パシフィックネーションズカップ2014
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トーナメント詳細 | |
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日程 |
2014年6月7日 2014年6月21日 | –
参加地域 | |
トーナメント統計 | |
試合数 | 6 |
トライ数 | 37 (試合平均6.17トライ) |
観客動員数 | 46,986 (試合平均7,831人) |
最多得点選手 | 五郎丸歩 (36) |
最多トライ選手 | ブレイン・スカリー (5) |
← 2013 2015 → |
パシフィックネーションズカップ2014(2014 Pacific Nations Cup、2014 PNC)は、IRB(国際ラグビー評議会が主催する「IRBパシフィックネーションズカップ(PNC)」9回目の大会である。
概要
[編集]2014年6月7日から21日まで3週にわたり開催。2つのカンファレンスに分かれ、総当たり戦でそれぞれ優勝を決めた。異なるカンファレンスとの対戦は行わない。各チーム2試合ずつとなり、大会規模は小さい[1]。
これにより、日本が2回目、サモアが3回目の優勝となった。
戦績
[編集]順位表
[編集]勝ち点は、勝利4、引き分け2、敗戦0。さらに「4トライ以上獲得」「7点差以内で敗戦」の場合に、それぞれボーナスポイント1が勝ち点に加わる。
順位 | 国 | 試合数 | 勝 | 分 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失点差 | 4トライ以上 BP |
7点差以内 BP |
勝ち点 | |
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アジア・太平洋カンファレンス | 1 | 日本 | 2 | 2 | 0 | 0 | 71 | 54 | +17 | 1 | 0 | 9 |
2 | アメリカ合衆国 | 2 | 1 | 0 | 1 | 67 | 72 | –5 | 2 | 0 | 6 | |
3 | カナダ | 2 | 0 | 0 | 2 | 60 | 72 | –12 | 1 | 1 | 2 | |
太平洋諸島カンファレンス | 1 | サモア | 2 | 1 | 1 | 0 | 36 | 31 | +5 | 1 | 0 | 6 |
2 | フィジー | 2 | 1 | 0 | 1 | 58 | 35 | +23 | 1 | 1 | 6 | |
3 | トンガ | 2 | 0 | 1 | 1 | 35 | 63 | –28 | 0 | 0 | 2 |
対戦詳細(アジア・太平洋カンファレンス)
[編集]Round 1
[編集]2014年6月7日 18:00 PST (UTC-8) |
カナダ | 25–34 | 日本 | スワンガード・スタジアム, バーナビー, ブリティッシュコロンビア州, カナダ 観客数: 6,382人 レフリー: Leighton Hodges (ウェールズ) |
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トライ: ハーン 7' m Moonlight 35' c Paris 38' c コンバート: プリチャード (2/3) 37', 39' PK: プリチャード (2/2) 18', 32' |
レポート 結果配信表 |
トライ: 藤田慶和 42' m 田村優 63' c ツイヘンドリック 72' c コンバート: 五郎丸歩 (2/3) 64', 73' PK: 五郎丸歩 (5/5) 13', 15', 28', 56', 80' |
Round 2
[編集]2014年6月14日 19:30 PDT (UTC-7) |
アメリカ合衆国 | 29–37 | 日本 | スタブハブ・センター, カーソン, カリフォルニア州, アメリカ合衆国 観客数: 5,100人 レフリー: Greg Garner (イングランド) |
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トライ: ドラン 9' c スカリー (3) 32' c, 61' c, 68' m コンバート: ワイレス (3/4) 10', 33', 22' PK: ワイレス (1/1) 23' |
レポート 結果配信表 |
トライ: 田中史朗 13' c 山田章仁 27' c ホラニ龍コリニアシ (2) 43' c, 54' c コンバート: 五郎丸歩 (4/4) 14', 29', 44', 55' PK: 五郎丸歩 (3/4) 20', 50', 75' |
Round 3
[編集]2014年6月21日 15:00 PDT (UTC-7) |
アメリカ合衆国 | 38–35 | カナダ | ボニー・フィールド, サクラメント, カリフォルニア州, アメリカ合衆国 観客数: 7,804人 レフリー: Stuart Berry (南アフリカ共和国) |
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トライ: スカリー (2) 26' m, 60' c ワイレス 31' c トンプソン 70' c コンバート: ワイレス (3/4) 32', 61', 71' PK: ワイレス (4/4) 5', 11', 52', 68' |
レポート | トライ: ジョーンズ (2) 22' c, 43' c カーペンター 36' c プリチャード 39' c ハーン 40' c コンバート: プリチャード (5/5) 24', 36', 39', 40', 44' |
特記事項:
- アメリカ合衆国がカナダに勝利するのは、2009年7月以来 5年ぶり。
対戦詳細(太平洋諸島カンファレンス)
[編集]Round 1
[編集]2014年6月7日 14:00 WST (UTC+13) |
サモア | 18–18 | トンガ | アピア・パーク, アピア, サモア 観客数: 14,500人 レフリー: ウェイン・バーンズ (イングランド) |
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トライ: Otto 31' m Lemi 66' c コンバート: Tピシ (1/2) 67' PK: Tピシ (2/3) 58', 75' |
レポート | トライ: Katoa 22' c アフ 39' m コンバート: Fosita (1/2) 23' PK: Fosita (1/3) 70' Apikotoa (1/1) 78' |
Round 2
[編集]2014年6月14日 15:00 FJT (UTC+12) |
フィジー | 45–17 | トンガ | Churchill Park, ラウトカ, フィジー 観客数: 5,850人 レフリー: Rohan Hoffmann (オーストラリア) |
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トライ: Votu (2) 7' c, 52' c ナドロ 13' c Bobo (2) 31' c , 79 'c ワンガニンブロトゥ 80' c コンバート: ナドロ (6/6) 8', 14', 32', 53', 79', 80' PK: ナドロ (1/1) 4' |
レポート | トライ: Fihaki (2) 64' c, 69' c コンバート: Fosita (2/2) 65', 70' PK: Apikotoa (1/2) 22' |
Notes
- フィジーのSireli Bobo(シレリ・ボボ)は38歳137日での出場となり、フィジー代表史上、最年長選手となった[4]。
Round 3
[編集]2014年6月21日 15:00 FJT (UTC+12) |
フィジー | 13–18 | サモア | ANZ国立スタジアム, スバ, フィジー 観客数: 7,350人 レフリー: マシュー・ライナル (フランス) |
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トライ: ナドロ 11' m Nalaga 42' m PK: ナドロ (1/1) 45' |
レポート | PK: Tピシ (6/7) 2', 16', 25', 28', 40', 64' |
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ Newman, Stuart. “Pacific Nations Cup 2014: Fixtures, Live Stream and Round 1 Predictions” (英語). Bleacher Report. 2024年9月2日閲覧。
- ^ “Pacific Nations Cup 2014” (英語). www.ultimaterugby.com. 2024年9月2日閲覧。
- ^ “2014 IRB Pacific Nations Cup | Stats | Draw | Results | Rugby Database”. www.rugbydatabase.co.nz. 2024年9月2日閲覧。
- ^ “Sireli Bobo - Hurricanes”. www.hurricanes.co.nz. 2024年9月2日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- IRB Pacific Nations Cup - Rugby Database
- PNC 2014 - Ultimate Rugby