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八木紀一郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
八木 紀一郎
マルクス経済[1]
生誕 (1947-02-11) 1947年2月11日(77歳)
研究機関 (機関)摂南大学
研究分野 進化経済学
制度経済学
オーストリア学派
母校 東京大学文学部文学士
名古屋大学経済学修士・博士課程単位取得)
学位 京都大学経済学博士
博士課程
指導教員
平田清明
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八木 紀一郎(やぎ きいちろう、1947年2月11日 - )は、日本マルクス経済学者。専門は、進化経済学制度経済学オーストリア学派学位は、経済学博士京都大学論文博士・1989年)。京都大学名誉教授。元摂南大学学長。元経済理論学会代表幹事

オーストリア学派研究の日本における第一人者であり、カール・メンガーオイゲン・フォン・ベーム=バヴェルクヨーゼフ・シュンペーターなどを論じている。フリードリヒ・ハイエク全集(春秋社)の編集委員である。

略歴

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2001年から2004年まで経済理論学会幹事、2010年から経済理論学会第12代代表幹事、2003年から2005年まで経済学史学会代表幹事、2003年から2006年まで進化経済学会副会長をそれぞれ務める。東京財団仮想制度研究所 (VCASI) フェローも務める。

著書

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単著

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  • 『オーストリア経済思想史研究――中欧帝国と経済学者』(名古屋大学出版会、1988年)- 博士論文
  • 『経済思想』(日本経済新聞社[日経ビジネス文庫]、1993年、日経文庫、2011年)
  • 『近代日本の社会経済学』(筑摩書房、1999年)
  • 『ウィーンの経済思想――メンガー兄弟から20世紀へ』(ミネルヴァ書房、2004年)
  • 『社会経済学――資本主義を知る』(名古屋大学出版会、2006年)
  • 『国境を越える市民社会地域に根ざす市民社会―現代政治経済学論集』(桜井書店、2017年)
  • 『20世紀知的急進主義の軌跡―初期フランクフルト学派の社会科学者たち』(みすず書房、2021年)

共著

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編著

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共編著

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訳書

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脚注

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外部リンク

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先代
竹本洋
経済学史学会代表幹事
2003年 - 2007年
次代
高哲男
先代
柴垣和夫
経済理論学会代表幹事
2010年 - 2016年
次代
河村哲二