ロサンゼルス映画批評家協会賞音楽賞

ロサンゼルス映画批評家協会賞音楽賞（ロサンゼルスえいがひひょうかきょうかいしょうおんがくしょう、Los Angeles Film Critics Association Award for Best Music）は、ロサンゼルス映画批評家協会によって毎年贈られる、映画音楽を対象とした賞である。1976年の第2回ロサンゼルス映画批評家協会賞から創設された。

受賞結果

1970年代

年	作品名	作曲家	出典
1976	タクシードライバー	バーナード・ハーマン	^[1]
1977	スター・ウォーズエピソード4/新たなる希望	ジョン・ウィリアムズ
1978	ミッドナイト・エクスプレス	ジョルジオ・モロダー
1979	ワイルド・ブラック/少年の黒い馬	カーマイン・コッポラ

1980年代

年	作品名	作曲家	年
1980	ロング・ライダーズ	ライ・クーダー	^[2]
1981	ラグタイム	ランディ・ニューマン
1982	48時間	ジェームズ・ホーナー、ザ・バス・ボーイズ（英語版）
1983	コヤニスカッツィ	フィリップ・グラス
1984	ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ	エンニオ・モリコーネ
1985	乱	武満徹
1986	ラウンド・ミッドナイト	ハービー・ハンコック、デクスター・ゴードン
1987	ラストエンペラー	デヴィッド・バーン、坂本龍一、スー・ツォン
1988	モダーンズ	マーク・アイシャム
1989	ドゥ・ザ・ライト・シング	ビル・リー

1990年代

年	作品名	作曲家	出典
1990	シェルタリング・スカイ	リチャード・ホロウィッツ、坂本龍一	^[3]
1991	ふたりのベロニカ	ズビグニエフ・プレイスネル
	アット・プレイ・イン・ザ・フィールズ・オブ・ザ・ロード（英語版）
	僕を愛したふたつの国/ヨーロッパヨーロッパ
1992	ダメージ
1993	トリコロール/青の愛
	秘密の花園
	オリヴィエオリヴィエ（英語版）
1994	エド・ウッド	ハワード・ショア
1995	リトル・プリンセス	パトリック・ドイル
1996	カンザス・シティ	ハル・ウィルナー、The Hey Hey Club Musicians
1997	クンドゥン	フィリップ・グラス
1998	ブッチャー・ボーイ	エリオット・ゴールデンサール
1999	サウスパーク/無修正映画版	トレイ・パーカー、マーク・シャイマン

2000年代

年	作品名	作曲家	出典
2000	グリーン・デスティニー	タン・ドゥン	^[4]
2001	ロード・オブ・ザ・リング	ハワード・ショア
2002	エデンより彼方に	エルマー・バーンスタイン
2003	ベルヴィル・ランデブー	ブノワ・シャレ（フランス語版）
2004	Mr.インクレディブル	マイケル・ジアッチーノ
2005	ハウルの動く城	久石譲、木村弓
2006	ペインテッド・ヴェール〜ある貴婦人の過ち〜（英語版）	アレクサンドル・デスプラ
2006	クィーン	アレクサンドル・デスプラ
2007	ONCE ダブリンの街角で	グレン・ハンサード（英語版）、マルケタ・イルグロヴァ（英語版）
2008	スラムドッグ$ミリオネア	A・R・ラフマーン
2009	クレイジー・ハート	T・ボーン・バーネット、スティーヴン・ブルトン（英語版）

2010年代

年	作品名	作曲家	出典
2010	ゴーストライター	アレクサンドル・デスプラ	^[5]
2010	ソーシャル・ネットワーク	トレント・レズナー、アッティカス・ロス
2011	ハンナ	ケミカル・ブラザーズ
2012	ハッシュパピー〜バスタブ島の少女〜	ダン・ローマー（英語版）、ベン・ザイトリン
2013	インサイド・ルーウィン・デイヴィス名もなき男の歌	T・ボーン・バーネット
2014	インヒアレント・ヴァイス	ジョニー・グリーンウッド
2014	アンダー・ザ・スキン種の捕食	ミカ・レヴィ（英語版）
2015	アノマリサ	カーター・バーウェル
2015	キャロル	カーター・バーウェル
2016	ラ・ラ・ランド	ジャスティン・ハーウィッツ、パセク&ポール
2017	ファントム・スレッド	ジョニー・グリーンウッド	^[6]
2018	ビール・ストリートの恋人たち	ニコラス・ブリテル	^[7]
2019	失くした体	ダン・レヴィ（英語版）	^[8]

2020年代

年	作品名	作曲家	出典
2020	ソウルフル・ワールド	トレント・レズナー、アッティカス・ロス	^[9]
2021	パラレル・マザーズ	アルベルト・イグレシアス	^[10]
2022	RRR	M・M・キーラヴァーニ	^[11]
2023	関心領域	ミカ・レヴィ（英語版）	^[12]

出典

^ “Los Angeles Film Critics Assn.”. Los Angeles Film Critics Association. 2023年5月10日閲覧。
^ “Los Angeles Film Critics Assn.”. Los Angeles Film Critics Association. 2023年5月10日閲覧。
^ “Los Angeles Film Critics Assn.”. Los Angeles Film Critics Association. 2023年5月10日閲覧。
^ “Los Angeles Film Critics Assn.”. Los Angeles Film Critics Association. 2023年5月10日閲覧。
^ “Los Angeles Film Critics Assn.”. Los Angeles Film Critics Association. 2023年5月10日閲覧。
^ Nordyke, Kimberly (3 December 2017). “'Call Me by Your Name' Selected as Best Picture by L.A. Film Critics Association”. The Hollywood Reporter 4 December 2017閲覧。
^ “Los Angeles Film Critics Association 2018 Winners”. IndieWire (2018年12月9日). 2023年5月10日閲覧。
^ “Los Angeles Film Critics Awards 2019 Winners — Full List”. Deadline (2019年12月8日). 2023年5月10日閲覧。
^ “'Small Axe' Wins LAFCA Best Picture Despite Not Submitted for Oscars”. Variety (2020年12月20日). 2023年5月10日閲覧。
^ “Los Angeles Film Critics 2021 Winners List”. Variety (2021年12月18日). 2023年5月10日閲覧。
^ “Los Angeles Film Critics Association (LAFCA) 2022 Winners”. Variety (2022年12月11日). 2023年5月10日閲覧。
^ “The 2023 Los Angeles Film Critics Association (LAFCA) Winners”. Next Best Picture (2023年12月10日). 2024年1月24日閲覧。

外部リンク

公式ウェブサイト（英語）

[1] “Los Angeles Film Critics Assn.”. Los Angeles Film Critics Association. 2023年5月10日閲覧。

[2] “Los Angeles Film Critics Assn.”. Los Angeles Film Critics Association. 2023年5月10日閲覧。

[3] “Los Angeles Film Critics Assn.”. Los Angeles Film Critics Association. 2023年5月10日閲覧。

[4] “Los Angeles Film Critics Assn.”. Los Angeles Film Critics Association. 2023年5月10日閲覧。

[5] “Los Angeles Film Critics Assn.”. Los Angeles Film Critics Association. 2023年5月10日閲覧。

[6] Nordyke, Kimberly (3 December 2017). “'Call Me by Your Name' Selected as Best Picture by L.A. Film Critics Association”. The Hollywood Reporter 4 December 2017閲覧。

[7] “Los Angeles Film Critics Association 2018 Winners”. IndieWire (2018年12月9日). 2023年5月10日閲覧。

[8] “Los Angeles Film Critics Awards 2019 Winners — Full List”. Deadline (2019年12月8日). 2023年5月10日閲覧。

[9] “'Small Axe' Wins LAFCA Best Picture Despite Not Submitted for Oscars”. Variety (2020年12月20日). 2023年5月10日閲覧。

[10] “Los Angeles Film Critics 2021 Winners List”. Variety (2021年12月18日). 2023年5月10日閲覧。

[11] “Los Angeles Film Critics Association (LAFCA) 2022 Winners”. Variety (2022年12月11日). 2023年5月10日閲覧。

[12] “The 2023 Los Angeles Film Critics Association (LAFCA) Winners”. Next Best Picture (2023年12月10日). 2024年1月24日閲覧。

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表話編歴ロサンゼルス映画批評家協会賞
賞	作品賞主演男優賞主演女優賞助演男優賞助演女優賞監督賞アニメ映画賞撮影賞外国語映画賞ノンフィクション映画賞脚本賞美術賞音楽賞
年別	1975 1976 1977 1978 1979 1980 1981 1982 1983 1984 1985 1986 1987 1988 1989 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023

表話編歴ロサンゼルス映画批評家協会賞音楽賞
1976–1980	バーナード・ハーマン（1976）ジョン・ウィリアムズ（1977）ジョルジオ・モロダー（1978）カーマイン・コッポラ（1979）ライ・クーダー（1980）
1981–2000	ランディ・ニューマン（1981）ジェームズ・ホーナー & ザ・バス・ボーイズ（英語版）（1982）フィリップ・グラス（1983）エンニオ・モリコーネ（1984）武満徹（1985）ハービー・ハンコック & デクスター・ゴードン（1986）デヴィッド・バーン & 坂本龍一 & スー・ツォン（1987）マーク・アイシャム（1988）ビル・リー（1989）リチャード・ホロウィッツ & 坂本龍一（1990）ズビグニエフ・プレイスネル（1991）ズビグニエフ・プレイスネル（1992）ズビグニエフ・プレイスネル（1993）ハワード・ショア（1994）パトリック・ドイル（1995）ハル・ウィルナー & The Hey Hey Club Musicians（1996）フィリップ・グラス（1997）エリオット・ゴールデンサール（1998）トレイ・パーカー & マーク・シャイマン（1999）タン・ドゥン（2000）
2001–2020	ハワード・ショア（2001）エルマー・バーンスタイン（2002）ブノワ・シャレ（フランス語版）（2003）マイケル・ジアッチーノ（2004）久石譲 & 木村弓（2005）アレクサンドル・デスプラ（2006）グレン・ハンサード（英語版） & マルケタ・イルグロヴァ（英語版）（2007） A・R・ラフマーン（2008） T・ボーン・バーネット & スティーヴン・ブルトン（英語版）（2009）アレクサンドル・デスプラ & トレント・レズナー & アッティカス・ロス（2010）ケミカル・ブラザーズ（2011）ダン・ローマー（英語版） & ベン・ザイトリン（2012） T・ボーン・バーネット（2013）ジョニー・グリーンウッド & ミカ・レヴィ（英語版）（2014）カーター・バーウェル（2015）ジャスティン・ハーウィッツ & パセク&ポール（2016）ジョニー・グリーンウッド（2017）ニコラス・ブリテル（2018）ダン・レヴィ（英語版）（2019）トレント・レズナー & アッティカス・ロス（2020）
2021–現在	アルベルト・イグレシアス（2021） M・M・キーラヴァーニ（2022）ミカ・レヴィ（英語版）（2023）