コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

マシュー・リベラトーレ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マシュー・リベラトーレ
Matthew Liberatore
セントルイス・カージナルス #52
2024年8月5日
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 アリゾナ州ピオリア
生年月日 (1999-11-06) 1999年11月6日(25歳)
身長
体重
6' 5" =約195.6 cm
200 lb =約90.7 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2018年 MLBドラフト1巡目
初出場 2022年5月21日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

マシュー・ジョゼフ・リベラトーレMatthew Joseph Liberatore, 1999年11月6日 - )は、アメリカ合衆国アリゾナ州ピオリア出身のプロ野球選手投手)。左投左打。MLBセントルイス・カージナルス所属。

メディアによっては「リベラトーア」と表記されることもある。

経歴

[編集]

プロ入りとレイズ傘下時代

[編集]
A級ボーリンググリーン・ホットロッズ時代
(2019年7月17日)

2018年MLBドラフト1巡目(全体16位)でタンパベイ・レイズから指名され[1]、プロ入り。なお、契約しない場合はアリゾナ大学へ進学の予定であった[2]。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・レイズでプロデビュー。アパラチアンリーグのルーキー級プリンストン・レイズ英語版でもプレーし、2球団合計で9試合に先発登板して2勝2敗、防御率1.38、37奪三振を記録した。

2019年はA級ボーリンググリーン・ホットロッズ英語版でプレーし、16試合(先発15試合)に登板して6勝2敗、防御率3.10、76奪三振を記録した。

カージナルス時代

[編集]

2020年1月9日にホセ・マルティネスランディ・アロサレーナ及びドラフト上位指名権とのトレードで、ドラフト下位指名権と共にセントルイス・カージナルスへ移籍した[3]。この年はCOVID-19の影響でマイナーリーグの試合が開催されなかったため、公式戦の登板は無かった。

2021年は傘下のAAA級メンフィス・レッドバーズでプレーし、22試合(先発19試合)に登板して9勝9敗、防御率4.04、123奪三振を記録した。

2022年はAA級ミシシッピ・ブレーブスで開幕を迎えた。5月19日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[4]、21日のピッツバーグ・パイレーツ戦にて先発でメジャーデビュー(4.2回を投げて4失点で勝敗付かず)[5]。この年メジャーでは9試合(先発7試合)に登板して2勝2敗、防御率5.97、28奪三振を記録した。

2023年は22試合(先発11試合)に登板して3勝6敗、防御率5.25、46奪三振を記録した。

投球スタイル

[編集]

打者にぶつかりそうなところから急激に変化するカーブが武器である[6]

人物

[編集]

ノーラン・ゴーマンとは5歳の頃からの友人であり、2018年のMLBドラフトで共に1巡目指名を受け、プロ入りしない場合はアリゾナ大学で同僚となる予定だった。プロ入り後の2020年には、リベラトーレがゴーマンの在籍するカージナルスへ移籍したことで同僚となった[7]。その後もメジャー昇格が同時であり[4]、2022年5月28日のミルウォーキー・ブルワーズ戦では、ゴーマンが初回に先制点となるメジャー初本塁打を放つなど4安打3打点の活躍を見せ、リベラトーレのメジャー初勝利をアシストした[8]

詳細情報

[編集]

年度別投手成績

[編集]




















































W
H
I
P
2022 STL 9 7 0 0 0 2 2 0 1 .500 161 34.2 42 5 18 0 1 28 5 0 23 23 5.97 1.73
2023 22 11 0 0 0 3 6 0 2 .333 275 61.2 66 5 25 1 5 46 4 0 42 36 5.25 1.47
MLB:2年 31 18 0 0 0 5 8 0 3 .385 436 96.1 108 10 43 1 6 74 9 0 65 59 5.51 1.56
  • 2023年度シーズン終了時

年度別守備成績

[編集]


投手(P)












2022 STL 9 0 2 0 0 1.000
2023 22 3 6 0 0 1.000
MLB 31 3 8 0 0 1.000
  • 2023年度シーズン終了時

背番号

[編集]
  • 52(2022年 - )

脚注

[編集]
  1. ^ Brad Ford (2018年6月4日). “2018 MLB draft: Tampa Bay Rays select LHP Matthew Liberatore with the No. 16 pick” (英語). SB Nation. 2020年4月20日閲覧。
  2. ^ Richard Morin (2017年12月5日). “Mountain Ridge's Matthew Liberatore, SDO's Nolan Gorman receive lofty pre-MLB Draft rankings” (英語). AZ Central.com. 2020年4月20日閲覧。
  3. ^ Mark Polishuk (2020年1月9日). “Rays Acquire Jose Martinez, Randy Arozarena From Cardinals” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年4月20日閲覧。
  4. ^ a b Anthony Franco (2022年5月19日). “Cardinals To Promote Nolan Gorman, Matthew Liberatore; Tyler O’Neill To IL” (英語). MLB Trade Rumors. 2024年1月25日閲覧。
  5. ^ St. Louis Cardinals vs Pittsburgh Pirates Box Score: May 21, 2022” (英語). Baseball-Reference.com. 2024年1月25日閲覧。
  6. ^ 「2020 プロスペクト・ランキングTOP100」『隔月刊スラッガー』2020年5月号 日本スポーツ企画出版社 30頁
  7. ^ Anne Rogers (2020年1月19日). “Gorman, Liberatore enjoying reunion as Cards” (英語). MLB.com. 2020年4月20日閲覧。
  8. ^ “カージナルス新人コンビが勝利呼び込む メジャー1号ゴーマン&初勝利リベラトーアは幼なじみ”. 日刊スポーツ. (2022年5月29日). https://www.nikkansports.com/m/baseball/mlb/news/amp/202205290000412.html 2024年1月25日閲覧。 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]