パシフィックネーションズカップ2017
表示
トーナメント詳細 | |
---|---|
日程 |
2017年7月1日 2017年7月15日 | –
参加地域 | |
結果 | |
優勝 | フィジー (4回目) |
トーナメント統計 | |
試合数 | 3 |
トライ数 | 13 (試合平均4.33トライ) |
観客動員数 | 26,500 (試合平均8,833人) |
最多得点選手 | ソナタネ・タクルア 25 |
最多トライ選手 | ヘンリー・セニロリ 3 |
← 2016 2018 → |
パシフィックネーションズカップ2017(2017 Pacific Nations Cup、2017 PNC)は、ワールドラグビー主催による「ワールドラグビー パシフィックネーションズカップ(PNC)」12回目の大会である。ラグビーワールドカップ2019「オセアニア地区予選」を兼ねた[1]。
概要
[編集]2017年7月1日~15日開催。フィジーが4回目、3年連続で優勝した。
前年大会と今大会の総合順位で、上位2チームがワールドカップ出場権を得ることになり、Round2(2節目)でフィジー、Round3(3節目)でトンガの出場が決定した。3位サモアは、翌2018年のヨーロッパ・オセアニアプレーオフに進み、ワールドカップ出場権を得た[2]。
トンガは 2009年6月にフィジーと対戦して以来、テストマッチをトンガ国内で開催していなかったが、改修されたトゥファイバ・スポーツスタジアムで対戦した。
戦績
[編集]勝ち点は、勝利4、引き分け2、敗戦0。さらに「4トライ以上獲得」「7点差以内で敗戦」の場合に、それぞれボーナスポイント1が勝ち点に加わる。
2017年大会結果
[編集]順位 | 国 | 試合数 | 勝 | 分 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失点差 | 4トライ以上 BP |
7点差以内 BP |
勝ち点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | フィジー | 2 | 2 | 0 | 0 | 52 | 26 | +26 | 1 | 0 | 9 |
2 | トンガ | 2 | 1 | 0 | 1 | 40 | 40 | 0 | 0 | 1 | 5 |
3 | サモア | 2 | 0 | 0 | 2 | 42 | 68 | -26 | 0 | 1 | 1 |
2016年大会・2017年大会 総合結果
[編集]2大会 総合順位 |
国 | 試合数 | 勝 | 分 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失点差 | 4トライ以上 BP |
7点差以内 BP |
勝ち点 | ワールドカップ2019出場権 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | フィジー | 4 | 4 | 0 | 0 | 101 | 60 | +41 | 1 | 0 | 17 | 出場権獲得 |
2 | トンガ | 4 | 1 | 0 | 3 | 68 | 93 | -25 | 0 | 2 | 6 | 出場権獲得 |
3 | サモア | 4 | 1 | 0 | 3 | 88 | 104 | -16 | 0 | 1 | 5 | 出場権をかけてヨーロッパとのプレーオフへ |
対戦詳細
[編集]Round 1
[編集]2017年7月1日 15:00 TOT (UTC+13) |
トンガ | 30–26 | サモア | トゥファイバ・スポーツスタジアム, ヌクアロファ, トンガ 観客数: 10,000人 レフリー: Marius Mitrea (イタリア) |
---|---|---|---|---|
トライ: ラトゥ 13' c パカラニ 17' c タクルア 47' c コンバート: タクルア (3/3) 14', 19', 49' PK: タクルア (3/3) 12', 33', 42' |
レポート | トライ: Levave 30' c レイウア 65' c コンバート: ピシ (2/2) 30', 66' PK: ピシ (4/4) 8', 21', 35', 44' |
Notes:
- 改築によるスタジアムが前月に再オープンし、トンガ国内でのテストマッチは8年ぶり、2009年のフィジー戦以来となる。
- トンガのサモア戦勝利は、2011年以来。
Round 2
[編集]2017年7月8日 15:00 TOT (UTC+13) |
トンガ | 10–14 | フィジー | トゥファイバ・スポーツスタジアム, ヌクアロファ, トンガ 観客数: 10,000人 レフリー: Nick Briant (ニュージーランド) |
---|---|---|---|---|
トライ: フィシイホイ 46' c コンバート: タクルア (1/1) 47' PK: タクルア (1/2) 25' |
レポート | トライ: ナカラワ 53' m PK: ヴォラヴォラ (3/3) 14', 65', 72' |
Notes:
- この結果により、フィジーはワールドカップ2019への出場権を獲得した。
Round 3
[編集]2017年7月15日 14:00 WST (UTC+13) |
サモア | 16–38 | フィジー | アピア・パーク, アピア, サモア 観客数: 6,500人 レフリー: ポール・ウィリアムズ (ニュージーランド) |
---|---|---|---|---|
トライ: Lemi 20' c コンバート: ピシ (1/1) 21' PK: ピシ (3/6) 27', 33', 37' |
レポート | トライ: セニロリ (3) 10' c, 23' c, 42' c バトゥンブア 53' c ラトゥニヤラワ 75' c コンバート: ヴォラヴォラ (5/5) 11', 24', 43', 54', 76' PK: ヴォラヴォラ (1/1) 62' |
Notes:
- この試合で サモアがボーナス点が無く敗戦したため、トンガはワールドカップ2019への出場権を獲得した。
- サモアで行われた試合において、フィジーが勝利したのは2002年以来15年ぶり。
- サモアは、翌年ヨーロッパ地区とのプレーオフに進み、ワールドカップ2019出場権をかけて戦うことになる。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ world.rugby. “2019年ラグビーワールドカップ日本大会の地域予選プロセス発表 | ラグビーワールドカップ” (英語). www.rugbyworldcup.com. 2024年1月29日閲覧。
- ^ worldrugby.org. “ラグビーワールドカップ2019 予選プロセス | ワールドラグビー”. www.world.rugby. 2024年1月29日閲覧。
- ^ “Pacific Nations Cup 2017 results, Rugby Union World - Flashscore” (英語). www.flashscore.com.gh. 2024年8月25日閲覧。
- ^ “Ultimate Rugby” (英語). www.ultimaterugby.com (2024年8月24日). 2024年8月25日閲覧。