ノート:貴金属フリー液体燃料電池車
この記事は2015年3月26日に削除依頼の審議対象になりました。議論の結果、存続となりました。 |
出典検索
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過去ログ
[編集]以下の項目をクリックすることで、過去ログを表示・閲覧できます。また、キーワードを検索窓に入力して、過去ログを検索できます。(「Template:検索窓」を参照、呼び出し元のページ自体は検索対象に含まれません。)
- 過去ログ1 (~2018年9月9日) - 記事について、よく寄せられる質問 (FAQ:Frequently Asked Questions)
- 過去ログ2 (~2018年9月9日) - 終結済の議題
- 過去ログ3 (~2018年9月9日) - 要検討の記事に関する議題
寄稿者による当該記事ページへの編集について
[編集]- 記事は、資料の要約内容を一文単位にまとめ、一文単位で「。」の前に出典を付与します(「脚注#スタイルと用法」を参照)。また、出典は「一文の中に付与する出典数について」の議論の結果に従って付与するものとします。出典の数が多くても削除しないでください。また、各々の一文は、「また、」や「一方、」等で接続して独立性を確保する必要があります。「また、」を「その結果、」等と資料に書かれていない因果関係で置換すると独自研究となり削除の対象となります。置換しないでください。また、内部リンクは、閲覧者の年齢を制限していないため、「キーワードを内部リンク化する回数について」の議論の結果に従って付与するものとします。その際、局所的に内部リンクが密集して数が多く見えることがあっても異なるキーワードであるため削除しないでください。また、資料に記載されている「国際がん研究機関」は日本語訳であって、正式名称ではありません。「日本語のサイトだから英語の掲載は認めない。」等の理由で、同じ資料に記載されている「International Agency for Research on Cancer」等の英語の正式名称を削除して曖昧さを増大させることは行わないでください。また、編集ルールに関して、自分で資料を要約して「スタイルマニュアル」や「スタイルマニュアル (レイアウト) 」に従って投稿する限りにおいては、問題ないように思えますが、記事ページへの直接投稿は、禁止されている連続投稿(「記事を執筆する#連続投稿はしない」を参照)の状態に陥ることがあるため、下の「=== ワークスペース ===」項目のところで編集を続けて完成した時点で記事ページへ投稿しましょう(練習用のページ「サンドボックス」も活用)。ただし、専門書籍や研究論文等の資料を入手(部分的なコピー、ウェブ上からのダウンロードや直接閲覧等を含む)してないと、そこで使われているキーワードと異なる類似のキーワードを使っただけで独自研究になります。独自研究とは、要約内容に寄稿者が独自で考えた記事を足したり、賛同できない記事を引いたりして要約内容に変更を加えることを指す(「独自研究は載せない」を参照)ため、上で述べた略称「IARC」の正式名称「International Agency for Research on Cancer」という指定が資料に示されているものを削除した記事も独自研究となります。独自研究は削除の対象となりますので注意が必要です。また、専門用語の訂正は、ノートーページで新しい議題を設けて、出典を示しながら説明を行い、約30日間異論がなければ当該記事ページへ適用してください。一方、他の寄稿者が投稿した既存の記事を改変する場合は、「編集合戦(「論争の解決」を参照)」に陥らないようにするために、必ずノートページで議論を行い「合意形成」を行ってください。具体的には、「合意形成」及び独自研究の混入を防止するために記事ページに投稿しようと考えている記事の改変イメージを、下の「=== 当該記事ページの記事の改変について ===」項目に示してください。そうすれば、他の利用者やあなた自身も、再度見直しを行った際に新しい発見があるかもしれません。そして、約30日以上査読が行われた後に「これで改変イメージを固定し約30日後に記事ページへ投稿します。異論のある方は以下にお願いします。--~~~~」等と宣言して異論を募集し、更に約30日後までに異論がなければ、その後の適切な時期に記事ページへ投稿しましょう(「ページの編集は大胆に#ただし、配慮を忘れない」を参照)。ただし、記事ページへ投稿した記事でも問題があれば再度ノートページへ移動して議論する場合もありますので、投稿して終わりではなく、常に自分が投稿した記事の見直しを行う必要があります。また、過去ログをよく読んで、議論の結果を無視しないようにしましょう。--WikiUser10772(会話) 2023年6月18日 (日) 09:44 (UTC)
ワークスペース
[編集]ここで、記事ページへ投稿する記事の編集を行い、完成したら記事ページへ移動しましょう。記事ページへ移動した記事は、ここから削除してスペースを空けることを忘れないでください。
- ~~~。--~~~~
当該記事ページの記事の改変について
[編集]ここに、記事の改変イメージを示してください。ここでの記事の検討過程は削除しないでください。
- ~~~。--~~~~
ポジティブな記事とネガティブな記事について
[編集]- 「ポジティブな記事は認めるがネガティブな記事は認めない。ポジティブな記事とネガティブな記事を両方書いたら記事ページに対して削除依頼を出す。」という利用者がいますが、ポジティブ/ネガティブの判断基準は、個々の利用者によって異なる主観的で曖昧なものですので、これで削除依頼を出すということには問題があります。利用者に許されているのは、ポジティブ/ネガティブを判断することではなく、資料を機械的に要約(「記事を執筆する」を参照)することだけですので、編集によって、ポジティブな記事が増えたり、ネガティブな記事が増えたりすることがありますが、それ自体に意味はありません。一般的に、販売促進を目的とした企業のホームページや研究論文等の一次資料では、調子の良いポジティブなことばかりが並べ書き立てられていて、「不都合な事実」の記述は全くありません。一方、日本自動車研究所(JARI)のような第三者機関が公表する調査報告書(二次資料)では、「不都合な事実」を含むネガティブな記述が含まれていることがあります。新技術が登場すると、最初は一次資料しか入手できない状態が数年続き、その後、二次資料が入手できるようになるため、ある日を境に当該記事ページの印象が変化するかもしれません。二次資料の公開以降は、殆どが「不都合な事実」を含むネガティブな記事のみの追記となる可能性が高くなりますが、「ネガティブな記事だけを増やしたから」とか「ネガティブな記事があるから」等の理由で削除依頼を出さないでください。ただし、上記以外の理由によって当該記事ページに対して削除依頼が出された場合は、削除依頼の手続きに従い審議を行って管理者・削除者が「存続」/「削除」を判定し処置を実施します。
- ※上記の「不都合な事実」は、「不都合な真実」とは意味が異なり、全く関係ありません。--WikiUser10772(会話) 2023年9月24日 (日) 10:01 (UTC)
ジアミノウレアの記事について
[編集]- ジアミノウレアという液体燃料についての資料を探索中ですが、まだ入手できていません。--WikiUser10772(会話) 2015年4月2日 (木) 11:47 (UTC)
- 〈全体の反応〉
- 〈全体の反応〉
- 〈アノードの反応〉
- 〈アノードの反応〉
- 〈カソードの反応〉
- 〈カソードの反応〉
- 以下に示すメタノール水の電気化学反応式から、
- 〈全体の反応〉
- 〈全体の反応〉
- 以下に示すメタノール水の電気化学反応式から、
- 〈アノードの反応〉
- 〈アノードの反応〉
- 〈カソードの反応〉
- 〈カソードの反応〉
- 以下のようになります。
- 〈全体の反応〉
- 〈全体の反応〉
- 以下のようになります。
- 〈アノードの反応〉
- 〈アノードの反応〉
- 〈カソードの反応〉
- 〈カソードの反応〉
- また、ジアミノウレアの電気化学反応式には、以下に示すような別の反応ルートも考えられます。
- 〈全体の反応〉
- 〈全体の反応〉
- また、ジアミノウレアの電気化学反応式には、以下に示すような別の反応ルートも考えられます。
- 〈アノードの反応〉
- 〈アノードの反応〉
- 〈カソードの反応〉
- 〈カソードの反応〉
- 更に、
- 〈全体の反応〉
- 〈全体の反応〉
- 更に、
- 〈アノードの反応〉
- 〈アノードの反応〉
- 〈カソードの反応〉
- 〈カソードの反応〉
- 実際の燃料電池内では、これらの反応が混在した状態になるのではないかと思われます。ジアミノウレア水が炭素化合物でることが原因で、燃料電池から二酸化炭素 (CO2) 、一酸化炭素 (CO) 、炭素 (C) が排出されます。この燃料は、ゼロエミッションであることが要求される次世代の自動車用燃料としては使えませんが、製造コストを抑制できれば一次電池(乾電池等)のような使い方ができるかもしれません。イメージとしては、予めジアミノウレアを燃料タンク内に入れておき、それに水を加えると発電が始まるという非常用電源のようなものが考えられます。--WikiUser10772(会話) 2023年9月17日 (日) 11:22 (UTC)
アクセスエラーが続く出典リンクについて
[編集]- 出典リンク「ダイハツ、東京モーターショーに「D-X」「PICO」などを出展[2]」へのアクセスは、現在エラーが出る状態となっていますが、2011年のイベントメニューまでのアクセスは問題なく可能であるため、しばらくの間、2011年のイベントメニュー経由で間接的にアクセスするように変更し、アクセス障害が解消された後、再び直接アクセスに戻すこととします。--WikiUser10772(会話) 2017年12月17日 (日) 08:51 (UTC)
- アクセス障害が解消されたため、2020年1月2日に直接アクセスに戻しました。--WikiUser10772(会話) 2023年9月17日 (日) 11:22 (UTC)
エネルギー密度の順位が何故、水加ヒドラジンよりも液体水素の方が低いのかについて(FAQ)
[編集]- 燃料のエネルギー密度は、液体水素が一番高いような気がしますが、何故、液体水素より水加ヒドラジンの方が高いのでしょうか?--FAQman10772
- 「== 外部リンク ==」項目に示した資料「貴金属を全く使わず液体燃料から発電する燃料電池自動車(2015年2月)p. 4[3]」によると、各燃料のエネルギー密度は、1リットル当り、ガソリンが約35メガジュール、メタノールが約19メガジュール、水加ヒドラジンが約14メガジュール、液体水素が約10メガジュール、水素ガス(700気圧)が約9メガジュール、Liイオン電池が約1メガジュール[参考文献 2]となり、液体水素より水加ヒドラジンの方が高くなるようです。ただし、液体水素は、高い断熱性の容器に充填し、内部の液体を少しずつ気化させて気化熱を奪うことで液体の状態を維持しているため、時間の経過に従って目減りしていくことから、比較する場合は「初期状態において」という条件を付与する必要があります。--WikiUser10772(会話) 2017年12月17日 (日) 08:51 (UTC)
「== 外部リンク ==」項目に示した資料「貴金属を全く使わず~」の中の「水加ヒドラジン~の自然界に対する攻撃性」について(FAQ)
[編集]- 外部リンクに示されている資料「貴金属を全く使わず液体燃料から発電する燃料電池自動車(2015年2月)[3]」には水加ヒドラジンの自然界に対する攻撃性についての記述があるのに、記事にはありません。何故ですか?--FAQman10772
- 記事ページにも示したように、水加ヒドラジンは、PCBのように分解されずに土壌中に永久に残るものではなく、微生物によって生分解されます。ただし、微生物を水加ヒドラジンの中に入れると死にます。微生物は、生命維持ができる状態で水加ヒドラジンを生分解できるという意味です。この時、微生物にとって低濃度の水加ヒドラジンは、事実上の餌です。高濃度の場合は、粘土表面上で分解され、また、拡散によっても濃度が低下するため、一時的には自然界に対して影響があるかもしれませんが、最終的には完全に分解されるため、実質的には自然界に対する攻撃性はありません。ただし、工場の排水で水加ヒドラジンを垂れ流しにして、高濃度の状態が長期間維持される場合は、話は別です(恐らく、これは違法)。では、何故、資料には「水加ヒドラジン~の自然界に対する攻撃性」等と書かれているのでしょうか?資料を作成する担当者が、水加ヒドラジンの安全データシート[4]を参照したことが原因ではないかと思われます。安全データシートには、ヒドラジンを対象とした内容も混在しているため、「自然界に対する攻撃性」を連想するような内容になっています。ヒドラジンを対象とする理由として、水加ヒドラジンが他の化学物質と脱水反応した場合に、ヒドラジン濃度が上昇して(重量当り64%を超過して)、ヒドラジンと水加ヒドラジンが混在した状態になることも考えられるため、最高濃度の(無水の)ヒドラジンに合わせたのではないかと思われます。尚、自動車用燃料としては、安全のため、「100%濃度の水加ヒドラジン(ヒドラジン濃度が重量当り64%)」ではなく、「80%濃度の水加ヒドラジン(ヒドラジン濃度が重量当り51.2%)」を使用した方が望ましいのではないかと思われます。--WikiUser10772(会話) 2017年12月17日 (日) 08:51 (UTC)
- 「100%濃度の水加ヒドラジン(ヒドラジン濃度が重量当り64%)」を「80%濃度の水加ヒドラジン(ヒドラジン濃度が重量当り51.2%)」にしたところで、脱水反応が起きれば無水ヒドラジンが発生することがあるのでは?--FAQman10772
- 想定しているのは、輸送・保管する際の容器や給油する際の配管等の材料に含まれている不純物との接触によって脱水反応が起きた場合に、無水ヒドラジンが発生する恐れがないかということです。燃料を「100%濃度の水加ヒドラジン(ヒドラジン濃度が重量当り64%)」にすると、余裕がないため、一度無水ヒドラジンが発生すると元に戻りませんが、「80%濃度の水加ヒドラジン(ヒドラジン濃度が重量当り51.2%)」にすると余裕が20%分あるため、多少の脱水反応が起きても、残りの20%分の水分子と再度反応して、元の水加ヒドラジンに戻ることができます。--WikiUser10772(会話) 2018年9月9日 (日) 10:55 (UTC)
- しかし、「80%濃度の水加ヒドラジン(ヒドラジン濃度が重量当り51.2%)」を用いても、脱水反応によって無水ヒドラジンが発生した瞬間に人間の皮膚に付着すれば害があるのでは?--FAQman10772
- 皮膚に付着した瞬間に、その液体の中に含まれる残りの20%分の水分子と再度反応して、元の水加ヒドラジンに戻ることができるため、実害はないのではないかと思われます。また、水加ヒドラジンは、日本国内で既に2万2千トン流通しており[参考文献 4]、運用状態であることから、安全性は確保されているのではないかと思われます。--WikiUser10772(会話) 2018年9月9日 (日) 10:55 (UTC)
- しかし、「80%濃度の水加ヒドラジン(ヒドラジン濃度が重量当り51.2%)」を用いても、脱水反応によって無水ヒドラジンが発生した瞬間に人間の皮膚に付着すれば害があるのでは?--FAQman10772
- 想定しているのは、輸送・保管する際の容器や給油する際の配管等の材料に含まれている不純物との接触によって脱水反応が起きた場合に、無水ヒドラジンが発生する恐れがないかということです。燃料を「100%濃度の水加ヒドラジン(ヒドラジン濃度が重量当り64%)」にすると、余裕がないため、一度無水ヒドラジンが発生すると元に戻りませんが、「80%濃度の水加ヒドラジン(ヒドラジン濃度が重量当り51.2%)」にすると余裕が20%分あるため、多少の脱水反応が起きても、残りの20%分の水分子と再度反応して、元の水加ヒドラジンに戻ることができます。--WikiUser10772(会話) 2018年9月9日 (日) 10:55 (UTC)
- 「100%濃度の水加ヒドラジン(ヒドラジン濃度が重量当り64%)」を「80%濃度の水加ヒドラジン(ヒドラジン濃度が重量当り51.2%)」にしたところで、脱水反応が起きれば無水ヒドラジンが発生することがあるのでは?--FAQman10772
- 記事ページにも示したように、水加ヒドラジンは、PCBのように分解されずに土壌中に永久に残るものではなく、微生物によって生分解されます。ただし、微生物を水加ヒドラジンの中に入れると死にます。微生物は、生命維持ができる状態で水加ヒドラジンを生分解できるという意味です。この時、微生物にとって低濃度の水加ヒドラジンは、事実上の餌です。高濃度の場合は、粘土表面上で分解され、また、拡散によっても濃度が低下するため、一時的には自然界に対して影響があるかもしれませんが、最終的には完全に分解されるため、実質的には自然界に対する攻撃性はありません。ただし、工場の排水で水加ヒドラジンを垂れ流しにして、高濃度の状態が長期間維持される場合は、話は別です(恐らく、これは違法)。では、何故、資料には「水加ヒドラジン~の自然界に対する攻撃性」等と書かれているのでしょうか?資料を作成する担当者が、水加ヒドラジンの安全データシート[4]を参照したことが原因ではないかと思われます。安全データシートには、ヒドラジンを対象とした内容も混在しているため、「自然界に対する攻撃性」を連想するような内容になっています。ヒドラジンを対象とする理由として、水加ヒドラジンが他の化学物質と脱水反応した場合に、ヒドラジン濃度が上昇して(重量当り64%を超過して)、ヒドラジンと水加ヒドラジンが混在した状態になることも考えられるため、最高濃度の(無水の)ヒドラジンに合わせたのではないかと思われます。尚、自動車用燃料としては、安全のため、「100%濃度の水加ヒドラジン(ヒドラジン濃度が重量当り64%)」ではなく、「80%濃度の水加ヒドラジン(ヒドラジン濃度が重量当り51.2%)」を使用した方が望ましいのではないかと思われます。--WikiUser10772(会話) 2017年12月17日 (日) 08:51 (UTC)
大気汚染の原因物質である窒素酸化物 (NOx) の排出の可能性の有無について (FAQ)
[編集]- 貴金属フリー液体燃料電池は、窒素を含んだ水加ヒドラジンと酸素で発電しますが、反応過程で窒素酸化物を発生させてしまうことはないのでしょうか?--FAQman10772
- 窒素酸化物 (NOx) とは、窒素 (N2) と酸素 (O2) が化合することで生成される、一酸化窒素 (NO) 、二酸化窒素 (NO2) 、四酸化二窒素 (N2O4) の総称です。貴金属フリー液体燃料電池は、カソードに酸素 (O2) を、また、アノードに水加ヒドラジン (N2H4・H2O) を供給することで発電します。イオン交換膜を透過するのは水酸化物イオン (OH-) であり、また、水酸化物イオン (OH-) の反応相手は、水素イオン (H+) です。アノードでは、水加ヒドラジン (N2H4・H2O) の2H2の部分と透過してきた水酸化物イオン (4OH-) が遭遇すると、触媒の作用により、2H2の部分が電子 (4e-) を放出して水素イオン (4H+) となり、それと水酸化物イオン (4OH-) とが化合・中和して、水 (4H2O) ができます。また、それと同時に窒素 (N2) が脱離されます。放出された電子 (4e-) は、外部回路を移動してカソードへ行きます。電流は電子 (4e-) の移動方向とは逆方向に流れます。一方、カソードでは、水分子 (2H2O) のO2の部分と外部回路から移動してきた電子 (2e-) が結合しますが、これと同時に、外気から取り込まれた酸素 (O2) に外部回路から移動してきた電子 (2e-) が結合して酸素イオン (2O-) になる反応も起こるため、触媒の作用により、これらが化合して水酸化物イオン (4OH-) を作ります。この時、外気に含まれている窒素 (N2) は反応することなく排気されます。また、外気に含まれている水素 (2H2) は、別の酸素イオン (2O-) と化合して水分子 (2H2O) になる際に電子 (2e-) を放出するため、水酸化物イオン (4OH-) の化合の反応に影響しません。結局、排出されるのは、窒素 (N2) と水 (H2O) だけであることがわかります。この様に、窒素 (N2) と酸素 (O2) の反応過程はなく、窒素酸化物 (NOx) が排出される可能性が全くないことがわかります。--WikiUser10772(会話) 2017年12月17日 (日) 08:51 (UTC)
- しかし、記事には、「燃料が透過するクロスオーバー現象~がある。」と書かれています。燃料が透過してカソード内の酸素と反応して窒素酸化物が発生するのでは?--FAQman10772
- カソード内に水加ヒドラジン (N2H4・H2O) が透過してくると、2H2の部分と水酸化物イオン (4OH-) が直接的に化合・中和して、水分子 (4H2O) ができます。また、それと同時に窒素 (N2) が脱離されます。この際、電子 (4e-) を放出しますが、同じカソード内で、外部回路を移動することなく水酸化物イオン (4OH-) が生成されるために使われるため、漏洩電流が流れているのと等価な状態となります。ここでも、窒素 (N2) と酸素 (O2) の反応過程はなく、窒素酸化物 (NOx) が排出される可能性が全くないことがわかります。--WikiUser10772(会話) 2017年12月17日 (日) 08:51 (UTC)
- しかし、水加ヒドラジンの安全データシート[4]の「10.安定性及び反応性」節に「加熱や光の影響下で分解して、有毒ヒュームのニトロシルクロリドとホスゲン、窒素酸化物を発生する。」と書かれています。あなたの説明と矛盾するのでは?--FAQman10772
- 窒素酸化物 (NOx) は、水素自動車において、燃料の水素ガスと空気を燃焼させた場合[5]、ガソリンや軽油等を内燃機関で燃焼させた場合等に生成されます[6]。燃焼温度は、およそ2000~3000℃です。燃料電池は、燃料を燃焼させるのではなく、電気化学反応によって電気エネルギーを取り出す装置です。記事ページにも示したように、貴金属フリー液体燃料電池の反応温度は80℃です。この温度で窒素酸化物 (NOx) が生成されたという証拠の存在は確認できていません。「加熱~で分解して、~、窒素酸化物を発生する。」というのは、燃焼温度 (およそ2000~3000℃) まで加熱した場合のことではないかと思われます。その証拠として、水加ヒドラジンの安全データシートの同じ節に「危険有害な分解生成物: 燃焼した時、有害ガス(一酸化炭素、二酸化炭素、窒素酸化物、塩化水素、ホスゲン)を発生する。」とも記されていますので確認願います。また、「~光の影響下で分解して、~、窒素酸化物を発生する。」というのは、「Environmental Health Criteria Vol. 68 Sec. 1 (SUMMARY) (1987) [7]」に「It decomposes on heating or when exposed to ultraviolet radiation to form ammonia, hydrogen, and nitrogen.」と記されているように、「光」の中でも特に振動数の大きい紫外線であることがわかります。すなわち、太陽光によって分解されるということを意味しています。その証拠として、水加ヒドラジンの安全データシートの同じ節に「避けるべき条件 : 熱、日光、衝撃、摩擦、裸火、スパーク、静電気」とも記されていますので確認願います。--WikiUser10772(会話) 2017年12月17日 (日) 08:51 (UTC)
- 反応を促進するのに高温でやるから窒素酸化物が出るのでは?--FAQman10772
- 貴金属フリー液体燃料電池の反応温度は、常温25℃よりも高い80℃に設定されていますが、これより高い温度(80%濃度の水加ヒドラジンの場合は119℃、水加ヒドラジンの安全データシート[4]の「9.物理的及び化学的性質」節を参照)では、液体燃料が沸騰して気化してしまいます。恐らく、ご指摘の話は、燃料が高圧水素タイプの水素燃料電池自動車において、都市ガスを900℃の温度で水蒸気改質を行って水素を取り出すことと混同しているのではないでしょうか[8]。--WikiUser10772(会話) 2017年12月17日 (日) 08:51 (UTC)
- 混同してません。「四酸化二窒素#製造方法」記事ページに、アンモニアを原料にして四酸化二窒素を化合する方法が示されています。その際、水蒸気で温度を下げるということですが貴金属フリー液体燃料電池の反応でも同じ状態になることがあるのでは?--FAQman10772
- 水蒸気の温度は100℃以上です。それを用いて温度を下げるということは、乾き飽和蒸気への吸熱を利用して最も効率良く四酸化二窒素が化合する温度に、反応温度を自動制御するということではないかと思われます。また、アンモニアの生成については、燃料電池スタックのアノード側の排出口の手前のところで水加ヒドラジンがアンモニアまで分解されたところで燃料電池ステックの外へ出てしまった場合はあり得るかもしれませんが、この場合は、燃料の流量が多いことが原因であるため、流量を減らすことでアンモニアの生成を防ぐことができ、また、外へ出たアンモニアは反応が止まっているため、それ以上別の四酸化二窒素等の化学物質へ変化することはありません。また、カソード側に透過してきた燃料の量はアノード側で流入する燃料の量に比べてずっと少ないため、アノード側でアンモニアの生成がない流量に調整されていればアンモニアが生成されることはありません。すなわち、貴金属フリー液体燃料電池の反応で同じ状態が発生することはありません。何れにしても貴金属フリー液体燃料電池の反応温度が80℃を超える場合については情報がなく、お答えできかねます。--WikiUser10772(会話) 2017年12月17日 (日) 08:51 (UTC)
- 混同してません。「四酸化二窒素#製造方法」記事ページに、アンモニアを原料にして四酸化二窒素を化合する方法が示されています。その際、水蒸気で温度を下げるということですが貴金属フリー液体燃料電池の反応でも同じ状態になることがあるのでは?--FAQman10772
- 貴金属フリー液体燃料電池の反応温度は、常温25℃よりも高い80℃に設定されていますが、これより高い温度(80%濃度の水加ヒドラジンの場合は119℃、水加ヒドラジンの安全データシート[4]の「9.物理的及び化学的性質」節を参照)では、液体燃料が沸騰して気化してしまいます。恐らく、ご指摘の話は、燃料が高圧水素タイプの水素燃料電池自動車において、都市ガスを900℃の温度で水蒸気改質を行って水素を取り出すことと混同しているのではないでしょうか[8]。--WikiUser10772(会話) 2017年12月17日 (日) 08:51 (UTC)
- 反応を促進するのに高温でやるから窒素酸化物が出るのでは?--FAQman10772
- 窒素酸化物 (NOx) は、水素自動車において、燃料の水素ガスと空気を燃焼させた場合[5]、ガソリンや軽油等を内燃機関で燃焼させた場合等に生成されます[6]。燃焼温度は、およそ2000~3000℃です。燃料電池は、燃料を燃焼させるのではなく、電気化学反応によって電気エネルギーを取り出す装置です。記事ページにも示したように、貴金属フリー液体燃料電池の反応温度は80℃です。この温度で窒素酸化物 (NOx) が生成されたという証拠の存在は確認できていません。「加熱~で分解して、~、窒素酸化物を発生する。」というのは、燃焼温度 (およそ2000~3000℃) まで加熱した場合のことではないかと思われます。その証拠として、水加ヒドラジンの安全データシートの同じ節に「危険有害な分解生成物: 燃焼した時、有害ガス(一酸化炭素、二酸化炭素、窒素酸化物、塩化水素、ホスゲン)を発生する。」とも記されていますので確認願います。また、「~光の影響下で分解して、~、窒素酸化物を発生する。」というのは、「Environmental Health Criteria Vol. 68 Sec. 1 (SUMMARY) (1987) [7]」に「It decomposes on heating or when exposed to ultraviolet radiation to form ammonia, hydrogen, and nitrogen.」と記されているように、「光」の中でも特に振動数の大きい紫外線であることがわかります。すなわち、太陽光によって分解されるということを意味しています。その証拠として、水加ヒドラジンの安全データシートの同じ節に「避けるべき条件 : 熱、日光、衝撃、摩擦、裸火、スパーク、静電気」とも記されていますので確認願います。--WikiUser10772(会話) 2017年12月17日 (日) 08:51 (UTC)
- しかし、水加ヒドラジンの安全データシート[4]の「10.安定性及び反応性」節に「加熱や光の影響下で分解して、有毒ヒュームのニトロシルクロリドとホスゲン、窒素酸化物を発生する。」と書かれています。あなたの説明と矛盾するのでは?--FAQman10772
- カソード内に水加ヒドラジン (N2H4・H2O) が透過してくると、2H2の部分と水酸化物イオン (4OH-) が直接的に化合・中和して、水分子 (4H2O) ができます。また、それと同時に窒素 (N2) が脱離されます。この際、電子 (4e-) を放出しますが、同じカソード内で、外部回路を移動することなく水酸化物イオン (4OH-) が生成されるために使われるため、漏洩電流が流れているのと等価な状態となります。ここでも、窒素 (N2) と酸素 (O2) の反応過程はなく、窒素酸化物 (NOx) が排出される可能性が全くないことがわかります。--WikiUser10772(会話) 2017年12月17日 (日) 08:51 (UTC)
- 最後にもう一つ。イオン交換膜は、含水によって膨潤して燃料を透過するので、燃料がアンモニアまで反応したところでイオン交換膜に浸透し、空気極側へ透過することもあるのでは?--FAQman10772
- 確かに、アンモニアの生成がない流量に調整しても、水加ヒドラジンより分子量の小さいアンモニアが、そのルートで透過する場合はあり得るかもしれません。--WikiUser10772(会話) 2018年9月9日 (日) 10:55 (UTC)
- 参考文献「一般化学(下)[参考文献 5]」の757ページのオストワルド法 (Ostwald process) の写真の説明には、「濃アンモニア水から逃散したアンモニアが白金触媒の表面で酸素と反応し、反応熱のために白金が赤熱しているところ」とあります。アンモニアが空気極側で気化して空気と混ざり、触媒の作用でNOxが化合されることもあるのでは?--FAQman10772
- 白金触媒にアンモニアの気体と空気の混合ガスを接触させると接触酸化が起きて、アンモニアはNOへ酸化されます。このときの温度は約800℃です。更にNOは空気に触れるとNO2に変化します(旺文社の「化学辞典」を参照)。しかし、燃料電池の反応温度は80℃に設定されており、空気極側のFe系触媒に微量のアンモニアが接触して接触酸化が起きるかは不明です。その点について記載された資料は、まだ入手できていません。--WikiUser10772(会話) 2018年9月9日 (日) 10:55 (UTC)
- ところで、水加ヒドラジンより分子量の小さいアンモニアがイオン交換膜を透過するのであれば、空気に含まれる酸素分子も逆方向に透過して、燃料極の表面で、水加ヒドラジンやアンモニアが接触酸化を起こすのでは?--FAQman10772
- 確かに、そのルートで酸素分子が透過する恐れは否定できませんが、燃料極側は白金触媒ではなく、Ni系触媒であるため、微量の酸素分子が水加ヒドラジンやアンモニアと接触して接触酸化が起きるかは不明です。--WikiUser10772(会話) 2018年9月9日 (日) 10:55 (UTC)
- イオン交換膜をアンモニアが透過してNOxへ酸化されたり、酸素分子が逆方向に透過して、水加ヒドラジンやアンモニアが接触酸化を起こすことに関して情報公開され次第、記事ページへ記載してください。--FAQman10772
- それはあり得ないと思います。燃料(水加ヒドラジン)がイオン交換膜を透過することが問題であるため、この点について研究開発が行われています。これが完了した時点では、水加ヒドラジンやアンモニア及び酸素分子がイオン交換膜を透過しない状態になっていると思われるため、NOx発生の恐れも自然消滅しているのではないかと思われます。--WikiUser10772(会話) 2018年9月9日 (日) 10:55 (UTC)
- イオン交換膜をアンモニアが透過してNOxへ酸化されたり、酸素分子が逆方向に透過して、水加ヒドラジンやアンモニアが接触酸化を起こすことに関して情報公開され次第、記事ページへ記載してください。--FAQman10772
- 確かに、そのルートで酸素分子が透過する恐れは否定できませんが、燃料極側は白金触媒ではなく、Ni系触媒であるため、微量の酸素分子が水加ヒドラジンやアンモニアと接触して接触酸化が起きるかは不明です。--WikiUser10772(会話) 2018年9月9日 (日) 10:55 (UTC)
- ところで、水加ヒドラジンより分子量の小さいアンモニアがイオン交換膜を透過するのであれば、空気に含まれる酸素分子も逆方向に透過して、燃料極の表面で、水加ヒドラジンやアンモニアが接触酸化を起こすのでは?--FAQman10772
- 白金触媒にアンモニアの気体と空気の混合ガスを接触させると接触酸化が起きて、アンモニアはNOへ酸化されます。このときの温度は約800℃です。更にNOは空気に触れるとNO2に変化します(旺文社の「化学辞典」を参照)。しかし、燃料電池の反応温度は80℃に設定されており、空気極側のFe系触媒に微量のアンモニアが接触して接触酸化が起きるかは不明です。その点について記載された資料は、まだ入手できていません。--WikiUser10772(会話) 2018年9月9日 (日) 10:55 (UTC)
- 参考文献「一般化学(下)[参考文献 5]」の757ページのオストワルド法 (Ostwald process) の写真の説明には、「濃アンモニア水から逃散したアンモニアが白金触媒の表面で酸素と反応し、反応熱のために白金が赤熱しているところ」とあります。アンモニアが空気極側で気化して空気と混ざり、触媒の作用でNOxが化合されることもあるのでは?--FAQman10772
- 確かに、アンモニアの生成がない流量に調整しても、水加ヒドラジンより分子量の小さいアンモニアが、そのルートで透過する場合はあり得るかもしれません。--WikiUser10772(会話) 2018年9月9日 (日) 10:55 (UTC)
- しかし、水加ヒドラジン(N2H4・H2O,分子量50)や気体酸素(O2,分子量32)は分子量が大きいのでイオン交換膜を透過しない状態にできても、水酸化物(OH-,分子量17)と同じ分子量のアンモニア(NH3,分子量17)を透過しないようにするのは難しいのでは?--FAQman10772
- 燃料極側の水酸化物(OH-,分子量17)は、負電荷を帯びているため、クーロン力によって空気極側の方向へ移動してイオン交換膜を透過しますが、アンモニア(NH3,分子量17)は、イオン化すると正電荷を帯びるため、クーロン力によって燃料極側の方向へ移動してイオン交換膜から遠ざかります。しかし、燃料極側が加圧されていて、アンモニア(NH3,分子量17)がイオン化していない場合は、イオン交換膜を透過して空気極側へ出てアンモニアが接触酸化によってNOxへ変化するかもしれません。これを防ぐには温度を下げる必要があります。80℃であればNOxが発生する恐れは殆どないと思われますが、実測して確認する必要があります。その結果、もし問題となる濃度のNOxの増加が検出された場合は、アンモニアを発生させない電極材料の研究開発と水加ヒドラジンに含まれる残留アンモニアの低減が必要となります。--WikiUser10772(会話) 2023年6月18日 (日) 09:44 (UTC)
- 何故、80℃だとNOxが殆ど発生しないのでしょうか?800℃が80℃になっただけだとNOxの排出量は単純計算で1/10までしか下がらないのでは?--FAQman10772
- 化学辞典に「約800℃」と記されているのは、「化合は800℃近傍で起こる」ということを意味しています。つまり、化合に必要なエネルギーに満たなければ化合できませんし、逆に多すぎれば、その状態を保つことができずにすぐに解離してしまいます。実際は恐らく連続的な反応分布曲線になるのではないかと思われます。横軸のスケールにもよると思いますが、0℃を起点とした通常スケールで線スペクトル状、800℃を中央値とした拡大スケールでガウス分布曲線状になるのではないかと思われます。このように、800℃から少し温度が下がっただけで急激に減少しNOxの発生量はほぼゼロになるので、それよりも遙かに低い80℃でもやはりほぼゼロとなります--WikiUser10772(会話) 2023年6月18日 (日) 09:44 (UTC)
- 「ほぼゼロ」ということは、少しは発生するという意味でしょうか?--FAQman10772
- 違います。測定器の「測定範囲外」という意味で、通常「不検出」として表記される領域のことです。実験では、「不検出」となる場合でもNOxを含む大気中の空気を吸気するため、排気との変化量を見ればNOxの発生量を正確に測定できるかもしれません。しかし、その様にして測定を行っても、燃料電池の出力や、大気の対流による様々な気体等の規則性のない「ゆらぎ」の影響の中に測定値の差分が埋没し、新たなNOxの発生を裏付ける証拠は示せないかもしれません。--WikiUser10772(会話) 2023年6月18日 (日) 09:44 (UTC)
- 「ほぼゼロ」ということは、少しは発生するという意味でしょうか?--FAQman10772
- 化学辞典に「約800℃」と記されているのは、「化合は800℃近傍で起こる」ということを意味しています。つまり、化合に必要なエネルギーに満たなければ化合できませんし、逆に多すぎれば、その状態を保つことができずにすぐに解離してしまいます。実際は恐らく連続的な反応分布曲線になるのではないかと思われます。横軸のスケールにもよると思いますが、0℃を起点とした通常スケールで線スペクトル状、800℃を中央値とした拡大スケールでガウス分布曲線状になるのではないかと思われます。このように、800℃から少し温度が下がっただけで急激に減少しNOxの発生量はほぼゼロになるので、それよりも遙かに低い80℃でもやはりほぼゼロとなります--WikiUser10772(会話) 2023年6月18日 (日) 09:44 (UTC)
- 何故、80℃だとNOxが殆ど発生しないのでしょうか?800℃が80℃になっただけだとNOxの排出量は単純計算で1/10までしか下がらないのでは?--FAQman10772
- 燃料極側の水酸化物(OH-,分子量17)は、負電荷を帯びているため、クーロン力によって空気極側の方向へ移動してイオン交換膜を透過しますが、アンモニア(NH3,分子量17)は、イオン化すると正電荷を帯びるため、クーロン力によって燃料極側の方向へ移動してイオン交換膜から遠ざかります。しかし、燃料極側が加圧されていて、アンモニア(NH3,分子量17)がイオン化していない場合は、イオン交換膜を透過して空気極側へ出てアンモニアが接触酸化によってNOxへ変化するかもしれません。これを防ぐには温度を下げる必要があります。80℃であればNOxが発生する恐れは殆どないと思われますが、実測して確認する必要があります。その結果、もし問題となる濃度のNOxの増加が検出された場合は、アンモニアを発生させない電極材料の研究開発と水加ヒドラジンに含まれる残留アンモニアの低減が必要となります。--WikiUser10772(会話) 2023年6月18日 (日) 09:44 (UTC)
- しかし、「約800℃」でないとNOxが殆ど発生しないのであれば、何故、水素自動車における燃焼温度が、およそ2000~3000℃なのにNOxが発生するのでしょうか?--FAQman10772
- 燃焼の中心温度がおよそ2000~3000℃であっても、エンジンオイルによって冷却されているシリンダの内壁との間の何処かに800℃となる領域が存在するため、NOxが発生するのではないかと思われます。また、燃焼直後のシリンダ内の温度は、排気されるまでの間、800℃前後で保たれているため、ここでもNOxの発生が考えられます。--WikiUser10772(会話) 2023年9月17日 (日) 11:22 (UTC)
- しかし、記事には、「燃料が透過するクロスオーバー現象~がある。」と書かれています。燃料が透過してカソード内の酸素と反応して窒素酸化物が発生するのでは?--FAQman10772
- 窒素酸化物 (NOx) とは、窒素 (N2) と酸素 (O2) が化合することで生成される、一酸化窒素 (NO) 、二酸化窒素 (NO2) 、四酸化二窒素 (N2O4) の総称です。貴金属フリー液体燃料電池は、カソードに酸素 (O2) を、また、アノードに水加ヒドラジン (N2H4・H2O) を供給することで発電します。イオン交換膜を透過するのは水酸化物イオン (OH-) であり、また、水酸化物イオン (OH-) の反応相手は、水素イオン (H+) です。アノードでは、水加ヒドラジン (N2H4・H2O) の2H2の部分と透過してきた水酸化物イオン (4OH-) が遭遇すると、触媒の作用により、2H2の部分が電子 (4e-) を放出して水素イオン (4H+) となり、それと水酸化物イオン (4OH-) とが化合・中和して、水 (4H2O) ができます。また、それと同時に窒素 (N2) が脱離されます。放出された電子 (4e-) は、外部回路を移動してカソードへ行きます。電流は電子 (4e-) の移動方向とは逆方向に流れます。一方、カソードでは、水分子 (2H2O) のO2の部分と外部回路から移動してきた電子 (2e-) が結合しますが、これと同時に、外気から取り込まれた酸素 (O2) に外部回路から移動してきた電子 (2e-) が結合して酸素イオン (2O-) になる反応も起こるため、触媒の作用により、これらが化合して水酸化物イオン (4OH-) を作ります。この時、外気に含まれている窒素 (N2) は反応することなく排気されます。また、外気に含まれている水素 (2H2) は、別の酸素イオン (2O-) と化合して水分子 (2H2O) になる際に電子 (2e-) を放出するため、水酸化物イオン (4OH-) の化合の反応に影響しません。結局、排出されるのは、窒素 (N2) と水 (H2O) だけであることがわかります。この様に、窒素 (N2) と酸素 (O2) の反応過程はなく、窒素酸化物 (NOx) が排出される可能性が全くないことがわかります。--WikiUser10772(会話) 2017年12月17日 (日) 08:51 (UTC)
燃料電池の耐久性について(FAQ)
[編集]- 「== 歴史 ==」のところに「~発電時間が1000時間を超えた。」と書かれていますが、何時間なら市販化できるのでしょうか?--FAQman10772
- 資料「日本自動車研究所(JARI)平成20年度 燃料電池自動車に関する調査報告書 p. 225[9]」には、耐久性3000時間が耐久寿命5万時間に相当するということが書かれています。「5万時間」は、年数に換算すると約5.7年です。しかし、一般的には自動車の寿命は最低でも10年ですので、この目標は実証実験用ということになります。市販化するには、最低でも耐久性5256時間が必要になるのではないかと思われます。また、どんな使われ方をするかわからない一般大衆車では、耐久性10512時間(耐久寿命20年相当)が必要になるかもしれません。ただし、エネルギーバッファであるLiイオン電池(二次電池)ユニットや燃料電池ユニットを交換可能な構造にしておけば、そこまでの耐久寿命は必要ないかもしれません。--WikiUser10772(会話) 2018年9月9日 (日) 10:55 (UTC)
セパレータの注釈のところの「【】」について(FAQ)
[編集]- セパレータの注釈に「【】」が登場していますが、何故、このような書き方をするのでしょうか?--FAQman10772
- Wikipediaのルール上、このような書き方になっています。「【】」は「(ガス拡散層|膜電極接合体|ガス拡散層)」を圧縮して書くために用いていますが、もし、これを「GMG」と書いたらどうなるでしょうか?書いてる本人はMEAを略してM、GDLを略してG、これらが連結した「GMG」を記号として見ていますが、これを閲覧している利用者は、これ自体が意味のあるキーワードではないかと思うかもしれません。これは、新しい用語を独自に定義したことになり、「Wikipedia:独自研究は載せない#何が除外されるか」の「新しい用語を定義する。」に該当する恐れがあります。そもそも、「GMG」という新しい用語を定義する必要はないので、「A」とか「X」でもよさそうですが、これも「新しい用語の定義」と誤解されると困るので記号を使うことにしました。--WikiUser10772(会話) 2018年9月9日 (日) 10:55 (UTC)
- 何故「【】」という記号にしたのでしょうか?--FAQman10772
- 当初は「※」にしようかとも思いましたが、これでは、三層構造を表現できていません。そこで、「●」を画像反転させて対で表現する「【】」にしました。右側の「【」がガス拡散層、中央の空白部分が膜電極接合体、左側の「】」がもう一方のガス拡散層を意味しています。--WikiUser10772(会話) 2018年9月9日 (日) 10:55 (UTC)
- セパレータの注釈文は、本当に、資料にこのように書かれていたのでしょうか?--FAQman10772
- この2つの一文については、他とは異なる手法で書かれています。最初にコモンズ画像を表示する方法を考えましたが、セパレータは燃料電池の一部分であり、セパレータだけの画像はなく、これをすると「燃料電池」がメインのように見えるため、画像の掲載は中止としました。検討の結果、資料に示されている画像のセパレータ部分を複数の一文に等価変換し、それらを、それ自体を示しているものと他の部分との相関関係を示しているものとに分けて、それらを各々要約して書くことにしました。しかし、出来上がった一文は、同じ表現が繰り返し出現し、クドクドとしたものになったため、同じ表現を1つにまとめて因数分解して圧縮して書くことにしました。上にも書いたように「【】」も圧縮の手法の1つとして用いています。--WikiUser10772(会話) 2018年9月9日 (日) 10:55 (UTC)
- そんなことしたら独自研究になるのでは?--FAQman10772
- 独自研究とは、資料の内容に変更を加えることです。 画像を複数の一文に等価変換して1つの一文に要約しても独自研究になりません。誰が行っても同じ結果になります。しかし、仮に画像を複数の一文に等価変換した段階で、自分の主観的な意見を1つの一文にして加えて、それらを1つの一文に要約すると独自研究になります。セパレータの注釈のところの2つの一文は、内容に変更を加えていません。--WikiUser10772(会話) 2018年9月9日 (日) 10:55 (UTC)
- しかし、画像を複数の一文に等価変換する際に、利用者によって差異が生じるのでは?--FAQman10772
- 画像は、幾何学的な模様として見ることができ、「構造」と「機能」について複数の一文に等価変換したところで差異が生じることはありません。--WikiUser10772(会話) 2018年9月9日 (日) 10:55 (UTC)
- その「機能」の部分は利用者によって差異が生じるのでは?--FAQman10772
- 「機能」の部分は資料にも解説が書かれていますので確認しながら書きます。--WikiUser10772(会話) 2018年9月9日 (日) 10:55 (UTC)
- それは、画像と解説から「機能」を合成しているので「Wikipedia:独自研究は載せない#特定の観点を推進するような、発表済みの情報の合成」に該当するのでは?それに、解説があるならそれだけを要約して書けば済むのでは?--FAQman10772
- 内容に変更を加えていないので、独自研究に該当しません。また、セパレータの解説は、それだけ読んでも理解が難しいのではないかと思われます。--WikiUser10772(会話) 2018年9月9日 (日) 10:55 (UTC)
- 「内容に変更を加えていない」と言うのなら、それを証明してください。--FAQman10772
- 無いものを証明することは、一般的には、「悪魔の証明」と言われており、その有るケース以外をすべて証明しなければならず、無限に近い悪魔のような膨大な手間を要する証明であり、殆ど不可能なこととされています。資料を入手して、ご自分で判断してください。問題があればノートページで問題提起して議論してください。--WikiUser10772(会話) 2018年9月9日 (日) 10:55 (UTC)
- 「内容に変更を加えていない」と言うのなら、それを証明してください。--FAQman10772
- 内容に変更を加えていないので、独自研究に該当しません。また、セパレータの解説は、それだけ読んでも理解が難しいのではないかと思われます。--WikiUser10772(会話) 2018年9月9日 (日) 10:55 (UTC)
- それは、画像と解説から「機能」を合成しているので「Wikipedia:独自研究は載せない#特定の観点を推進するような、発表済みの情報の合成」に該当するのでは?それに、解説があるならそれだけを要約して書けば済むのでは?--FAQman10772
- 「機能」の部分は資料にも解説が書かれていますので確認しながら書きます。--WikiUser10772(会話) 2018年9月9日 (日) 10:55 (UTC)
- その「機能」の部分は利用者によって差異が生じるのでは?--FAQman10772
- 画像は、幾何学的な模様として見ることができ、「構造」と「機能」について複数の一文に等価変換したところで差異が生じることはありません。--WikiUser10772(会話) 2018年9月9日 (日) 10:55 (UTC)
- しかし、画像を複数の一文に等価変換する際に、利用者によって差異が生じるのでは?--FAQman10772
- 独自研究とは、資料の内容に変更を加えることです。 画像を複数の一文に等価変換して1つの一文に要約しても独自研究になりません。誰が行っても同じ結果になります。しかし、仮に画像を複数の一文に等価変換した段階で、自分の主観的な意見を1つの一文にして加えて、それらを1つの一文に要約すると独自研究になります。セパレータの注釈のところの2つの一文は、内容に変更を加えていません。--WikiUser10772(会話) 2018年9月9日 (日) 10:55 (UTC)
- そんなことしたら独自研究になるのでは?--FAQman10772
- この2つの一文については、他とは異なる手法で書かれています。最初にコモンズ画像を表示する方法を考えましたが、セパレータは燃料電池の一部分であり、セパレータだけの画像はなく、これをすると「燃料電池」がメインのように見えるため、画像の掲載は中止としました。検討の結果、資料に示されている画像のセパレータ部分を複数の一文に等価変換し、それらを、それ自体を示しているものと他の部分との相関関係を示しているものとに分けて、それらを各々要約して書くことにしました。しかし、出来上がった一文は、同じ表現が繰り返し出現し、クドクドとしたものになったため、同じ表現を1つにまとめて因数分解して圧縮して書くことにしました。上にも書いたように「【】」も圧縮の手法の1つとして用いています。--WikiUser10772(会話) 2018年9月9日 (日) 10:55 (UTC)
- セパレータの注釈文は、本当に、資料にこのように書かれていたのでしょうか?--FAQman10772
- 当初は「※」にしようかとも思いましたが、これでは、三層構造を表現できていません。そこで、「●」を画像反転させて対で表現する「【】」にしました。右側の「【」がガス拡散層、中央の空白部分が膜電極接合体、左側の「】」がもう一方のガス拡散層を意味しています。--WikiUser10772(会話) 2018年9月9日 (日) 10:55 (UTC)
- 何故「【】」という記号にしたのでしょうか?--FAQman10772
- Wikipediaのルール上、このような書き方になっています。「【】」は「(ガス拡散層|膜電極接合体|ガス拡散層)」を圧縮して書くために用いていますが、もし、これを「GMG」と書いたらどうなるでしょうか?書いてる本人はMEAを略してM、GDLを略してG、これらが連結した「GMG」を記号として見ていますが、これを閲覧している利用者は、これ自体が意味のあるキーワードではないかと思うかもしれません。これは、新しい用語を独自に定義したことになり、「Wikipedia:独自研究は載せない#何が除外されるか」の「新しい用語を定義する。」に該当する恐れがあります。そもそも、「GMG」という新しい用語を定義する必要はないので、「A」とか「X」でもよさそうですが、これも「新しい用語の定義」と誤解されると困るので記号を使うことにしました。--WikiUser10772(会話) 2018年9月9日 (日) 10:55 (UTC)
水加ヒドラジンの引火点が資料毎に異なる点について
[編集]- 2015年の資料「水加ヒドラジンを燃料とするアニオン形燃料電池自動車の開発[参考文献 1]」では、100%濃度の水加ヒドラジン(ヒドラジン濃度64%)の引火点は「74℃」と記載されています。しかし、同じ研究グループが発表した2016年の資料「貴金属フリー液体燃料電池のメカニズム[参考文献 6]」には「75℃」と記載されています。また、資料「Environmental Health Criteria Vol. 68 Sec. 2.3 (Analytical Methods Table 1) (1987) [10]」には、100%濃度の水加ヒドラジン(ヒドラジン濃度64%)の引火点が「75℃」と記載されているため、検討の結果、「75℃」に統一することとします。--WikiUser10772(会話) 2018年9月9日 (日) 10:55 (UTC)
表中の「グループ2B」の説明について
[編集]- 資料「貴金属フリー液体燃料電池のメカニズム[参考文献 6]」に掲載されている表の「がん原生」の項目のところの「グループ2B」の説明では、「グループ1」が「発癌性が認められる」、「グループ2A」が「おそらく発癌性がある」、「グループ2B」が「発癌性が疑われる」、「グループ3」が「発癌性を分類できない」と書かれています。この説明の中には「発癌性がない」という分類がありません。一般的には、無いものを証明するのは、「悪魔の証明」と言われており、その有るケース以外をすべて証明しなければならず、無限に近い悪魔のような膨大な手間を要する証明であり、殆ど不可能なこととされています。しかし、これでは、どの程度の発癌性なのかわかりません。資料「IARC Monographs on the Evaluation of Carcinogenic Risks to Humans INTERNAL REPORT 14/002 p. 18 (2014) IARC[11]」で「コーヒー」が「グループ2B」に分類されていたので、これを具体例として示すことにしました。--WikiUser10772(会話) 2018年9月9日 (日) 10:55 (UTC)
「== 想定される液体燃料 ==」項目と「== 液体燃料の選定 ==」項目の統合について
[編集]- 両者の内容には似ている部分があるため、統合を検討したものの、これらの資料が書かれた時期や主旨が全く異なっており(前者は「様々な液体燃料を想定しています。」で、後者は、「この液体燃料に選定した理由を述べます。」という主旨。)、述べているベクトルが異なる2つの資料の内容を1つの項目に統合すると、独立した各一文の意味が正しく解釈できなくなることで、結果的に独自研究 (「Wikipedia:独自研究は載せない#特定の観点を推進するような、発表済みの情報の合成」) に該当する恐れが生じることから、両者の統合は中止することとしました。--WikiUser10772(会話) 2018年9月9日 (日) 10:55 (UTC)
記事ページを編集する際の注意点
[編集]- 過去ログ3の高圧水素タイプの「水素燃料電池自動車」に関する記事の投稿の例ように、投稿する記事ページを間違えると、それまでの努力が無駄になるため、よく確認してから行ってください。また、過去ログ3の「自動車」と「車」に関する記事の投稿の例のように、既に他の過去ログ(過去ログ2)で結論が示されているものもありますので投稿する前に必ず確認を行ってください。--WikiUser10772(会話) 2018年9月11日 (火) 09:09 (UTC)
ヒドラジンを燃料とした電気化学反応式について(FAQ)
[編集]液体燃料電池車の必要性について(FAQ)
[編集]- 一般的には、次世代を担う自動車は、「電気自動車」ではないかと言われています。何故、自動車メーカーは素直に「電気自動車」の開発に全力を投入しないのでしょうか?--FAQman10772
- ご存知のように「電気自動車」の開発には、異業種からの参入が相次いでいます。「電気自動車」とは、「電池とモーターで走る車」ということなので誰でも作れてしまいます。航続距離が200km程度までであれば、中古車の車体をベースに個人でコンバートEVを製作することもできますし、ユーザー車検で合格すると、ナンバープレートを取得して公道を走行することもできます。ただし、欲張って、それ以上航続距離を延ばそうとすると、バッテリが重くてサスペンションとタイヤへの負担が大きくなり過ぎていろいろと問題が出てきます(フニャフニャ、フワフワ、ハンドルブルブル、ケツフリフリ、タイヤハウスキュルキュル、床下ガリッ)。このような状況下で、「電気自動車」だけに会社の資源を集中させるのは、経営者の判断としては難しいのではないかと思われます。自動車メーカーが生き残るためには、異業種からの参入を防ぐ技術的な障壁が必要です。そこで登場したのが高圧水素タイプの「水素燃料電池自動車」です。しかし、これは、燃料に700気圧に圧縮した水素ガスを用いており、燃料タンクが円筒状となり、実装できるスペースに制約があり、航続距離を650km(または、700km)を超えるのが非常に難しい上に、数少ない水素ステーションが4大都市圏に集中しており、何処かに行くにしても、行きと帰りの全体の距離を考えて運転計画を立てる必要があるという使い勝手の悪いところが露呈して普及が遅れているのが実状です。各自動車メーカーは、燃料が気体であることが航続距離をガソリンエンジン車並みに確保できない原因であることをよく理解しているため、アンモニア水や水加ヒドラジン等の液体燃料に着目して研究開発を始めています。これらの液体燃料は、常温・常圧で液体の状態であり、形状を自由に変化させることができ、燃料タンクの形状を偏平形状にできるため、比較的容易に航続距離の延長が可能です。また、記事ページでも述べたように、電子を貯蔵・輸送するエネルギー密度の高い方から並べると、ガソリン>メタノール>水加ヒドラジン>液体水素>700気圧の水素ガス>Liイオン電池[参考文献 2]、となるため、「電気自動車」に比べて、車体を小さく軽く作ることができます。実用的な航続距離を確保した状態における「電気自動車」との決定的な違いは、軽い車体に基づく軽快な走りです。このことは、実用的な軽自動車や5ナンバーサイズの小型乗用車を一般大衆車として製造可能であることを意味しています。また、アンモニア水や水加ヒドラジンは、予め水で希釈・反応させており、化学的に安定のため、ガソリンと同等の取り扱い方法で問題ないのではないかと思われます。将来的には、ガソリンスタンドにおいて、ガソリンと軽油の他に、新しい燃料としてアンモニア水や水加ヒドラジンが追加されるかもしれません。各自動車メーカーは、ガソリンエンジン車と完全互換である次世代の量産可能な一般大衆車を目指しているようです。しかし、それは、「電気自動車」ではないということのようです。--WikiUser10772(会話) 2023年6月18日 (日) 09:44 (UTC)
- しかし、東京モータショーで展示されているコンセプトカーの殆どが「電気自動車」のようですが?--FAQman10772
- そのコンセプトカーの「車体のサイズ」、「重さ」、「航続距離」等の仕様を確認してください。メインターゲットである量産可能な一般大衆車に「電気自動車」を設定することは、現実的には不可能です。「電気自動車」は、可燃性の溶剤を用いたリチウムイオンバッテリを搭載しており、直列接続されたセルの内部抵抗のバラつきが原因で過充電状態となるセルが発生した場合、内部温度が50℃を超えた場合、事故・振動等によって内部の電極が接触した場合等に爆発的に発煙・発火する恐れがある上に、「重さ」と「航続距離」の問題から離れられません。--WikiUser10772(会話) 2023年6月18日 (日) 09:44 (UTC)
- 東京モータショーで航続距離が1000kmの高圧水素を燃料としたコンセプトカーの展示があるようですが?--FAQman10772
- 燃料タンクの形状を偏平形状にできる新しい技術が開発されたのであれば可能かもしれません。しかし、700気圧の水素ガスを完全に遮蔽できる材料が存在していない[13][14][15][16]以上、安全性に疑念が残ります。--WikiUser10772(会話) 2023年6月18日 (日) 09:44 (UTC)
- 東京モータショーで航続距離が1000kmの高圧水素を燃料としたコンセプトカーの展示があるようですが?--FAQman10772
- そのコンセプトカーの「車体のサイズ」、「重さ」、「航続距離」等の仕様を確認してください。メインターゲットである量産可能な一般大衆車に「電気自動車」を設定することは、現実的には不可能です。「電気自動車」は、可燃性の溶剤を用いたリチウムイオンバッテリを搭載しており、直列接続されたセルの内部抵抗のバラつきが原因で過充電状態となるセルが発生した場合、内部温度が50℃を超えた場合、事故・振動等によって内部の電極が接触した場合等に爆発的に発煙・発火する恐れがある上に、「重さ」と「航続距離」の問題から離れられません。--WikiUser10772(会話) 2023年6月18日 (日) 09:44 (UTC)
- しかし、東京モータショーで展示されているコンセプトカーの殆どが「電気自動車」のようですが?--FAQman10772
- ご存知のように「電気自動車」の開発には、異業種からの参入が相次いでいます。「電気自動車」とは、「電池とモーターで走る車」ということなので誰でも作れてしまいます。航続距離が200km程度までであれば、中古車の車体をベースに個人でコンバートEVを製作することもできますし、ユーザー車検で合格すると、ナンバープレートを取得して公道を走行することもできます。ただし、欲張って、それ以上航続距離を延ばそうとすると、バッテリが重くてサスペンションとタイヤへの負担が大きくなり過ぎていろいろと問題が出てきます(フニャフニャ、フワフワ、ハンドルブルブル、ケツフリフリ、タイヤハウスキュルキュル、床下ガリッ)。このような状況下で、「電気自動車」だけに会社の資源を集中させるのは、経営者の判断としては難しいのではないかと思われます。自動車メーカーが生き残るためには、異業種からの参入を防ぐ技術的な障壁が必要です。そこで登場したのが高圧水素タイプの「水素燃料電池自動車」です。しかし、これは、燃料に700気圧に圧縮した水素ガスを用いており、燃料タンクが円筒状となり、実装できるスペースに制約があり、航続距離を650km(または、700km)を超えるのが非常に難しい上に、数少ない水素ステーションが4大都市圏に集中しており、何処かに行くにしても、行きと帰りの全体の距離を考えて運転計画を立てる必要があるという使い勝手の悪いところが露呈して普及が遅れているのが実状です。各自動車メーカーは、燃料が気体であることが航続距離をガソリンエンジン車並みに確保できない原因であることをよく理解しているため、アンモニア水や水加ヒドラジン等の液体燃料に着目して研究開発を始めています。これらの液体燃料は、常温・常圧で液体の状態であり、形状を自由に変化させることができ、燃料タンクの形状を偏平形状にできるため、比較的容易に航続距離の延長が可能です。また、記事ページでも述べたように、電子を貯蔵・輸送するエネルギー密度の高い方から並べると、ガソリン>メタノール>水加ヒドラジン>液体水素>700気圧の水素ガス>Liイオン電池[参考文献 2]、となるため、「電気自動車」に比べて、車体を小さく軽く作ることができます。実用的な航続距離を確保した状態における「電気自動車」との決定的な違いは、軽い車体に基づく軽快な走りです。このことは、実用的な軽自動車や5ナンバーサイズの小型乗用車を一般大衆車として製造可能であることを意味しています。また、アンモニア水や水加ヒドラジンは、予め水で希釈・反応させており、化学的に安定のため、ガソリンと同等の取り扱い方法で問題ないのではないかと思われます。将来的には、ガソリンスタンドにおいて、ガソリンと軽油の他に、新しい燃料としてアンモニア水や水加ヒドラジンが追加されるかもしれません。各自動車メーカーは、ガソリンエンジン車と完全互換である次世代の量産可能な一般大衆車を目指しているようです。しかし、それは、「電気自動車」ではないということのようです。--WikiUser10772(会話) 2023年6月18日 (日) 09:44 (UTC)
内部リンクの設定について
[編集]- 「内容に関連するリンクだけを作成」に従い、従来から内部リンクに設定していたものを分類すると以下のようになります。
- (内容に関連するリンク)
- 「Fe」、「La」、「Ni」、「Zn」、「車」、「粒」、「鉄」、「水」、「GTI」、「Phen」、「引火」、「液相」、「液体」、「がん」、「希釈」、「気圧」、「気化」、「金属」、「空気」、「固体」、「混合」、「酸化」、「酸素」、「重合」、「縮合」、「出力」、「焼成」、「硝酸」、「常圧」、「常温」、「触媒」、「酢酸」、「水素」、「走行」、「脱水」、「炭素」、「窒素」、「貯蔵」、「伝導」、「電気」、「電極」、「電子」、「電流」、「電力」、「灯油」、「燃料」、「濃度」、「白金」、「発電」、「反応」、「沸点」、「分解」、「流路」、「漏電」、「路面」、「AAPyr」、「安定性」、「イオン」、「ワット」、「引火点」、「回転力」、「還元剤」、「貴金属」、「駆動輪」、「コーヒー」、「酸化剤」、「自動車」、「親水性」、「生分解」、「電動機」、「発電機」、「半導体」、「反作用」、「微生物」、「負電荷」、「雰囲気」、「NiCd電池」、「アニオン」、「アノード」、「インフラ」、「カーボン」、「カソード」、「ガソリン」、「キャリア」、「キレート」、「シャント」、「スタック」、「スチレン」、「ペーパー」、「バリア性」、「ポリマー」、「リットル」、「安全装置」、「液体水素」、「液体燃料」、「化学反応」、「化学物質」、「加水分解」、「活性汚泥」、「軽自動車」、「水素ガス」、「大塚化学」、「窒素ガス」、「燃料電池」、「白金触媒」、「分子構造」、「アルカリ性」、「アンモニア」、「一酸化炭素」、「一酸化窒素」、「エアバッグ」、「エネルギー」、「ガス拡散層」、「ガス発生剤」、「ガソリン車」、「キロワット」、「セパレータ」、「トラクター」、「ヒドラジン」、「ヒドラゾン」、「フェルト材」、「メカニズム」、「メタノール」、「モデルカー」、「工業技術院」、「水蒸気改質」、「二酸化炭素」、「二酸化窒素」、「燃料タンク」、「Liイオン電池」、「リチウムイオン電池」、「アルミニウム」、「イオン交換基」、「イオン交換膜」、「イオン伝導率」、「カートリッジ」、「カーボン繊維」、「カルボニル基」、「グラフト重合」、「ステンレス鋼」、「ダイハツ工業」、「ハイブリッド」、「パナソニック」、「プラスチック」、「プロジェクト」、「ポリエチレン」、「モックアップ」、「北興化学工業」、「膜電極接合体」、「Karl Kordesch」、「インターリンク」、「エネルギー効率」、「エネルギー密度」、「クロスオーバー」、「ジアミノウレア」、「水加ヒドラジン」、「水酸化物イオン」、「Allis-Chalmers社」、「アルコールランプ」、「フェナントロリン」、「モーターサイクル」、「科学技術振興機構」、「国際がん研究機関」、「アミノアンチピリン」、「産業技術総合研究所」、「東京モーターショー」、「北海道洞爺湖サミット」、「先端的低炭素化技術開発」、「戦略的創造研究推進事業」、「日本原子力研究開発機構」、「新規アニオン交換膜材料開発」、「インドネシア国際モーターショー」、「ケンブリッジ大学 (University of Cambridge) 」、「グラーツ工科大学 (Graz University of Technology) 」、「フランシス・トーマス・ベーコン (Francis Thomas Bacon , 1904~1992年) 」
- (内容に関連しないリンク)
- 「供給」、「原料」、「資源」、「住宅」、「昭和」、「人体」、「土壌」、「透過」、「粘土」、「農薬」、「排出」、「皮膜」、「表面」、「部品」、「平成」、「密度」、「輸送」、「コスト」、「ボトル」、「リスク」、「医薬品」、「洗浄剤」、「発泡剤」、「キャンプ」、「ジオラマ」、「ボイラー」、「金属メッキ」、「腐食防止剤」
分類結果の「内容に関連しないリンク」については、内部リンクの設定を解除することとします。--WikiUser10772(会話) 2023年6月18日 (日) 09:44 (UTC)
キーワード「貴金属」の実体について
[編集]- キーワード「貴金属」という表記は曖昧であり、タイトルに使用できても説明文の中で使用するには問題があります。具体的に書かないと理解の障害となる恐れがあります。従来の「水素燃料電池自動車」では、電極触媒に白金を使用しており、その使用量を削減するための研究開発が行われていました[17]。また、第5次開発計画[18]に示されている「貴金属フリー液体燃料電池車」の「貴金属」は、「白金」を対象にしています[参考文献 7]。従って、説明文の中での「白金等の貴金属」という表記は、「白金(貴金属)」に書き改めることとします。--WikiUser10772(会話) 2023年6月18日 (日) 09:44 (UTC)
項目のタイトル「車載用~~~燃料電池の詳細」から「オートモーティブ~~~燃料電池システム」への変更について
[編集]- 大学の研究室内で試作される燃料電池は、主にMEA+GDL(放熱流路なし)で構成されるのに対して、自動車産業用では、MEA+GDL+冷却装置+DC-DCコンバータ+エネルギーバッファ+燃料電池出力制御回路の構成となっています。両者は、構成と機能が異なるため、両者の記事を混ぜて書くと矛盾が生じて理解不可能な状態に陥る恐れがあります。例えば、「~~~燃料電池の電流出力のステップ応答は、定格電流出力の10%から90%まで上昇させるに要する時間は45秒である[出典1]。~~~燃料電池の電流出力のステップ応答は、定格電流出力の10%から90%まで上昇させるに要する時間は0.1秒である[出典2]。~~~」という記事の場合、両者は、各々の資料を機械的に要約してルール上問題ないように見えますが、内容に矛盾があります。この矛盾を解消するためには、毎回「MEA+GDL(放熱流路なし)で構成される場合では、~~~」や「MEA+GDL+冷却装置+DC-DCコンバータ+エネルギーバッファ+燃料電池出力制御回路の構成では、~~~」と構成を指定する必要があります。しかし、両方の記事を同じページ上に配置したままにしていると、他の部分の記事がどちらを対象としているのか資料にも記載がないため、曖昧さが残り続けることになります。これは、最終的には、「記事を分離して別々の記事ページへ移動することが妥当である。」という結論となり、MEA+GDL(放熱流路なし)で構成される記事は「~~~燃料電池」ページへ、また、MEA+GDL+冷却装置+DC-DCコンバータ+エネルギーバッファ+燃料電池出力制御回路の構成では、「~~~燃料電池車」ページへ移動することとなることが予想されます。ただし、「~~~燃料電池車」ページでは、項目のタイトルの付与に注意が必要です。「~~~燃料電池」ページの項目のタイトルと同じにするのではなく、自動車産業用であることを明示する必要があります。そこで、自動車産業用とそれ以外における、材料や制御用ICチップ等の規格が以下に示すように明確に区分けされていることを参考にすると、
- コマーシャル(commercial)
- 宣伝等の販売促進を目的としたサンプル品の規格であることを示す。動作温度帯は、0℃~+70℃である。
- インダストリアル(industrial)
- 通信工業用の規格であることを示す。動作温度帯は、-40℃~+85℃である。
- オートモーティブ(automotive)、エクステンデッドインダストリアル(extended industrial)
- 自動車産業用の規格であることを示す。動作温度帯は、-40℃~+125℃である。
- ミリタリー・エアロスペース(military/aerospace)
- 軍用・航空宇宙産業用の規格であることを示す。動作温度帯は、非公開である。
- であることから、「~~~燃料電池車」ページでは、動作温度帯が-40℃~+125℃である「オートモーティブ」を項目のタイトルに付与することが望ましいということがわかります。そして、自動車産業用では、必ずエネルギーバッファが後段に接続されて、変動する負荷電流に対して制御用ICチップで燃料電池の出力制御を行う必要があるため、「システム」も付与することとします。従って、求める項目のタイトルは、「オートモーティブ~~~燃料電池システム」となります。
- ※ 大学の研究室内で試作される「~~~燃料電池」と車載される「オートモーティブ~~~燃料電池システム」を混同していると、途中で理解できなくなる恐れがあるため、注意が必要です。--WikiUser10772(会話) 2023年6月18日 (日) 09:44 (UTC)
キーワード「~~~車」と「~~~自動車」の表記の混同について
[編集]- 道路交通法上は、「車」には、「自動車」、「原動機付自転車」、「軽車両(自転車、荷車、リヤカー、そり、牛馬等)」が含まれ、「自動車」には、「大型自動車」、「普通自動車」、「大型特殊自動車」、「小型特殊自動車」、「自動二輪車」が含まれる。「軽自動車」は、「軽車両」ではなく、「自動車」に含まれる。「車」と「自動車」を混同して記事を書くと「資料の内容に変更を加える」独自研究となるため削除の対象となります。--WikiUser10772(会話) 2023年6月18日 (日) 09:44 (UTC)
キーワード「搭載」と「車載」について
[編集]辞書によると「搭載」は「船・車・飛行機などに貨物を積みこむこと。」、「車載」は「車に積みのせること。」という意味であると記されています。しかし、これでは、貨物でないものを船・車・飛行機などに「~に積みのせること。」という意味に該当するキーワードが存在しないこととなり、表現に困ることになります。一般的には、論文等で「車載」は使わずに、「~独自に技術開発した貴金属フリー液体燃料電池システムを搭載し~」のように「搭載」を使うことが多いようです[19][20][2][3]。また、部品のパンフレットでも「LEDヘッドバルブ搭載」や「夜間も明るく撮れるSTARVIS搭載」という表記を見ることがあります。辞書に記されている意味と一般的に使われている意味との間にズレがあるようです。検討の結果、辞書に記載される意味は時代の変化に伴って変わるため、貨物以外でも「搭載」を「~に積みのせること。」という意味で使う、一般的用法に従うこととします。--WikiUser10772(会話) 2023年6月18日 (日) 09:44 (UTC)
キーワード「伸長」と「延長」について (FAQ)
[編集]- 何故「航続距離の伸長」でなく「航続距離の延長」という表現をしているのでしょうか?--FAQman10772
- 似たようなキーワードに見えますが定義域が違います。例えば、燃料が高圧水素タイプの「水素燃料電池自動車」がシステムの最適化を行って、航続距離が700kmであったものを750kmに伸ばしたとするならば「伸長」が適切です。しかし、「水素燃料電池自動車」が搭載している燃料電池を「水素燃料電池」から「貴金属フリー液体燃料電池」に換載した場合は「伸長」と表現するのは不適切です。前者は同じ環境で距離だけが連続的に伸びた場合を示しており、後者はシステムの変更を行ったことにより別の距離が不連続的に付け加わったことを示しています。検討の結果、「不連続的に付け加わった」に着目し「延長」を採用することとしました。--WikiUser10772(会話) 2023年6月18日 (日) 09:44 (UTC)
キーワード「莫大」と「膨大」について (FAQ)
[編集]- 何故「無限に近い悪魔のような莫大な手間を要する証明」でなく「無限に近い悪魔のような膨大な手間を要する証明」という表現をしているのでしょうか?--FAQman10772
- 前者の表現では、「無いものを証明することは可能」ということになるからです。後者の表現を見て、「調査の進行に伴って証明しなければならないケースが次々と現れる様」と捉えている利用者も多いかもしれませんが、実態はそれより深刻です。「全てのケースについて証明した。」ということを証明するには「別のケースはもう無い。」ということを証明する必要があり、「無い事の証明」の無限の入れ子構造になっています。「莫大」は「証明するケースの数は多いかもしれないが有限であり、何れ全ての証明は完了する。」を意味し、「膨大」は「証明するケースの数はどこまで増えるかわからない、無限かもしれない。」を意味しています。実際は、ある程度のところで打切りを行って審議の場で認定してもらうしかありません。この「打切りを行う」という点が「無限に近い」に対応しています。この様なことから「莫大」ではなく「膨大」を採用しています。--WikiUser10772(会話) 2023年6月18日 (日) 09:44 (UTC)
水加ヒドラジンの安全データシートの「9.物理的及び化学的性質」節に記載されている「アンモニア様の微特異臭」について (FAQ)
[編集]- 何故、水加ヒドラジンの臭いが「アンモニア様の微特異臭[4]」になっているのでしょうか?--FAQman10772
- 水加ヒドラジン (N2H4・H2O、分子量は50.06) は、記事ページに記載しているように、アンモニア (NH3、分子量は17) を更に酸化させることで得られます。しかし、反応釜にアンモニア分子を偶数個入れるのは困難である上に、仮に、反応釜の出力側に含まれる原料をフィルタを通して入力側にフィードバックする設備を増設したとしても、計算上、100%の反応には到達できません。現実的には、原料を100%反応させることができる化学プラントは存在しないため、ある程度、原料であるアンモニアが残ることになります。また、アンモニアは微量であっても強烈な臭いを放ち、水加ヒドラジンよりも軽いため、液面近傍に集まり気化することで、人間の嗅覚が反応し「アンモニア様の微特異臭」ということになります。--WikiUser10772(会話) 2023年6月18日 (日) 09:44 (UTC)
- あなたの答えは的外れです。そんなこと質問していません。水加ヒドラジンの臭いが何故「水加ヒドラジン様の微特異臭」でないのかということについて答えてください。--FAQman10772
- 人間には、水加ヒドラジンに対する嗅覚がないため、水加ヒドラジンが気化していても「無臭」という表記になります。つまり、「水加ヒドラジン様の微特異臭」という表記にはならないということです。しかし、同時に「アンモニア様の微特異臭」という表記は、その化学物質に、「人間の嗅覚で検出可能な濃度のアンモニアが含まれているように見える」という意味であることにも注意が必要です。--WikiUser10772(会話) 2023年6月18日 (日) 09:44 (UTC)
- あなたが何を述べているのか全くわかりません。--FAQman10772
- 例えば、紫外線を含む照明や太陽光等の環境中で水加ヒドラジンが気化すると、アンモニア、水素、及び窒素に分解される[7]ので、アンモニアの臭いが少しするかもしれません。--WikiUser10772(会話) 2023年6月18日 (日) 09:44 (UTC)
- あなたが何を述べているのか全くわかりません。--FAQman10772
- 人間には、水加ヒドラジンに対する嗅覚がないため、水加ヒドラジンが気化していても「無臭」という表記になります。つまり、「水加ヒドラジン様の微特異臭」という表記にはならないということです。しかし、同時に「アンモニア様の微特異臭」という表記は、その化学物質に、「人間の嗅覚で検出可能な濃度のアンモニアが含まれているように見える」という意味であることにも注意が必要です。--WikiUser10772(会話) 2023年6月18日 (日) 09:44 (UTC)
- あなたの答えは的外れです。そんなこと質問していません。水加ヒドラジンの臭いが何故「水加ヒドラジン様の微特異臭」でないのかということについて答えてください。--FAQman10772
- 水加ヒドラジン (N2H4・H2O、分子量は50.06) は、記事ページに記載しているように、アンモニア (NH3、分子量は17) を更に酸化させることで得られます。しかし、反応釜にアンモニア分子を偶数個入れるのは困難である上に、仮に、反応釜の出力側に含まれる原料をフィルタを通して入力側にフィードバックする設備を増設したとしても、計算上、100%の反応には到達できません。現実的には、原料を100%反応させることができる化学プラントは存在しないため、ある程度、原料であるアンモニアが残ることになります。また、アンモニアは微量であっても強烈な臭いを放ち、水加ヒドラジンよりも軽いため、液面近傍に集まり気化することで、人間の嗅覚が反応し「アンモニア様の微特異臭」ということになります。--WikiUser10772(会話) 2023年6月18日 (日) 09:44 (UTC)
資料に示された「大阪工業試験所」について
[編集]- 資料「水加ヒドラジンをエネルギーキャリアとする貴金属フリー燃料電池車」には「大阪工業試験所」と記載されていますが、ウェブ上に公開されている資料「ヒドラジン空気燃料電池車[12]」では「大阪工業技術試験所」となっています。調査の結果、後者が正しい表記と思われるため、「大阪工業試験所」に「技術」を追加して「大阪工業技術試験所」とします。--WikiUser10772(会話) 2023年6月18日 (日) 09:44 (UTC)
キーワード「水加ヒドラジン」の内部リンク先について
[編集]- 「水加ヒドラジン」の安全データシート[4]に記載されている「水加ヒドラジン」、「hydrazine hydrate」という表記と画像は、日本語版サイトにはなく、英語版サイトにあることから、日本語版サイトにも掲載されるまでの間、英語版サイトへの内部リンク「[[:en:hydrazine hydrate|水加ヒドラジン]]」を設定するものとします。--WikiUser10772(会話) 2023年6月18日 (日) 09:44 (UTC)
キーワード「がん」と「癌」について
[編集]- 記事ページにしばらくの間、記載されていた「ガン」は、変換キーを押した際に細かくバウンド(がん→癌→ガン)したことが原因のようです。何故変換キーを押したのかはわかりません。資料に「がん」と書かれている場合、これを利用者の独自の判断で「癌」に変更して記事ページに書くと、独自研究となり削除の対象となります。キーワードの部分に変更を加えてしまうと、機械的に要約しても、要約文自体も独自研究となりますので注意が必要です。一般的な例として、「鮭」と「サーモン」があります。両者は同じに思えますが、実際は別物です。前者は加熱用で後者は生食用ですので同じ調理方法は使えません。この様な場合、両者の意味は異なるため資料の表記に従う必要があります。当該記事ページでも、過去に「車(=自動車、バイク、その他)」を「自動車」に書き換えて問題となった事例がありました。
- ×[[癌]]
- ○[[癌|がん]]
- 資料の表記は「がん」、内部リンク先が「癌」である場合に記事ページの表記まで不必要な変換をして「癌」とか「ガン」にしてしまわないように注意して編集する必要があります。--WikiUser10772(会話) 2023年6月18日 (日) 09:44 (UTC)
キーワード「リチウムイオン電池」と「Liイオン電池」について
[編集]- 資料「液体燃料を用いる貴金属フリー燃料電池車」に「リチウムイオン電池」ではなく、「Liイオン電池」と記されている一方で、資料「日本自動車研究所(JARI)平成20年度 燃料電池自動車に関する調査報告書 p. 165」には、「Liイオン電池」ではなく、「リチウムイオン電池」と記されています。これは、「車」と「自動車」や「癌」と「がん」、「鮭」と「サーモン」等のように定義域が違ったり、その業界で使い分けている可能性があります。この場合、資料の表記に従って「リチウムイオン電池」を「Liイオン電池」に巻き戻すこととします。--WikiUser10772(会話) 2023年6月18日 (日) 09:44 (UTC)
当該記事ページのリバートの理由について
[編集]- 記事ページに記載されている各一文は、資料を機械的に要約(「記事を執筆する」を参照)したものであるため、これに変更を加えると、独自研究に認定される恐れがあります。独自研究とは、要約内容に寄稿者が独自で考えた記事を足したり、賛同できない記事を引いたりして要約内容に変更を加えることです(「独自研究は載せない」を参照)。従って、2020年1月2日版にリバートさせて頂くこととします(「== 寄稿者による当該記事ページへの編集について ==」項目も参照)。--WikiUser10772(会話) 2023年6月18日 (日) 09:44 (UTC)
脚注
[編集]- ^ “日本自動車研究所(JARI)平成20年度 燃料電池自動車に関する調査報告書 pp. 231 f.” (PDF). JARI. 2018年9月9日閲覧。
- ^ a b “ダイハツ、東京モーターショーに「D-X」「PICO」などを出展 pp. 2 f. 「3.FC 商 CASE」節” (PDF). DAIHATSU. 2018年9月9日閲覧。
- ^ a b c “貴金属を全く使わず液体燃料から発電する燃料電池自動車(2015年2月)p. 4”. ダイハツ工業. 2018年9月9日閲覧。
- ^ a b c d e “SHOWA 安全データシート (SDS) 水加ヒドラジン” (PDF). SHOWA. 2018年9月9日閲覧。
- ^ “日本自動車研究所(JARI)平成18年度燃料電池自動車に関する調査報告書 p. 343 「水素自動車の排出ガスについて」節” (PDF). JARI. 2018年9月9日閲覧。
- ^ “日本自動車研究所(JARI)平成18年度燃料電池自動車に関する調査報告書 p. 12 「表 2-3-1 FCV 導入の意義」節” (PDF). JARI. 2018年9月9日閲覧。
- ^ a b “Environmental Health Criteria Vol. 68 Sec. 1 (SUMMARY) (1987)”. IPCS. 2018年9月9日閲覧。
- ^ “日本自動車研究所(JARI)平成20年度 燃料電池自動車に関する調査報告書 pp. 399f.” (PDF). JARI. 2018年9月9日閲覧。
- ^ “日本自動車研究所(JARI)平成20年度 燃料電池自動車に関する調査報告書 p. 225” (PDF). JARI. 2018年9月9日閲覧。
- ^ “Environmental Health Criteria Vol. 68 Sec. 2.3 (Analytical Methods Table 1) (1987)”. IPCS. 2018年9月9日閲覧。
- ^ “IARC Monographs on the Evaluation of Carcinogenic Risks to Humans INTERNAL REPORT 14/002 p. 18 (2014) IARC” (PDF). IARC. 2018年9月9日閲覧。
- ^ a b “「ヒドラジン空気燃料電池車」(1972年(昭和47年)、工業技術院 大阪工業技術試験所)”. AIST. 2018年9月9日閲覧。
- ^ “日本自動車研究所(JARI)平成18年度燃料電池自動車に関する調査報告書 p. 321 「図 VI-5 水素原子の材料中への浸透」節” (PDF). JARI. 2018年9月9日閲覧。
- ^ “平成18年度燃料電池自動車に関する調査報告書 p. 320 「2-1 金属強度に与える水素の影響」①節” (PDF). JARI. 2018年9月9日閲覧。
- ^ “日本自動車研究所(JARI)平成18年度燃料電池自動車に関する調査報告書 p. 320 「図 VI-4 金属疲労と水素の影響」節” (PDF). JARI. 2018年9月9日閲覧。
- ^ “(社)日本アルミニウム協会他 水素用アルミ材料の基礎研究 p. 19” (PDF). 日本アルミニウム協会. 2018年9月9日閲覧。
- ^ “日本自動車研究所(JARI)平成20年度 燃料電池自動車に関する調査報告書 p. 147” (PDF). JARI. 2018年9月9日閲覧。
- ^ “DAIHATSU <第5次>ダイハツ環境取組みプラン2011~2015年度 p. 20「第5次環境取組みプラン2011~2015 年度 次世代車の開発」節” (PDF). DAIHATSU. 2020年1月2日閲覧。
- ^ ダイハツ工業 (2013年). “東京モーターショーに「KOPEN」「DECA DECA」などを出展” (PDF). DAIHATSU. 2018年9月9日閲覧。
- ^ ダイハツ工業 (2012年). “第20回インドネシア国際モーターショーに「UFC」「AYLA」などを出展” (PDF). DAIHATSU. 2018年9月9日閲覧。
参考文献
[編集]- ^ a b 坂本・朝澤・田中「水加ヒドラジンを燃料とするアニオン形燃料電池自動車の開発」『触媒』第57巻第1号、触媒学会、2015年、pp. 27-32.、ISSN 0559-8958。
- ^ a b c 田中・朝澤・山口・藤村「液体燃料を用いる貴金属フリー燃料電池車」『水素エネルギーシステム』第36巻第2号、水素エネルギー協会(HESS)、2011年、pp. 5-11.、ISSN 1341-6995。
- ^ 田中・山崎「水加ヒドラジンをエネルギーキャリアとする貴金属フリー燃料電池車」『日本エネルギー学会編』第93巻第5号、日本エネルギー学会、2014年、pp. 414-421.、ISSN 0916-8753。
- ^ 朝澤・山田・田中・谷口・小黒「ヒドラジンを燃料とする自動車用燃料電池の開発」『燃料電池』第7巻第3号、燃料電池開発情報センター、2008年、pp. 125-127.、ISSN 1346-6623。
- ^ J.E.Brady・G.E.Humiston『19.4 窒素』東京化学同人、1992年、p. 757頁。ISBN 4-8079-0348-9。
- ^ a b 山口・朝澤・田中「貴金属フリー液体燃料電池のメカニズム」『新電気』第70巻第11号、オーム社、2016年、pp. 29-35.、ISSN 0386-5487。
- ^ a b 岸・坂本・朝澤「Ptフリー液体燃料電池の電極触媒開発」『自動車技術会論文集』第46巻第2号、自動車技術会、2015年、pp. 361-366.、ISSN 0287-8321。