ヴァンゴッホ
ヴァンゴッホ | ||||||
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マイケル・テイバーの勝負服(青帽) | ||||||
欧字表記 | Van Gogh | |||||
品種 | サラブレッド | |||||
性別 | 牡 | |||||
毛色 | 鹿毛 | |||||
生誕 | 2018年2月11日(6歳) | |||||
父 | American Pharoah | |||||
母 | Imagine | |||||
母の父 | Sadler's Wells | |||||
生国 | アメリカ合衆国 | |||||
生産者 | Barronstown Stud | |||||
馬主 |
Michael Tabor, Derrick Smith, Susan Magnier & Diana Nagle | |||||
調教師 | Aidan O'Brien( アイルランド) | |||||
競走成績 | ||||||
生涯成績 | 11戦2勝 | |||||
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ヴァンゴッホ(英:Van Gogh)は、アメリカ合衆国で生産され、アイルランドで調教されている競走馬である。 主な勝ち鞍は2020年クリテリウムアンテルナシオナル。 日本のメディアの多くは「ヴァンゴッホ」と表記しているが、英語読みでは「ヴァンゴー」、馬名の由来となったオランダ語読みでは「ファンホッホ」、「ファンホフ」が近い。
戦績
[編集]2歳(2020年)
[編集]2020年7月11日レパーズタウン競馬場芝7ハロンの未勝利戦デビューし4着。未勝利馬の身で重賞初挑戦となった8月6日のタイロスステークス(G3)はミリタリースタイルと僅差の2着[1]。続くフューチュリティステークス(G2)は6着に終わるも、9月12日のチャンピオンズジュヴェナイルステークス (G2)は道中軽快に逃げるもののキャデラックにかわされ2着となる[2]。その後、9月27日カラ競馬場芝7ハロンの未勝利戦で1着となり、5戦目にして初勝利を挙げる。10月10日のオータムステークス(G3)では後方から追い込むもワンルーラーの2着と惜敗[3]。10月24日のクリテリウムアンテルナシオナルでは道中最後方を追走すると最後の直線で外から鋭く脚を伸ばし後続に4馬身差をつけG1初制覇を果たした[4]。
3歳(2021年)
[編集]3歳初戦となった英2000ギニーでは8着と惨敗。続く愛2000ギニーでは3着と好走するものの、仏ダービーは10着、愛ダービーは8着と精彩を欠いた。7月22日、2022年シーズンより北海道浦河町のイーストスタッドで種牡馬入りすることを発表した[5]。
競走成績
[編集]血統表
[編集]ヴァンゴッホの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | ミスタープロスペクター系 |
[§ 2] | ||
父 American Pharoah 2012 鹿毛 |
父の父 Pioneerof The Nile 2006 黒鹿毛 |
*エンパイアメーカー | Unbridled | |
Toussaud | ||||
Star of Goshen | Lord At War | |||
Castle Eight | ||||
父の母 Littleprincessemma 2006 栗毛 |
Yankee Gentleman | Storm Cat | ||
Key Phrase | ||||
Exclusive Rosette | Ecliptical | |||
Zetta Jet | ||||
母 Imagine 1998 鹿毛 |
Sadler's Wells 1981 鹿毛 |
Northern Dancer | Nearctic | |
Natalma | ||||
Fairy Bridge | Bold Reason | |||
Special | ||||
母の母 Doff The Derby 1981 鹿毛 |
Master Derby | *ダストコマンダー | ||
Madam Jerry | ||||
Margarethen | Tulyar | |||
Russ-Marie | ||||
母系(F-No.) | Margarethen系(FN:4-n) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | アウトブリード | [§ 4] | ||
出典 |
半兄Hratio Nelsonは2005年 ジャン・リュック・ラガルデール賞勝ち馬。母は2001年の英オークス勝ち馬で、母の半兄にジェネラス、オースミタイクーン がいる。
その他、曽祖母Margarethenの主な子孫にフリオーソ、Triptych、ディーマジェスティ、Treve、タワーオブロンドンなど。
脚注
[編集]- ^ “愛2歳G3タイロスS、ミリタリースタイルが競り勝ち”. JRA-VAN (2020年8月8日). 2020年12月10日閲覧。
- ^ “愛2歳G2チャンピオンジュベナイルS勝ちのキャデラック、次戦で米BC遠征へ”. JRA-VAN (2020年9月16日). 2020年12月10日閲覧。
- ^ “ガイヤースやペルシアンキング輩出の英2歳G3、ゴドルフィンがワンルーラーで5連覇”. JRA-VAN (2020年10月14日). 2020年12月10日閲覧。
- ^ “仏2歳G1クリテリウムアンテルナシオナル、アメリカンファラオ産駒のヴァンゴッホが圧勝”. JRA-VAN (2020年10月25日). 2020年12月10日閲覧。
- ^ “イーストスタッドがヴァンゴッホを導入 昨年のカルティエ賞最優秀2歳牡馬”. ヤフースポーツ (2021年7月22日). 2021年7月23日閲覧。
- ^ a b c “ヴァンゴッホ(USA) 血統情報:5代血統表”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2022年8月2日閲覧。
- ^ a b c “ヴァンゴッホの血統表”. netkeiba.com. Net Dreamers Co., Ltd.. 2022年8月2日閲覧。
外部リンク
[編集]- 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ、Racing Post