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ヨウ素酸銀(I)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヨウ素酸銀(I)
識別情報
CAS登録番号 7783-97-3
PubChem 165642
ChemSpider 145168 チェック
特性
化学式 AgIO3
モル質量 282.77 g/mol
外観 白色結晶
密度 5.53 g/cm3, 固体
融点

> 200 °C

への溶解度 不溶
他の溶媒への溶解度 3.0×10-8
関連する物質
その他の陰イオン ヨウ化銀(I)
塩素酸銀(I)
その他の陽イオン ヨウ素酸ナトリウム
ヨウ素酸カリウム
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ヨウ素酸銀(I)(ヨウそさんぎん いち、: silver(I) iodate)は、化学式が AgIO3 と表されるヨウ素酸塩である。ほとんどの金属ヨウ素酸塩とは違ってに不溶性である。

ヨウ素酸銀(I)は、硝酸銀(I)ヨウ素酸ナトリウムとの反応で得られ、副生成物として硝酸ナトリウムが生ずる[1]

脚注

[編集]
  1. ^ Qiu, Chao; Sheng Han; Xingguo Cheng; and Tianhui Ren (2005). “Distribution of Thioethers in Hydrotreated Transformer Base Oil by Oxidation and ICP-AES Analysis”. Industrial & Engineering Chemistry Research 44 (11): 4151-4155. doi:10.1021/ie048833b. http://pubs.acs.org/cgi-bin/abstract.cgi/iecred/2005/44/i11/abs/ie048833b.html 2007年5月3日閲覧. "Silver nitrate reacts with iodate to form the precipitate of silver iodate, and the precipitate is transferred to silver nitrate."