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大泉学園駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大泉学園駅*
南口(2021年11月)
おおいずみがくえん
Ōizumi-gakuen
SI10 石神井公園 (1.9 km)
(1.6 km) 保谷 SI12
地図
所在地 東京都練馬区東大泉一丁目29-7
北緯35度44分58.3秒 東経139度35分11.6秒 / 北緯35.749528度 東経139.586556度 / 35.749528; 139.586556座標: 北緯35度44分58.3秒 東経139度35分11.6秒 / 北緯35.749528度 東経139.586556度 / 35.749528; 139.586556
駅番号 SI11
所属事業者 西武鉄道
所属路線 池袋線
キロ程 12.5km(池袋起点)
小竹向原から9.1 km
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
[西武 1]78,557人/日
-2023年-
開業年月日 1924年大正13年)11月1日
* 1933年に東大泉駅から改称。
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北口(2021年11月)

大泉学園駅(おおいずみがくえんえき)は、東京都練馬区東大泉にある、西武鉄道池袋線である。駅番号はSI11

歴史

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  • 1924年大正13年)11月1日 - 武蔵野鉄道の東大泉駅として開業。
  • 1933年昭和8年)3月1日 - 大泉学園駅に改称。
  • 1945年(昭和20年)9月22日 - 武蔵野鉄道の合併・改称に伴い、西武農業鉄道の駅となる。
  • 1946年(昭和21年)11月15日 - 西武農業鉄道の社名変更に伴い、西武鉄道の駅となる。
  • 1970年(昭和45年)7月1日 - 貨物営業廃止[1]
  • 1983年(昭和58年)11月12日 - 橋上駅舎を使用開始。
  • 2008年平成20年)3月16日 - 松本零士の漫画キャラクター「車掌」を名誉駅長とし、そのFRP製立像を改札内に設置。零士が一日駅長に就任[2]
  • 2009年(平成21年)3月8日 - 発車メロディに「銀河鉄道999」(タケカワユキヒデ作曲)を採用。駅北口の『銀河鉄道999』壁画(松本零士製作)を除幕。タケカワユキヒデが一日駅長就任[3]
  • 2015年(平成27年)4月10日 - 北口再開発ビル「リズモ大泉学園」へ直結するペデストリアンデッキ口開設。

駅構造

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島式ホーム1面2線を持つ地上駅で、橋上駅舎を有している。

ホーム・南口・北口のいずれもエスカレーターエレベーターが設置され、コンコースとを連絡している。北口とコンコースを連絡するエスカレーターは上り方向のみで、その他は上下両方向が設置されている。

北口に、従来の地上へ下りる出口に加え、再開発ビル「リズモ大泉学園」(「Grand Emio大泉学園」他)へのペデストリアンデッキと直結する出口が2015年4月10日に新設。

トイレは2階改札内コンコースのホーム行エスカレーター・エレベーター手前にあり、多機能トイレも併設されている。

コンコース

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改札内コンコースには2008年3月16日に、松本零士の漫画作品『銀河鉄道999』などに登場するキャラクター「車掌」のFRP立像(高さ 165 cm、重量 30 kg)が設置された。これは同日に開催されたイベント「ねりたんアニメプロジェクト in 大泉」の一環として置かれたもので、「車掌」は同日より当駅の「名誉駅長」とされた。また、松本は当日に一日駅長を務めた[2]

この他、筐体に『銀河鉄道999』のキャラクターが描かれた清涼飲料水自動販売機も設置されている。

のりば

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ホーム 路線 方向 行先
1 SI 池袋線 上り 練馬池袋新木場渋谷横浜方面
2 下り 所沢飯能西武秩父方面

(出典:西武鉄道:駅構内図

  • 中ほどから飯能寄りにかけては停車する電車とホームの隙間が広く、下り線の2番ホームには2009年後半に注意喚起放送が導入されている。

発車メロディ

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2009年3月8日から、映画『銀河鉄道999』の主題歌「銀河鉄道999」を発車メロディに採用した[3]編曲は作曲者であるタケカワユキヒデが担当した。1番ホームではサビ部分、2番ホームではAメロ冒頭部分のアレンジをそれぞれ使用している。

これは同日に開催されたイベント「ねりたんアニメプロジェクト in 大泉 2009」の一環として採用されたもので、タケカワは当日に一日駅長を務めた[3]

利用状況

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2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員78,557人であり[西武 1]、西武鉄道全92駅中第8位。

西武鉄道で接続線のない途中駅としては最多であり、2019年までは唯一8万5千人を超えていた。朝ラッシュ時に運行する通勤準急など、「通勤」を冠した列車種別はいずれも当駅に停車する。1988年から2001年まで1本のみ設定されていた通勤快速は、当初は所沢始発で途中は当駅にのみ停車していた。2009年度統計では、利用者の大幅な増加があった小竹向原駅(2009年度:9万1,536人)に抜かれ、1つ順位を下げている。

各年度の1日平均乗降乗車人員の推移は下表の通り。

年度別1日平均乗降人員[4]
年度 1日平均
乗降人員[5]
1日平均
乗車人員[6]
出典
1956年(昭和31年) 9,124 [* 1]
1957年(昭和32年) 10,643 [* 2]
1958年(昭和33年) 12,235 [* 3]
1959年(昭和34年) 13,898 [* 4]
1960年(昭和35年) 15,959 [* 5]
1961年(昭和36年) 18,230 [* 6]
1962年(昭和37年) 20,619 [* 7]
1963年(昭和38年) 23,252 [* 8]
1964年(昭和39年) 26,974 [* 9]
1965年(昭和40年) 30,197 [* 10]
1966年(昭和41年) 32,234 [* 11]
1967年(昭和42年) 34,115 [* 12]
1968年(昭和43年) 34,903 [* 13]
1969年(昭和44年) 36,093 [* 14]
1970年(昭和45年) 36,942 [* 15]
1971年(昭和46年) 37,475 [* 16]
1972年(昭和47年) 38,288 [* 17]
1973年(昭和48年) 38,885 [* 18]
1974年(昭和49年) 39,545 [* 19]
1975年(昭和50年) 38,992 [* 20]
1976年(昭和51年) 39,208 [* 21]
1977年(昭和52年) 39,318 [* 22]
1978年(昭和53年) 39,416 [* 23]
1979年(昭和54年) 39,273 [* 24]
1980年(昭和55年) 39,074 [* 25]
1981年(昭和56年) 39,030 [* 26]
1982年(昭和57年) 39,170 [* 27]
1983年(昭和58年) 39,984 [* 28]
1984年(昭和59年) 39,849 [* 29]
1985年(昭和60年) 40,315 [* 30]
1986年(昭和61年) 41,047 [* 31]
1987年(昭和62年) 41,210 [* 32]
1988年(昭和63年) 41,630 [* 33]
1989年(平成元年) 41,504 [* 34]
1990年(平成02年) 42,038 [* 35]
1991年(平成03年) 42,836 [* 36]
1992年(平成04年) 42,348 [* 37]
1993年(平成05年) 42,044 [* 38]
1994年(平成06年) 41,545 [* 39]
1995年(平成07年) 40,995 [* 40]
1996年(平成08年) 40,490 [* 41]
1997年(平成09年) 79,116 39,532 [* 42]
1998年(平成10年) 77,836 39,082 [* 43]
1999年(平成11年) 76,342 38,331 [* 44]
2000年(平成12年) 75,570 37,937 [* 45]
2001年(平成13年) 75,513 37,962 [* 46]
2002年(平成14年) 75,520 37,990 [* 47]
2003年(平成15年) 77,448 39,025 [* 48]
2004年(平成16年) 77,945 39,275 [* 49]
2005年(平成17年) 79,342 39,973 [* 50]
2006年(平成18年) 80,799 40,697 [* 51]
2007年(平成19年) 82,833 41,684 [* 52]
2008年(平成20年) 83,995 42,186 [* 53]
2009年(平成21年) 84,089 42,208 [* 54]
2010年(平成22年) 83,002 41,574 [* 55]
2011年(平成23年) 81,725 40,941 [* 56]
2012年(平成24年) 82,786 41,443 [* 57]
2013年(平成25年) 84,006 42,087 [* 58]
2014年(平成26年) 83,628 41,921 [* 59]
2015年(平成27年) 85,597 42,869 [* 60]
2016年(平成28年) 86,759 43,479 [* 61]
2017年(平成29年) 87,981 44,052 [* 62]
2018年(平成30年) 88,104 44,137 [* 63]
2019年(令和元年) 87,359 43,735 [* 64]
2020年(令和02年) [西武 2]64,601
2021年(令和03年) [西武 3]69.496
2022年(令和04年) [西武 4]75,513
2023年(令和05年) [西武 1]78,557

駅周辺

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箱根土地西武グループの源流となる企業)が学園都市として開発を行ったが、大学などの高等教育機関の誘致に失敗し名前だけが残った。そのため、駅周辺に存在する教育機関は土地開発に関連して設置されたものではない。近隣には当駅の名称に類似した「大泉学園町」という町名があるが、当地から1km以上離れている。

東映東京撮影所が位置しているため、芸能関係に就業している居住者が多い。

北口

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南口

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バス路線

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注記なきものは西武バスの運行。

大泉学園駅南口

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1番のりば
2番のりば
  • 泉38-1:長久保 ※朝のみ運転
3番のりば
4番のりば
  • 吉61-1・吉61-3:新座栄
  • 吉61・泉35-6:都民農園セコニック
  • 荻15・泉35-1・泉35-4:長久保 ※「荻15」の一部便は朝のみ運転

大泉学園駅北口

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1番のりば
2番のりば
  • 泉32朝霞駅南口
  • 泉31:都民農園セコニック ※本数少
  • 泉31-1:新座栄 ※本数少
  • 泉33:成増駅南口
  • 泉37:長久保 ※本数少
3番のりば
4番のりば(整備工場前・「大泉学園駅北口」停留所)
  • 南口2番・4番のりばに停車する全路線と北口2番乗り場からの泉31・31-1・37及び北口1番乗り場からの泉31深夜の各系統。都民農園セコニック行、新座栄行、長久保行のみ停車し、それ以外は客扱いを行わない。
  • 大泉学園駅南口方面からの路線は「大泉学園駅北口」として、また大泉学園駅北口始発の路線は「整備工場前」として案内される。

この他に、池袋駅東口発小手指駅北口行きの Midnight S-tarmine(深夜急行バス)が「大泉学園駅」停留所(大泉通り沿い)に停車する(降車扱いのみで乗車不可)。

隣の駅

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西武鉄道
SI 池袋線
快速急行・急行・快速
通過
通勤準急(上り池袋方面のみ運転、当駅まで各駅に停車)
練馬駅 (SI06) ← 大泉学園駅 (SI11)保谷駅 (SI12)
通勤急行(上り池袋方面のみ運転)・準急・各駅停車
石神井公園駅 (SI10) - 大泉学園駅 (SI11) - 保谷駅 (SI12)

脚注

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出典

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  1. ^ 『写真で見る西武鉄道100年』(ネコ・パブリッシング)65ページ
  2. ^ a b 「ねりたんアニメプロジェクト in 大泉」に協力します (PDF) - 西武鉄道ニュースリリース 2008年2月28日
  3. ^ a b c 3月8日(日)アニメのまち、練馬区が「ねりたんアニメプロジェクト in 大泉 2009」を開催します。 (PDF) - 西武鉄道ニュースリリース 2009年3月3日
  4. ^ 練馬区統計書 - 練馬区
  5. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  6. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都

利用状況

[編集]
東京都統計年鑑
  1. ^ 東京都統計年鑑(昭和31年) (PDF)
  2. ^ 東京都統計年鑑(昭和32年) (PDF)
  3. ^ 東京都統計年鑑(昭和33年) (PDF)
  4. ^ 東京都統計年鑑(昭和34年)
  5. ^ 東京都統計年鑑(昭和35年)
  6. ^ 東京都統計年鑑(昭和36年)
  7. ^ 東京都統計年鑑(昭和37年)
  8. ^ 東京都統計年鑑(昭和38年)
  9. ^ 東京都統計年鑑(昭和39年)
  10. ^ 東京都統計年鑑(昭和40年)
  11. ^ 東京都統計年鑑(昭和41年)
  12. ^ 東京都統計年鑑(昭和42年)
  13. ^ 東京都統計年鑑(昭和43年)
  14. ^ 東京都統計年鑑(昭和44年)
  15. ^ 東京都統計年鑑(昭和45年)
  16. ^ 東京都統計年鑑(昭和46年)
  17. ^ 東京都統計年鑑(昭和47年)
  18. ^ 東京都統計年鑑(昭和48年)
  19. ^ 東京都統計年鑑(昭和49年)
  20. ^ 東京都統計年鑑(昭和50年)
  21. ^ 東京都統計年鑑(昭和51年)
  22. ^ 東京都統計年鑑(昭和52年)
  23. ^ 東京都統計年鑑(昭和53年)
  24. ^ 東京都統計年鑑(昭和54年)
  25. ^ 東京都統計年鑑(昭和55年)
  26. ^ 東京都統計年鑑(昭和56年)
  27. ^ 東京都統計年鑑(昭和57年)
  28. ^ 東京都統計年鑑(昭和58年)
  29. ^ 東京都統計年鑑(昭和59年)
  30. ^ 東京都統計年鑑(昭和60年)
  31. ^ 東京都統計年鑑(昭和61年)
  32. ^ 東京都統計年鑑(昭和62年)
  33. ^ 東京都統計年鑑(昭和63年)
  34. ^ 東京都統計年鑑(平成元年)
  35. ^ 東京都統計年鑑(平成2年)
  36. ^ 東京都統計年鑑(平成3年)
  37. ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
  38. ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
  39. ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
  40. ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
  41. ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
  42. ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
  43. ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
  44. ^ 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
  45. ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
  46. ^ 東京都統計年鑑(平成13年)
  47. ^ 東京都統計年鑑(平成14年)
  48. ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
  49. ^ 東京都統計年鑑(平成16年)
  50. ^ 東京都統計年鑑(平成17年)
  51. ^ 東京都統計年鑑(平成18年)
  52. ^ 東京都統計年鑑(平成19年)
  53. ^ 東京都統計年鑑(平成20年)
  54. ^ 東京都統計年鑑(平成21年)
  55. ^ 東京都統計年鑑(平成22年)
  56. ^ 東京都統計年鑑(平成23年)
  57. ^ 東京都統計年鑑(平成24年)
  58. ^ 東京都統計年鑑(平成25年)
  59. ^ 東京都統計年鑑(平成26年)
  60. ^ 東京都統計年鑑(平成27年)
  61. ^ 東京都統計年鑑(平成28年)
  62. ^ 東京都統計年鑑(平成29年)
  63. ^ 東京都統計年鑑(平成30年)
  64. ^ 東京都統計年鑑(平成31年・令和元年
西武鉄道の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 駅別乗降人員(2023年度1日平均)” (pdf). 西武鉄道. 2024年6月21日閲覧。
  2. ^ 駅別乗降人員(2020年度1日平均) - ウェイバックマシン(2021年9月23日アーカイブ分)、2022年8月18日閲覧
  3. ^ 駅別乗降人員(2021年度1日平均) - ウェイバックマシン(2022年7月8日アーカイブ分)、2022年8月18日閲覧
  4. ^ 駅別乗降人員(2022年度1日平均)” (pdf). 西武鉄道. 2023年7月22日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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