ノーラン・ゴーマン
セントルイス・カージナルス #16 | |
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2023年5月30日 | |
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | アリゾナ州フェニックス |
生年月日 | 2000年5月10日(24歳) |
身長 体重 |
6' 1" =約185.4 cm 210 lb =約95.3 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投左打 |
ポジション | 二塁手・三塁手 |
プロ入り | 2018年 MLBドラフト1巡目 |
初出場 | 2022年5月20日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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獲得メダル | ||
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男子野球 | ||
アメリカ合衆国 | ||
WBSC U-18ワールドカップ | ||
金 | 2017 |
ノーラン・ブライアン・ゴーマン(Nolan Brian Gorman, 2000年5月10日 - )は、 アメリカ合衆国アリゾナ州フェニックス出身のプロ野球選手(内野手)。右投左打。MLBのセントルイス・カージナルス所属。
経歴
[編集]2018年のMLBドラフト1巡目(全体19位)でセントルイス・カージナルスから指名され、プロ入り。なお、契約しない場合はアリゾナ大学へ進学の予定であった[1]。契約後、傘下のアパラチアンリーグのルーキー級ジョンソンシティ・カージナルスでプロデビュー。A級ピオリア・チーフスでもプレーし、2球団合計で63試合に出場して打率.291、17本塁打、44打点、1盗塁を記録した。
2019年はA級ピオリアとA+級パームビーチ・カージナルスでプレーし、2球団合計で125試合に出場して打率.248、15本塁打、62打点、2盗塁を記録した。
2021年はカージナルスに三塁手のノーラン・アレナドが加入したことにより、二塁手として起用された[2]。このシーズンはAA級スプリングフィールド・カージナルスとAAA級メンフィス・レッドバーズでプレーし、2球団合計で119試合に出場し、25本塁打、75打点を記録した。
2022年、開幕時はAAA級メンフィスに配属され、34試合で15本塁打を記録した。5月19日にメジャーに昇格し[3]、翌20日のピッツバーグ・パイレーツ戦で「6番・二塁手」でスタメン出場した。この試合の初打席でザック・トンプソンから右前安打を放った[4]。
プレースタイル
[編集]ジョーイ・ギャロと比較される左の大砲。2020年のスプリングトレーニング時の打撃練習ではメジャーの主力打者が興奮するほどのパワーを見せ、遊撃手の練習もこなすなど運動能力も悪くない[5]。
人物
[編集]マシュー・リベラトーレとは5歳の頃からの友人であり、2018年のMLBドラフトで共に1巡目指名を受け、プロ入りしない場合はアリゾナ大学で同僚となる予定だった。プロ入り後の2020年には、リベラトーレがゴーマンの在籍するカージナルスへ移籍したことで同僚となった[6]。
2022年5月19日にリベラトーレとゴーマンは共にメジャー初昇格を果たした[3]。同年5月28日のミルウォーキー・ブルワーズ戦では、ゴーマンが初回に先制点となるメジャー初本塁打を放つなど4安打3打点の活躍をみせ、リベラトーレのメジャー初勝利をアシストした[7]。
詳細情報
[編集]年度別打撃成績
[編集]年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2022 | STL | 89 | 313 | 283 | 44 | 64 | 13 | 0 | 14 | 119 | 35 | 1 | 0 | 0 | 0 | 28 | 0 | 2 | 103 | 2 | .226 | .300 | .420 | .720 |
2023 | 119 | 464 | 406 | 59 | 96 | 17 | 0 | 27 | 194 | 76 | 7 | 2 | 0 | 2 | 53 | 1 | 3 | 148 | 5 | .236 | .328 | .478 | .806 | |
MLB:2年 | 208 | 777 | 689 | 103 | 160 | 30 | 0 | 41 | 313 | 111 | 8 | 2 | 0 | 2 | 81 | 1 | 5 | 251 | 7 | .232 | .317 | .454 | .771 |
- 2023年度シーズン終了時
年度別守備成績
[編集]年 度 |
球 団 |
二塁(2B) | 三塁(3B) | 左翼(LF) | |||||||||||||||
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試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2022 | STL | 68 | 127 | 181 | 8 | 61 | .975 | - | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | |||||
2023 | 75 | 109 | 195 | 5 | 50 | .984 | 18 | 2 | 28 | 1 | 5 | .968 | - | ||||||
MLB | 143 | 236 | 376 | 13 | 111 | .979 | 18 | 2 | 28 | 1 | 5 | .968 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- |
- 2023年度シーズン終了時
脚注
[編集]- ^ “Perfect Game NOLAN GORMAN” (英語). Perfect Game. 2020年5月17日閲覧。
- ^ Ben Boyd (2021年2月18日). “St. Louis Cardinals top prospect Nolan Gorman playing 2B” (英語). Radio.com. 2021年6月28日閲覧。
- ^ a b “Cardinals to call up top prospects Nolan Gorman and Matthew Liberatore” (英語). CBS SPORTS. (2022年5月19日) 2022年5月31日閲覧。
- ^ John Denton (2022年5月21日). “'That was fun': Gorman singles in first MLB at-bat” (英語). MLB.com. 2022年5月31日閲覧。
- ^ 「2020 プロスペクト・ランキングTOP100」『隔月刊スラッガー』2020年5月号 日本スポーツ企画出版社 30頁
- ^ Anne Rogers (2020年1月19日). “Gorman, Liberatore enjoying reunion as Cards” (英語). MLB.com. 2020年5月17日閲覧。
- ^ “カージナルス新人コンビが勝利呼び込む メジャー1号ゴーマン&初勝利リベラトーアは幼なじみ”. 日刊スポーツ. (2022年5月29日) 2022年5月31日閲覧。
外部リンク
[編集]- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Nolan Gorman stats MiLB.com
- Nolan Gorman (@NolanGorman) - X(旧Twitter)
- Nolan Gorman (@nolangorman_9) - Instagram