哀愁のロッカリア
表示
「哀愁のロッカリア」 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
エレクトリック・ライト・オーケストラ の シングル | ||||||||
初出アルバム『『オーロラの救世主』』 | ||||||||
B面 | ポーカー | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | 7インチ・シングル | |||||||
ジャンル | シンフォニーロック | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル |
ジェット・レコード() ユナイテッド・アーティスツ・レコード() | |||||||
作詞・作曲 | ジェフ・リン | |||||||
プロデュース | ジェフ・リン | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
| ||||||||
エレクトリック・ライト・オーケストラ シングル 年表 | ||||||||
| ||||||||
|
「哀愁のロッカリア」 (Rockaria!) は、エレクトリック・ライト・オーケストラが1976年に発表した楽曲。アルバム「オーロラの救世主」に収録されている。
概要
[編集]タイトルは「ロック」と「アリア」の鞄語であり、曲調の方でもロックとアリアの融合が行われている。また、歌詞は「クラシック音楽に夢中なアリア歌手にロックンロールを教え込もうとする[注 1]」というものになっており、曲の終盤ではタイトル通り、ロックの楽器をバックにアリアが歌われる。アリアを歌っているのはメアリー・トーマス。
ライヴでも定番曲となった。前述のアリアパートは高音域を発声することができるケリー・グロウカットが担当した。彼がバンドを去った後のステージではアリアパートそのものがカットされた。現在のコンサートでは、ツアーメンバーのMelanie Lewis-McDonaldが歌っている。
その他
[編集]- アリアパートの歌詞はドイツ語で、「Weit, hinter in die ferne, man hört, man höret die muzik(遠くから、あなたは聴こえる、音楽が聴こえる)」と歌っている。これを英訳した歌詞を、曲中3回目のアリアパートのバックでジェフが歌っている。
- 曲中には著名なクラシック作曲家である「ワグナー」「ベートーヴェン」「プッチーニ」「ヴェルディ」の名が登場する。また、ベートーヴェンの名が歌われる箇所には、運命の有名なリフがピアノによって挿入されている。
- 冒頭のアリアパートでは、よく聴くと一度歌い直していることがわかる。普通ならカットされる所を、面白いと思ったジェフによってそのまま残された。
- 一部のCDプレスでは、この部分はオミットされている。
- 2012年10月に、ジェフ・リンがELO時代の曲をセルフカバーした『Mr. Blue Sky: The Very Best of Electric Light Orchestra』のiTunes Store限定ボーナストラックに収録されている。アリアパートはジェフの娘であるローラが歌っている。
- アローン・イン・ザ・ユニバースツアーではセットリストに入れられている。ツアーメンバーのLain Hornalとヴォーカルを分け合っている。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 曲の後半では、実は彼女はロックンロールを歌えることが判明し、逆に教え込もうとされる。