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マット・ディロン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マット・ディロン
Matt Dillon
Matt Dillon
2009年
本名 Matthew Raymond Dillon
生年月日 (1964-02-18) 1964年2月18日(60歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ニューヨーク州ニューロシェル
身長 183cm
主な作品
アウトサイダー
ランブルフィッシュ
ドラッグストア・カウボーイ
誘う女
ワイルドシングス
メリーに首ったけ
クラッシュ
テイカーズ
ジーサンズ はじめての強盗
ハウス・ジャック・ビルト
受賞
放送映画批評家協会賞
アンサンブル演技賞
2005年クラッシュ
MTVムービー・アワード
悪役賞
1999年メリーに首ったけ
全米映画俳優組合賞
キャスト賞
2005年『クラッシュ』
その他の賞
インディペンデント・スピリット賞
主演男優賞

1989年ドラッグストア・カウボーイ
ロカルノ国際映画祭
名誉金豹賞

2022年
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マット・ディロン(Matt Dillon, 本名 Matthew Raymond Dillon, 1964年2月18日 - )は、アメリカ合衆国ニューヨーク州出身の俳優。弟のケヴィンも俳優。

来歴

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カトリック系の家庭の6人兄弟の2番目に生まれる[1][2][3]

高校生の時にスカウトされて1978年に映画デビュー。1983年フランシス・フォード・コッポラの青春映画『アウトサイダー』と『ランブルフィッシュ』に続けて出演し、一躍人気アイドルとなった。その後しばらく低迷するが、1989年にはガス・ヴァン・サントの『ドラッグストア・カウボーイ』でジャンキーを演じ、インディペンデント・スピリット賞の男優賞を受賞した。その後はコメディ映画に出演したり、2002年には『シティ・オブ・ゴースト』で監督としてもデビューしている。2004年の『クラッシュ』では全米映画俳優組合賞キャスト賞を受賞、アカデミー助演男優賞にノミネートされる。しかし2010年、この作品の利益分配をめぐり、プロデューサーに対して訴訟を起こした[4]

私生活

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1990年代は約3年間、キャメロン・ディアスと交際していた[5]

主な出演作品

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映画

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公開年 邦題
原題
役名 備考 吹き替え
1979 レベルポイント
Over the Edge
リッチー
1980 リトル・ダーリング
Little Darlings
ランディ 永久勲雄(フジテレビ版)
マイ・ボディーガード
My Bodyguard
ムーディ 速水奨(日本テレビ版)
1982 テックス
Tex
テックス・マコーミック 宮本充
マット・ディロンの初恋物語
Liar's Moon
ジャック・ダンカン 井上和彦(読売テレビ版)
1983 アウトサイダー
The Outsiders
ダラス・ウィンストン 杉本哲太(フジテレビ版)
伊藤健太郎(ソフト版)
ランブルフィッシュ
Rumble Fish
ラスティ・ジェームズ (吹き替え版なし)
1984 フラミンゴキッド
The Flamingo Kid
ジェフリー・ウィリス 塩沢兼人
1985 ターゲット
Target
クリス・ロイド / デレク・ポッター 江原正士(フジテレビ版)
レベル・反逆者
Rebel
レベル 山寺宏一(テレビ東京版)
1986 ネイティブ・サン
Native Son
ジャン (吹き替え版なし)
1987 ビッグタウン
The Big Town
J.C. カレン
1988 カンザス/カンザス経由→NY.行き
Kansas
ドイル・ケネディ
ワンナイト・オブ・ブロードウェイ
Bloodhounds of Broadway
リグレット
1989 ドラッグストア・カウボーイ
Drugstore Cowboy
ボブ インディペンデント・スピリット賞主演男優賞 受賞 落合弘治
1991 死の接吻
A Kiss Before Dying
ジョナサン 池田秀一(VHS版)
堀内賢雄(テレビ朝日版)
男が女を愛する時
Women & Men 2: In Love There Are No Rules
エディ テレビ映画
1992 シングルス
Singles
クリフ (吹き替え版なし)
1993 聖者の眠る街
The Saint of Fort Washington
マシュー 平田広明(VHS版)
最高の恋人
Mr. Wonderful
ガス 山寺宏一
1995 誘う女
To Die For
ラリー・マレット 堀内賢雄
フランキー・スターライト/世界で一番素敵な恋
Frankie Starlight
テリー
1996 ビューティフル・ガールズ
Beautiful Girls
トミー・ローランド(バードマン) 山寺宏一
グレイス・オブ・マイ・ハート
Grace Of My Heart
ジェイ・フィリップス 宮本充
アルビノ・アリゲーター
Albino Alligator
ドヴァ 平田広明
1997 イン&アウト
In & Out
キャメロン・ドレイク 堀内賢雄
1998 ワイルドシングス
Wild Things
サム・ロンバード 藤原啓治(ソフト版)
小山力也(テレビ朝日版)
メリーに首ったけ
There's Something About Mary
パット・ヒーリー 小杉十郎太
2001 ジュエルに気をつけろ!
One Night at McCool's
ランディ 堀内賢雄
2002 デュースワイルド
Deuces Wild
フリッツィー (吹き替え版なし)
シティ・オブ・ゴースト
City of Ghosts
ジミー 兼監督・脚本 小杉十郎太
2004 クラッシュ
Crash
ジョン・ライアン巡査 インディペンデント・スピリット賞助演男優賞 受賞
2005 バイバイ、ママ
Loverboy
マーク 落合弘治
酔いどれ詩人になるまえに
Factotum
ヘンリー・チナスキー (吹き替え版なし)
ハービー/機械じかけのキューピッド
Herbie: Fully Loaded
トリップ・マーフィ
2006 トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合
You, Me and Dupree
カール・パターソン 森川智之
2008 ザ・クリミナル 合衆国の陰謀
Nothing But the Truth
パットン・デュボア 西垣俊作
2009 オールド・ドッグ
Old Dogs
バリー 檀臣幸
アーマード 武装地帯
Armored
マイク・コクレイン 咲野俊介
2010 テイカーズ
Takers
ジャック・ウェルズ 檀臣幸
2013 マイ・ライフ・メモリー
Sunlight Jr.
リッチー (吹き替え版なし)
スティーラーズ
Pawn Shop Chronicles
リチャード 森川智之
エージェント・スティール
The Art of the Steal
ニッキー・カルフーン 荒井勇樹
2014 インファナル・ディール 野蛮な正義
Bad Country
ジェシー・ウェイランド
2017 ジーサンズ はじめての強盗
Going in Style
アーロン・ヘイマー捜査官 津田健次郎
2018 ハウス・ジャック・ビルト
The House That Jack Built
ジャック (吹き替え版なし)
ヘッド・フル・オブ・ハニー
Head Full of Honey
ニック
2019 約束の宇宙
Proxima
藤真秀
2020 カポネ
Capone
ジョニー 三上哲
2023 アステロイド・シティ
Asteroid City
ポストプロダクション 小杉十郎太

テレビシリーズ

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放映年 邦題
原題
役名 備考 吹き替え
2011 モダン・ファミリー
Modern Family
ロビー 第2シーズン第15話「母親と元カレ」
2015 ウェイワード・パインズ 出口のない街
Wayward Pines
イーサン・バーク 計10話出演 津田健次郎

参照

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  1. ^ Dillon, Matt (2005年8月6日). “Behind the mask”. London: The Daily Telegraph. http://www.telegraph.co.uk/culture/film/3645566/Behind-the-mask.html 2010年9月11日閲覧。 
  2. ^ Flynn, Paul (2005年8月11日). “Matt's Crash landing”. Evening Standard. http://www.thisislondon.co.uk/film/article-20064410-matts-crash-landing.do 2010年9月11日閲覧。 [リンク切れ]
  3. ^ Rader, Dotson (2006年7月23日). “‘‘You Don’t Shut the Door on Hope’’”. Parade. http://www.parade.com/articles/editions/2006/edition_07-23-2006/Matt_Dillon 2010年12月30日閲覧。 
  4. ^ “マット・ディロン、オスカー受賞映画『クラッシュ』の利益をめぐり訴訟を起こす”. シネマトゥデイ. (2010年10月3日). https://www.cinematoday.jp/news/N0027338 2013年2月8日閲覧。 
  5. ^ Matt Dillon Attempts to Explain Cameron Diaz Split”. Hollywood.com (2006年7月24日). 2012年5月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年11月7日閲覧。

外部リンク

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