大船渡市民文化会館・市立図書館 リアスホール
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大船渡市民文化会館・市立図書館 リアスホール | |
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情報 | |
用途 | 図書館、ホールなど |
設計者 | 新居千秋都市建築設計 |
施工 | 戸田建設・匠建設特定建設工事共同企業体 |
管理運営 | 大船渡市 |
構造形式 | 鉄筋コンクリート造一部鉄骨造 |
建築面積 | 5,238 m² |
延床面積 | 9,128 m² |
階数 | 地上4階、地下1階 |
竣工 | 2009年11月15日 |
所在地 |
〒022-0003 岩手県大船渡市盛町字下舘下18-1 |
座標 | 北緯39度4分40.2秒 東経141度42分36.8秒 / 北緯39.077833度 東経141.710222度座標: 北緯39度4分40.2秒 東経141度42分36.8秒 / 北緯39.077833度 東経141.710222度 |
大船渡市民文化会館・市立図書館 リアスホール(おおふなとしみんぶんかかいかん・しりつとしょかん リアスホール)は、岩手県大船渡市にある複合公共施設。正式名称は、大船渡市民文化会館及び大船渡市立図書館である。
概要
[編集]大船渡市街が少し離れた山裾に建つ[1]。地域の名勝である「穴通磯」をモチーフとしてデザインされている。三陸の海をモチーフとしたデザインは館内にも共通し、ホール内の天井は空を漂う雲、壁は打ち寄せる波、客席は岩や船団、座席モケットはさざ波を表現している。
設計者は新居千秋[1]。同じく新居が手掛けた水戸市立西部図書館は市長の指名に基づき市長の思想を反映して設計した建築物であったのに対し、当施設はプロポーザル方式で選ばれ、50回を超えるワークショップを繰り返すことで設計した建築物である[1]。当初は市民会館として計画されていたが、ワークショップを重ねた結果、市民の要望で図書館機能が追加された[1]。市民会館と図書館の複合施設となったことで、施設全体の稼働率が上がり、結果として個別に整備するよりも費用圧縮ができた[2]。2009年の日本建築大賞を受賞している。
施設
[編集]大船渡市立図書館
[編集]大船渡市立図書館 | |
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リアスホール3階にある大船渡市立図書館入口 | |
施設情報 | |
正式名称 | 大船渡市立図書館[3] |
専門分野 | 総合 |
事業主体 | 大船渡市 |
管理運営 | 大船渡市 |
地図 | |
プロジェクト:GLAM - プロジェクト:図書館 |
原則として大船渡市内在住または市内に通勤・通学している人を対象に貸出を行っているが、当面の間陸前高田市と住田町の住民も資料の貸出可能である。
開館時間
[編集]- 平日:9:00 - 19:00
- 土曜日・日曜日・祝日:9:00 - 17:00
休館日
[編集]毎週火曜日、年末年始(12月29日 - 1月3日)および蔵書点検期間(不定期)。
大船渡市民文化会館
[編集]大船渡市民文化会館 | |
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情報 | |
通称 | リアスホール |
正式名称 | 大船渡市民文化会館[4] |
開館 | 2009年11月15日 |
客席数 | 1,100席(大ホール 1階670席、2階430席) |
設備 | 大ホール、マルチスペースなど |
用途 | コンサート、演劇、講演会など |
運営 | 大船渡市 |
所在地 |
〒022-0003 岩手県大船渡市盛町字下舘下18-1 |
アクセス |
三陸鉄道リアス線 盛駅より 岩手県交通バス利用 ・「県立大船渡病院」行に乗車し、「大船渡警察署前」下車。 JR大船渡線BRT・田茂山駅より 徒歩10分 |
外部リンク | 大船渡市民文化会館・市立図書館 リアスホール |
大ホール
[編集]- 客席:1,100席[1]
- 1階:670席(椅子席652席、車椅子席10席、親子席8席)
- 2階:430席
- 舞台面積:542.21 m2
マルチスペース
[編集]- 客席:244席
- 面積:246.05 m2
東日本大震災
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
- 2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震では大船渡市でも大津波が襲来し、各所に甚大な被害が生じた。当施設は津波被害を免れたものの、本の落下、照明の故障および郷土資料の水濡れが生じた。震災後は270人が寝泊まりする避難所として使用された。
その他の施設
[編集]- 会議室
- 展示ギャラリー
- アトリエ
- 和室・茶室
- スタジオ
- 練習室
周辺
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 藤村龍至「水戸・大船渡・紫波―三つの複合型図書館から見る「複合」の時代的意味―」『図書館雑誌』第110巻第4号、日本図書館協会、2016年4月、214-217頁、NAID 40020782738。
関連項目
[編集]- 由利本荘市文化交流館 カダーレ - リアスホールと同じく新居千秋が設計した。リアスホールと同様にホールと図書館の複合文化施設であり、デザイン面に類似が見られる。
- 小田和正 - 開館時にこけら落とし公演を行った。