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制作2部青春ドラマ班

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

制作2部青春ドラマ班』(せいさくにぶせいしゅんドラマはん)は、1987年10月4日から12月27日まで、テレビ朝日系列で毎週日曜20:00 - 20:54(JST)に全12話が放送された、東宝制作のテレビドラマ

概要

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かつてのテレビドラマ番組の人気ジャンル「青春ドラマ」を再びテレビによみがえらせようと、連続テレビドラマ『それゆけ!青春』を担当するディレクター・大沢佑介が、「時代遅れ」と上司や同僚の反発を受けながらもテレビドラマ制作に奮闘する姿を描く。

フジテレビ系列の「月9」枠にて展開されていた、業界ドラマシリーズ(1987年4月 - 12月)に端を発するブームに乗る形で制作された作品[1]で、本作品の制作局でもあるテレビ朝日を舞台とし、劇中劇として展開される青春ドラマ『それゆけ!青春』の放送時間も本作品と同じ日曜20時台として設定されている。また劇中には、『象印クイズヒントでピント』や『ニュースシャトル』など、本作品と同時期に放送されたテレビ朝日制作の番組も複数登場した。

一方で、視聴者には前述した番組内容が「時代遅れ」と映ったようで[1]視聴率は平均5%台(ビデオリサーチ、関東地方)と低迷し[注釈 1]、当初全26回が予定されていた本作品も1クール(3か月)で打ち切られた[1]。12月での打ち切りは第3話終了後に早々と通告されたということで、ある関係者は「10%は可能と思っていたが、青春ものと業界ものを絡めようとしてもどっちつかずで、今後も視聴率上昇が望めないと判断されたことで終了時期を早めた」と話している[2]。番組終了後、2022年現在に至るまで地上波・衛星波での再放送や映像ソフトの販売、それに動画配信サイトの配信は行われていない。

キャスト

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スタッフ

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主題歌

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  • 「もう一度抱きたい」 中村雅俊

放送日程

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放送回 放送日 サブタイトル 演出
1 10月04日 ザ・オーディション 中山史郎
2 10月11日 デタガリ新人類
3 10月18日 くたばれ視聴率 船越太郎
4 10月25日 深夜にドキ!女がふたり!?
5 11月08日
[注釈 2]
混浴で友情しちゃおう! 中山史郎
6 11月15日 17歳で同棲OK!?
7 11月22日 体験しなきゃオクレてる…!? 船越太郎
8 11月29日 女は腕力でラブコール!
9 12月06日 浪花節だよ、青春もの! 中山史郎
10 12月13日 オジンもツッパレ!青春ごっこ
11 12月20日 今がチャンスのプロポーズ!? 竹内正男
12 12月27日 青春ドラマは永遠に不滅です

脚注

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注釈

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  1. ^ 週刊TVガイド 1987年11月27日号の「REPORT」の記事内には「(裏番組の)独眼竜政宗には歯が立たず」とある[1]
  2. ^ 11月1日は世界女子バレーボール中継のため放送休止。

出典

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  1. ^ a b c d 週刊TVガイド 1987年11月27日号 p.42「REPORT・『制作2部―』打ち切り!後番組は刑事もので」
  2. ^ ザテレビジョン 1987年11月13日号 p.40「THE REPORT『鳴り物入り 中村雅俊「―青春ドラマ班」が早くも年内終了!?』」
テレビ朝日系列 日曜20:00 - 20:54
前番組 番組名 次番組
痛快!婦警候補生やるっきゃないモン!
(1987年3月29日 - 9月27日)
制作2部青春ドラマ班
(1987年10月4日 - 12月27日)
ニュータウン仮分署
(1988年1月10日 - 4月3日)