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大町駅 (佐賀県)

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大町信号場から転送)
大町駅
駅舎(2023年1月)
おおまち
Ōmachi
江北 (5.1 km)
(2.3 km) 北方
地図
所在地 佐賀県杵島郡大町町大字福母376
北緯33度12分44.69秒 東経130度6分23.18秒 / 北緯33.2124139度 東経130.1064389度 / 33.2124139; 130.1064389座標: 北緯33度12分44.69秒 東経130度6分23.18秒 / 北緯33.2124139度 東経130.1064389度 / 33.2124139; 130.1064389
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)[1]
所属路線 佐世保線[1]
キロ程 5.1 km(江北起点)
電報略号 オマ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線[2]
乗車人員
-統計年度-
235人/日(降車客含まず)
-2016年-
乗降人員
-統計年度-
482人/日
-2016年-
開業年月日 1928年昭和3年)9月1日[3]
備考 無人駅[1]
テンプレートを表示

大町駅(おおまちえき)は、佐賀県杵島郡大町町大字福母にある、九州旅客鉄道(JR九州)佐世保線である[2]

当駅より佐世保方面は長崎支社の管轄となる。

歴史

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駅構造

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島式ホーム1面2線を有する地上駅[2]。駅舎とホームは跨線橋で連絡している。2008年3月に新駅舎が完成したが[8]、元駅舎より小さいものとなった。

国鉄時代末期は一部の特急「みどり」が停車していたが、現在は普通列車のみ停車する。

西九州新幹線の開業を前に、2022年(令和4年)2月27日より佐世保線の当駅 - 高橋駅間が複線化され、当駅は単複境界となった[9]

のりば

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のりば 路線 方向 行先 備考
1 佐世保線 下り 武雄温泉有田早岐方面 佐世保方面は原則早岐で乗り換え
2 上り 江北佐賀鳥栖方面  

利用状況

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2011年度の1日平均乗車人員は288人である[10]

年度 1日平均
乗車人員
2000年 353
2001年 336
2002年 345
2003年 334
2004年 342
2005年 302
2006年 303
2007年 304
2008年 293
2009年 314
2010年 319
2011年 288

駅周辺

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その他

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最長片道切符の起点駅

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大町駅は1988年4月1日から1989年4月30日まで、長崎本線肥前白石駅と共に最長片道切符の起点駅となっていた。

それまでの最長片道切符のルートは松浦線東山代駅を起点とし、宗谷本線天北線音威子府駅を終点とする片道ルートであった。このルートは音威子府駅 - 南稚内駅間で宗谷本線、天北線を経由した環状ルートを形成し、また片道切符の発売条件は同じ駅を2度通らないことであるため、逆方向は認められなかった。

ところが1988年3月31日松浦線松浦鉄道に転換されたことで、九州と本州の境界である門司駅を起点とした場合の九州内の最長ルートは、最後が肥前山口駅(現:江北駅) - 諫早駅間で佐世保線・大村線、長崎本線を経由する環状ルートとなり、肥前山口駅を終点とする経路となった。このルートを最長片道切符に組み込むためには、音威子府駅または肥前山口駅から1駅間をルートから外し、起点:筬島駅または上音威子府駅、終点:肥前山口駅、もしくは起点:大町駅または肥前白石駅、終点:音威子府駅とする必要があった。

ここで、肥前山口駅 - 大町駅、肥前白石駅間の距離は同じ5.1 kmで、音威子府駅からの1駅間はいずれも5.1 kmより長かったため、大町駅と肥前白石駅は双方とも起点駅として成立することになった。最長片道切符の起終点駅が複数存在するのは異例のケースであった。

1989年5月1日に天北線が廃止されたことに伴い、最長片道切符は起点:様似駅、終点:肥前山口駅の片道ルートとなったため、「二重起点」は消滅した。

同じ表記の駅

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  • JR西日本可部線にも大町駅が存在するため、乗車券等における当駅の表記は区別の為に(佐世)の文字が入り、(佐世)大町と表記される。

隣の駅

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九州旅客鉄道(JR九州)
佐世保線
江北駅 - 大町駅 - 北方駅

脚注

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  1. ^ a b c d 小原擁(2015年3月7日). “JR九州:無人化、新たに20駅発表”. 毎日新聞 (毎日新聞社)西部本社朝刊26面。
  2. ^ a b c d 『週刊 JR全駅・全車両基地』 27号 長崎駅・佐世保駅・大村駅ほか75駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年2月17日、24頁。 
  3. ^ a b c d e f g 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、727-728頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  4. ^ 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 1. (1985年1月17日) 
  5. ^ 「直営コンビニ相次ぎ4店」『交通新聞』交通新聞社、1994年3月24日、3面。
  6. ^ 西九州エリアへのICカード乗車券SUGOCAの導入日が決定しました!』(PDF)(プレスリリース)九州旅客鉄道/佐賀県/長崎県、2024年9月4日。オリジナルの2024年9月4日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240904070647/https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2024/09/04/20240904_westkyushu_ic_tikect_sugoca_determining_the_implementation_date.pdf2024年9月4日閲覧 
  7. ^ 西九州エリアにICカード乗車券SUGOCAを導入します!』(PDF)(プレスリリース)九州旅客鉄道/佐賀県/長崎県、2022年8月22日。オリジナルの2022年8月22日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20220822121407/https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2022/08/22/220822_sugoca_area.pdf2022年8月22日閲覧 
  8. ^ れんが調の新大町駅、住民ら開業祝う
  9. ^ JR佐世保線の大町駅と高橋駅の間で複線による運行が開始されました” (PDF). 長崎県 (2022年2月27日). 2022年6月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月10日閲覧。
  10. ^ 佐賀県統計年鑑

関連項目

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外部リンク

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  • 大町駅(駅情報) - 九州旅客鉄道