マライア・メイ
マライア・メイ Mariah May | |
---|---|
2024年 | |
プロフィール | |
リングネーム |
マライア・メイ セクシー・ダイナマイト・プリンセス |
本名 | マライア・メイ・ミード |
ニックネーム |
Fighting Princess リアルバービー |
身長 | 173cm |
体重 | 62kg |
誕生日 | 1998年8月4日(26歳) |
出身地 |
イギリス イングランド ロンドン |
所属 | AEW |
スポーツ歴 | 陸上競技 |
デビュー | 2019年2月2日 |
マライア・メイ (Mariah May、1998年8月4日 - ) はイギリスの女子プロレスラー。イングランド・ロンドン出身。
来歴
[編集]1998年8月、ロンドン北部のイズリントンで建築業を営む家族のもとに生まれた。2歳上の兄の影響でプロレスを知り、プロレスラーを志す。
2018年にリングアナウンサーとしてデビュー[1]。
2019年2月2日、 ニーナ・サミュエル戦でプロレスラーデビューする[2]。6月にはデビューから4ヶ月ながらWWEのトライアウトを受けた[3][4]。その後も、レボリューション・プロレスリングなどの欧州の様々な団体に上がり、インディー団体では王座を戴冠した経験も持つ。
しかし、新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、1年3か月間もの間マット界から離れることとなった。その間に日本マット界への参戦を志すようになる[5]。コロナ禍から明けた2022年にはアメリカなど欧州以外の世界各地の団体に参戦した。
スターダム時代
[編集]2022年12月29日、スターダム両国国技館大会に白川未奈の復帰戦にザイヤ・ブルックサイドと共に入場。試合後、白川、ザイヤと共に新タッグの「Club Venus(クラブ・ヴィーナス)」を結成[6]。翌1月から行われるTRIANGLE DERBY Ⅰにエントリーした。その後、リーグ戦後もスターダムで活動している[7]。
3月25日のNEW BLOOD Premiumでは、カード変更により「セクシー・ダイナマイト・プリンセス」として登場した[8]。
4月28日、スターダム所属になったことを自身のTwitterにて明かした[9]。
6月18日、汐留大会にて5★STAR GP 2023出場権争奪ランブルに出場。羽南と共に最後まで生き残り、5★STAR GPへの出場権を勝ち取った[10]。
6月25日、白川未奈とのタッグ“ROSE GOLD”[11]としてゴッデス・オブ・スターダム王座を獲得。スターダム所属後初の王座戴冠となった[12]。
7月22日から5★STAR GP 2023に参戦。しかし、リーグ戦が佳境となった9月下旬にロッシー小川がマライアの退団を仄めす[13]。
29日のNEW BLOODでは、セクシー・ダイナマイト・プリンセスの仮面が剥がれ、正体がマライアと判明した[14]。
スターダム最終戦となる9月30日の羽南との5★STAR GP最終公式戦は双方感極まった表情で試合し、最後は羽南のセブンティーンの前に敗れた[15][16]。
人生で初めての長期リーグ戦は3勝6敗の勝ち点6で完走。翌日10月1日の早朝に帰国した[17]。
10月に発表されたプロレスリング・イラストレーテッド誌の「PWI Women's 250」では95位にランクインした。
AEW時代
[編集]2023年11月8日、ポートランドで行われた「AEW Dynamite」のバックステージに姿を見せ、AEWと契約を交わしたことを発表した[18]。そこでは「タイムレス」トニー・ストームのファンとして紹介される[19]。その後、ストームとの師弟関係を結ぶ[20]。
2024年1月3日、AEWで初試合を行い、勝利[21]。3月からはAEWにおいてストームの過去のコスチュームを模したそれを着用し登場するようになる[22][23]。
4月からスターダム時代の盟友である白川未奈がAEWに参戦し[24]、ストームのAEW女子世界王座に挑戦することが決まると、2人の間で板挟み状態となるが[25][26]、白川対ストームの試合後には3人仲良く引き上げるという大団円を迎えた[27]。
7月10日、オーエン・ハート杯女子トーナメント決勝でウィロー・ナイチンゲールを破り優勝、8月25日に地元ロンドンのウェンブリー・スタジアムで行われるビッグマッチ「ALL IN」でストームのAEW女子世界王座に挑戦することが決定するが、ストームと2人で花道を引き上げる際に突如反旗を翻し、ストームをハイヒールで殴打し大流血に追い込んだ[28]。迎えた「ALL IN」では流血しながらもストームに勝利し、AEW女子世界王座を戴冠した[29]。
得意技
[編集]- Happily Ever After
- 『いつまでも幸せに』の意。
- ツームストーン・パイルドライバー。
- Once upon a Time
- おとぎ話などの冒頭で使われる『むかしむかし』の意。
- 変形の雁之助クラッチ。
- セクシー
- ペディグリー。
- セクシー・ダイナマイト・プリンセス時のフィニッシュ・ムーブ[30]
- リップロック
- セクシー・ダイナマイト・プリンセス時に見せたムーブ[31]。
タイトル歴
[編集]- 第28代ゴッデス・オブ・スターダム王座
- w / 白川未奈
脚注
[編集]- ^ “Mariah May Twitter”. February 8, 2022閲覧。
- ^ Founds (February 25, 2020). “Indie Spotlight: Mariah May”. belltobelles.com. February 8, 2022閲覧。
- ^ “U.K. and Europe’s top female wrestlers attend WWE tryout in London”. wwe.com (June 6, 2019). February 8, 2022閲覧。
- ^ “Mariah May chats about Her WWE Tryout, William Regal”. lovewrestling.ca (April 22, 2021). September 2, 2022閲覧。
- ^ “【週末は女子プロレス♯102】英国から参戦レスラーはまるでバービー人形「ルックスで目を引くのは全然OK」「日本はもうホームよ」”. ENCOUNT. 2023年5月23日閲覧。
- ^ “2022年12月29日 『JRA中山競馬場 presents STARDOM DREAM QUEENDOM 2022』”. スターダム✪STARDOM. 2023年2月8日閲覧。
- ^ “【週末は女子プロレス♯102】英国から参戦レスラーはまるでバービー人形「ルックスで目を引くのは全然OK」「日本はもうホームよ」”. ENCOUNT. 2023年5月23日閲覧。
- ^ “謎のセクシー・ダイナマイト・プリンセスがプロレスデビュー!”. バトル・ニュース. 2023年6月3日閲覧。
- ^ “https://twitter.com/MariahMayx/status/1651793325660176384”. Twitter. 2023年6月25日閲覧。
- ^ “2023年6月18日 『STARDOM in SHIODOME Day2』”. スターダム✪STARDOM. 2023年6月20日閲覧。
- ^ “【スターダム】ゴッデス王座に挑む白川未奈&マライア・メイ のタッグチーム名が”ROSE GOLD”(ローズゴールド)に決定! | プロレスTODAY” (2023年6月19日). 2023年6月25日閲覧。
- ^ “https://twitter.com/wwr_stardom/status/1672888277551181827”. Twitter. 2023年6月25日閲覧。
- ^ “https://twitter.com/rossystardom/status/1705862207748370552?t=VFA8OQlVq0SPySomXrAXDQ&s=19”. X (formerly Twitter). 2023年10月1日閲覧。
- ^ “謎のセクシー・ダイナマイト・プリンセスの正体判明も真相は闇の中「今日どうやってここに来たかも覚えてないわ?」”. バトル・ニュース. 2023年10月1日閲覧。
- ^ 松熊洋介. “【スターダム】マライア・メイがラストマッチ「STARDOM is BEST」抱擁で別れ - プロレス : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2023年10月1日閲覧。
- ^ “「故郷で待つあの娘に『あなたにも出来る』って教えてあげたい」世界を魅了した“リアルバービー”マライア・メイがスターダムを離れ帰国”. バトル・ニュース. 2023年10月1日閲覧。
- ^ “https://twitter.com/rossystardom/status/1708250578810531855?t=RDaVySOCYGQQZ0aRWScgTA&s=19”. X (formerly Twitter). 2023年10月1日閲覧。
- ^ “AEW Dynamite Results for November 8, 2023” (英語). AEW Official Website (2023年11月8日). 2023年11月9日閲覧。
- ^ “Mariah May signs with AEW, debuts on Dynamite” (英語). F4W/WON (2023年11月9日). 2024年6月25日閲覧。
- ^ “Okada & The Elite trios debut announced for AEW Collision” (英語). F4W/WON (2024年3月7日). 2024年6月25日閲覧。
- ^ Rueter, Sean (2024年1月3日). “Mariah May’s in-ring debut was set-up for Deonna Purrazzo’s AEW one” (英語). Cageside Seats. 2024年6月25日閲覧。
- ^ “AEW Full Gear 2022: Best photos of Jamie Hayter winning the Interim AEW Women's World Championship” (英語). Wrestling Junkie (2022年11月21日). 2024年6月25日閲覧。
- ^ @MariahMayx (2024年3月4日). "2024年3月5日午前6:10(JST)のツイート". X(旧Twitter)より2024年6月25日閲覧。
- ^ “【スターダム】白川未奈がAEW女子王座に興味 王者トニー・ストームと因縁「ベルトも奪っちゃうけど?」”. 東スポWEB (2024年5月25日). 2024年6月25日閲覧。
- ^ “【スターダム】白川未奈 〝禁断の扉〟でAEW世界女子王者トニー・ストームに挑戦決定「世界の女子プロレスの中心に立つ」”. 東スポWEB (2024年6月6日). 2024年6月25日閲覧。
- ^ @AEW_jp (2024年6月6日). "2024年6月6日午後2:38のツイート". X(旧Twitter)より2024年6月25日閲覧。
- ^ 千葉修宏. “【禁断の扉】白川未奈、王者トニー・ストームに惜敗もマライアめぐる三角関係は解決!? - プロレス : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2024年7月9日閲覧。
- ^ “【AEW】元相棒マライア・メイが女子王者トニー・ストームに反旗「今、AEWはマライア一色なの」”. 東京スポーツ. (2024年7月19日) 2024年8月10日閲覧。
- ^ a b “【AEW】マライア・メイがトニー・ストーム破り世界女子王座奪取! 観戦の白川未奈は複雑な表情”. 東スポWEB (2024年8月26日). 2024年8月26日閲覧。
- ^ “謎のセクシー・ダイナマイト・プリンセスがプロレスデビュー!”. バトル・ニュース. 2023年6月3日閲覧。
- ^ “謎のセクシー・ダイナマイト・プリンセスの正体判明も真相は闇の中「今日どうやってここに来たかも覚えてないわ?」”. バトル・ニュース. 2023年10月1日閲覧。
外部リンク
[編集]- Mariah May マライア・メイ (@MariahMayx) - X(旧Twitter)
- Mariah May マライア・メイ (@mariahmayx) - Instagram
- Mariah May - YouTube