広島から4.1 km |
電報略号 | タキ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
422人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1930年(昭和5年)10月頃[1] |
備考 |
無人駅(自動券売機 有) 広島市内駅 |
三滝駅(みたきえき)は、広島県広島市西区三滝本町二丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)可部線の駅である。駅番号はJR-B04。
歴史
[編集]当駅周辺の可部線は、以前は太田川放水路(放水路建設前は安川または山手川)東岸を走っており、当駅も太田川東岸に設置されていた(現在の三篠北町公園に記念碑が残る)。1962年(昭和37年)、放水路建設進展に伴い横川 - 安芸長束間線路が放水路西岸の現在線に付替えられると、当駅も放水路西岸の現在位置に移転した。
年表
[編集]- 1930年(昭和5年)10月頃:広島電気線(当時)の大芝公園口停留場(おおしばこうえんぐちていりゅうじょう)として開設。旅客駅[1]。
- 1931年(昭和6年)7月1日:広島電気線が広浜鉄道へ譲渡、同社の停留場となる。
- 1935年(昭和10年)12月1日:大芝公園口駅(おおしばこうえんぐちえき)に昇格[1]。
- 1936年(昭和11年)9月1日:広浜鉄道国有化、鉄道省可部線の三滝駅となる[2]。
- 1962年(昭和37年)10月1日:太田川放水路建設のため現在地へ移転、荷物扱い廃止[3]。乗車券販売、及び改札・集札を車掌が行う駅となる(旅客営業上は無人駅となるが、運転取扱社員は配置継続。)[4]。
- 1972年(昭和47年)9月1日:国鉄(→JR)特定都区市内制度導入に伴い、「広島市内」の駅となる[5]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[1]。
- 1991年(平成3年)
- 2006年(平成18年)
- 7月1日:可部鉄道部廃止に伴い、管轄が広島支社直轄へ変更。
- 2007年(平成19年)
駅構造
[編集]無人駅。構内には自動券売機と簡易型自動改札機がある。ホーム有効長は4両編成分。駅舎は無く、直接構内踏切を通ってホームへ入る。以前はホームの広島側奥に汲取り式便所があったが、撤去後、道路側にプレハブ型男女共用水洗便所が設置されている。
ICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。JR特定都区市内制度における「広島市内」の駅である。
安全側線は無い。線路有効長はやや長く、4両編成を超える列車交換も物理的には可能。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 可部線 | 上り | 横川・広島方面 |
2 | 下り | 緑井・あき亀山方面 |
利用状況
[編集]以下の情報は、「広島市統計書」及び「広島市勢要覧」に基づいたデータである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
1日平均 降車人員 |
---|---|---|
1947年(昭和22年) | 375 | - |
1948年(昭和23年) | 422 | - |
1949年(昭和24年) | 389 | - |
1950年(昭和25年) | 290 | - |
1951年(昭和26年) | 263 | 269 |
年度 | 1日平均 乗車人員 |
年度毎 乗客数 |
年度毎 降車数 |
---|---|---|---|
1952年(昭和27年) | 252.9 | 92,306 | - |
1953年(昭和28年) | 244.0 | 89,061 | - |
1954年(昭和29年) | 244.7 | 89,307 | - |
1955年(昭和30年) | 225.8 | 82,629 | - |
1956年(昭和31年) | 249.0 | 90,903 | - |
1957年(昭和32年) | 272.2 | 99,356 | - |
1958年(昭和33年) | 271.2 | 99,003 | 95,018 |
1959年(昭和34年) | 268.5 | 98,269 | 93,714 |
1960年(昭和35年) | 262.0 | 95,636 | 91,845 |
1961年(昭和36年) | 225.9 | 82,439 | 82,613 |
1962年(昭和37年) | 213.8 | 78,052 | 79,545 |
以上の1日平均乗車人員は、年度毎乗客数を365(閏年が関係する1955・1959年は366)で割った値を、小数点第2位で四捨五入。小数点一位の値にしたものである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
年度毎 総数 |
定期券 総数 |
普通券 総数 |
---|---|---|---|---|
1963年(昭和38年) | 280.4 | 205,269 | 99,306 | 105,963 |
1964年(昭和39年) | 300.0 | 218,993 | 109,094 | 109,899 |
1965年(昭和40年) | 255.0 | 186,165 | 81,624 | 104,541 |
1966年(昭和41年) | 199.9 | 145,935 | 71,664 | 74,271 |
1967年(昭和42年) | 189.4 | 138,676 | 69,238 | 69,438 |
1968年(昭和43年) | 193.2 | 141,060 | 64,372 | 76,688 |
1969年(昭和44年) | 173.4 | 126,582 | 69,384 | 57,198 |
1970年(昭和45年) | 229.6 | 167,577 | 69,018 | 98,559 |
1971年(昭和46年) | 207.7 | 152,016 | 75,324 | 76,692 |
1972年(昭和47年) | 182.0 | 132,884 | 60,662 | 72,222 |
1973年(昭和48年) | 230.0 | 167,902 | 67,870 | 100,032 |
1974年(昭和49年) | 246.0 | 179,584 | 87,160 | 92,424 |
1975年(昭和50年) | 258.8 | 189,465 | 96,120 | 93,345 |
1976年(昭和51年) | 360.0 | 262,820 | 107,862 | 154,958 |
1977年(昭和52年) | 357.9 | 261,267 | 108,096 | 153,171 |
1978年(昭和53年) | 300.3 | 219,231 | 98,536 | 120,695 |
以上の1日平均乗車人員は、乗車数と降車数が同じであると仮定し、年度毎総数を365(閏年が関係する1963・1967・1971・1975年は366)で割った後で、さらに2で割った値を、小数点第2位で四捨五入。小数点一位の値としたものである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1979年(昭和54年) | 279 |
1980年(昭和55年) | 254 |
1981年(昭和56年) | 232 |
1982年(昭和57年) | 221 |
1983年(昭和58年) | 195 |
1984年(昭和59年) | 162 |
1985年(昭和60年) | 160 |
1986年(昭和61年) | 189 |
1987年(昭和62年) | 235 |
1988年(昭和63年) | 270 |
1989年(平成 元年) | 275 |
1990年(平成 2年) | 274 |
1991年(平成 3年) | 285 |
1992年(平成 4年) | 259 |
1993年(平成 5年) | 260 |
1994年(平成 6年) | 303 |
1995年(平成 7年) | 377 |
1996年(平成 8年) | 345 |
1997年(平成 9年) | 295 |
1998年(平成10年) | 485 |
1999年(平成11年) | 477 |
2000年(平成12年) | 456 |
2001年(平成13年) | 455 |
2002年(平成14年) | 454 |
2003年(平成15年) | 458 |
2004年(平成16年) | 439 |
2005年(平成17年) | 427 |
2006年(平成18年) | 424 |
2007年(平成19年) | 467 |
2008年(平成20年) | 484 |
2009年(平成21年) | 493 |
2010年(平成22年) | 495 |
2011年(平成23年) | 497 |
2012年(平成24年) | 503 |
2013年(平成25年) | 513 |
2014年(平成26年) | 507 |
2015年(平成27年) | 535 |
2016年(平成28年) | 542 |
2017年(平成29年) | 561 |
2018年(平成30年) | 550 |
2019年(令和 元年) | 532 |
2020年(令和 2年) | 428 |
2021年(令和 3年) | 422 |
- 乗車数グラフ
駅周辺
[編集]バス路線
[編集]「三滝駅入口」停留所及び「地蔵堂前」停留所より、広島交通による以下の路線バスが発着する。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、278-279頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 大蔵省印刷局, ed (1936-08-28). “鉄道省告示 第254号”. 官報 (国立国会図書館デジタルコレクション) (2898) .
- ^ 「日本国有鉄道公示第389号」『官報』1962年9月22日。
- ^ 「通報 ●可部線の営業キロ程改正について(営業局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1962年9月22日、3面。
- ^ 『国鉄監修 交通公社の時刻表』1972年10月号、巻頭「今月のお知らせ」、p.438「運賃の計算」。
- ^ 『JR西日本広島支社10年史 : 次なる10年に向かって : 1987 - 1997』(西日本旅客鉄道広島支社)p.372
- ^ 『JR西日本広島支社10年史 : 次なる10年に向かって : 1987 - 1997』(西日本旅客鉄道広島支社)p.183
参考書籍
[編集]- 各 広島市統計書
- 各 広島市勢要覧
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 三滝駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道
- JR可部線三滝駅 - ユキサキナビ