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加藤祥太

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
加藤祥太
阪神12Rパドック(2022年3月26日)
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 大阪府
生年月日 (1997-03-08) 1997年3月8日(27歳)
身長 163.0cm[1]
体重 45.0kg[1]
血液型 A型[1]
騎手情報
所属団体 JRA
所属厩舎 庄野靖志(栗東)(2015.3.1 - )
初免許年 2015年
免許区分 平地・障害
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加藤 祥太(かとう しょうた、1997年3月8日 - )は、中央競馬(JRA)・栗東トレーニングセンター騎手大阪府出身[1]

来歴

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小学校6年生の頃に兄とその友人がやっていたゲームをきっかけとして競馬に興味を持ち[2]、父に頼んで阪神競馬場へ連れて行ってもらったことで騎手への関心を高めた[注 1]。その後、乗馬クラブクレインから阪神競馬場の乗馬クラブへ通った[3]

2012年競馬学校騎手課程に入学(第31期[注 2])。2015年3月に栗東庄野靖志厩舎から騎手デビュー。3月14日阪神3R(3歳未勝利)で自厩舎のグランシュクレに騎乗して1着となり、JRA初勝利を挙げた。同日の中京2Rで鮫島克駿が一足早く初勝利を挙げており、僅差で同期一番乗りは逃した[5]。デビュー1年目は同期の中で39勝の鮫島に次ぐ30勝を記録。鮫島に騎乗停止があったため、中央競馬関西放送記者クラブ賞を繰り上がりで受賞した[6]

2年目の2016年は落馬で1ヶ月半の離脱がありながら1年目を上回る35勝を挙げ、中央競馬騎手年間ホープ賞を受賞[3]。しかし、一層の飛躍を期待された2017年は12勝と勝ち星を約1/3にまで減らした。2018年は17勝で、2年連続で10勝台に留まった。

2017年の朝日杯フューチュリティステークスでイシマツに騎乗し、GI初騎乗(16頭立て16着)。

2019年7月27日、札幌第2競走でイエスサンキューに騎乗し優勝、JRA通算100勝を達成した[7]

騎乗成績

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概要

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日付 競馬場・開催 競走名 馬名 頭数 人気 着順
初騎乗 2015年3月1日 1回阪神2日目1R 3歳未勝利 ラブミーフウジン 16頭 14 8着
初勝利 2015年3月14日 1回阪神5日目3R 3歳未勝利 グランシュクレ 16頭 1 1着
重賞初騎乗 2015年6月14日 3回阪神4日目11R マーメイドステークス ベリーフィールズ 16頭 16 11着
GI初騎乗 2017年12月17日 5回阪神6日11R 朝日杯フューチュリティステークス イシマツ 16頭 15 16着

年度別成績

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加藤祥太の年度別成績(netkeiba.com)を参照

脚注

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注釈

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  1. ^ 初観戦したレースはドリームジャーニーが制した2008年朝日チャレンジカップ[2]
  2. ^ 同期には鮫島克駿野中悠太郎三津谷隼人がいる[4]

出典

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  1. ^ a b c d 騎手名鑑. JRA. 2019年1月22日閲覧
  2. ^ a b 【加藤祥太騎手(3)】友達と趣味の話が合わない!小6にして競馬マニア. netkeiba.com(2016年6月22日付). 2019年1月22日閲覧
  3. ^ a b 昨年35勝を挙げた関西期待のホープ、加藤祥太騎手にインタビュー!. netkeiba.com(2017年1月31日付). 2019年1月22日閲覧
  4. ^ 卒業者名簿:競馬学校. JRA. 2019年1月22日閲覧
  5. ^ 新人の加藤祥太騎手がうれしい初勝利. ニッカンスポーツ(2015年3月14日付). 2019年1月22日閲覧
  6. ^ 2015年度「中央競馬関西放送記者クラブ賞」は加藤 祥太騎手が受賞. JRA(2015年12月27日付). 2019年1月22日閲覧
  7. ^ 加藤祥太騎手、JRA通算100勝達成 | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2021年8月24日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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