中央競馬騎手年間ホープ賞
表示
中央競馬騎手年間ホープ賞(ちゅうおうけいばきしゅねんかんホープしょう)は、中央競馬の騎手を対象とした表彰のひとつである。1年間の成績をもとに、顕著な成長と成果が認められた[1]若手騎手に[2]贈られる。日刊スポーツ新聞社により[1]、関東では2002年度から[2]、関西では2007年度から[1]それぞれ1名ずつ表彰されている。
JRA賞最多勝利新人騎手との関係
[編集]この賞は、元々JRA賞最多勝利新人騎手・最多勝利新人騎手賞、民放競馬記者クラブ賞、関西放送記者クラブ賞を受賞できなかった、デビュー2年目以降に成長した騎手に与える目的で作られた賞である。JRA賞最多勝利新人騎手を獲得した騎手でも、ルーキーイヤーではなく、翌年以降さらに成績を伸ばして受賞するケースが多いが、ルーキーイヤーの成績が極めて突出している場合は、その年に授賞することもある。
2008年・関東の三浦皇成を皮切りにJRA賞最多勝利新人騎手との同時受賞が解禁され、これまでに2015年・関西の鮫島克駿、2019年・関西の斎藤新、2022年・関西の今村聖奈が同一年度に本賞とJRA賞最多勝利新人騎手の両方を獲得している。
→「鮫島克駿 § 来歴」、および「今村聖奈 § 年度別成績」も参照
受賞者
[編集]関東
[編集]関西
[編集]年度 | 受賞者 |
---|---|
2007年[19] | 藤岡佑介 |
2008年[20] | 川田将雅 |
2009年[21] | 浜中俊 |
2010年[22] | 国分恭介 |
2011年[23] | 川須栄彦 |
2012年[24] | 松山弘平 |
2013年[25] | 菱田裕二 |
2014年[26] | 松若風馬 |
2015年[27] | 鮫島克駿 |
2016年[28] | 加藤祥太 |
2017年[29] | 荻野極 |
2018年[30] | 川又賢治 |
2019年[31] | 斎藤新 |
2020年 | 岩田望来 |
2021年 | 団野大成 |
2022年 | 今村聖奈 |
2023年[32] | 永島まなみ |
脚注
[編集]- ^ a b c d 高木一成 (2011年12月27日). “田辺ホープ賞 全国7位!大ブレーク88勝”. 日刊スポーツ. 2012年7月6日閲覧。
- ^ a b c 田中聖二 (2002年12月25日). “勝浦騎手に日刊スポーツ制定ホープ賞”. 日刊スポーツ. 2002年12月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年7月6日閲覧。
- ^ 赤塚辰浩 (2003年12月30日). “北村宏騎手に年間ホープ賞”. 日刊スポーツ. 2004年1月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年7月6日閲覧。
- ^ 和田美保 (2004年12月28日). “石橋脩騎手にホープ賞!勝ち星大幅アップ”. 日刊スポーツ. 2004年12月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年7月6日閲覧。
- ^ 和田美保 (2005年12月28日). “笠松から移籍80勝、05年ホープ賞に柴山”. 日刊スポーツ. 2005年12月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年7月6日閲覧。
- ^ “隼人にっこり「欲しかった」/ホープ賞”. 日刊スポーツ (2007年1月7日). 2007年1月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年7月6日閲覧。
- ^ 鈴木良一 (2007年12月26日). “07年ホープ賞に松岡、自己最多64勝の活躍”. 日刊スポーツ. 2012年7月6日閲覧。
- ^ 和田美保 (2008年12月30日). “皇成にホープ賞、新人最多91勝を高く評価”. 日刊スポーツ. 2012年7月6日閲覧。
- ^ 木南友輔 (2009年12月29日). “田中博にホープ賞、圧“逃”エ女王杯評価”. 日刊スポーツ. 2012年7月6日閲覧。
- ^ 松本岳志 (2010年12月28日). “ホープ賞に丸山 2年目大躍進92勝で7位”. 日刊スポーツ. 2012年7月6日閲覧。
- ^ 松田直樹 (2012年12月26日). “中央競馬騎手年間ホープ賞に大野拓弥”. 日刊スポーツ. 2012年12月26日閲覧。
- ^ 高木一成 (2013年12月26日). “横山和39勝、名手のDNA開花しホープ賞”. 日刊スポーツ. 2013年12月26日閲覧。
- ^ 高木一成 (2014年12月31日). “重賞3勝「意外性の丸田」ホープ賞”. 日刊スポーツ. 2015年12月29日閲覧。
- ^ 柏山自夢 (2015年12月29日). “関東は2年目石川裕紀人/中央競馬騎手年間ホープ賞”. 日刊スポーツ. 2015年12月29日閲覧。
- ^ 高木一成 (2016年12月27日). “関東は45勝の木幡巧、中央競馬騎手年間ホープ賞”. 日刊スポーツ. 2016年12月28日閲覧。
- ^ 関東は14勝藤田菜七子 中央競馬騎手年間ホープ賞日刊スポーツ、2018年1月6日閲覧
- ^ 武藤雅「賞に恥じない成績を」中央競馬年間ホープ賞日刊スポーツ、2019年1月22日閲覧
- ^ 横山武史、G1初騎乗で成長/中央競馬年間ホープ賞日刊スポーツ、2020年6月18日閲覧
- ^ “中央競馬騎手ホープ賞”. 競馬場だより. 日本中央競馬会 (2008年1月17日). 2012年7月6日閲覧。
- ^ “5年目川田、皐月賞Vで関西ホープ賞”. 日刊スポーツ (2008年12月30日). 2012年7月6日閲覧。
- ^ “菊花賞制覇の浜中が関西のホープ賞受賞”. 日刊スポーツ (2009年12月29日). 2012年7月6日閲覧。
- ^ “関西は丸山と同期の国分恭介がホープ賞”. 日刊スポーツ (2010年12月28日). 2012年7月6日閲覧。
- ^ “関西は川須がホープ賞 2年目で躍進91勝”. 日刊スポーツ (2011年12月27日). 2012年7月6日閲覧。
- ^ 太田尚樹 (2012年12月26日). “関西ホープ賞には松山弘平”. 日刊スポーツ. 2012年12月26日閲覧。
- ^ 伊嶋健一郎 (2013年12月26日). “西のホープ賞52勝菱田「後半失速悔しい」”. 日刊スポーツ. 2013年12月26日閲覧。
- ^ 辻敦子 (2014年12月31日). “西のホープ賞は松若 新人最多47勝”. 日刊スポーツ. 2015年12月29日閲覧。
- ^ 平本果那 (2015年12月29日). “関西は1年目鮫島克駿/中央競馬騎手年間ホープ賞”. 日刊スポーツ. 2015年12月29日閲覧。
- ^ “関西は加藤2年目35勝、中央競馬騎手年間ホープ賞”. 日刊スポーツ (2016年12月27日). 2016年12月28日閲覧。
- ^ 関西は躍進47勝荻野極 中央競馬騎手年間ホープ賞日刊スポーツ、2018年1月6日閲覧
- ^ 川又賢治騎手がホープ賞、関係者のサポートに感謝日刊スポーツ、2019年1月22日閲覧
- ^ 斎藤新騎手、新人最多42勝/中央競馬年間ホープ賞日刊スポーツ、2020年6月19日閲覧
- ^ 大躍進の佐々木大輔、東のエース候補だ 目標は70勝「毎開催日勝ちたい」/ホープ賞日刊スポーツ、2024年1月1日配信・閲覧