北海道ハイテクノロジー専門学校
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(北海道ハイテクアスリートクラブから転送)
北海道ハイテクノロジー専門学校 | |
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北緯42度54分26秒 東経141度35分03秒 / 北緯42.90722度 東経141.58417度座標: 北緯42度54分26秒 東経141度35分03秒 / 北緯42.90722度 東経141.58417度 | |
英称 | Hokkaido High-Techhnology College |
学校種別 | 専門学校 |
設置者 | 学校法人滋慶学園 |
創立年 | 1988年 |
学校コード | H101323100015 |
所在地 | 〒061-1374 |
外部リンク |
www |
Portal:教育 プロジェクト:学校/専修学校テンプレート |
北海道ハイテクノロジー専門学校(ほっかいどうハイテクノロジーせんもんがっこう)とは北海道恵庭市恵み野北2丁目に所在する、学校法人滋慶学園が運営する専門学校である。地元で「ハイテク」と称される。
概観
[編集]医療、生物工学、情報技術、などを学ぶ学生数はおよそ1300名でうち社会人は18.9パーセント[1]である。
救急救命士学科、視能訓練士学科、義肢装具士学科、eスポーツプロフェッショナルゲーマー専攻、プロジェクションマッピング専攻、など道内または国内で初設置となる養成過程[2][3]が複数ある。
札幌ドーム1.5個分となる約20,000平方メートルの敷地に、校舎8棟[4]、学生寮4棟、学生食堂、屋内運動施設のハイテクアリーナ、日本初の屋内陸上トラックのインドアスタジアム[4]があり、全校舎と里美ハイムを除く学生寮は外壁が茶色に統一している。これら施設は北海道ハイテクACが練習拠点とするほかに市民も使用可能[5]である。
2016年に恵庭市と包括連携協定を締結[6]するなど「産学官協働教育」[7]を図っている。
沿革
[編集]年表
[編集]- 1987年 - 学校法人産業技術学園を設立し、北海道知事から設置申請が認可[8]される。
- 1988年 - 第1校舎完成、恵庭市の支援を受けて北海道ハイテクノロジー専門学校を開校[8]する。
- 1989年 - 第2校舎、ピラミッド型温室が竣工する。
- 1992年 - 第3校舎完成
- 1994年 - 第4校舎完成
- 1997年 - 第5校舎完成(早稲田情報センタービルを取得[8])
- 2001年 - 第6校舎完成
- 2003年 - 北海道エコ・コミュニケーション専門学校を本校から独立して開校[8]する。
- 2004年 - 第7校舎完成(前年に閉校した北海道早稲田情報科学専門学校の校舎[8])
- 2006年 - 第8校舎完成、インドア・スタジアム完成、北海道ハイテク・アスリートクラブ結成[8]
- 2010年 - インドア・アリーナ完成[8]
- 2011年 - 北海道エコ・コミュニケーション専門学校日本語学科を北海道ハイテクノロジー専門学校へ移管[8]する。
- 2013年 - スポーツ学科、柔道整復師学科、鍼灸学科を北海道メディカル・スポーツ専門学校として本校から独立して開校[8]する。
- 2016年 - 恵庭市と「包括連携協定」及び「災害時における協力体制に関する協定」を締結[6]する。
- 2018年 - 運営する学校法人産業技術学園が学校法人滋慶学園と合併。本校は学校法人滋慶学園の運営となる。
- 2021年 - 分離独立した北海道メディカル・スポーツ専門学校を再び北海道ハイテクノロジー専門学校に統合、看護学科・視能訓練士学科・歯科衛生士学科・臨床工学技士学科を札幌看護医療専門学校に分離。
学科・コース
[編集]- ITメディア学科 (3年制)
- ゲームクリエイター専攻
- プログラマ専攻
- デザイン・CG専攻
- eスポーツプロフェッショナルゲーマー専攻
- プロジェクションマッピング専攻
- ドローン専攻
- AI専攻
- ホワイトハッカー専攻
- 救急救命士学科 (3年制)
- 義肢装具士学科 (3年制)
- スポーツトレーナー学科(2年制)
- 柔道整復師学科(3年制)
- 鍼灸師学科(3年制)
- 医療事務学科(2年制)
- キャリアデザイン・公務員学科(1年制)
- 日本語学科 (1年制)
クラブ活動
[編集]現在は廃部となっている
北海道ハイテクAC
[編集]北海道ハイテクノロジー専門学校 | |
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正式名称 | 北海道ハイテク・アスリートクラブ |
愛称 | 北海道ハイテクAC |
競技種目 | 陸上競技 |
創設 | 2006年 |
本拠地 | 北海道恵庭市 |
ウェブサイト | 公式サイト |
北海道ハイテク・アスリートクラブは2006年に設立された陸上競技の運動部、実業団である。略称は「北海道ハイテクAC」[10]。
- 沿革
- 2006年 - インドア・スタジアム完成、北海道ハイテクAC結成。
- 2008年 - 福島千里が北京オリンピックに出場[10]。
- 2012年 - 福島千里がロンドンオリンピックに出場[10]。
- 2013年 - 小中学生を対象にしたジュニア部創設[11]。
- 2016年 - 福島千里がリオデジャネイロオリンピックに出場。
- 2017年 - 福島千里がプロ転向により退団[12]。
- 2020年 - 中村宏之監督が勇退、後任に北風沙織が就任(2021年 - 退団)[13]。
所属選手
[編集]- 京谷萌子(走高跳)
- 島田雪菜(短距離走)
- 星汰一(短距離)
- 髙橋祐輔(110m障害)
- 村岡柊有(100m障害)
- 吉田明香里(短距離)
過去の所属選手
[編集]- 福島千里(100m・200m短距離走)
- 在学時から好記録で北京オリンピックに出場し、卒業後は職員として競技活動を続けてリオデジャネイロオリンピックに出場した。
- 北風沙織(100m短距離走)
- 佐藤真有(400m短距離走):所属第1号[14]
- 寺田明日香(100mハードル競走)
- 熊谷史子(100mハードル競走)
- 野村有香(100m・400mハードル競走)
- 畑善子(走幅跳)
- 馬場友也(100m短距離走)
- 仁井有介(100m短距離走)
- 中西麻耶(陸上競技障害クラスT44・F44)
施設
[編集]- 研究施設
- ピラミッド型温室
- 共有施設
- JikeiレストランMEGUMINO - ラ・デュース恵み野の1階にあるレストランで食事ができる。
- 図書館 - 第7校舎に併設されている図書館。
- 駐車場 - 学生・職員は無料で利用できる駐車場が併設されている。
- スポーツ施設
- インドア・スタジアム - 130mの直線トラック5レーンやトレーニングルームなどがある屋内スポーツ施設。
- インドア・アリーナ - バスケットボール、フットサル、テニスなどができる屋内運動施設。
- 寮
- 恵庭ハイム
- 恵み野ハイム
- 若草ハイム
- 里美ハイム
- 老人ホーム
- ラ・デュース恵み野
- ラ・デュース中島
周辺
[編集]- 恵庭市役所恵み野出張所
- 恵庭リサーチ・ビジネスパークセンタービル
- 恵庭恵み野中郵便局
- 恵庭市立図書館
- ローソン恵み野北店
- ラ・デュース恵み野
- 恵み野会館
- 専門学校日本福祉リハビリテーション学院
- 恵み野中央公園
- 恵庭市立恵み野中学校
- コープさっぽろ恵み野店
アクセス
[編集]- JR千歳線恵み野駅東口より徒歩12分
- えにわコミュニティバス循環Bコース「恵み野駅東口」発のバス停留所「図書館」に下車、徒歩2分
- 恵み野駅東口よりスクールバスが無料で運行
出身著名人
[編集]姉妹校
[編集]- 北海道エコ・動物自然専門学校
- 北海道メディカル・スポーツ専門学校
- 札幌ベルエポック美容専門学校
- 札幌ベルエポック製菓調理専門学校
- 札幌スクールオブミュージック専門学校
- 札幌放送芸術専門学校
脚注
[編集]- ^ 本校について 北海道ハイテクノロジー専門学校 2017年2月27日閲覧。
- ^ 『ここにしかない学び-eスポーツプロフェッショナルゲーマー専攻、プロジェクションマッピング専攻を新設!』(プレスリリース)学校法人産業技術学園 北海道ハイテクノロジー専門学校、2016年8月17日 。2017年4月6日閲覧。
- ^ プロゲーマーなど育成 ハイテク専門学校、ITメディア学科に2専攻新設 2016年7月28日付 苫小牧民報社 2017年2月27日閲覧。
- ^ a b 施設・設備 北海道ハイテクノロジー専門学校 2017年2月27日閲覧。
- ^ スポーツサポートシステム 北海道ハイテクノロジー専門学校 2017年2月27日閲覧。
- ^ a b 本学園と恵庭市との「包括連携協定」および「災害時における協力体制に関する協定」を締結しました。 2016年2月24日 北海道ハイテクノロジー専門学校 2017年2月27日閲覧。
- ^ 産学官協同教育 北海道ハイテクノロジー専門学校 2017年2月27日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i “学校案内 建学の理念 沿革”. 北海道ハイテクノロジー専門学校. 2014年4月20日閲覧。
- ^ “第21回YOSAKOIソーラン祭り受賞チーム 奨励賞”. YOSAKOIソーラン祭り公式サイト. 2014年4月20日閲覧。
- ^ a b c “北海道ハイテクACとは”. ハイテクA.C. 2014年4月20日閲覧。
- ^ 『北海道ハイテクアスリートクラブ・ジュニア部創設について』(PDF)(プレスリリース) 。2015年6月29日閲覧。
- ^ 福島千里がプロ転向「初の10秒台を目標に」陸上 2017年1月20日付 朝日新聞 2017年2月27日閲覧。
- ^ 【北のチャレンジャー】陸上ハイテクAC北風「4刀流」新監督 スポーツ報知 2020年11月25日
- ^ “130m屋内トラックが完成”. 千歳民報. (2006年12月18日) 2015年1月20日閲覧。
参考文献
[編集]- 『日本人が五輪100mの決勝に立つ日 (日文新書)』(中村宏之(著)、日本文芸社、2011/7、ISBN 978-4-537-25854-7)
- 『福島千里の走りを身につける! 中村式 走力アップトレーニング』(中村宏之(著)、洋泉社、2011/9、ISBN 978-4-86248-792-6)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 北海道ハイテクノロジー専門学校
- 「北海道ハイテクACブログ」 powered by Ameba - ウェイバックマシン(2009年7月1日アーカイブ分)
- 北海道ハイテクアスリートクラブFacebook
- 北海道ハイテク・エコ専門学校-無限永華-
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