イーヴィル・ウーマン
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「イーヴィル・ウーマン」 | ||||
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エレクトリック・ライト・オーケストラ の シングル | ||||
初出アルバム『フェイス・ザ・ミュージック』 | ||||
B面 | 10538 序曲 (Live Version) | |||
リリース | ||||
規格 | 7インチ・シングル | |||
録音 | ミュンヘン、ミュージックランド・スタジオ(1975年) | |||
ジャンル | ブルー・アイド・ソウル | |||
時間 | ||||
レーベル |
ジェット・レコード() ユナイテッド・アーティスツ・レコード() | |||
作詞・作曲 | ジェフ・リン | |||
プロデュース | ジェフ・リン | |||
チャート最高順位 | ||||
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エレクトリック・ライト・オーケストラ シングル 年表 | ||||
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「イーヴィル・ウーマン」 (Evil Woman) は、エレクトリック・ライト・オーケストラが1975年に発表した楽曲。シンフォニー風の楽曲に代わって、全盛期ELOにとって、1973年の「ショウ・ダウン」に次ぐソウル/R&Bサウンドを導入した曲である。1976年にヒットした。
解説
[編集]ブルーアイド・ソウル、ディスコ風の編曲となっている。タイトル及び歌詞の「悪女」が誰を意識したものなのかは不明[注 1]。
アルバム「フェイス・ザ・ミュージック」の他の収録曲は既にバンド録音が済んでいたが、もう一曲ほどアルバムに必要だと考えたジェフが、彼にとっても異例の速さで書き上げた。このような作曲背景と裏腹に、結果的にシングルカットされ、英米共にヒットした。これはグループにとって初の快挙である。
コンサートでは毎回のように取り上げられ、盛り上げ役として多くは二曲目に演奏される[注 2]。また、第57回グラミー賞授賞式では、この曲のショートバージョンとミスター・ブルー・スカイがメドレーで披露された[注 3]。
詳細
[編集]- * 2012年10月に、ジェフ・リンがELO時代の曲をセルフカバーした『Mr. Blue Sky: The Very Best of Electric Light Orchestra』を発表、オリジナルの女声コーラスは彼の娘のローラが担当した。[1]。
- 歌詞中の「There's a hole in my head where the rain comes in(頭に雨漏りの穴がある)」は、ザ・ビートルズの楽曲「フィクシング・ア・ホール」へのオマージュと見られている。
- 同アルバムに収録されている「ナイトライダー」のストリングスパート(3:15-3:19)が逆再生されて、クライマックス(2:40-2:44[注 4])に挿入されている。ジェフ曰く、「ぴったりハマった時は驚いた」。アルバムフェイス・ザ・ミュージックには多くの逆回転音源が使われており、これもその一環だったと思われる。この曲はオリジナルではフェードアウトして終わるが、コンサートでは発表当時から21世紀までこの部分をリフレインして終わっている。
- 2006年に発売されたベスト盤「All Over the World: The Very Best of Electric Light Orchestra」の二曲目[注 5]に収録された。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ ミスターブル-スカイ ELO 2022年2月4日