コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

久米町 (米子市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

久米町(くめちょう[1])は、鳥取県米子市町名郵便番号は683-0824[1]

地理

[編集]

米子市の中央部に位置し、西は中海に面する[2]

歴史

[編集]

1935年から現在の米子市の町名である[2]。町名の由来は、米子城の別名久米城にちなむ[3]。もとは米子市郭内と加茂町の一部である[2]。当地の大部分は米子城跡によって占められる[2]

1950年湊山公園・錦公園一帯を会場に鳥取県産業観光大博覧会が催される[2]。博覧会終了後に会場敷地を利用してスポーツセンターの計画が進められて、1950年から1955年にかけて湊山球場テニスコートが新設される[2]1977年、米子城跡が米子市史跡に指定される[4]

世帯数・人口

[編集]

世帯数・人口は1935年、71世帯・323人、1955年、97世帯・385人、1965年、95世帯・425人、1975年、55世帯・161人[2]

2024年(令和6年)8月31日現在は75世帯・117人[5]

経済

[編集]

産業

[編集]
店舗・企業
ホテル
  • ANAクラウンプラザホテル米子
かつて存在した企業

地域

[編集]

相談

[編集]

施設

[編集]

名所・旧跡

[編集]
  • 米子城跡(国指定史跡
  • 旧小原家長屋門(市指定有形文化財) - 米子城二の丸跡(現在、市営湊山庭球場となっている場所)の南東側に、城下町で唯一残る武家屋敷の建物である[10]。小原家は荒尾氏の家臣で、小原家の屋敷は西町にあったが、長屋門は1953年に米子市に寄贈され、米子城跡に移築保存された[10]。以後1984年までの約30年間、米子市立山陰歴史館として利用されていた[10]

出身・ゆかりのある人物

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b 鳥取県米子市の郵便番号一覧日本郵便公式サイト。2023年10月15日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g 『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』304 - 305、909 - 910頁。
  3. ^ 『米子市十五周年史』222頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年10月16日閲覧。
  4. ^ 第2章 指定状況 第1節 史跡指定及び追加指定に至る経緯” (PDF). 米子市. 2023年10月15日閲覧。
  5. ^ 米子市町別人口世帯数統計表” (PDF). 米子市. 2024年10月3日閲覧。
  6. ^ 『鳥取県大鑑』227 - 228頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年10月15日閲覧。
  7. ^ 『JIS工場名簿』93頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年10月15日閲覧。
  8. ^ 『躍進日本之工業』219頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年5月17日閲覧。
  9. ^ 『新興産業の基礎知識 第5』127頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年5月17日閲覧。
  10. ^ a b c 市指定有形文化財 旧小原家長屋門”. 米子市 (2021年2月9日). 2024年8月31日閲覧。
  11. ^ 『人事興信録 第25版 上』あ10頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年10月15日閲覧。
  12. ^ 『人事興信録 第14版 上』イ215頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年10月15日閲覧。
  13. ^ 『官報 1942年05月29日』官報 第4613号 935頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年10月15日閲覧。
  14. ^ 『醸造年鑑 昭和13年度』506頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年10月15日閲覧。
  15. ^ 『東京紳士録 昭和44年版』さ593頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年9月3日閲覧。
  16. ^ 『人事興信録 第24版 下』ま23頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年9月2日閲覧。

参考文献

[編集]
  • 工業日日新聞社編『躍進日本之工業』工業日日新聞社、1938年。
  • 景気研究所編『新興産業の基礎知識 第5』春秋社、1938 - 1939年。
  • 週刊醸造新報社編『醸造年鑑 昭和13年度』週刊醸造新報社、1939年。
  • 大蔵省印刷局編『官報 1942年05月29日』日本マイクロ写真、1942年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第14版 上』人事興信所、1943年。
  • 『米子市十五周年史』米子市、1943年。
  • 『JIS工場名簿』日本規格協会、1955年。
  • 『鳥取県大鑑』山陰日日新聞社、1958年。
  • 東京探偵社編『東京紳士録 昭和44年版』東京探偵社、1968年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第24版 下』人事興信所、1968年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第25版 上』人事興信所、1969年。
  • 角川日本地名大辞典 31 鳥取県』角川書店、1982年。