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ショウダウン (曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「ショウダウン」
エレクトリック・ライト・オーケストラシングル
B面 イン・オールド・イングランド・タウン (インストゥルメンタルバージョン)
リリース
規格 7インチ・シングル
録音 Air Studios(1973年)
ジャンル シンフォニック・ロック
時間
レーベル
作詞・作曲 ジェフ・リン
プロデュース ジェフ・リン
チャート最高順位
エレクトリック・ライト・オーケストラ シングル 年表
ロール・オーバー・ベートーヴェン
(1973年)
ショウダウン
(1973年)
いとしのベル
(1974年)
ミュージックビデオ
「Showdown」(Live) - YouTube
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ショウダウン」 (Showdown) は、エレクトリック・ライト・オーケストラ1973年に発表した楽曲。彼らの初期の代表曲のひとつ。

概要[編集]

暗い雰囲気のパンクナンバー。ジェフはマーク・ボランのギターを借りて弾いている。

発表されてから現在までコンサートの定番曲であり、累計演奏回数は「ロール・オーバー・ベートーヴェン」に次いで非常に僅差で2位、オリジナル曲では1位である[1]

この曲はイギリスでの発売当時はアルバム未収録曲だったが、アメリカで発売される際に「第三世界の曙」のA面最後に収録された。その後、数々のベストアルバムに収録されたほか、リマスター版の「第三世界の曙」では、英米共に収録されている。

その他[編集]

  • ワーキングタイトルは"Bev's Trousers"、後に"All Over The World"。
  • アメリカのラジオインタビューにて、ジョン・レノンはこの曲をお気に入りに挙げた。彼は自身の曲「アイ・アム・ザ・ウォルラス」を引き合いに出しながら「ELOはビートルズの息子だ。」とコメントした後、ラジオにこの曲を流した。
  • 歌詞に「It's so real, the suffering (これは現実だ、苦痛だ)」とあるところを、コンサートでは現在まで「It's a real submarine(これは完全に潜水艦だ)」と歌っている。これについては、デル・シャノンに「潜水艦についての曲だったらクールじゃないか」と助言されらからだという説と、とあるステージで具合の悪いジェフの代わりにボーカルを務めたマイク・デ・アルバカーキの歌い間違いから生まれたという説がある。
  • 2012年10月に発表された、ジェフ・リンがELO時代の曲をセルフカバーしたアルバム『Mr. Blue Sky: The Very Best of Electric Light Orchestra』に収録された。オリジナルよりも少しディスコ風のアレンジになっている。オリジナルの女声ボーカル部分はジェフの娘であるローラが担当した。

脚注[編集]

出典[編集]

外部リンク[編集]