京都府立医科大学附属病院
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京都府立医科大学附属病院 | |
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情報 | |
英語名称 | University Hospital, Kyoto Prefectural University of Medicine |
前身 |
療病院 京都府立医科大学附属療病院 京都府立医科大学附属医院 |
標榜診療科 | 総合診療科、消化器内科、循環器内科、腎臓内科、呼吸器内科、内分泌・糖尿病・代謝内科、血液内科、膠原病・リウマチ・アレルギー科、脳神経内科、消化器外科、心臓血管外科、呼吸器外科、内分泌・乳腺外科、移植・一般外科、形成外科、脳神経外科、整形外科、産婦人科、小児科、眼科、皮膚科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、放射線科、麻酔科、歯科、漢方外来、精神科・心療内科、小児科、小児外科、小児心臓血管外科、救急医療科 |
許可病床数 |
1065床 一般病床:893床 精神病床:118床 結核病床:54床 |
機能評価 | 一般病院2(500床以上)(主たる機能)、精神科病院(副機能)、緩和ケア病院(副機能):3rdG:Ver.1.1 |
開設者 | 京都府公立大学法人 |
管理者 | 佐和 貞治(病院長) |
開設年月日 | 1872年(明治5年)11月 |
所在地 |
〒602-8566 |
位置 | 北緯35度1分28秒 東経135度46分12秒 / 北緯35.02444度 東経135.77000度座標: 北緯35度1分28秒 東経135度46分12秒 / 北緯35.02444度 東経135.77000度 |
二次医療圏 | 京都・乙訓 |
PJ 医療機関 |
京都府立医科大学附属病院(きょうとふりついかだいがくふぞくびょういん、英語: University Hospital, Kyoto Prefectural University of Medicine)は、京都府京都市上京区にある医療機関。京都府公立大学法人が開設し、京都府立医科大学に附属する大学病院である。
沿革
[編集]年表
[編集]- 1872年(明治5年)9月 - 蘭学医の明石博高らによって療病院が設立され、ドイツ人医師などによって診療が行われる
- 1872年(明治5年)11月 - 青蓮院に移り、治療を行いながら医学生を教育
- 1880年(明治13年)7月 - 現在地に移転
- 1921年(大正10年)10月 - 京都府立医科大学設置
- 1924年(大正13年)10月 - 附属療病院を附属医院に改称
- 1951年(昭和26年)4月 - 附属医院を附属病院に改称
- 1982年(昭和57年)11月 - 附属小児疾患研究施設(京都府こども病院)竣工
- 2008年(平成20年)4月 - 京都府公立大学法人設立
- 2013年(平成25年)4月 - 附属北部医療センター(元京都府立与謝の海病院)開設
- 2017年(平成29年)
診療科
[編集]- 総合診療科
- 消化器内科
- 循環器内科
- 腎臓内科
- 呼吸器内科
- 内分泌・糖尿病・代謝内科
- 血液内科
- 膠原病・リウマチ・アレルギー科
- 精神科・心療内科
- 消化器外科
- 心臓血管外科
- 呼吸器外科
- 内分泌・乳腺外科
- 移植・一般外科
- 形成外科
- 脳神経外科
- 整形外科
- 産婦人科
- 小児科
- 眼科
- 皮膚科
- 泌尿器科
- 耳鼻咽喉科
- 放射線科
- 麻酔科
- 歯科
- 漢方外来
- 救急医療科
- 小児疾患研究施設(京都府こども病院)
- 小児科
- 小児外科
- 小児心臓血管外科
- 脳・血管系老化研究センター
- 脳神経内科
保険指定施設
[編集](下表の出典[2])
保険医療機関 | 労災保険指定医療機関 |
臨床研修病院 | 指定自立支援医療機関(更生医療) |
臨床修練指定病院 | 指定自立支援医療機関(育成医療) |
がん診療連携拠点病院 | 指定自立支援医療機関(精神通院医療) |
エイズ治療拠点病院 | 身体障害者福祉法指定医の配置されている医療機関 |
肝疾患診療連携拠点病院 | 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律に基づく指定病院又は応急入院指定病院 |
特定疾患治療研究事業指定医療機関 | 精神保健指定医の配置されている医療機関 |
生活保護法指定医療機関 | DPC対象病院 |
結核指定医療機関 | 指定療育医療機関 |
指定養育医療機関 | 小児慢性特定疾患治療研究事業指定医療機関 |
戦傷病者特別援護法指定医療機関 | 原子爆弾被害者医療指定医療機関 |
原子爆弾被害者一般疾病医療取扱医療機関 | 地域周産期母子医療センター |
感染症指定医療機関(第一種感染症指定医療機関[3]) | 感染症指定医療機関(第二種感染症指定医療機関[4]) |
母体保護法指定医の配置されている医療機関 | 特定機能病院 |
災害拠点病院(地域[5]) | 公害医療機関 |
交通アクセス
[編集]近隣施設
[編集]不祥事
[編集]- 同病院の複数の医師が、恐喝容疑で懲役8年の判決が確定した指定暴力団・山口組系淡海一家の組長の健康状態について、「腎臓にウイルス性の炎症があるため、刑務所への収監には耐えられない」などの虚偽の内容の報告書を提出したとして、虚偽公文書作成などの容疑で京都府警察が2017年2月14日に同病院を捜索した。収監を逃れるため同一家が同病院に依頼した可能性がある[10]。最終的に家宅捜索を受けた医師は不起訴処分となった[1]。
- 2020年6月から2021年11月にかけて、同病院の男性医師が手術中に盗撮を行った[11]。全身麻酔で意識のない当時10歳の女児ら女性患者7人の体をスマートフォンで撮影し、京都府の迷惑防止条例違反と児童ポルノ禁止法違反の罪に問われた。2022年11月、京都地方裁判所は「医師という立場を悪用し、患者らの信用を裏切った卑劣で悪質な犯行」などと指摘して懲役2年6か月(執行猶予5年)の判決を言い渡した。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “本院が家宅捜索を受けた件に関する不起訴処分について”. 京都府立医科大学附属病院. 2020年1月20日閲覧。
- ^ “京都健康医療よろずネット”. 京都府 健康福祉部 医療課. 2021年1月19日閲覧。
- ^ “感染症指定医療機関の指定状況(平成31年4月1日現在)”. 厚生労働省. 2021年1月20日閲覧。
- ^ “第二種感染症指定医療機関の指定状況(平成31年4月1日現在)”. 厚生労働省. 2021年1月19日閲覧。
- ^ “災害拠点病院一覧 (平成30年4月1日現在)”. 厚生労働省. 2021年1月19日閲覧。
- ^ “小児がん拠点病院”. 京都府立医科大学附属病院. 2021年1月19日閲覧。
- ^ “原子力災害拠点病院及び原子力災害医療協力機関の一覧 令和2年12月1日現在”. 原子力規制委員会. 2021年1月19日閲覧。
- ^ “病院評価結果の情報提供”. 公益財団法人日本医療機能評価機構. 2021年1月19日閲覧。
- ^ a b c “交通アクセス”. 京都府立医科大学附属病院. 2021年1月19日閲覧。
- ^ 収監逃れに暴力団側が依頼か 京都府立医大病院を捜索[リンク切れ] NHKニュース 2017年2月14日
- ^ “手術中に女性患者7人を盗撮 元京都府立医科大の医師に懲役2年6カ月、執行猶予”. 京都新聞 (2022年11月11日). 2022年11月17日閲覧。