シェーン・ガラース
シェーン・ガラス | |
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(2019年) | |
基本情報 | |
生誕 | 1967年8月8日(57歳) |
出身地 | カナダ アルバータ州イニスフェイル |
ジャンル | |
職業 | ドラマー |
担当楽器 | |
活動期間 | 1987年 - |
レーベル | ZAIN RECORDS(2003年 - ) |
事務所 | ビーイング(日本国内) |
共同作業者 | |
公式サイト | Shane Gaalaas Japanese Web Site |
シェーン・ガラス(Shane Gaalaas、1967年8月8日 - )は、カナダアルバータ州イニスフェイル出身、アメリカロサンゼルス在住のドラマー。現在は、アメリカと日本の双方で活動中。
人物
[編集]1967年8月8日に、カナダアルバータ州イニスフェイルで生まれる。
マイク・ヴァーニーの仲介で知り合ったグレン・ヒューズやジョー・リン・ターナー、ビリー・シーン、イングヴェイ・マルムスティーン、マイケル・シェンカー、ヴィニー・ムーア、ウリ・ジョン・ロートなどの著名なミュージシャン達のバンドに、レコーディングやコンサートツアーのサポート・ドラマーとして参加。また、彼自身のバンドのディーゼル・マシーンやコズモスクアッドにも従事し、それらのバンドでコンスタントにアルバムをリリースしている。ちなみに、ギターの弾き語りも行う。
日本では、B'zのサポート・ドラマーになり、日本における知名度を得た(詳しくは下記を参照)。
レッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミスとは知り合いで、B'zのシングル「イチブトゼンブ/DIVE」のレコーディングの際、サポート・ドラマーにチャドを紹介したのもシェーンである。また、2人がスポンサー契約を結んでいる楽器メーカー「パール」のカタログの中には、仲睦まじいツーショットが載っている。
熊本城に1万円以上を寄付した「一口城主」の1人であり、天守内にはシェーンの名前が書かれた札がかけられている。
好きな映画は、「エクソシスト」「ウェディング・クラッシャーズ」。好きな日本食は、納豆。
B'zとの関係
[編集]2002年から主にB'zのサポートメンバーとして、ドラムとパーカッションなどを担当している。 2007年以降では、「FRICTION」を皮切りに英語の歌詞制作に携わっている。B'zが2011年にアメリカ公演で披露した英語バージョンの「Brotherhood」は現在も音源化されていないものの、シェーン自身のソロアルバムにて先行してセルフカバーされている。(なお、作詞クレジットはシェーン単独である)
稲葉浩志のソロ活動にもたびたび参加しており、2010年にはアルバム「Hadou」に参加し同年のソロツアーのサポート・メンバーにも起用されている。2015年にはシングル「羽」の初回盤BD/DVDに収録された「Receive You(Reborn)」にてB'z関連作品では初となる全演奏・編曲を共に手掛けた。
アルバム『Primer』では、B'zの「裸足の女神」の日本語カヴァーに挑戦している。その時のPVで、シェーンが使用しているギターは、B'zの松本孝弘が長年愛用してきたギブソンのゴールドトップである。PV中では、ギター背面のコントロールカバーにフェラーリのステッカーが貼られているのを僅かながら確認できる。また、アルバムには稲葉浩志がブルースハープで参加している。
また、B'zのサポート・ベーシストのバリー・スパークスとは、先述のマイケル・シェンカー・グループが発表した1996年のアルバム「Written in the Sand」でもリズム隊としてセッションしていた。1994年には共に来日公演にも参加している。
2015年、6月13日から行われるB'zのスタジアムツアーに参加するため、5日に成田空港に降り立った際、テレビ東京のバラエティ番組『YOUは何しに日本へ?』の取材を受けた[1]。その時の模様は同年7月13日に放送された。
参加公演
[編集]参加年 | 参加公演 |
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2002年 | B'z LIVE-GYM 2002 "GREEN 〜GO★FIGHT★WIN〜" |
2002年 | B'z LIVE-GYM 2002 "Rock n' California Roll" |
2003年 | B'z LIVE-GYM The Final Pleasure "IT'S SHOWTIME!!" |
2003年 | B'z LIVE-GYM 2003 "BANZAI IN NORTH AMERICA" |
2003年 | B'z LIVE-GYM 2003 "BIG MACHINE" |
2005年 | B'z LIVE-GYM 2005 "CIRCLE OF ROCK" |
2006年 | B'z LIVE-GYM 2006 "MONSTER'S GARAGE" |
2007年 | B'z SHOWCASE 2007 -19- |
2007年 | B'z SHOWCASE 2007 -B'z In Your Town- |
2008年 | B'z LIVE-GYM 2008 "ACTION" |
2008年 | B'z LIVE-GYM Pleasure 2008 -GLORY DAYS- |
2009年 | B'z SHOWCASE 2009 -B'z In Your Town- |
2010年 | B'z LIVE-GYM 2010 "Ain't No Magic" |
2010年 | Koshi Inaba LIVE 2010 〜enII〜[2] |
2011年 | B'z LIVE-GYM 2011 -long time no see- |
2011年 | B'z LIVE-GYM 2011 -C'mon- |
2012年 | B'z LIVE-GYM 2012 -Into Free- |
2012年 | B'z LIVE-GYM 2012 -Into Free- EXTRA |
2013年 | B'z SHOWCASE 2013 -Pleasure75- |
2013年 | B'z LIVE-GYM Pleasure 2013 -ENDLESS SUMMER- |
2015年 | B'z SHOWCASE 2015 -下関有頂天NIGHT- |
2015年 | B'z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT- |
2015年 | B'z LIVE-GYM 2015 -epic night- |
2015年 | B'z SHOWCASE 2015 -品川有頂天NIGHT- |
2017年 | B'z SHOWCASE 2017 -必殺日置人- |
2017年 | B'z SHOWCASE 2017 -B'z In Your Town- |
2017年-2018年 | B'z LIVE-GYM 2017-2018 “LIVE DINOSAUR” |
2018年 | B'z SHOWCASE 2018 -The Wall Of Rock- |
2018年 | B'z LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI- |
2018年 | B'z PARTY Presents B'z Pleasure in Hawaii |
ディスコグラフィー
[編集]ソロ作品
[編集]発売日 | タイトル | 品番 | 備考 | |
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1st | 2003年6月25日 | Primer | ZACB-8003 | |
2nd | 2005年4月6日 | HINGE | ZACB-9003 | |
ライヴ | 2006年6月21日 | Live In Osaka | ZACB-9024 | 同年9月24日、大阪・hills パン工場でのライヴの模様を収録したもの |
3rd | 2013年6月21日 | Ascend | ZACG-9001 | |
4th | 2015年4月1日 | Bitter Suites from the Red Room | ZACG-9003 |
参加作品
[編集]- Magnum Opus - Yngwie Malmsteen(1995年6月21日)
- Written In The Sand - Michael Schenker Group(1996年)
- The Michael Schenker Story Live - Michael Schenker Group(1997年)
- Cosmosquad - Cosmosquad(1997年)
- Permanent Mark - John West(1998年)
- The Unforgiven - Michael Schenker Group(1999年)
- The Unforgiven World - Michael Schenker Group(1999年)
- Forces Of Nature - Artension(1999年)
- The Maze - Vinnie Moore(1999年)
- Live! - Vinnie Moore(1999年)
- Shedding Skin - Jeff Kollman(1999年)
- Machine - Artension(2000年)
- Torture Test - Diesel Machine(2001年)
- Transcendental Sky Guitar - Uli Roth(2001年)
- MS2000: Dreams And Expressions - Michael Schenker(2001年)
- Live At The Baked Potato - Cosmosquad(2002年)
- Squadrophenia - Cosmosquad(2002年)
- HTP - Hughes Turner Project(2002年)
- 熱き鼓動の果て - B'z(2002年)
- HTP 2 - Hughes Turner Project(2003年)
- BIG MACHINE - B'z(2003年)
- THE CIRCLE - B'z(2005年)
- MONSTER - B'z(2006年)
- ACTION - B'z(2007年)
- BURN -フメツノフェイス- - B'z(2008年)
- Hadou - 稲葉浩志(2010年)
- MAGIC - B'z(2010年)
- C'mon - B'z(2011年)
- GO FOR IT, BABY -キオクの山脈- - B'z(2012年)
- B'z - B'z(2012年)
- Singing Bird - 稲葉浩志(2014年)
- EPIC DAY - B'z(2015年)
- RED - B'z(2015年)
- 羽 - 稲葉浩志(2016年)
- DINOSAUR - B'z(2017年)
- NEW LOVE - B'z(2019年)
- Bluesman - 松本孝弘(2020年)
- first death - TK from 凛として時雨(2022年)[3]
- Self-Education - Theo van Niel Jr.(2023年)
- STARS - B'z(2023年)
DVD・VHS
[編集]- Live & Video Clips(2005年8月31日)
- パーフェクト・ロック・ドラミング(2009年4月20日)
脚注
[編集]- ^ “Why did you come to Japan?”. シェーン・ガラースfacebook (2015年6月5日). 2015年7月15日閲覧。
- ^ B'zのボーカルである稲葉浩志のソロツアー。
- ^ “TK from 凛として時雨、新曲「first death」にシェーン・ガラース参加”. BARKS. 2022年11月27日閲覧。
関連項目
[編集]- B'z
- 増田隆宣
- 徳永暁人(doa)
- 大田紳一郎(doa)
- バリー・スパークス
- 大賀好修
- VERMILLION RECORDS
- マイケル・シェンカー
- SCHON(Naifu)
- イングヴェイ・マルムスティーン
外部リンク
[編集]- Shane Gaalaas Official Web Site公式サイト(英語)
- Shane Gaalaas (shane.gaalaas?) - Facebook(英語)
- Shane Gaalaas Official myspace(myspace)
- Shane Gaalaas Official Blog(シェーン・ガラス公式ブログ)