ホワイト・レディ
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ホワイト・レディ | |
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基本情報 | |
種別 | ショートドリンク |
作成技法 | シェイク |
TPO | オールデイ |
色 | 白色 |
グラス | カクテル・グラス |
度数 | 29度[1] |
国際バーテンダー協会のレシピ | |
ベース | ジン |
材料 |
ジン …… 40ml |
トリプルセック …… 30ml | |
レモン・ジュース …… 20ml |
ホワイト・レディ(英語: White Lady)は、ジンをベースとするカクテルであり、ショートドリンク(ショートカクテル)に分類される。
誕生
[編集]1920年代に誕生したカクテルとされるが発祥については諸説ある、
- パリのハリーズ・ニューヨーク・バーのハリー・マッケルホーンが1925年に創作した[2][3][4]。
- ロンドンのサヴォイ・ホテルのアメリカン・バーのハリー・クラドックが創作した[3][6]。
- ロンドンのサヴォイ・ホテルのアメリカン・バーのエイダ・コールマンが「pure and white as a maiden's soul.」という客のリクエストに応える形で創作した[7]。
名称の由来についても、諸説ある。
レシピの例
[編集]国際バーテンダー協会によるレシピを以下に挙げる[8]。
登場する作品
[編集]- 『鏡の国の戦争』 - ジョン・ル・カレの小説。ライザーの愛飲酒とされる。
- 『死体をどうぞ』 - ドロシー・L・セイヤーズの小説。
- 『海流のなかの島々』 - アーネスト・ヘミングウェイの小説。
- 『貴婦人(ホワイトレディ)、神戸に死す』 - 山浦弘靖の小説。カクテル刑事シリーズ3作目。
- 『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』
- 『バーテンダー』 - 原作:城アラキ、作画:長友健篩の漫画作品。コミックス20巻収録の話にピンク・レディー、ブルー・レディと合わせて「カクテル三姉妹」として紹介する話がある。
バリエーション
[編集]- サイドカー[3][9]
- ジンをブランデーにかえる。
- ウイスキー・サイドカー[9]
- ジンをウイスキーにかえる。
- バラライカ[3][9]
- ジンをウォッカにかえる。
- X-Y-Z[3][9]
- ジンをラム酒にかえる。
- マルガリータ[3]
- ジンをテキーラにかえる。
- パーフェクト・レディ[10]
- クレーム・ド・ペシェ(ピーチ・リキュール)と卵白を加える。
出典
[編集]- ^ 桑名伸佐監修『カクテル・パーフェクトブック』日本文芸社、2006年、39頁。ISBN 978-4-537-20423-0。
- ^ a b 花崎一夫監修『カクテル・ハンドブック』永岡書店、1995年、60頁。ISBN 4-522-21094-9。
- ^ a b c d e f “ホワイト・レディ レシピ”. サントリー. 2022年10月3日閲覧。
- ^ a b 福西英三『カクテル教室』保育者、1996年、88頁。ISBN 9784586508877。
- ^ ayuren (2018年12月3日). “ホワイト・レディってカクテルを知ってる?由来から作り方までご紹介”. macaroni(マカロニ). 2022年10月3日閲覧。
- ^ a b Dale DeGroff (2010). “WHITE LADY”. The Essential Cocktail: The Art of Mixing Perfect Drinks. Potter/Ten Speed/Harmony/Rodale. ISBN 9780307762450
- ^ “White Lady Cocktail” (英語) (2023年2月26日). 2024年11月11日閲覧。
- ^ “White Lady” (英語). 国際バーテンダー協会. 2022年10月3日閲覧。
- ^ a b c d 『カクテル完全ガイドうまいつくり方の方程式』(改定版)池田書店、2021年、50-51頁。ISBN 978-4262130705。
- ^ 『カクテルをたしなむ人のレッスン&400レシピ』日本文芸社、2021年、115頁。ISBN 978-4537218695。