ボンバーマンビーダマン
この記事のほとんどまたは全てが唯一の出典にのみ基づいています。 (2023年8月) |
ジャンル | アクションパズル |
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対応機種 | スーパーファミコン |
開発元 | ハドソン |
発売元 | ハドソン |
プロデューサー | いのうえよしのり |
ディレクター | 川田忠之(川田名人) |
プログラマー |
白谷守 すずきのりお |
音楽 | 相原真人 |
美術 | 水野祥司 |
シリーズ |
ボンバーマンシリーズ ビーダマンシリーズ |
人数 | 1 - 4人 |
メディア | 8メガビットロムカセット[1] |
発売日 | 1996年12月20日 |
その他 |
型式: SHVC-AH9J-JPN |
『ボンバーマンビーダマン』はハドソンが1996年12月20日に発売したスーパーファミコン用ゲームソフトである。ジャンルはアクションパズル。スーパーファミコンのボンバーマンシリーズ第6作目。
概要
[編集]ビーダマン史上初めてのゲーム作品。ノーマルモードやデュエルモード、バトルモードなどが搭載された。このゲームのシステムは、後のGB版ソフト『スーパービーダマン ファイティングフェニックス』やSFC版ソフト『爆球連発!!スーパービーダマン』でも採用されることとなる。パッケージにはハドソンオリジナルビーダマンが同梱されていた。
ノーマルモード
[編集]ステージ内の爆弾を一発のビーダマで爆発させるというシンプルなルール。レベルは1から10まであり、各レベル10面の全100面構成。プレイするレベルは選ぶことができ、10面を連続でプレイしたときの総合点(100点×10面=1000点満点)がそのレベルにおける成績となる。3つあるデータファイルにセーブが可能。
n回目のトライにおけるステージをプレイした時の点数は、100-10×(壊せなかった爆弾の数)-5×(n-1)(点)。一個も壊せなかった場合は無条件で0点となる。トライ回数はオプションで設定でき、2回以上トライした場合は一番良かったものが採用される。また、すべての爆弾を爆破した場合はトライ回数に関係なく次のステージに移行となる。
しめ打ちやステージ内のトラップを利用してビーダマのスピードや軌道を変える必要のあるステージもある。特にしめ打ちは左カーブや右カーブ、高速のビーダマを発射することができ、重要なアクションといえる。
ノーマルモードの総合得点(1000点×10(レベル)=10000点満点)によって段位が決まる。高得点を取るとタイトルの音楽が変化するなど、様々な特典もある。
操作方法
[編集]- 十字キー左右:移動
- A、B、X、Yボタン:ビーダマの発射
- L、Rボタン:しめ打ち
ステージ
[編集]- LEVEL1、2(ノーマル競技場)
- LEVEL3、4(森林競技場)
- LEVEL5、6(海岸競技場)
- LEVEL7、8(宇宙競技場)
- LEVEL9、10(JBA競技場)
- サッカー場を模したステージ。
トラップ
[編集]- 導火線
- 誘爆による着火を利用して、末端に付いた爆弾を誘爆させる。
- 原始人
- 手に持った松明で誘爆させることができる。
- 恐竜の卵
- ビー玉を当てると孵化し、火を吐いて爆弾を爆発させる。
- 三角板
- ビー玉を斜め方向に反射させる。
- 分裂爆弾、スイカ、隕石
- ビー玉が当たると上下左右に分裂する。
- サメ
- 爆弾の前を左右に泳いでいる。
- BFO(ぼんふぉー)
- 爆弾の形をしたUFO。ビー玉を当てると大爆発を起こす。
- 矢印板
- ビー玉がこの上に乗ると、矢印の方向にビー玉が移動する。
- ベルトコンベア
- 常に下方向に流れており、ビー玉の動きを遅くする。
- 凶悪ボンバー5人衆
- 爆弾を転がしたり、爆弾の前を左右に往復するなど、いわゆる「お邪魔キャラ」として登場する。
デュエルモード
[編集]レベルを選んで二人交代で得点を競うモード。最後にマスター攻略王が判定する。このモードでは得点は保存されない。
バトルモード
[編集]JBAドッジボールを遊べるモード。COMも交えて四人でプレイすることができる。
ビーダマを2発連射することができ、相手にぶつけることで1点加点される。逆にビーダマをぶつけられると1点減点となってしまう。制限時間がなくなった時に最も点の高かったビーダマンが一勝となる。
操作方法
[編集]- 十字キー左右:移動(1P、2P)
- 十字キー上下:移動(3P、4P)
- Aボタン:4Pの方向にビーダマを発射
- Bボタン:1Pの方向にビーダマを発射
- Xボタン:2Pの方向にビーダマを発射
- Yボタン:3Pの方向にビーダマを発射
ルール設定
[編集]- BATTLE
- 対戦を行って何回勝利した人が優勝になるかを設定できる。1~5。
- TIME
- 一回の試合の制限時間を設定できる。30(秒)/60(秒)/90(秒)/120(秒)。
- カスタムパーツ
- 2回戦以上に設定した場合に、勝者に次の試合にパワーアップパーツを装備した状態で試合ができる。パワーアップパーツはルーレットで決定される。ON/OFF。
- ドクロルーレット
- ビーダマンを病気(マイナス効果)にしてしまう、ドクロパネルが出現する。ON/OFF。
カスタムパーツ
[編集]カスタムパーツを「ON」にすると、2回戦目以降パワーアップパーツが一回前の勝者に贈呈される。ビーダマをぶつけられると奪われてしまう。
- ビーダーブレード
- 移動速度が上がる。
- ジャイアントボム
- 相手のビーダマを貫通する。
- パワーウィング
- ビーダマの速度が上がる。
- スカ
- 何も手に入らない。
ゲームが始まるまで分からないカスタムパーツも存在する。
ドクロ
[編集]ドクロモードを「ON」にするとドクロパネルが出現。触れたビーダマンは病気になってしまうが、他のビーダマンにビーダマをぶつけることで移すことができる。
病気は以下の3種類。
- リバース病
- 十字キーが上下左右逆になる。
- のろのろ病
- ビーダマが遅くなってしまう。
- ドンソク病
- ビーダマンの移動が遅くなってしまう。
マイビーダマンエディット
[編集]白ボンを除いた全5体のビーダマンの体や手足の色、表情を変更してビーダマンを作ることができる。作ったビーダマンは他のモードで使うことも可能。
体や手足は14色、表情は全6種類のため、14×14×6=1176(通り)のビーダマンが作成できる。
ステージエディット
[編集]オリジナルのステージを3つまで作成できる。爆弾を大・中・小、速い・普通・遅いから選んで真っ直ぐに動かすプログラムが可能。置ける爆弾は8個まで。
おまけモード
[編集]スペシャルモード
[編集]8500点以上をノーマルモードで獲得すると出現する。
以下の中から好きな装備をセットしてノーマルモードから選ばれる10ステージをプレイできる。点数は保存されない。
- スコープヘッド
- 打つべき爆弾がマークされる。
- バーストショットマガジン
- 4つのビーダマを一列に発射できる。これをセットするとパワーウィング、ジャイアントボムが使えなくなる。
- ビーダーブレード・パワーウィング・ジャイアントボム
- バトルモードと効果は同じ。
サバイバルモード
[編集]9000点以上をノーマルモードで獲得すると出現する。ノーマルモードの100面を一から連続でプレイできる。パーフェクトに失敗した時点で終了となる。
????
[編集]ノーマルモードで100回判定を貰うと出現する。基本的な内容はノーマルモードと変わらないが、ビーダマのスピードが通常の2倍でプレイすることができる。なお、ノーマルモードの得点とは区別して記録されるようになっている。
関連書籍
[編集]- ボンバーマンビーダマン全百科
- 1997年、小学館発行、ISBN 4-09-281147-0
出典
[編集]- ^ 「スーパーファミコンソフトオールカタログ 1996年」『スーパーファミコン パーフェクトカタログ』、ジーウォーク、2019年9月28日、220頁、ISBN 9784862979131。
外部リンク
[編集]- ボンバーマンビーダマン(ハドソン公式サイト) - ウェイバックマシン(2004年8月5日アーカイブ分)
- ボンバーマンビーダマン(ハドソンゲームナビ) - ウェイバックマシン(2004年8月4日アーカイブ分)
- ボンバーマンビーダマン Q&A - ウェイバックマシン(1998年5月25日アーカイブ分)