富川悠太
とみかわ ゆうた 富川 悠太 | |
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プロフィール | |
愛称 | トミー |
出身地 | 日本 愛知県名古屋市 |
国籍 | 日本 |
生年月日 | 1976年9月3日(48歳) |
血液型 | A型 |
最終学歴 | 横浜国立大学教育学部小学校教員養成課程体育専攻 |
所属事務所 | オフィス・プレンティージャパン |
職歴 | テレビ朝日(1999年4月1日 - 2022年3月31日) |
活動期間 |
1999年 - 2022年(テレビ朝日アナウンサーとして) 2022年 - (ジャーナリストとして) |
ジャンル | 報道 |
配偶者 | あり |
公式サイト | オフィス・プレンティージャパン |
担当番組・活動 | |
出演経歴 |
『報道ステーション』 『スーパーJチャンネル』 『報道ステーション SUNDAY』など |
富川 悠太(とみかわ ゆうた、1976年9月3日[1] - )は、日本のジャーナリスト、トヨタ自動車社員[2]。元テレビ朝日アナウンサー。
来歴・人物
[編集]- 生い立ち
東京都立国立高等学校、横浜国立大学教育学部小学校教員養成課程体育専攻を卒業。
子供の頃はプロ野球選手に憧れ、高校時代は野球部に所属。副主将でポジションはショート[3]。当時はいわゆる「牛乳瓶の瓶底」のような黒縁眼鏡をかけていた。大学でも体育を専攻。小学校の教員免許も取得した[4]。大学生時代には、母校・国立高野球部の助監督も務めていた[3]。
- 職務経歴
1999年4月、テレビ朝日に入社[3]。アナウンサーとして入社した時には、スポーツを志望。最終面接で「報道だけはやりたくない」と言ったほど、最初は報道には消極的だった[3]。
入社2年目の2000年に『スーパーJチャンネル』のミニコーナー「世にも明るいニュース」を担当[5]。小宮悦子から厳しく指導を受けた[5]。「うまくリポートする、という小手先のテクニックではなく、カメラワークから編集まで含めて、ニュースをどう見せるか。テレビマンとしての基礎をとことん学んだ」という[5]。
報道番組のリポーターとしての活動がメインで、『報道ステーション』では政局や事件を追いかける一方、2007年までは『スーパーJチャンネル』で街の面白い噂やグルメを追いかけたりと、硬軟問わず担当した。
2002年以降はテレビ朝日で放送される時代劇などへのチョイ役の出演も果たすようになった。2002年3月に『八丁堀の七人』の最終話に一瞬登場。この時は『スーパーJチャンネル』で番組の取材をした際に富川のほうから担当者に直接頼んで出演に至ったとのこと。また富川は大の『暴れん坊将軍』フリークなのでその縁で、2002年放送の『暴れん坊将軍XII』第6話に特別出演させてもらえる機会を得て、2002年8月9日の『スーパーJチャンネル』の中で富川の出演シーンをリポートしたコーナーも放送された。2007年新春ドラマスペシャル『マグロ』(石原プロモーション制作)にもチョイ役ではあるが出演し、この時も2006年12月22日の『スーパーJチャンネル』で紹介された。
2014年12月には、同年8月に筋萎縮性側索硬化症(ALS)で亡くなったいとこの富川睦美を取り上げた『笑顔の約束〜難病ALSを生きる〜』に出演。同番組は2015年11月に日本民間放送連盟のテレビ教養部門で優秀賞を受賞。
2016年4月11日に古舘伊知郎の後任として『報道ステーション』のメインキャスターに就任[6]。1985年に開始し2004年に終了した『ニュースステーション』の久米宏(当時41歳)、『報道ステーション』前任者の古舘(当時49歳)は、ふたりとも40代で同番組キャスターに就任したのに対し、富川は30代での就任となった[7][注 1]。なおテレビ朝日は富川のメインキャスター就任初回放送の直前、当日昼に『徹子の部屋』(2016年4月11日昼放送)に富川を初出演させた[8]。
2016年末、オリコンで毎年年末に発表される「好きなアナウンサーランキング」において富川は初のランクインを果たし8位にランクされた[9]。また女性が選ぶ「好きな男性アナウンサーランキング」でも、10位にランクされた[9][注 2]。
2020年4月9日に体調不良を訴え、検査を受けた結果、11日に新型コロナウイルスの陽性が確認されたため、13日からの『報道ステーション』への出演を見合わせた[10][11]。これを受け他局の報道番組・新聞・ネットニュースなどでも大々的に報道される事態となった。入院治療を続け、21日に2度のPCR検査で陰性となり退院し[12]、自宅療養に入り[12]、6月4日におよそ50日ぶりに番組へ復帰[13]。なお富川が新型コロナに感染する前は、富川が月~木にメインキャスターとして出演し、金曜だけは小木逸平がメインキャスターとして出演する体制であったが、富川が感染し降板していた間は、月~金すべてに小木が出演する体制を取った。そして富川の入院・自宅療養からの復帰後、『報道ステーション』のキャスターの体制は諸事情もあり、元には戻らず、月曜・火曜・水曜は小木が担当[14]、富川は以前よりも担当曜日数が減る形で木曜と金曜のみを担当する体制となった[14][15]。
2022年2月25日、3月末をもってテレビ朝日を退社することが発表された[16][17]。
同年4月1日、トヨタ自動車に入社[18][2]。所属はオフィス・プレンティージャパン。
2022年9月、俳優の香川照之が不祥事を起こし、出演していたトヨタ自動車のCMを降板したことを受け、後任としてトヨタ自動車のCMに出演することになった[19]。2022年12月からはトヨタの広報動画「トヨタイムズニュース」のキャスターを務める。
パーソナルデータ
[編集]出演番組
[編集]テレビ朝日アナウンサー
[編集]報道・情報番組
期間 | 番組名 | 役職 | |
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時期不明 | スーパーJチャンネル | 各種コーナーレポーター | |
2000年4月 | 2001年9月 | やじうまワイド | 火曜日朝刊コーナー担当 |
2002年4月 | 2003年3月 | うるおい宣言! | 司会 |
2003年4月 | 2004年3月 | 気になる! | |
2003年10月 | やじうまプラス | 月~木曜日芸能コーナー担当 | |
2004年4月 | 2016年3月 | 報道ステーション | レポーター兼古舘伊知郎の代行キャスター |
2011年10月 | 報道ステーション SUNDAY | サブキャスター | |
2016年4月 | 2018年9月 | 報道ステーション | メインキャスター |
2018年10月 | 2020年5月 | 月~木曜日メインキャスター | |
2020年6月 | 2021年9月 | 木・金曜日メインキャスター | |
2021年10月 | 2022年3月 | 金曜日メインキャスター |
その他
- 第81回全国高等学校野球選手権大会中継 - アルプススタンドリポーター(朝日放送)
- ぷらちなロンドンブーツ[5]
- 八丁堀の七人(第3シリーズ) 最終話(2002年3月11日)- ただし出演クレジットはなかった。
- 暴れん坊将軍XII 第6話「怪盗キツネ小僧! 裏切られた幼な心」(2002年8月12日)
- 新春ドラマスペシャル「マグロ」(第一部)(2007年1月4日)- 大間のスーパーの店員・悠太役
- 志村&鶴瓶のあぶない交遊録(毎年1月2日に放送)- 「志村・鶴瓶VSナイナイ 元祖英語禁止ボウリング」にてコーナー司会を担当(2003年 - 2013年)。
- 緊急報道特番“悲運のプリンス”はなぜ、殺されたのか!?金正男氏暗殺の真実(2017年2月25日)
- 緊急スペシャル生放送「ありがとう!真央ちゃん」独占映像で振り返る完全保存版!(2017年4月11日)
- 選挙ステーション - リポーター → 3代目メインキャスター
同期アナウンサー
[編集]関連項目
[編集]- テレビ朝日のアナウンサー一覧
- 森田京之介 - 元テレビ東京アナウンサー。富川より年下であるが、トヨタ自動車社員としては先輩に当たる。
脚注
[編集]- ^ 『報道ステーション』メインキャスター就任後も古舘との交流は続いている。
- ^ なおこの時にランクインした他のアナウンサーは、この年で5年連続1位になり殿堂入りした日本テレビアナウンサー・桝太一、同じく日本テレビ出身のフリーアナウンサー・羽鳥慎一、朝日放送(現:朝日放送テレビ)出身のフリーアナウンサー・宮根誠司、自身がキャスターを務めている『報ステ』前任者の古舘、NHKアナウンサー・武田真一等であり、常連者たちが連なっていた。
- ^ a b “富川悠太(とみかわゆうた)のプロフィール・画像・出演スケジュール 【スタスケ】(1000003843)”. ザテレビジョン. 2020年5月1日閲覧。
- ^ a b “報ステ富川アナ、転職先はトヨタ テレ朝会長「驚いた」”. 産経ニュース (2022年3月29日). 2022年4月6日閲覧。
- ^ a b c d 日刊スポーツ 2016年10月2日 30面「日曜日のヒーロー・1018」
- ^ “テレビ朝日アナウンサーズ 富川悠太”. 朝日テレビ. 2017年9月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月1日閲覧。
- ^ a b c d “富川 悠太”. TV asahi (2016年4月9日). 2016年4月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年4月9日閲覧。
- ^ “「報ステ」古舘氏後任に富川悠太アナ”. デイリースポーツ (2016年1月8日). 2016年1月8日閲覧。
- ^ “古舘伊知郎 『報ステ』富川アナに深夜の熱血指導”. NEWSポストセブン (小学館). (2016年9月26日) 2020年4月21日閲覧。
- ^ 徹子の部屋バックナンバー 2016年4月11日 徹子の部屋
- ^ a b “『第12回 好きな男性アナウンサー』日テレ桝アナが5連覇で殿堂入り”. ORICON NEWS (oricon ME). (2016年12月9日) 2020年4月21日閲覧。
- ^ “「報道ステーション」富川アナ コロナ感染で出演見合わせ”. 文春オンライン (文藝春秋). (2020年4月11日). オリジナルの2020年4月11日時点におけるアーカイブ。 2020年4月21日閲覧。
- ^ “テレ朝「報道ステーション」富川悠太アナ 新型コロナ「陽性」に”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2020年4月11日) 2020年4月11日閲覧。
- ^ a b “テレ朝富川悠太アナ退院 報ステ「2度の検査陰性」”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2020年4月21日) 2020年4月21日閲覧。
- ^ “テレ朝・富川アナ「どこで感染したのか思い当たらない」発症前後の行動を説明”. SANSPO.COM (産経デジタル). (2020年6月4日) 2020年6月5日閲覧。
- ^ a b c “出演者”. 朝日テレビ. 2022年4月1日閲覧。
- ^ “『報ステ』富川アナ“復帰”も立場ナシ! 代打アナが大人気に”. exciteニュース (2020年6月27日). 2020年7月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月1日閲覧。
- ^ “テレビ朝日の富川悠太アナが退社「捲土重来を期して新しい現場へ」…「報ステ」は3月で卒業”. スポーツ報知. (2022年2月25日) 2022年2月25日閲覧。
- ^ “テレ朝富川悠太アナウンサーが退社「報道ステーション」は3月いっぱいで卒業「新しい現場へ」”. 日刊スポーツ (2022年2月25日). 2022年2月25日閲覧。
- ^ “テレ朝・富川悠太アナがトヨタに再就職 直接報告を受けた早河会長「正直驚きました」”. デイリースポーツ. (2022年3月29日) 2022年3月29日閲覧。
- ^ 香川照之「トヨタイムズ」降板直前に収録済み…元テレ朝・富川悠太アナ起用の「絶妙すぎる」タイミング FLASH、2022年9月19日閲覧