大住有加
獲得メダル | ||
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日本 | ||
柔道 | ||
ワールドコンバットゲームズ | ||
金 | 2013 サンクトペテルブルク | 70kg級 |
中山 有加(なかやま ゆか、旧姓大住、1988年12月5日 - )は、徳島県出身の元女子柔道家で現在はブラジリアン柔術選手である。階級は63kg級。身長174cm。組み手は左組み。段位は四段。得意技は寝技(とりわけ三角絞)[1]。
経歴
[編集]柔道は3歳の時に佐古真導館で始めた[1]。松茂中学から徳島北高校に進むが、高校まで際立った成績はなかった[1]。2007年に環太平洋大学へ進学すると力を付けて、4年の時には学生体重別団体で優勝を飾った[1]。2011年にJR東日本所属となると、2012年の講道館杯70kg級では2位となった。2013年の選抜体重別でも2位だった[1]。その後、「70kg級だと国際大会でパワー負けするが、63kg級に下げれば174cmの長身が活かせる」として階級を63kg級にすると、実業個人で優勝した[2]。ワールドコンバットゲームズ団体戦では70kg級での出場となったが、3戦全勝でチームの優勝に貢献した[1]。講道館杯63kg級では3位だった[1]。2014年の選抜体重別では、決勝で大学時代の同期であるコマツの片桐夏海を指導3で破り優勝を飾った[1]。2017年の講道館杯では3位になった[1]。2018年の体重別では3位だった[3]。その後、結婚して中山姓になった。2019年の全日本選手権東京予選では52㎏級の中村美里を上四方固で破るなどして3位になるも、本戦では初戦で東海大学1年の佐藤陽子に反則負けすると、現役引退を表明した。引退後はJR東日本柔道部のコーチとして後進の指導にあたっていたが[4]、退社し柔術に転向した[5]。
戦績
[編集]70kg級での戦績
- 2010年 - 学生体重別 5位
- 2010年 - 学生体重別団体 優勝
- 2012年 - 実業個人 3位
- 2012年 - 講道館杯 2位
- 2012年 - グランプリ・青島 5位
- 2013年 - 選抜体重別 2位
- 2013年 - グランドスラム・モスクワ 5位
63kg級での戦績
- 2013年 - 実業個人 優勝
- 2013年 - ワールドコンバットゲームズ団体戦 優勝
- 2013年 - 講道館杯 3位
- 2014年 - 選抜体重別 優勝
- 2014年 - グランドスラム・チュメニ 7位
- 2016年 - 実業団体 2位
- 2016年 - アジアオープン・台北 2位
- 2016年 - 講道館杯 5位
- 2017年 - 講道館杯 3位
- 2018年 - 体重別 3位
(出典[1]、JudoInside.com)。
テレビ出演
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j 「柔道全日本強化選手名鑑 2018」近代柔道 ベースボールマガジン社、2018年4月号
- ^ 「第43回全日本実業柔道個人選手権大会」近代柔道 ベースボールマガジン社、2013年10月号 51頁
- ^ 平成30年全日本選抜柔道体重別選手権大会
- ^ 「全日本女子選手権トピックス&クローズアップ」近代柔道 ベースボールマガジン社、2019年6月号 18頁
- ^ “【Colors03】グラップリング戦に出場。柔道出身の寝技師、中山有加「強くなりたいから柔術へ」”. MMAPLANET. (2024年8月1日) 2024年8月13日閲覧。
- ^ 炎の体育会TV