仲三河優太
埼玉西武ライオンズ #135 | |
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2022年10月2日 読売ジャイアンツ球場 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 栃木県栃木市 |
生年月日 | 2002年10月22日(22歳) |
身長 体重 |
180 cm 90 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投左打 |
ポジション | 外野手 |
プロ入り | 2020年 ドラフト7位 |
年俸 | 550万円(2024年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
この表について
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仲三河 優太(なかみがわ ゆうた、2002年10月22日 - )は、栃木県栃木市出身のプロ野球選手(外野手・育成選手)。右投左打。埼玉西武ライオンズ所属。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]小学校2年生から大平東クラブで軟式野球を始める[2]。栃木市立大平中学校時代は小山ボーイズでは投手としてジャイアンツカップで準優勝に貢献し[3]、U-15ワールドカップに出場した[4]。U-15日本代表のチームメイトには後に西武で同期入団となる山村崇嘉がいた[5]。
大阪桐蔭高等学校では投手として入部し、1年からベンチ入り[3]。次期エース候補としても期待されていたが1年夏から右肩痛に悩まされ、3年から外野手となる[6][7]。3年春には第92回選抜高等学校野球大会への出場が決まっていたが、新型コロナウイルスの影響で大会が中止となった[8]。選抜の代わりに出場した夏の甲子園交流試合では右足親指の負傷の影響で代打で1試合に出場した[9]。高校通算11本塁打。高校の1学年上には中田惟斗、1学年下には池田陵真、松浦慶斗、2学年上には根尾昂、藤原恭大、横川凱、柿木蓮、2学年下には松尾汐恩がいる[10]。3年時は新型コロナウィルスの流行で試合や練習が出来ない期間も長くアピールの場を失ったが、プロ志望届を提出した[11]。
2020年10月26日に行われたドラフト会議で埼玉西武ライオンズからドラフト7位指名を受け、11月16日に契約金1500万円、年俸600万円で仮契約を結んだ(金額は推定)[12]。背番号は66。担当スカウトは後藤光貴[13]。
西武時代
[編集]2021年は、8月5日にイースタン・リーグの北海道日本ハムファイターズ戦で斎藤佑樹から公式戦初本塁打を放つ[14]。二軍では77試合に出場し、打率.210、1本塁打22打点の成績を残した[11]。
2022年は、9月25日にイースタン・リーグの東北楽天ゴールデンイーグルス戦で小峯新陸からランニング本塁打を記録した[15]。最終的に47試合に出場して打率.188と課題を残したが、チーム3位の9本塁打を記録するなどパンチ力をアピールした[16]。
2023年は、一軍のオープン戦に初起用された3月21日の阪神タイガース戦で、決勝打となる本塁打を放った[17]。この年は三軍戦への出場が主となり、二軍では打率.345、1本塁打ながら試合への出場は11試合のみで一軍出場はなかった[18]。オフには教育リーグのみやざきフェニックス・リーグにも参加し、多くの試合で4番打者として起用されて最多タイの3本塁打を放つなど、チームのフェニックス・リーグ優勝に貢献した[19][20]。教育リーグ終了翌日の同月31日に戦力外通告を受けたが[18][21]、秋季キャンプには参加し[22]、11月23日に育成選手として再契約した[23]。背番号は135。
2024年は、二軍公式戦への出場が19試合にとどまり、打率.156、2本塁打の成績だった[24]。なお、この2本塁打は7月16日の読売ジャイアンツ戦で堀田賢慎から放った2打席連続本塁打であった[25]。
選手としての特徴
[編集]スイングスピードが速く[12]、長打力が武器の強打者[26]。守備では強肩を誇る[26]。また、フィジカル面の強さも魅力[12]。
人物
[編集]二軍監督時代から指導を受けていた松井稼頭央からは「野球に取り組む姿勢が本当に素晴らしい」と評価を受けている[17]。
詳細情報
[編集]背番号
[編集]- 66(2021年 - 2023年)
- 135(2024年 - )
脚注
[編集]- ^ 「西武 - 契約更改 - プロ野球」日刊スポーツ。2023年11月24日閲覧。
- ^ 「大阪桐蔭の西野、仲三河がプロ志望届提出の意向」日刊スポーツ、2020年7月12日。2023年7月19日閲覧。
- ^ a b 「1軍デビュー目指す西武の仲三河(栃木出身)「昨日の自分超える」」下野新聞、2021年8月18日。2023年7月19日閲覧。
- ^ 「仲三河優太(埼玉西武ライオンズ)」週刊ベースボールONLINE。2022年4月12日閲覧。
- ^ 「仲三河優太は大阪桐蔭でロッテ藤原や中日根尾の2年後輩」Full-Count、2021年11月13日。2023年7月19日閲覧。
- ^ 「元エース候補、大阪桐蔭・仲三河の責任感 チームメイトが語る陰の貢献」Full-Count、2020年8月18日。2023年7月19日閲覧。
- ^ 「西武7位の仲三河は本塁打王争う、大阪桐蔭の系譜」日刊スポーツ、2020年11月6日。2022年4月12日閲覧。
- ^ 「【西武】ドラ7仲三河優太、センバツ出場当確の大阪桐蔭後輩へ「センバツをゴールではなく通過点に」」スポーツ報知、2021年1月29日。2023年7月19日閲覧。
- ^ 「強打でプロ注目の大阪桐蔭・西野は快音出ず「チームは100点、自分は0点」仲三河は代打で左前打」中日スポーツ・東京中日スポーツ、2020年8月17日。2023年7月19日閲覧。
- ^ 「【動画】大阪桐蔭勢が指名されれば、5年連続。3名全員指名受ければ、4年ぶりの快挙!」高校野球ドットコム、2022年9月26日。2023年7月19日閲覧。
- ^ a b 「入団から1年で体重10キロ増 西武ドラ7が語るルーキーイヤー「もっとホームランを…」」Full-Count、2021年11月23日。2023年7月19日閲覧。
- ^ a b c 「西武7位仲三河は「将来ホームラン王になれる逸材」」」日刊スポーツ、2020年11月16日。2022年4月12日閲覧。
- ^ 「西武7位の仲三河は本塁打王争う、大阪桐蔭の系譜」日刊スポーツ、2020年11月6日。2023年7月19日閲覧。
- ^ 「【ファーム】ライオンズ・仲三河 プロ初ホームランで貴重な追加点をあげる!! 2021/8/5 F-L(ファーム)」パ・リーグ.com、2021年8月5日。2023年7月19日閲覧。
- ^ 「ランニングHRの西武19歳、城島超えた鷹の大砲候補…来季ブレーク期待の2軍選手は?」Full-Count、2022年9月26日。2023年7月19日閲覧。
- ^ 「プロ野球2軍一球速報」スポーツ報知。2023年7月19日閲覧。
- ^ a b 「西武3年目仲三河優太 ファンを魅了するフルスイング 1軍初打席初アーチに「長打力が求められている」」スポニチアネックス、2023年3月21日。2023年7月19日閲覧。
- ^ a b 「21歳にまさかの戦力外 2軍でOPS.941も無念の通告「もっと早くから結果を」」『Full-Count』2023年10月31日。2023年10月31日閲覧。
- ^ 金子真仁「【西武】大阪桐蔭OB仲三河優太2ランなど5打点と打棒爆発 観察し続けたあの人の打席」『日刊スポーツ』2023年10月29日。2023年10月31日閲覧。
- ^ 「第20回みやざきフェニックス・リーグ全日程終了」『第20回 みやざきフェニックス・リーグ』2023年10月31日。2023年10月31日閲覧。
- ^ 「西武 ブランドン、仲三河優太ら5選手と来季契約結ばず ブランドン「覚悟はしていたが正直びっくり」」『Sponichi Annex』2023年10月31日。2023年10月31日閲覧。
- ^ 「【10/30更新】秋季キャンプ参加選手と練習公開について」埼玉西武ライオンズ、2023年10月30日。2023年11月7日閲覧。
- ^ 「西武 川野、ブランドン、仲三河ら11選手と育成契約発表」『スポニチアネックス』2023年11月23日。2023年11月25日閲覧。
- ^ “2024年度 埼玉西武ライオンズ 個人打撃成績(イースタン・リーグ)”. NPB.jp. 日本野球機構. 2024年10月24日閲覧。
- ^ 「西武の育成21歳が「ロマンすぎる」 巨人3勝右腕から衝撃2発「早く支配下頼む」」『Full-Count』2024年10月24日。2024年10月24日閲覧。
- ^ a b 「長打力武器「いずれレギュラーに」 西武7位・仲三河(栃木出身)」『下野新聞 SOON』2020年10月27日。2022年7月31日閲覧。
- ^ 「“あまり知られていない”西武20歳は「飛距離が凄い」 高2で140m弾…規格外の大砲候補」『Full-Count』2023年10月13日。2023年10月13日閲覧。
- ^ 「西武7位仲三河は「将来ホームラン王になれる逸材」」『日刊スポーツ』2020年11月16日。2023年10月13日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 個人年度別成績 仲三河優太 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)
- 選手名鑑 - 埼玉西武ライオンズ公式サイト
- 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE
- 仲三河優太 (@nakamiulions66) - Instagram