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中央競馬騎手年間ホープ賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

中央競馬騎手年間ホープ賞(ちゅうおうけいばきしゅねんかんホープしょう)は、中央競馬騎手を対象とした表彰のひとつである。1年間の成績をもとに、顕著な成長と成果が認められた[1]若手騎手に[2]贈られる。日刊スポーツ新聞社により[1]、関東では2002年度から[2]、関西では2007年度から[1]それぞれ1名ずつ表彰されている。

JRA賞最多勝利新人騎手との関係

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この賞は、元々JRA賞最多勝利新人騎手最多勝利新人騎手賞民放競馬記者クラブ賞関西放送記者クラブ賞を受賞できなかった、デビュー2年目以降に成長した騎手に与える目的で作られた賞である。JRA賞最多勝利新人騎手を獲得した騎手でも、ルーキーイヤーではなく、翌年以降さらに成績を伸ばして受賞するケースが多いが、ルーキーイヤーの成績が極めて突出している場合は、その年に授賞することもある。

2008年・関東の三浦皇成を皮切りにJRA賞最多勝利新人騎手との同時受賞が解禁され、これまでに2015年・関西の鮫島克駿2019年・関西の斎藤新2022年・関西の今村聖奈が同一年度に本賞とJRA賞最多勝利新人騎手の両方を獲得している。

受賞者

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関東

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年度 受賞者
2002年[2] 勝浦正樹
2003年[3] 北村宏司
2004年[4] 石橋脩
2005年[5] 柴山雄一
2006年[6] 吉田隼人
2007年[7] 松岡正海
2008年[8] 三浦皇成
2009年[9] 田中博康
2010年[10] 丸山元気
2011年[1] 田辺裕信
2012年[11] 大野拓弥
2013年[12] 横山和生
2014年[13] 丸田恭介
2015年[14] 石川裕紀人
2016年[15] 木幡巧也
2017年[16] 藤田菜七子
2018年[17] 武藤雅
2019年[18] 横山武史
2020年 木幡育也
2021年 菅原明良
2022年 横山琉人
2023年 佐々木大輔

関西

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年度 受賞者
2007年[19] 藤岡佑介
2008年[20] 川田将雅
2009年[21] 浜中俊
2010年[22] 国分恭介
2011年[23] 川須栄彦
2012年[24] 松山弘平
2013年[25] 菱田裕二
2014年[26] 松若風馬
2015年[27] 鮫島克駿
2016年[28] 加藤祥太
2017年[29] 荻野極
2018年[30] 川又賢治
2019年[31] 斎藤新
2020年 岩田望来
2021年 団野大成
2022年 今村聖奈
2023年[32] 永島まなみ

脚注

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  1. ^ a b c d 高木一成 (2011年12月27日). “田辺ホープ賞 全国7位!大ブレーク88勝”. 日刊スポーツ. 2012年7月6日閲覧。
  2. ^ a b c 田中聖二 (2002年12月25日). “勝浦騎手に日刊スポーツ制定ホープ賞”. 日刊スポーツ. 2002年12月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年7月6日閲覧。
  3. ^ 赤塚辰浩 (2003年12月30日). “北村宏騎手に年間ホープ賞”. 日刊スポーツ. 2004年1月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年7月6日閲覧。
  4. ^ 和田美保 (2004年12月28日). “石橋脩騎手にホープ賞!勝ち星大幅アップ”. 日刊スポーツ. 2004年12月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年7月6日閲覧。
  5. ^ 和田美保 (2005年12月28日). “笠松から移籍80勝、05年ホープ賞に柴山”. 日刊スポーツ. 2005年12月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年7月6日閲覧。
  6. ^ 隼人にっこり「欲しかった」/ホープ賞”. 日刊スポーツ (2007年1月7日). 2007年1月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年7月6日閲覧。
  7. ^ 鈴木良一 (2007年12月26日). “07年ホープ賞に松岡、自己最多64勝の活躍”. 日刊スポーツ. 2012年7月6日閲覧。
  8. ^ 和田美保 (2008年12月30日). “皇成にホープ賞、新人最多91勝を高く評価”. 日刊スポーツ. 2012年7月6日閲覧。
  9. ^ 木南友輔 (2009年12月29日). “田中博にホープ賞、圧“逃”エ女王杯評価”. 日刊スポーツ. 2012年7月6日閲覧。
  10. ^ 松本岳志 (2010年12月28日). “ホープ賞に丸山 2年目大躍進92勝で7位”. 日刊スポーツ. 2012年7月6日閲覧。
  11. ^ 松田直樹 (2012年12月26日). “中央競馬騎手年間ホープ賞に大野拓弥”. 日刊スポーツ. 2012年12月26日閲覧。
  12. ^ 高木一成 (2013年12月26日). “横山和39勝、名手のDNA開花しホープ賞”. 日刊スポーツ. 2013年12月26日閲覧。
  13. ^ 高木一成 (2014年12月31日). “重賞3勝「意外性の丸田」ホープ賞”. 日刊スポーツ. 2015年12月29日閲覧。
  14. ^ 柏山自夢 (2015年12月29日). “関東は2年目石川裕紀人/中央競馬騎手年間ホープ賞”. 日刊スポーツ. 2015年12月29日閲覧。
  15. ^ 高木一成 (2016年12月27日). “関東は45勝の木幡巧、中央競馬騎手年間ホープ賞”. 日刊スポーツ. 2016年12月28日閲覧。
  16. ^ 関東は14勝藤田菜七子 中央競馬騎手年間ホープ賞日刊スポーツ、2018年1月6日閲覧
  17. ^ 武藤雅「賞に恥じない成績を」中央競馬年間ホープ賞日刊スポーツ、2019年1月22日閲覧
  18. ^ 横山武史、G1初騎乗で成長/中央競馬年間ホープ賞日刊スポーツ、2020年6月18日閲覧
  19. ^ 中央競馬騎手ホープ賞”. 競馬場だより. 日本中央競馬会 (2008年1月17日). 2012年7月6日閲覧。
  20. ^ 5年目川田、皐月賞Vで関西ホープ賞”. 日刊スポーツ (2008年12月30日). 2012年7月6日閲覧。
  21. ^ 菊花賞制覇の浜中が関西のホープ賞受賞”. 日刊スポーツ (2009年12月29日). 2012年7月6日閲覧。
  22. ^ 関西は丸山と同期の国分恭介がホープ賞”. 日刊スポーツ (2010年12月28日). 2012年7月6日閲覧。
  23. ^ 関西は川須がホープ賞 2年目で躍進91勝”. 日刊スポーツ (2011年12月27日). 2012年7月6日閲覧。
  24. ^ 太田尚樹 (2012年12月26日). “関西ホープ賞には松山弘平”. 日刊スポーツ. 2012年12月26日閲覧。
  25. ^ 伊嶋健一郎 (2013年12月26日). “西のホープ賞52勝菱田「後半失速悔しい」”. 日刊スポーツ. 2013年12月26日閲覧。
  26. ^ 辻敦子 (2014年12月31日). “西のホープ賞は松若 新人最多47勝”. 日刊スポーツ. 2015年12月29日閲覧。
  27. ^ 平本果那 (2015年12月29日). “関西は1年目鮫島克駿/中央競馬騎手年間ホープ賞”. 日刊スポーツ. 2015年12月29日閲覧。
  28. ^ 関西は加藤2年目35勝、中央競馬騎手年間ホープ賞”. 日刊スポーツ (2016年12月27日). 2016年12月28日閲覧。
  29. ^ 関西は躍進47勝荻野極 中央競馬騎手年間ホープ賞日刊スポーツ、2018年1月6日閲覧
  30. ^ 川又賢治騎手がホープ賞、関係者のサポートに感謝日刊スポーツ、2019年1月22日閲覧
  31. ^ 斎藤新騎手、新人最多42勝/中央競馬年間ホープ賞日刊スポーツ、2020年6月19日閲覧
  32. ^ 大躍進の佐々木大輔、東のエース候補だ 目標は70勝「毎開催日勝ちたい」/ホープ賞日刊スポーツ、2024年1月1日配信・閲覧