ストロングスタイル (プロレスユニット)
ストロングスタイル(STRONG STYLE)は、新日本プロレスで活動していたプロレスラーのユニットである。2023年2月5日から始動して2024年2月まで活動していた。
略歴
[編集]2023年
[編集]1月5日の大田区大会で、昨年末に鈴木軍を解散したばかりの鈴木みのるとエル・デスペラードが成田蓮をHOUSE OF TORTURE(HOT)の襲撃から救出したことで急接近。ただし、成田は共闘に対して曖昧な態度を取っていた。
2月5日の札幌大会にて鈴木、成田、デスペラードの3人が正式に共闘を宣言し、ユニット活動がスタートする[1][2]。
2月11日の大阪大会にてHOT(EVIL、高橋裕二郎、SHO)の保持するNEVER無差別級6人タッグ王座に挑戦、王者組のなりふり構わないラフファイトの前に苦戦するも、最後は成田が裕二郎からコブラツイストでギブアップを奪い王座を奪取。試合後、リング上のマイクアピールで軍団名「ストロングスタイル」と発表した[1][2]。
9月10日の千葉大会でマスター・ワト、海野翔太、永田裕志対ストロングスタイルの7番勝負が行われた。
9月10日(第1戦) | 9月17日(第2戦) | 9月25日(第3戦) | 9月30日(第4戦) | 10月1日(第5戦) | 10月7日(第6戦) | 10月9日(最終戦) |
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マスター・ワト エル・デスペラード
海野翔太 vs 成田蓮 永田裕志 鈴木みのる 30分時間切れ引き分け |
マスター・ワト✕ ○エル・デスペラード
海野翔太 vs 成田蓮 永田裕志 鈴木みのる 12分37秒 ピンチェ・ロコ→片エビ固め |
マスター・ワト エル・デスペラード
海野翔太 vs 成田蓮 永田裕志〇 ×鈴木みのる 21分08秒 バックドロップホールド |
マスター・ワト エル・デスペラード
海野翔太× vs 〇成田蓮 永田裕志 鈴木みのる 10分28秒 フロントスープレックスホールド |
マスター・ワト〇 ×エル・デスペラード
海野翔太 vs 成田蓮 永田裕志 鈴木みのる 11分56秒 レシエンテメンテⅡ |
マスター・ワト エル・デスペラード
海野翔太 vs 成田蓮 永田裕志× 〇鈴木みのる 10分47秒 ゴッチ式パイルドライバー→体固め |
マスター・ワト エル・デスペラード
海野翔太〇 vs ×成田蓮 永田裕志 鈴木みのる 14分10秒 デスライダー→片エビ固め |
上記の結果、3勝3敗1分と五分となった。また、最終戦の試合後には鈴木と永田、成田と海野、ワトとデスペラードがそれぞれ握手を交わし、鈴木と永田、成田と海野はWORLD TAG LEAGUEに[3]、ワトとデスペラードはSUPER Jr. TAG LEAGUEにそれぞれ出場した[4]。ただし、いずれもリーグ戦期間中のみのタッグ結成であり、永田、海野、ワトがストロングスタイルに加入することは無かった。また、リーグ戦期間中の12月6日唐津大会ではストロングスタイルのメンバーである成田がタッグパートナーである海野を裏切り、HOUSE OF TORTUREへ加入するとともにストロングスタイルを脱退した[5]。
2024年
[編集]WORLD TAG LEAGUE終了後、鈴木の新日本プロレス参戦が途絶える。一方のデスペラードは2024年1月4日の東京ドーム大会にてIWGPジュニアヘビー級王座を戴冠。その後、2度目の防衛戦の相手となったSHOに対して「負けたらストロングスタイルへ加入」することを条件として提示したが[6]、2月23日のタイトル戦で敗れ、王座から陥落したためSHOが加入することは無かった。同日の夜、鈴木が自身のSNSにてストロングスタイルの解散と新日本プロレスからの離脱を示唆する投稿を行う[7]。翌24日の試合後、デスペラードもバックステージにてストロングスタイルの解散を認めるコメントを残し、ストロングスタイルは解散となった。
解散時のメンバー
[編集]元メンバー
[編集]- 成田蓮 (2023年2月5日 - 12月6日 脱退)(HOUSE OF TORTUREに加入)
タイトル歴
[編集]- IWGPジュニアヘビー級王座
- エル・デスペラード(第94代)
- NEVER無差別級6人タッグ王座
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c “2/11【新日本】鈴木&デスペ&成田がNEVER6人タッグ一発奪取 ユニット名は「ストロングスタイル」に”. プロレス格闘技DX. 2023年2月12日閲覧。
- ^ a b c “鈴木みのる、成田蓮、デスペとNEVER6人タッグ王座奪取でユニット名発表「俺たちはストロングスタイルだ!」”. Yahoo!ニュース. 2023年2月12日閲覧。
- ^ “【今年は2ブロック制!『WORLD TAG』出場16チームが決定!】Aブロックに、ノアから清宮&大岩!海野&成田!AEWからカーン&リオナ! Bブロックに、永田&鈴木!アトランティス・ジュニア&ソベラーノ・ジュニア! モンスターソース!ファレはボンザとエントリー!”. 新日本プロレスリング. 2024年2月29日閲覧。
- ^ “【『SUPER Jr TAG LEAGUE』の出場10チームが決定!】デスペラード&ワトが未知数の“新タッグ”で出場! SHO&金丸、DOUKI&TAKA、ロビー&藤田、田口&DKCが初エントリー! YOHのパートナーは“未定”に…!!”. 新日本プロレスリング. 2024年2月29日閲覧。
- ^ “まさかの惨劇! 成田が海野をKO! 悪夢のH.O.T加入…!”. 新日本プロレスリング. 2024年2月29日閲覧。
- ^ “SHOがIWGP Jr.ベルト強奪! デスペラードは負けたらSTRONG STYLE入りの条件でタイトル戦を提示!”. 新日本プロレスリング. 2024年2月29日閲覧。
- ^ [1]