ドーンアプローチ
ドーンアプローチ | ||||
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2012デューハーストステークス (2012年10月13日) | ||||
欧字表記 | Dawn Approach | |||
品種 | サラブレッド | |||
性別 | 牡 | |||
毛色 | 栗毛 | |||
生誕 | 2010年4月23日(14歳) | |||
父 | ニューアプローチ | |||
母 | ヒムオブザドーン | |||
母の父 | フォーントリック | |||
生国 | アイルランド | |||
馬主 | ゴドルフィン | |||
調教師 | ジム・ボルジャー | |||
競走成績 | ||||
生涯成績 | 12戦8勝 | |||
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ドーンアプローチ(英:Dawn Approach)は、アイルランドの競走馬・種牡馬。父・ニューアプローチ、母・ヒムオブザドーン、母の父・フォーントリック。
2013年の2000ギニーの勝ち馬であり、ニューアプローチ産駒初の重賞勝ち馬でもある。
経歴
[編集]キャリアは2012年3月に始まり、ロイヤルアスコット競馬場、カラ競馬場でナショナルステークス、デューハーストステークス、ニューマーケット競馬場でコヴェントリーステークスなどの7つの重賞を獲得している。
2歳時、2013年のクラシックの有力候補とみなされたまま、2012年欧州シーズンを終えた。
3歳時には、緒戦の2000ギニーに勝利し、主戦騎手のケヴィン・マニングから「非常に特別な馬」、「いとも簡単にレースを勝ってみせた」と評価された[1]。
しかし、1番人気に推されたエプソムダービーでは完全に折り合いを欠き、優勝したルーラーオブザワールドから30馬身以上離され、最下位の12着と惨敗した。
この後、マイル戦に戻りセントジェームズパレスステークスに優勝。その後は勝ちきれないレースが続き、10月のクイーンエリザベス2世ステークス4着を最後に現役を引退した。
評価
[編集]2012年11月にカルティエ賞で最優秀2歳牡馬に選ばれた[2]。2012年の欧州のサラブレッド競走馬ランキングで、彼の最大のライバルであるキングスバーンズに6ポンド先行する、124ポンドの評価を与えられた[3]。
2013年のワールド・ベスト・レースホース・ランキングでは11位、3歳馬の中ではトロナードとオリンピックグローリーに次ぎ、マジシャン、アンテロ、ウィルテイクチャージと並ぶ3位に選ばれた[4]。
種牡馬入り後
[編集]アイルランドのキルデア県のキルダンガンスタッドで種牡馬となった[5]。初年度の種付け料は35,000ユーロである[6]。
主な産駒
[編集]- 2018年産
- ポエティックフレア / Poetic Flare - 2021年2000ギニー、セントジェームズパレスステークス
- パウレレ / Paulele - 2022年ウインターボトムステークス
競走成績
[編集]年月日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 頭数 | 馬番 | オッズ(人気) | 着順 | 騎手 | 斤量 | 距離(馬場) | タイム (上り3F) |
勝馬/(2着馬) | ||
2012 | 3. | 25 | カラ | 未勝利戦 | 1着 | K.マニング | 131lb | 芝5ハロン | ||||||
5. | 16 | ナアス | フィッシャリーレーン | OP | 2 | 1着 | K.マニング | 133lb | 芝6ハロン(稍) | |||||
6. | 4 | ナアス | ロチェスタウンステークス | OP | 2 | 1着 | K.マニング | 129lb | 芝6ハロン(稍) | |||||
6. | 19 | ロイヤルアスコット | コヴェントリーステークス | G2 | 22 | 13 | 4.5(2) | 1着 | K.マニング | 127lb | 芝6ハロン(稍) | 1:35.84 | (Olympic Glory) | |
9. | 15 | カラ | ナショナルステークス | G1 | 7 | 2 | 1.4(1) | 1着 | K.マニング | 129lb | 芝7ハロン(稍) | 1:25.50 | (Designs on Rome) | |
10. | 13 | ニューマーケット | デューハーストステークス | G1 | 6 | 3 | 1.3(1) | 1着 | K.マニング | 127lb | 芝7ハロン(稍) | 1:24.00 | (Leitir Mor) | |
2013 | 5. | 14 | ニューマーケット | 2000ギニー | G1 | 13 | 3 | 2.4(1) | 1着 | K.マニング | 126lb | 芝1マイル(稍) | 1:35.84 | (Glory Awaits) |
6. | 1 | エプソムダウンズ | エプソムダービー | G1 | 12 | 3 | 2.25(1) | 12着 | K.マニング | 126lb | 芝12ハロン10ヤード(良) | Ruler of the World | ||
6. | 18 | ロイヤルアスコット | セントジェームズパレスステークス | G1 | 9 | 1 | 2.25(1) | 1着 | K.マニング | 126lb | 芝1マイル(良) | 1:39.23 | (Toronado) | |
7. | 31 | グッドウッド | サセックスステークス | G1 | 7 | 4 | 1.9(1) | 2着 | K.マニング | 125lb | 芝1マイル(良) | Toronado | ||
8. | 11 | ドーヴィル | ジャックルマロワ賞 | G1 | 13 | 11 | 6.0(3) | 5着 | K.マニング | 56kg | 芝1600m | Moonlight Cloud | ||
10. | 19 | アスコット | クイーンエリザベス2世ステークス | G1 | 12 | 5 | 3.0(1) | 4着 | K.マニング | 126lb | 芝1マイル | Olympic Glory | ||
血統表
[編集]ドーンアプローチの血統 | (血統表の出典) | |||
父系 | サドラーズウェルズ系 |
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父 New Approach 栗毛 2005 |
父の父 *Galileo鹿毛 1998 |
Sadler's Wells 1981 | Northern Dancer | |
Fairy Bridge | ||||
Urban Sea 1989 | Miswaki | |||
Allegretta | ||||
父の母 Park Express黒鹿毛 1983 |
Ahonoora 1975 | Lorenzaccio | ||
Helen Nichols | ||||
Matcher 1966 | Match | |||
Lachine | ||||
母 Hymn of the Dawn 鹿毛 1999 |
Phone Trick 鹿毛 1982 |
Clever Trick 1976 | Icecapade 1969 | |
Kankakee Miss 1967 | ||||
Over the Phone 1965 | Finnegan | |||
Prattle | ||||
母の母 Colonial Debut鹿毛 1994 |
Pleasant Colony 1978 | His Majesty | ||
Sun Colony | ||||
Kittihawk Miss 1986 | Alydar | |||
Kittiwake (Family: 4-m) | ||||
5代内の近親交配 | Nearctic 5x5 |
注釈・出典
[編集]出典
[編集]- ^ Frank Keogh (4 May 2013). “Dawn Approach wins 2000 Guineas”. BBC Sport. 2015年10月27日閲覧。
- ^ Horse Racing (13 November 2012). “Cartier Awards 2012: Frankel sweeps board and takes top honour for second year”. London: Daily Telegraph 2015年10月27日閲覧。
- ^ “2012 Flat Classification”. Horse Racing Ireland. 2015年10月27日閲覧。
- ^ http://www.horseracingintfed.com/resources/WTRRankings/2013_LWBRR.asp
- ^ 『優駿』2013年12月号、163頁。
- ^ “Dawn Approach - stud record”. Racing Post. 2015年10月27日閲覧。
外部リンク
[編集]- 競走馬成績と情報 Racing Post