三育学院短期大学
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三育学院短期大学 | |
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本部棟 | |
大学設置 | 1971年 |
創立 | 1898年 |
廃止 | 2017年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人三育学院 |
本部所在地 | 千葉県夷隅郡大多喜町久我原1500 |
学部 | 英語コミュニケーション学科 |
ウェブサイト | http://saniku.ac.jp/j_college/index.html |
三育学院短期大学(さんいくがくいんたんきだいがく、英語: San-iku Gakuin Junior College)は、千葉県夷隅郡大多喜町に本部を置いていた私立短期大学である。1971年に設置され、2017年に廃止された。大学の略称はSGC。
概観
[編集]大学全体
[編集]- 三育学院短期大学は、千葉県夷隅郡大多喜町にある日本の私立短期大学で、運営主体は学校法人三育学院。キリスト教プロテスタントの一派セブンスデー・アドベンチスト教会を母体とする。2016年に閉校し、2017年4月19日に廃止認可された[1]。系列校に三育学院大学、専門学校三育学院カレッジ(牧師養成の神学校)などがある。
建学の精神(校訓・理念・学是)
[編集]- 三育学院短期大学における建学の理念は「知育・徳育・体育」となっていた。
教育および研究
[編集]- 三育学院短期大学にある英語コミュニケーション学科では、英語をコミュニケーション手段とする能力を育成するというねらいがあり、海外留学や海外の大学への編入学対策に力をいれていた。2004年度より新プログラムを実施していた。看護学科では、キリスト教をベースとした心のケアをしようとしていた。臨地実習先として東京都杉並区の東京衛生アドベンチスト病院・三鷹市の長谷川病院・市原市の千葉県循環器病センター・鴨川市の亀田総合病院などがあった。
沿革
[編集]- 1898年 キリスト教宣教師 W.C グレンジャーにより、東京麻布に芝和英聖書学校を開設。
- 1926年 千葉県君津郡神納村(現・袖ケ浦市)に移転。日本三育学院と改称。
- 1971年 三育学院短期大学開学。英語学科を置く(学生数[注 1]:男18 女20[2][3])。ルドルフ・イマヌエル・クライムスが初代学長に就任。
- 1978年 千葉県夷隅郡大多喜町に移転。
- 1987年 看護学科を新設(学生数[注 1]:男0 女50[2][4])。
- 1989年 看護学科に初めて男子学生が入学(学生数[注 1]:男2 女144[2][5])。
- 1999年 英語学科を英語コミュニケーション学科に改称。
- 2004年 専攻科地域看護学専攻を新設。
- 2009年 最寄りの久我原駅のネーミングライツを購入する。しかし駅の利用者は僅少である。
- 2011年 3月31日をもって看護学科が正式に廃止される[6]。
- 2015年 英語コミュニケーション学科の募集を停止し、全学科の募集が停止となる[7]。
- 2016年 閉校した。
- 2017年 廃止認可された。
基礎データ
[編集]所在地
[編集]- 千葉県夷隅郡大多喜町久我原1500
交通アクセス
[編集]象徴
[編集]教育および研究
[編集]組織
[編集]学科
[編集]- 英語コミュニケーション学科
過去にあった学科
[編集]- 看護学科[注 2]
専攻科
[編集]- 地域看護学専攻
別科
[編集]- なし
取得資格について
[編集]- 看護学科では看護師受験資格が取得できるようになっていた。なお、専攻科修了時には、保健師受験資格ほか申請により養護教諭二種免許状も取得できた。
- 英語コミュニケーション学科には、かつて中学校教諭二種免許状(英語)の課程もあった[8]。
附属機関
[編集]学生生活
[編集]学園祭
[編集]- 三育学院短期大学の学園祭は「三育祭」と呼ばれ毎年、概ね10月に行なわれていた。
大学関係者と組織
[編集]大学関係者組織
[編集]- 三育学院短期大学同窓会組織がある。
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大学関係者一覧
[編集]施設
[編集]寮
[編集]- 三育学院短期大学の寮は2つあり、男子寮が「カレッジ・ホール」、女子寮が「スミルナ寮」・「ミルテ寮」となっていた。
対外関係
[編集]他大学との協定
[編集]卒業後の進路について
[編集]就職について
[編集]- 英語コミュニケーション学科:一般企業への就職者が多く、実績として以下のものがある。千葉銀行・京葉銀行・千葉興業銀行・東海東京証券・ちばぎん証券・ニューオータニ・ユニマットホールディング・トヨタ自動車・中村屋・そごう千葉店・イオン・西友・イトーヨーカ堂・岡島百貨店・グローバルファクトリー・カンガルー堂・明治安田生命保険・日本生命保険・三育フーズなどがある。
- 看護学科:看護職に就く人が大半で、実績例として以下のものがある。札幌天使病院・筑波記念病院・宇都宮社会保険病院・群馬県立病院・桐生厚生総合病院・埼玉県立がんセンター・千葉市立海浜病院・千葉県循環器病センター・県立長生病院・順天堂大学医学部附属順天堂医院・大野中央病院・東京衛生アドベンチスト病院・東京慈恵会医科大学附属柏病院・慶應義塾大学病院・東京慈恵会医科大学附属病院・虎の門病院・成田赤十字病院・神奈川県立こども医療センター・横浜市東部病院・神奈川県労働衛生福祉協会・関東労災病院・神戸アドベンチスト病院・アドベンチストメディカルセンターほか
編入学・進学実績
[編集]- 英語コミュニケーション学科:筑波大学・宇都宮大学・茨城キリスト教大学・清和大学・城西国際大学・青山学院大学・共立女子大学・東京理科大学・ルーテル学院大学・関東学院大学・横浜商科大学・桃山学院大学ほか
- 看護学科:北海道医療大学・山形大学・淑徳大学・聖路加看護大学・群馬大学医療技術短期大学部、東京都立医療技術短期大学・神奈川県立衛生短期大学・聖マリア学院短期大学の各専攻科ほか。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]参考文献
[編集]- 『全国学校総覧』
- 『日本の私立短期大学』(日本私立短期大学協会発行:1980年)
- 『進学年鑑』(『私大コース』シリーズ別冊)
- 『全国短期大学高等専門学校一覧』(文部省高等教育局技術教育課監修)
- 『短期大学教育』第49号(日本私立短期大学協会発行:1992年)
- 『短大蛍雪』(全国短大&専修・各種学校受験年鑑シリーズ。旺文社)
- 『全国短期大学受験要覧』(廣潤社)
- 『全国短期大学案内』(教学社)
- 『全国短期大学受験案内』(晶文社)
- 『全国短期大学案内』(梧桐書院)
- 『短大蛍雪』(2000年5月臨時増刊。旺文社)
- 『三育学院短期大学』:入学案内小冊子