土古町
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土古町 | |
---|---|
北緯35度6分41.34秒 東経136度51分34.43秒 / 北緯35.1114833度 東経136.8595639度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
市町村 | 名古屋市 |
区 | 港区 |
町名制定[1] | 1921年(大正10年)8月22日 |
面積 | |
• 合計 | 0.18981951 km2 |
人口 | |
• 合計 | 2,390人 |
• 密度 | 13,000人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
455-0068[4] |
市外局番 | 052(名古屋MA)[5] |
ナンバープレート | 名古屋 |
土古町(どんごちょう)は、愛知県名古屋市港区の地名。現行行政地名は土古町1丁目から土古町4丁目と土古町字屋敷地[2][6]。住居表示未実施[7]。
地理
[編集]名古屋市港区中央北部に位置する[8]。東は泰明町、南は港北町、北は川西通に接する[8]。土古町字屋敷地は、土古町3丁目の北西端の八剱社の敷地内に僅かに残存する[6]。
字一覧
[編集]土古町の一部には小字が残る。土古町の小字は以下の通り[9][6]。消滅した字については背景色 で示す。読みが特定できるものについては括弧内に示す。
字 | 字 |
---|---|
落杁東山起(おちいりひがしやまおこし) | 角田 |
十枚物 | 新極メ(しんぎわめ) |
新極メ下山起(しんぎわめしもやまおこし) | 西一ノ三角 |
西上百間 | 西川田 |
西中田 | 西二ノ三角 |
八反歩下山起 | 東一ノ三角 |
東上百間通 | 東川田 |
東二ノ三角 | 東百間下山起 |
福井田 | 前田中田 |
屋敷地 | 横割 |
歴史
[編集]1740年(元文5年)に成瀬隼人正の控地を鈴木新助が開発して成立した土古山新田を前身とする。田園地帯が1935年(昭和10年)に鐘淵紡績により取得され、芦原となったが、戦時中に市内中学生の勤労奉仕により再び水田となった[10]。
町名の由来
[編集]土古山は荒子川の砂州が小高い丘となっていたものを指していたとされる[11]。また、同じ組を指す「同伍」が転じて土古となったともされるが、未詳[11]。
行政区画の変遷
[編集]- 1740年(元文5年) - 愛知郡土古山新田が開発される。
- 1889年(明治22年)10月1日 - 合併に伴い、愛知郡明徳村大字土古山新田となる[1]。
- 1906年(明治39年)5月10日 - 合併に伴い、小碓村大字土古山新田となる[1]。
- 1921年(大正10年)
- 1937年(昭和12年)10月1日 - 港区成立に伴い、同区土古町となる[1]。
- 1961年(昭和36年)3月28日 - 一部が港北町・泰明町・東土古町に分割される[1]。また、川西通に一部が編入される[12]。
世帯数と人口
[編集]2019年(平成31年)3月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[3]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
土古町 | 1,090世帯 | 2,390人 |
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口の推移
1995年(平成7年) | 2,877人 | [13] | |
2000年(平成12年) | 2,571人 | [14] | |
2005年(平成17年) | 2,572人 | [15] | |
2010年(平成22年) | 2,519人 | [16] | |
2015年(平成27年) | 2,386人 | [17] |
学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる[18]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[19]。
番・番地等 | 小学校 | 中学校 | 高等学校 |
---|---|---|---|
全域 | 名古屋市立小碓小学校 | 名古屋市立港北中学校 | 尾張学区 |
施設
[編集]- 名古屋市営新土古荘[20]
- 水谷医院[8]
- 土古おおぞら保育園 - 1961年6月23日に「名古屋市土古保育園」として開園[21]。2019年4月1日に社会福祉法人愛名が運営を引き継ぎ現名称となる[22]。
- 名古屋市立小碓小学校[8]
- 真宗大谷派幸福寺[8]
-
名古屋市立小碓小学校
-
幸福寺
その他
[編集]日本郵便
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g 名古屋市計画局 1992, p. 841.
- ^ a b “愛知県名古屋市港区の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2017年4月8日閲覧。
- ^ a b “町・丁目(大字)別、年齢(10歳階級)別公簿人口(全市・区別)”. 名古屋市 (2019年3月20日). 2019年3月21日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2019年3月17日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年1月6日閲覧。
- ^ a b c “名古屋市道路認定図”. 名古屋市. 2021年3月23日閲覧。「名古屋市港区土古町」のページを参考とした。
- ^ 名古屋市役所市民経済局地域振興部住民課町名表示係 (2015年10月21日). “港区の町名一覧”. 名古屋市. 2020年11月15日閲覧。
- ^ a b c d e 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 1533.
- ^ 諸戸満夫 1985, p. 33.
- ^ 港区制施行五十周年記念事業実行委員会 1987, p. 544.
- ^ a b 港区制施行五十周年記念事業実行委員会 1987, p. 576.
- ^ 名古屋市計画局 1992, p. 840.
- ^ 総務省統計局 (2014年3月28日). “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年5月30日). “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ “市立小・中学校の通学区域一覧”. 名古屋市 (2018年11月10日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ “平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ “市営住宅一覧(港区)”. 名古屋市. 2022年8月22日閲覧。
- ^ 名古屋市広報課 編「さよなら昭和36年 市政1年の歩み」『広報なごや』第161号、名古屋市役所、4頁、1961年12月5日。
- ^ “当園について”. 土古おおぞら保育園. 2022年8月22日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年4月14日閲覧。
参考文献
[編集]- 港区制施行五十周年記念事業実行委員会 編『名古屋市港区誌』港区制施行五十周年記念事業実行委員会、名古屋市港区役所、1987年10月1日。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5。
- 名古屋市計画局『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年3月31日。全国書誌番号:93012879。
- 諸戸満夫『土古山回顧 小碓村いまむかし』愛知県郷土資料刊行会、名古屋、1985年。ISBN 4871610373。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]ウィキメディア・コモンズには、土古町に関するカテゴリがあります。
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