コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

メリッサ・マッカーシー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
メリッサ・マッカーシー
Melissa McCarthy
Melissa McCarthy
2018年
本名 Melissa Ann McCarthy
生年月日 (1970-08-26) 1970年8月26日(54歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 イリノイ州プレインフィールド
身長 157 cm[1]
職業 女優コメディアン脚本家プロデューサー
ジャンル テレビドラマ映画
活動期間 1997年 -
配偶者 ベン・ファルコーン
2005年 - )
著名な家族 ジェニー・マッカーシー(従妹)
主な作品
映画
ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン
泥棒は幸せのはじまり
ハングオーバー!!! 最後の反省会
デンジャラス・バディ
ヴィンセントが教えてくれたこと
SPY/スパイ
ゴーストバスターズ
ある女流作家の罪と罰
リトル・マーメイド
テレビドラマ
ギルモア・ガールズ
サマンサ Who?
Mike & Molly
受賞
MTVムービー・アワード
コメディ演技賞
2012年ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン
胸をえぐられるような演技賞
2011年『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』
エミー賞
主演女優賞(コメディシリーズ部門)
2011年Mike & Molly
ゲスト女優賞(コメディシリーズ部門)
2017年サタデー・ナイト・ライブ
ゴールデンラズベリー賞
最低主演女優賞
2018年ライフ・オブ・ザ・パーティー』『パペット大騒査線 追憶の紫影
名誉挽回賞
2018年『ある女流作家の罪と罰
その他の賞
テンプレートを表示

メリッサ・アン・マッカーシー(Melissa Ann McCarthy, 1970年8月26日 - )は、アメリカ合衆国女優コメディアン脚本家プロデューサー

The WBのテレビシリーズ『ギルモア・ガールズ』のスーキー役や、ABCシットコムサマンサ Who?』のディーナ役などで知名度を高める。2010年からはCBSのシットコム『Mike & Molly』に主演し、2011年エミー賞を受賞した[2]

映画では『9-ナイン』『カレには言えない私のケイカク』『かぞくはじめました』などに出演し、2011年の『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』でブレイクし、同作によりアカデミー助演女優賞にノミネートされ[3]、2018年の『ある女流作家の罪と罰』ではアカデミー主演女優賞にノミネートされた。

生い立ち

[編集]

イリノイ州プレインフィールド[4]で母サンドラと父マイケルのもとに生まれる[5][6]。従妹には女優のジェニー・マッカーシーがいる[7]。「ビッグ・アイリッシュ・カトリック・ファミリー」の農場で育ち[8]ジョリエットの聖フランシスアカデミー(現在のジョリエット・カトリック・アカデミー英語版)を卒業する[9]。その後、映画やテレビ、舞台でキャリアを始動させる[10]。また、マッカーシーはザ・グラウンド・リングスの卒業生でもある。

キャリア

[編集]

1997年NBCのコメディ・シリーズ『Jenny』にゲスト出演し、2000年から2003年にかけては映画『キッド』『チャーリーズ・エンジェル、『go』『恋の方程式 あなたのハートにクリック2』『ライフ・オブ・デビッド・ゲイル』に脇役で出演する。2000年から2007年までThe WBのテレビドラマ『ギルモア・ガールズ』で主人公ローレライの親友スーキー役を務めた。また、アニメ『キム・ポッシブル』に声の出演をするなど、声優としても活動するようになる。

2007年、ジョン・オーガスト監督・脚本の映画『9-ナイン』でライアン・レイノルズと共演する。2007年から2009年にかけて放送されたABCシットコムサマンサ Who?』ではディーナ役として出演して知名度をさらに高めたほか、2009年にはテレビシリーズ『Rita Rocks』、2010年には『プライベート・プラクティス 迷えるオトナたち』へのゲスト出演を果たした。

2010年、映画『カレには言えない私のケイカク』と『かぞくはじめました』に出演する。同年にはCBSのシットコム『Mike & Molly』で主演を務めており、2011年に同作品で初めてエミー賞を受賞した[11]

2011年、商業的にも批評的にも成功した『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』でクリステン・ウィグマーヤ・ルドルフローズ・バーンウェンディ・マクレンドン=コーヴィエミリー・ケンパーと共演し、アカデミー助演女優賞にノミネートされる。2011年6月にはWomen in Film Crystal + Lucy Awardsの司会を務め[12]、同年10月1日には『サタデー・ナイト・ライブ』の司会を務めている。

2012年

2012年にはジャド・アパトーの映画『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』のスピンオフ40歳からの家族ケーカク』に出演し[13]2013年にはジェイソン・ベイトマンとの共演映画『泥棒は幸せのはじまり』と人気シリーズの第3弾『ハングオーバー!!! 最後の反省会』が公開された。2014年には自ら主演・脚本・製作総指揮を務め、夫ベン・ファルコーンが監督を務めた『タミー/Tammy』が公開されている[14]

2018年には『ある女流作家の罪と罰』の演技でアカデミー主演女優賞にノミネートされる。

私生活

[編集]

2005年10月8日に長年交際していたベン・ファルコーンと結婚し[15][16]2007年5月5日に長女、2010年3月に次女が生まれている[17][18]

フィルモグラフィ

[編集]

映画

[編集]
公開年 邦題
原題
役名 備考 吹き替え
1998 God Margaret
1999 go
Go
サンドラ
2000 チャーリーズ・エンジェル
Charlie's Angels
ドリス
MONA 彼女が殺された理由
Drowning Mona
シャーリー
Auto Motives' Tonnie
キッド
The Kid
Sky King Waitress
2002 Pumpkin Cici Pinkus
恋の方程式 あなたのハートにクリック2
The Third Wheel
マリリン 日本劇場未公開
ホワイト・オランダー
White Oleander
女救命士
2003 ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
The Life of David Gale
Nico the Goth Girl
Chicken Party Tot Wagner
Kim Possible: The Secret Files DNAmy 声の出演
2006 Cook-Off! Amber Strang
2007 9-ナイン
The Nines
Margaret / Melissa / Mary 日本劇場未公開
ザ・シューター/極大射程
Shooter
Night Store Clerk クレジットなし
The Captain Fran
2008 Just Add Water Selma
Pretty Ugly People ベッキー
2010 カレには言えない私のケイカク
The Back-Up Plan
キャロル 日本劇場未公開
かぞくはじめました
Life as We Know It
ディーディー 日本劇場未公開 堀越真己
2011 ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン
Bridesmaids
メイガン 受賞 - ボストン映画批評家協会賞助演女優賞
受賞 - ラスベガス映画批評家協会賞助演女優賞
受賞 - ニューヨーク映画批評家オンライン賞助演女優賞
受賞 - アイオワ映画批評家協会賞助演女優賞[19]
受賞 - 全米映画俳優組合賞キャスト賞
ノミネート - 全米映画俳優組合賞助演女優賞
ノミネート - オースティン映画批評家協会賞助演女優賞
ノミネート - クリティクス・チョイス・アワードキャスト賞
ノミネート - クリティクス・チョイス・アワード助演女優賞
ノミネート - シカゴ映画批評家協会賞助演女優賞
ノミネート - ダラス・フォートワース映画批評家協会賞助演女優賞
ノミネート - デンバー映画批評家協会賞助演女優賞[20]
ノミネート - デトロイト映画批評家協会賞ブレイクスルー演技賞[21]
ノミネート - ヒューストン映画批評家協会賞助演女優賞
ノミネート - オンライン映画批評家協会賞助演女優賞
ノミネート - フェニックス映画批評家協会賞キャスト賞
ノミネート - ティーン・チョイス・アワード女性シーンスティラー賞
ノミネート - バンクーバー映画批評家協会賞助演女優賞
ノミネート - ヴィレッジ・ヴォイス映画投票助演女優賞[22]
ノミネート - セントラル・オハイオ映画批評協会賞助演女優賞
ノミネート - ワシントンD.C.映画批評家協会賞助演女優賞
ノミネート - 英国アカデミー賞助演女優賞
ノミネート - アカデミー賞助演女優賞
斉藤貴美子
2012 40歳からの家族ケーカク
This is 40
キャサリン 無ケーカクの命中男/ノックトアップ』のスピンオフ
日本劇場未公開
平野夏那子
2013 泥棒は幸せのはじまり
Identity Thief
ダイアナ / ドーン・バッジー 日本劇場未公開
ハングオーバー!!! 最後の反省会
The Hangover Part III
キャシー 勝生真沙子
デンジャラス・バディ
The Heat
マリンズ 斉藤貴美子
2014 タミー/Tammy
Tammy
タミー 兼脚本・製作総指揮
日本劇場未公開
ヴィンセントが教えてくれたこと
St. Vincent
マギー・ブロンスタイン 斉藤貴美子
2015 SPY/スパイ
Spy
スーザン・クーパー 堀越真己
2016 ゴースト・バスターズ
Ghostbusters
アビー・イェーツ 渡辺直美
メリッサ・マッカーシー in ザ・ボス 世界で一番お金が好き!
The Boss
ミシェル・ダーネル 兼脚本・製作
日本劇場未公開
(吹き替え版なし)
セントラル・インテリジェンス
Central Intelligence
ダーラ カメオ出演 正木沙織
2018 ライフ・オブ・ザ・パーティー
Life of the Party
ディーナ 兼脚本・製作 (吹き替え版なし)
パペット大騒査線 追憶の紫影
The Happytime Murders
コニー・エドワーズ刑事 兼製作
ある女流作家の罪と罰
Can You Ever Forgive Me?
リー・イスラエル アカデミー主演女優賞ノミネート
英国アカデミー賞主演女優賞ノミネート
ゴールデングローブ賞主演女優賞 (ドラマ部門)ノミネート
全米映画俳優組合賞主演女優賞ノミネート
クリティクス・チョイス・アワード主演女優賞ノミネート
唐沢潤
2019 ザ・キッチン
The Kitchen
キャシー・ブレナン 斉藤貴美子
2021 サンダーフォース -正義のスーパーヒロインズ-
Thunder Force
リディア Netflix配信
ムクドリ
The Starling
リリー・メイナード Netflix配信 (吹き替え版なし)
2022 ソー:ラブ&サンダー
Thor: Love and Thunder
ヘラを演じる役者 美々
2023 リトル・マーメイド
The Little Mermaid
アースラ 浦嶋りんこ
TBA Unfrosted: The Pop-Tart Story ポストプロダクション
Bernard and the Genie 撮影中

テレビ

[編集]
放映年 邦題
原題
役名 備考
1997 Jenny Melissa エピソード: "1.5"
2000 D.C. Molly エピソード: "Justice"
エピソード: "Blame"
2000-2007 ギルモア・ガールズ
Gilmore Girls
スーキー 計153話出演
2001 Sir Arthur Conan Doyle's The Lost World ビリー エピソード: "Mark of the Beast"
2002-2005 キム・ポッシブル
Kim Possible
DNAmy 声の出演
エピソード: "Downhill", "Partners", "Gorilla Fist"
2004 ラリーのミッドライフ★クライシス
Curb Your Enthusiasm
Saleswoman エピソード: "The Surrogate"
2007-2009 サマンサ Who?
Samantha Who?
ディーナ 計35話出演
2009 Rita Rocks Mindy Boone エピソード: "Why Can't We Be Friends?"
2010 プライベート・プラクティス 迷えるオトナたち
Private Practice
Lynn McDonald エピソード: "Best Laid Plans"
2010-2016 マイク&モリー マシュマロ系しあわせ日記
Mike & Molly
Molly Flynn 主演・計127話出演
受賞 - 2011年プライムタイム・エミー賞主演女優賞(コメディシリーズ)
ノミネート - 2011年サテライト賞テレビ主演女優賞(コメディシリーズ)
2011 サタデー・ナイト・ライブ
Saturday Night Live
司会 エピソード: "Melissa McCarthy/Lady Antebellum"[23]
2012 ザ・ペンギンズ from マダガスカル
The Penguins of Madagascar
シェリー 声の出演
2021 ナイン・パーフェクト・ストレンジャー
Nine Perfect Strangers
フランシス・ウェルティ 計8話出演
兼製作総指揮
2022 フェイバリット・イディオット: 神に選ばれたメッセンジャー
God’s Favorite Idiot
アミリー・ラック 計8話出演
兼製作総指揮

参考文献

[編集]
  1. ^ Melissa McCarthy - Biography” (英語). IMDb. 2013年6月17日閲覧。
  2. ^ And the 2011 Emmy Award Nominees Are”. Tvfanatic.com (2011年7月14日). 2012年1月8日閲覧。
  3. ^ Oscar nominations announced for supporting actress[リンク切れ]
  4. ^ Melissa McCarthy Biography”. TVGuide.com. 2008年4月29日閲覧。
  5. ^ "Melissa Mccarthy: Her Moment to Shine" March 21, 2011, People Magazine
  6. ^ [1]
  7. ^ http://www.hollywoodreporter.com/news/melissa-mccarthy-mike-molly-bridesmaids-240899
  8. ^ "‘Mike and Molly’s’ Melissa McCarthy Finds Super-Sized Success" March 22, 2011, LifeScript.com
  9. ^ "From JCA to CBS: Emmy winner got acting bug at Joliet school" Archived 2011年9月24日, at the Wayback Machine. September 21, 2011, The Herald News
  10. ^ Melissa McCarthy Biography”. Movies.yahoo.com. 2012年1月8日閲覧。
  11. ^ Melissa McCarthy Emmy Award Winner”. Emmys.com. 2012年1月8日閲覧。
  12. ^ CRYSTAL + LUCY AWARDS 2011”. Wif.org. 2012年1月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年1月8日閲覧。
  13. ^ Uddin, Zakia (2011年7月8日). “Melissa McCarthy to star in 'Knocked Up' sequel”. Digital Spy. 2011年7月30日閲覧。
  14. ^ Jeff, Leins (2011年11月7日). “Melissa McCarthy Striking Out with ‘Tammy’”. News in Film. 2012年6月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年12月10日閲覧。
  15. ^ Arieanna (2005年10月22日). “Melissa McCarthy gets married!!”. Gilmore News. 2011年7月30日閲覧。
  16. ^ BEN FALCONE” (2011年). 2011年7月30日閲覧。
  17. ^ Sarah (2007年5月14日). “A daughter for Gilmore Girls' Melissa McCarthy”. Celebrity Baby Blog. 2007年11月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年7月30日閲覧。
  18. ^ Scott Huver: "Melissa McCarthy: I’m Not a Great Pregnant Woman", People, August 15, 2010
  19. ^ http://journalexpress.net/cnhi/x538059864/Iowa-Film-Critics-pick-The-Descendants
  20. ^ Denver Film Critics Society nominees”. Awards Daily. 2012年1月8日閲覧。
  21. ^ http://www.hitfix.com/blogs/in-contention/posts/take-shelter-leads-detroit-critics-nods
  22. ^ http://www.villagevoice.com/filmpoll/cat/supporting_actress/2011/
  23. ^ Alec Baldwin and Melissa McCarthy Sign On for SNL E! Online

外部リンク

[編集]