ラモス・ジン・フィズ
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(ニュー・オーリンズ・フィズから転送)
ラモス・ジン・フィズ | |
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基本情報 | |
作成技法 | シェイク |
グラス | タンブラー |
国際バーテンダー協会のレシピ | |
ベース | ジン |
材料 |
ジン …… 45ml |
ライムジュース …… 15ml | |
レモンジュース …… 15ml | |
シュガーシロップ …… 30ml | |
生クリーム …… 60ml | |
卵白 …… 30ml | |
オレンジ花水 …… 3dashes | |
バニラエキス …… 2drops | |
ソーダ水 …… 適量 |
ラモス・ジン・フィズ(英語: Ramos Gin Fizz)、ラモス・フィズ(Ramos Fizz)は、ジンを用いたカクテルの一種。ニュー・オーリンズ・フィズ(New Orleans Fizz)とも呼ばれる[1]。
国際バーテンダー協会公認カクテルの一種で「忘れられないもの(The Unforgettables)」に認定されている[2]。
概要
[編集]1880年代にアメリカ合衆国・ニューオーリンズの「インペリアル・キャビネット・サロン」のオーナーであるヘンリー・ラモス(Henry C. Ramos)が考案したとされる[2][3][4][5]。当初、ラモスはレシピを秘匿しており、1920年に禁酒法が施行されるとラモスは店を閉めて、それまで秘匿していたレシピを「ラモス・ジン・フィズ」として公開した[3]。
欧米では人気が高いカクテルであり、カクテル専門WEBサイトでの人気ランキング「The World's 50 Best-Selling Classic Cocktail」などにも顔を出している[6]。生クリームと卵白を使う面倒なカクテルであることから、日本のバーではあまり取り扱われていない[6]。
レシピの例
[編集]以下に国際バーテンダー協会が提示しているレシピを記す。
ヘンリー・ラモスによるオリジナルのレシピでは、シェイクする時間は12分間に及び、30人のバーテンダーたちがリレー式にシェイカーを渡してシェイクしていた[2]。
出典
[編集]- ^ チャールズ・シューマン、福西英三翻訳、松本みどり翻訳『シューマンズ バー ブック』(新装版)河出書房新社、2018年、154頁。ISBN 978-4309279213。
- ^ a b c d e “Ramos Fizz” (英語). 国際バーテンダー協会. 2024年10月5日閲覧。
- ^ a b 渡辺一也『カクテル完全バイブル』ナツメ社、2012年、54頁。ISBN 978-4816353116。
- ^ “ラモス・ジン・フィズ”. Bar石の華 (2016年12月). 2024年10月5日閲覧。
- ^ “カクテル歴史年表:1800年以前〜1900年”. プロフェッショナルバーテンダー機構 (2008年6月2日). 2024年10月5日閲覧。
- ^ a b 荒川英二 (2023年10月28日). “カクテル・ヒストリア第27回『「知られざる」カクテルを知る愉しみ』”. LIQUL. 2024年10月5日閲覧。