三潴町
表示
(三潴村から転送)
みづままち 三潴町 | |||||
---|---|---|---|---|---|
| |||||
廃止日 | 2005年2月5日 | ||||
廃止理由 |
編入合併 三潴町、田主丸町、北野町、城島町 → 久留米市 | ||||
現在の自治体 | 久留米市 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 九州地方 | ||||
都道府県 | 福岡県 | ||||
郡 | 三潴郡 | ||||
市町村コード | 40523-0 | ||||
面積 | 16.10 km2 | ||||
総人口 |
15,687人 (推計人口、2005年2月1日) | ||||
隣接自治体 | 久留米市、筑後市、三潴郡大木町、城島町、佐賀県三養基郡三根町 | ||||
町の木 | 松 | ||||
町の花 | ツツジ、コスモス | ||||
町の鳥 | カイツブリ | ||||
三潴町役場 | |||||
所在地 |
〒830-0192 福岡県三潴郡三潴町大字玉満2779番地の1 | ||||
座標 | 北緯33度15分23秒 東経130度28分01秒 / 北緯33.25647度 東経130.467度座標: 北緯33度15分23秒 東経130度28分01秒 / 北緯33.25647度 東経130.467度 | ||||
ウィキプロジェクト |
三潴町(みづままち)は、福岡県三潴郡に属していた町である。久留米市への通勤率は26.2%(平成12年国勢調査)。2005年2月5日に、近隣の三潴郡城島町、三井郡北野町、浮羽郡田主丸町とともに久留米市に編入され、久留米市三潴町となった。
地理
[編集]町の北西を筑後川の旧流が、町の南側(大木町との境界線)には山ノ井川が流れている。町の大半が筑後川の沖積平野で、平野には水田が広がる。また、1980年(昭和55年)に水田の転作作物としてハトムギの栽培が始まり、以後町域は九州でトップクラスのハトムギ生産地に成長している[1]。他にイチゴやタマネギの栽培も盛んで、タマネギは福岡県唯一の指定産地となっている[2]。
農業が中心の町だが、近年はベッドタウン化しつつある。2013年(平成25年)11月には、農地の宅地転用をめぐる収賄の疑いで久留米市議会の議員が逮捕され[3]、直後の市議会で辞職勧告決議が可決された[4][5]。
歴史
[編集]- 1889年4月1日 - 町村制施行に伴い三潴郡に以下の2村が成立。
- 1955年7月20日 - 三潴村と犬塚村が合併(新設合併)、同時に町制を施行し三潴町となる。
- 1957年11月1日 - 筑後市大字西牟田から字大立、富安、清導寺、峰の下、東本町、西本町、田中、大坪を編入。
- 1989年2月28日 - 筑後市と境界変更。
- 1994年9月13日 - 久留米市と境界変更。
- 2003年2月14日 - 筑後市及び三潴郡大木町と境界変更。
- 2005年2月5日 - 浮羽郡田主丸町、三井郡北野町、三潴郡城島町とともに久留米市へ編入され、三潴町は久留米市三潴町となった。
交通
[編集]鉄道
[編集]町内ではないものの、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線の荒木駅(久留米市)や西牟田駅(筑後市)も近隣に位置する。
このほか、1912年(大正元年)に開通した大川軌道(のちに西鉄大川線)が走っており、「草場」「塚崎」「早津崎」の3駅があった。1951年(昭和26年)に休止し、1966年(昭和41年)に正式に廃線となった。現在、城島新駅 - 早津崎駅間のかつての線路跡が遊歩道となっており、線路をイメージした模様が施されている。
道路
[編集]名所・旧跡・観光
[編集]出身有名人
[編集]- 内田博幸(騎手・JRA所属)
- 野田かつひこ(シンガーソングライター)
脚注
[編集]- ^ 三潴町農業協同組合 『特産物』(2018年4月1日閲覧)
- ^ 野菜指定産地一覧 野菜生産出荷安定法の規定に基づき野菜指定産地を指定した件(平成23年5月9日農林水産省告示第907号)
- ^ “収賄容疑で市議逮捕=農地転用で数十万円-福岡県警〔時事通信〕”. 農業ビジネス. (2013年11月9日) 2020年6月28日閲覧。
- ^ “議員辞職勧告|久留米市議会議員 石井俊一のブログ”. 石井俊一. (2013年12月2日) 2020年6月28日閲覧。
- ^ “久留米市議会:新山正英議員の辞職勧告に関する決議を可決しました(平成25年12月2日)”. 久留米市役所. (2014年2月5日) 2020年6月28日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 旧三潴町公式ホームページ
- 三潴町ホームページ(2005/01/19アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project