トリビュート -KISS MY ASS-
『トリビュート -KISS MY ASS-』 | |
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キッス の トリビュート・アルバム | |
リリース | |
ジャンル | ハードロック、ヘヴィメタル、管弦楽曲 |
時間 | |
レーベル | マーキュリー |
専門評論家によるレビュー | |
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レビュー・スコア | |
出典 | 評価 |
Allmusic | [1] |
Rolling Stone | [2] |
『トリビュート -KISS MY ASS-』(トリビュート -キッス・マイ・アス-、原題: Kiss My Ass: Classic Kiss Regrooved)は、様々なアーティストがアメリカのロック・バンド「キッス」のカバーで参加した1994年のトリビュート・アルバム。キッスの結成20周年に合わせてリリースされ、RIAAによってゴールド認定されている[3]。チャートでは13週に渡ってポジションをキープしていた。
概要
[編集]カバー・アートとタイトル
[編集]CDリリースまでにエース・フレーリーのメイクアップの権利関係が解決しなかったことから、ポール・スタンレーが活動初期に一時していたバンディット(山賊)メイクが使われている。アルバムのカバー・アートのディレクター/デザイナーはミッチェル・カナー。
アルバムのタイトルは別のキッスのトリビュート・アルバム『キッス・マイ・アンク』にインスピレーションを与えた。今作にはキッスの元ギタリストで、黄金のアンクのメイクアップだったヴィニー・ヴィンセントが作曲した楽曲のみが収録されている[4]。
カナダ盤、日本盤、およびオーストラリア盤には、アメリカ盤の星条旗の位置にそれぞれの国旗が使用されている。
構成
[編集]「ハード・ラック・ウーマン」はキッス自身による演奏で、受賞歴もあるカントリー歌手のガース・ブルックス(自らキッスの大ファンだといくつかのインタビューで認めている)がリード・ボーカルを執っている。
「悪魔のドクター・ラヴ」は期間限定で活動したバンド「シャンディーズ・アディクション」が演奏。メンバーは、ボーカリストにメイナード・ジェームス・キーナン(トゥール)、ギタリストにトム・モレロ(レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、オーディオスレイヴ)、ベーシストにビリー・グールド(フェイス・ノー・モア)、ドラマーにブラッド・ウィルク(レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、オーディオスレイヴ)。
エクストリームの演奏による「ストラッター」は、楽曲の中間部分のヌーノ・ベッテンコートによるギター・ソロの直前とソロで 「雷神」の主要なリフや、歌詞 "But when she wants/She'll pass you by" のところで「ヘヴンズ・オン・ファイヤー」 のオープニングのボーカル・パートが登場するほか、バッキング・ボーカリストによって「狂気の叫び」のコーラス・パートが歌われている。また、楽曲の終了後にメンバーの1人が「ラヴ・ガン」のイントロで流れるギター・リックを歌っている。
当初、ジーン・シモンズはYOSHIKIに「エルダーの戦士」をオーケストラ・アレンジしてほしいと依頼したが、YOSHIKIは意外性があるとして「ブラック・ダイヤモンド」のオーケストラ・アレンジを提案[5]。「ブラック・ダイヤモンド」は他のアーティストに依頼する予定だったが、YOSHIKIの提案を受け入れた[5]。
収録曲
[編集]# | タイトル | カバーアーティスト | 時間 |
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1. | 「ジュース」(Deuce) | レニー・クラヴィッツ、スティーヴィー・ワンダー | |
2. | 「ハード・ラック・ウーマン」(Hard Luck Woman) | ガース・ブルックス | |
3. | 「彼女」(She) | アンスラックス | |
4. | 「クリスティーン・シックスティーン」(Christine Sixteen) | ジン・ブロッサムズ | |
5. | 「ロックン・ロール・オール・ナイト」(Rock and Roll All Nite) | トード・ザ・ウェット・スプロケット | |
6. | 「悪魔のドクター・ラヴ」(Calling Dr. Love) | シャンディーズ・アディクション | |
7. | 「ゴーイン・ブラインド」(Goin' Blind) | ダイナソーJr. | |
8. | 「ストラッター」(Strutter) | エクストリーム | |
9. | 「プラスター・キャスター」(Plaster Caster) | ザ・レモンヘッズ | |
10. | 「デトロイト・ロック・シティ」(Detroit Rock City) | ザ・マイティ・マイティ・ボストーンズ | |
11. | 「ブラック・ダイヤモンド」(Black Diamond) | Yoshiki and アメリカン・シンフォニー・オーケストラ | |
12. | 「アンホーリー」(Unheilig) | デイ・アルヅテ |
チャート成績
[編集]アルバム - ビルボード(北米)
年 | チャート | 最高順位 |
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1994 | The Billboard 200 | 19 |
シングル - ビルボード(北米)
年 | チャート | シングル | 最高順位 |
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1994 | Mainstream Rock Tracks | 「ジュース」 | 11 |
Adult Contemporary | 「ハード・ラック・ウーマン」 | 28 | |
Hot Country Singles & Tracks | 67 | ||
Top 40 Mainstream | 26 |
脚注
[編集]- ^ Allmusic review
- ^ Rolling Stone review
- ^ “RIAA Gold & Platinum database-Kiss My Ass”. February 22, 2009閲覧。
- ^ “KISS MY ANKH: A Tribute To Vinnie Vincent”. SplitScreen Entertainment. 2009年5月19日閲覧。
- ^ a b 『FOOL'S MATE』(1994年7月号)フールズメイト