全世界仏教サミット
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全世界仏教サミット(ぜんせかいぶっきょうサミット、英:the world buddhist summit)は、世界五大陸51か国(2019年時点[1])の仏教指導者が集い、21世紀の仏教の発展や世界の平和などを目指して、数年に一度開催する会議である。
初代会長は宗教法人念佛宗三寶山無量壽寺の開祖・久世圓心定、第2代会長はモンゴルのガンダン寺管長ハンバラマ・D・チョイジャムツ。この会議は、インドのコルカタに本部を置く仏教団体インド大菩提会(1891年設立)が提唱し、日本からは唯一、同会議のメンバーである仏教宗派「念佛宗三寶山無量壽寺」が運営およびスポンサーとして協力している[2][3]。
『週刊朝日』(1998年発行)は、念佛宗無量壽寺はダライ・ラマ14世に2億円の布施をしたという話もあると報道した[3]。
開催地
[編集]- 第1回 - 日本(1998年)[4]
- 第2回 - タイ(2000年)[5]
- 第3回 - カンボジア(2002年)[5]
- 第4回 - タイ(2005年)[5]
- 第5回 - 日本(2008年)[9][10]
- 第6回 - 日本(2014年)[12]
- 第7回 - スリランカ(2017年)[17]
- スリランカ首相官邸に隣接した大会議場にて開催。スリランカの大統領マイトリパーラ・シリセーナを主賓として、首相ラニル・ウィクラマシンハなどの政府関係者、スリランカの仏教三宗四派の管長、47か国の僧侶、王室・国際団体・国家指導者・文化人が出席。カンボジア国王ノロドム・シハモニ、ブータン王女アシ・デチェン・ワンチュク、ラオス大統領ブンニャン・ウォーラチット等の祝辞が披露された。会議では、「世界平和のための仏教」をテーマに討議が交わされた。共同宣言では、全世界の仏教徒の強固な結束、全世界への仏教興隆、「仏教の日」推進などを要旨とする内容が発表された。[18]
脚注・出典
[編集]- ^ 「ウガンダ共和国副大統領を迎え「仏教の日」を祝う」『サンデー毎日』2019年5月5-12日GW合併号、2019年、193ページ。
- ^ 京都新聞1998年(平成10年)4月1日(水曜日)30ページ
- ^ a b 産廃疑惑/ダライ・ラマを招待した謎の新興宗教の「評判」- 『週刊朝日』1998年4月17日
- ^ 念佛宗 公式ホームページ>行事報告>佛教サミットとは
- ^ a b c 念佛宗 公式ホームページ>行事報告>佛教サミットとは
- ^ burmaInfo-DVB:「世界」仏教サミット開催で軍政に協力する高僧へのインタビュー (ビルマ情報ネットワーク)
- ^ 2004年12月ビルマで開催される「世界仏教サミット」? (ビルマ民主化支援会)
- ^ IPS通信(バンコク)11月16日
- ^ 念佛宗 公式ホームページ>行事報告>第五回佛教サミット
- ^ 「謎の「全世界仏教サミット」 念佛宗が"スポンサー"」中外日報、2008年11月15日
- ^ 念佛宗 公式ホームページ>ナーランダ僧院 起工式
- ^ a b 全世界仏教サミット公式ホームページ>開催>王室・国家指導者・文化人
- ^ 全世界仏教サミット公式ホームページ>開催>22ヶ国の大使閣下
- ^ a b 全世界仏教サミット公式ホームページ>仏教の日
- ^ 全世界仏教サミット公式ホームページ>佛教サミット
- ^ 仏教の日 公式ホームページ
- ^ “第七回佛教サミット”. 2019年5月22日閲覧。
- ^ 「「第七回仏教サミット 全世界仏教最高会議」開催」『週刊エコノミスト』2018年1月23日号、2018年、51-54ページ。