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サウサンプトンFC

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サウスハンプトンFCから転送)
サウサンプトンFC
原語表記 Southampton Football Club
愛称 The Saints(セインツ)
クラブカラー    
   
創設年 1885年
所属リーグ プレミアリーグ
所属ディビジョン 1部(2024-25
昨季リーグ順位 4位(2023-24
ホームタウン サウサンプトン
ホームスタジアム
セント・メリーズ・スタジアム
収容人数 32,384[1]
代表者 セルビアの旗 ドラガン・ショラク
監督 イングランドの旗 ラッセル・マーティン英語版
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
サードカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

サウサンプトン・フットボール・クラブ英語: Southampton Football Club)は、イングランドハンプシャーサウサンプトンをホームタウンとするプロサッカークラブ。2024-25シーズンはプレミアリーグに所属している。

概要

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愛称はセインツ(The Saints)[2]。主な獲得タイトルは1976年のFAカップ優勝で、リーグ戦の最高順位は1983-84シーズンの2位である。ホームグラウンドはセント・メリーズ・スタジアム(収容人数32,505人)。2001年に旧ホームグラウンドのザ・デルから移転した。

アカデミー(ユース組織)に定評があり、ジェームズ・ウォード=プラウズや、セオ・ウォルコットアダム・ララーナアレックス・オックスレイド=チェンバレン(いずれもイングランド代表)、ガレス・ベイルウェールズ代表)、クリス・ベアード北アイルランド代表)をはじめ、ウェイン・ブリッジ(元イングランド代表)、アンドリュー・サーマン(元U-21イングランド代表)、ネイサン・ダイアーなどといった有望な選手を輩出していることで知られる。また、ニューカッスル・ユナイテッドの英雄で元イングランド代表アラン・シアラーもサウサンプトンのユース出身である。

同じイギリス南部の港湾都市であるポーツマスとの対戦はサウスコーストダービーと呼ばれる[3]が、入れ替わるように昇降格したり、ポーツマスが4部まで低迷したりする中で、近年はリーグでの対戦が行われていない。

歴史

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創成期

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1885年にセントメリーズ教会が設けた "St. Mary's Young Men's Association F.C.(St. Mary's Y.M.A.)" として創設された[2]。その後2回の改名を経て、1896-97シーズンにサザンフットボールリーグを制したのちに現在の名称となった。1898年、ホームスタジアムを街の中心の北西に新たに建設したザ・デルに移転した。

フットボールリーグへの参加

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1921年から現在までの順位の変遷[4]

1920年、新たに創設されたフットボールリーグ3部に参加。翌1921-22シーズン、フットボールリーグ3部は南北に分かれるが、サウス・ディビジョンで優勝してリーグ2部に昇格した。その後、31年間2部に在籍したが、1952-53シーズンを22チーム中21位で終了し、再びリーグ3部に降格した。1959-60シーズンに3部で優勝し、フットボールリーグ2部に復帰すると、1965-66シーズン、シーズン30ゴールを挙げたマーティン・チヴァーズの活躍もあって、2部を2位で終了し、クラブ創設以来初のリーグ1部昇格を果たした。しかし、1973-74シーズン、22チーム中20位となって再びフットボールリーグ2部に降格した。

FAカップ優勝の栄光

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1976年5月1日、大方の予想を覆して、ボビー・ストークスのゴールによりマンチェスター・ユナイテッドを1-0で下してFAカップに優勝した。これがクラブが唯一獲得した主要タイトルである。翌1976-77シーズンにはUEFAカップウィナーズカップに出場し、準々決勝に進出した。

トップフライトの時代

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1977-78シーズン、主将アラン・ボールを中心としたチームは2位でフットボールリーグ2部を終え、フットボールリーグ1部に再び昇格した。以来、1978-79シーズンから2004-05シーズンまでトップディビジョンに所属し、1983-84シーズンにはチーム史上最高順位である2位となった。

1990年代には成績がやや低迷したが、その中で活躍したのがクラブのレジェンド、マット・ル・ティシエであった。ル・ティシエは、1986年のデビュー以来、2002年の引退までサウサンプトン一筋で活躍して209ゴールを挙げ、"Le God"と呼ばれた[5]

2000年代に入り、2001年8月にホームスタジアムを103年間使用したザ・デルからセント・メリーズ・スタジアムに移転した。2002-03シーズンにはFAカップで準優勝し、翌2003-04シーズンのUEFAカップに出場した。しかし、2004-05シーズンは成績が振るわず、2004年12月には前月にライバルチームのポーツマスの監督を辞任したばかりのハリー・レドナップが監督に就任してチームのてこ入れを図った[6]が、その甲斐もなく、2005年5月15日、セント・メリーズ・スタジアムで行われた最終節でマンチェスター・ユナイテッドに1-2で敗れ、20位(最下位)でシーズンを終了し、27年間所属したトップディビジョンからチャンピオンシップ(2部)に降格することとなった[7]

クラブ低迷期 -運営会社の倒産、リーグ1への降格-

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チャンピオンシップ1年目となった2005-06シーズンは、2005年8月29日のコヴェントリー・シティ戦から2006年3月28日のバーンリー戦まで35試合でわずか5勝しかできず、1部昇格どころか2部残留も危ぶまれたが、最後の6試合で5勝してシーズンを12位で終了し、降格を免れた。なお、シーズン中の2005年12月、ハリー・レドナップは辞任して再びポーツマスの監督に復帰した。2006年1月、期待の若手のセオ・ウォルコット(当時16歳)が報酬500万ポンドから1200万ポンドという条件でアーセナルに移籍した[8]

2007年5月、ダービー・カウンティ戦のキックオフ前に円陣を組むサウサンプトンの選手達

2006-07シーズンはポーランド人ストライカーのグジェゴシュ・ラシャクマレク・サガノフスキ、当時17歳のガレス・ベイルの活躍もあって、6位で終了して昇格プレーオフに出場するも、準決勝でPK戦の末にダービー・カウンティに敗れて昇格を逃した。翌2007-08シーズンは、クラブの財政状況の悪化を防ぐためにガレス・ベイルケンウィン・ジョーンズなどの主力選手を売却せざるを得なくなったこともあり、一転して残留争いに巻き込まれ、最終節でシェフィールド・ユナイテッドに3-2で勝利してようやく残留を決めた。ところが、翌2008-09シーズンには運営会社が会社再建手続に入ったため勝ち点10を剥奪された結果、23位で終了してリーグ1(3部)に降格し、2009-10シーズンも勝ち点-10からスタートすることとなった。

プレミアリーグへの復帰

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2009年7月8日、ドイツ生まれのスイス人ビジネスマンのマルクス・リーブヘルがクラブを買収したことからクラブは転機を迎える。9日、当時の監督マルク・ヴォッテは解任され、17日にアラン・パーデューが監督に就任し、2009-10シーズン開幕直後の8月10日にはブリストル・ローヴァーズからストライカーのリッキー・ランバートを約100万ポンドで獲得した[9]。2009-10シーズンは、シーズン後半に追い上げを見せたものの、勝ち点-10の影響は大きく、プレーオフ圏内である6位と勝ち点差7の7位で終了した。ただ、カップ戦では、2010年3月28日にウェンブリー・スタジアムカーライル・ユナイテッドを4-1で下して、フットボールリーグトロフィーで優勝し、1976年のFAカップ優勝以来のタイトルを獲得した[10]

クラブ創設125周年となる2010-11シーズンは、2010年8月にオーナーのマルクス・リーブヘルが死去するという悲運に見舞われたが[11]、9月にナイジェル・アドキンスが3年契約で監督に就任してから調子を上げ、リーグ1を2位で終了してチャンピオンシップに昇格した。

翌2011-12シーズンは、U-21イングランド代表で前シーズン41試合に出場して10ゴールを挙げ、チャンピオンシップ昇格に貢献したアレックス・オックスレイド=チェンバレンが1500万ポンドでアーセナルに移籍したが[12]、開幕当初から快進撃を続けた。12月から1月にかけて一時調子を落とすが、その後再び勢いを取り戻し、シーズンを通じて一度も自動昇格圏の2位より下位に落ちることなく、2012年4月28日、最終節でコヴェントリー・シティに4-0で勝利したことで2位を確定させ、8年ぶりにプレミアリーグ復帰を決めた。なお、この試合、セント・メリーズ・スタジアムにはクラブ最多観客動員となる32,363人が詰めかけた。このシーズン、リッキー・ランバートは27ゴールを挙げて最近4シーズンで3度目の得点王となり、昇格の原動力となったほか、11ゴールを挙げ、最終節のコヴェントリー・シティ戦でも得点したアダム・ララーナチェルシーユース出身の新加入選手でチーム唯一のリーグ戦全試合出場を果たしたジャック・コーク[13]らも昇格に大きく貢献した。

2013年1月18日、ナイジェル・アドキンスは解任され、エスパニョールの前監督であるマウリシオ・ポチェッティーノが監督に就任した[14]。移籍市場ではデヤン・ロブレンビクター・ワニアマパブロ・ダニエル・オスヴァルドを獲得。

2014年5月27日、ポチェッティーノが辞任しトッテナム・ホットスパーFCの監督に就任[15]

2014年6月16日、オランダ人のロナルド・クーマンが監督に就任。契約期間は3年[16]

2014年夏の移籍市場では、アダム・ララーナリッキー・ランバートルーク・ショーデヤン・ロヴレンといった主力が退団した。一方でトビー・アルデルヴァイレルトライアン・バートランドサディオ・マネドゥシャン・タディッチグラツィアーノ・ペッレフレイザー・フォースターシェーン・ロングら実力者を多く獲得し、冬の移籍市場ではエルイェロ・エリアフィリップ・ジュリチッチを獲得。

2015-16シーズンはアルデルヴァイレルト、ナサニエル・クラインモルガン・シュネデルランらが退団した。代わりにマールテン・ステケレンブルフオリオール・ロメウフィルジル・ファン・ダイクセドリック・ソアレスフアンミヨルディ・クラーシらを獲得し、冬の移籍市場ではクイーンズ・パーク・レンジャーズからチャーリー・オースティンを獲得した。

2016-17シーズンよりクロード・ピュエルが監督に就任。夏の移籍市場では、ネイサン・レドモンドや、ピエール・エミール・ホイビュルクソフィアン・ブファルらを獲得し、冬の移籍市場ではイタリア代表FWのマノロ・ガッビアディーニを獲得した。フットボールリーグカップではファイナルまで進んだものの、マンチェスター・ユナイテッドに2-3で敗れた。

2019-20シーズンは、2019年10月25日にホームでレスター・シティに0-9と大敗を喫した[17]

2020-21シーズンは、2021年2月2日にアウェーでマンチェスター・ユナイテッドに0-9と大敗を喫した[18]

2022-23シーズンは、11年間とどまり続けたプレミアリーグからの降格が決定した。

2023-24シーズンは4位で昇格プレーオフに進出。準決勝で5位のWBAを下すと、決勝で3位のリーズ・ユナイテッドを破り、1年でのプレミア復帰を決めた[19]。翌シーズンはライバルのポーツマスが久々の2部復帰を決めていたが、またしてもすれ違う形となった。

クラブ名の変遷

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  • 1885年 - 1887年:セント・メリーズ・ヤングメンズAFC
  • 1887年 - 1894年:セント・メリーズFC
  • 1894年 - 1897年:サウサンプトン・セント・メリーズFC
  • 1897年 -:サウサンプトンFC

タイトル

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セント・メリーズ・スタジアム内にあるクラブのトロフィーキャビネット

国内タイトル

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国際タイトル

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  • なし

過去の成績

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シーズン リーグ FAカップ リーグカップ 欧州カップ 監督 最多得点者
ディビジョン 順位 選手 得点数
1992-93 プレミアリーグ 42 13 11 18 54 61 50 18位 3回戦敗退 3回戦敗退 イアン・ブランフット マット・ル・ティシエ 18
1993-94 42 12 7 23 49 66 43 18位 3回戦敗退 2回戦敗退 イアン・ブランフット
アラン・ボール
マット・ル・ティシエ 25
1994-95 42 12 18 12 61 63 54 10位 5回戦敗退 3回戦敗退 アラン・ボール マット・ル・ティシエ 29
1995-96 38 9 11 18 34 52 38 17位 準々決勝敗退 4回戦敗退 デイビット・マリントン ニール・シッパリー 12
1996-97 38 10 11 17 50 56 41 16位 3回戦敗退 準々決勝敗退 グレアム・スーネス マット・ル・ティシエ 17
1997-98 38 14 6 18 50 55 48 12位 3回戦敗退 4回戦敗退 デイブ・ジョーンズ マット・ル・ティシエ 14
1998-99 38 11 8 19 37 64 41 17位 3回戦敗退 2回戦敗退 エギル・オステンスタッド 8
1999-00 38 12 8 18 45 62 44 15位 4回戦敗退 4回戦敗退 デイブ・ジョーンズ
グレン・ホドル
マリアン・パハース 13
2000-01 38 14 10 14 40 48 52 10位 5回戦敗退 3回戦敗退 グレン・ホドル ジェームズ・ビーティー 12
2001-02 38 12 9 17 46 54 45 11位 3回戦敗退 3回戦敗退 スチュアート・グレイ
ゴードン・ストラカン
マリアン・パハース 16
2002-03 38 13 13 12 43 46 52 8位 準優勝 3回戦敗退 ゴードン・ストラカン ジェームズ・ビーティー 24
2003-04 38 12 11 15 44 45 47 12位 3回戦敗退 準々決勝敗退 UC 1回戦敗退 ゴードン・ストラカン
ポール・スタロック
ジェームズ・ビーティー 17
2004-05 38 6 14 18 45 66 32 20位 準々決勝敗退 4回戦敗退 ポール・スタロック
スティーブ・ウィグリー
ハリー・レドナップ
ピーター・クラウチ 16
2005-06 チャンピオンシップ 46 13 19 14 49 50 58 12位 5回戦敗退 4回戦敗退 ハリー・レドナップ
ジョージ・バーリー
リカルド・フラー 9
2006-07 46 21 12 13 77 53 75 6位 4回戦敗退 3回戦敗退 ジョージ・バーリー グジェゴシュ・ラシャク 21
2007-08 46 13 15 18 56 72 54 20位 5回戦敗退 1回戦敗退 ジョージ・バーリー
ナイジェル・ピアソン
スターン・ジョン 19
2008-09 46 10 15 21 46 69 45 23位 3回戦敗退 3回戦敗退 ヤン・ポールトフリート
マルク・ヴォッテ
デイビッド・マクゴールドリック 14
2009-10 リーグ1 46 23 14 9 85 47 73 7位 5回戦敗退 2回戦敗退 アラン・パーデュー リッキー・ランバート 36
2010-11 46 28 8 10 86 38 92 2位 4回戦敗退 2回戦敗退 アラン・パーデュー
ディーン・ウィルキンス
ナイジェル・アドキンス
リッキー・ランバート 21
2011-12 チャンピオンシップ 46 26 10 10 85 46 88 2位 4回戦敗退 4回戦敗退 ナイジェル・アドキンス リッキー・ランバート 31
2012-13 プレミアリーグ 38 9 14 15 49 60 41 14位 3回戦敗退 4回戦敗退 ナイジェル・アドキンス
マウリシオ・ポチェッティーノ
リッキー・ランバート 15
2013-14 38 15 11 12 54 46 56 8位 5回戦敗退 4回戦敗退 マウリシオ・ポチェッティーノ ジェイ・ロドリゲス 17
2014-15 38 18 6 14 54 33 60 7位 4回戦敗退 準々決勝敗退 ロナルド・クーマン グラツィアーノ・ペッレ 16
2015-16 38 18 9 11 59 41 63 6位 3回戦敗退 5回戦敗退 EL プレーオフ敗退 ロナルド・クーマン サディオ・マネ 15
2016-17 38 12 10 16 41 48 46 8位 4回戦敗退 準優勝 EL GL敗退 クロード・ピュエル チャーリー・オースティン 9
2017-18 38 7 15 16 37 56 36 17位 準決勝敗退 2回戦敗退 マウリシオ・ペジェグリーノ
マーク・ヒューズ
チャーリー・オースティン
ドゥシャン・タディッチ
7
2018-19 38 9 12 17 45 65 39 16位 3回戦敗退 4回戦敗退 マーク・ヒューズ
ラルフ・ハーゼンヒュットル
ネイサン・レドモンド 9
2019-20 38 15 7 16 51 60 52 11位 4回戦敗退 4回戦敗退 ラルフ・ハーゼンヒュットル ダニー・イングス 25
2020-21 38 12 7 19 47 68 43 15位 準決勝敗退 2回戦敗退 ラルフ・ハーゼンヒュットル ダニー・イングス 13
2021-22 38 9 13 16 43 67 40 15位 準々決勝敗退 4回戦敗退 ラルフ・ハーゼンヒュットル ジェームズ・ウォード=プラウズ 10
2022-23 38 6 7 25 36 73 25 20位 5回戦敗退 準決勝敗退 ラルフ・ハーゼンヒュットル
ルベン・セイエス
ネイサン・ジョーンズ
ルベン・セイエス
ジェームズ・ウォード=プラウズ 9
2023-24 チャンピオンシップ 46 26 9 11 87 63 87 4位 5回戦敗退 1回戦敗退 ラッセル・マーティン英語版 アダム・アームストロング 21
2024-25 プレミアリーグ
優勝 準優勝 昇格 降格

欧州の成績

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現所属メンバー

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プレミアリーグ2024-25シーズン 開幕戦フォーメーション(3-5-2
2024年10月9日[20][21]

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
1 GK イングランド アレックス・マッカーシー
2 DF イングランド カイル・ウォーカー=ピータース ()
3 DF アイルランド ライアン・マニング英語版
4 MF イングランド フリン・ダウンズ
5 DF イングランド ジャック・スティーヴンス
6 DF イングランド テイラー・ハーウッド=ベリス
7 MF ナイジェリア ジョー・アリボ ()
8 MF アイルランド ウィル・スモールボーン ()
9 FW イングランド アダム・アームストロング
10 MF イングランド アダム・ララーナ
11 FW スコットランド ロス・スチュワート英語版
12 DF イングランド ロニー・エドワーズ英語版
13 GK イングランド ジョー・ラムリー
14 DF イングランド ジェームズ・ブリー
15 DF イングランド ネイサン・ウッド英語版 ()
16 DF 日本 菅原由勢
17 FW チリ ベン・ブレアトン
No. Pos. 選手名
18 MF ポルトガル マテウス・フェルナンデス
19 FW イングランド キャメロン・アーチャー
20 MF ガーナ カマルディーン・スレマナ
21 DF イングランド チャーリー・テイラー
22 MF コートジボワール マクスウェル・コルネ
23 MF イングランド サミュエル・エドジー ()
24 MF スコットランド ライアン・フレイザー
26 MF フランス レスリー・ウゴチュク
27 MF イングランド サミュエル・アモ・アメヨー英語版
28 DF スペイン フアン・ラリオス
30 GK イングランド アーロン・ラムズデール
31 GK アイルランド ギャヴィン・バズヌ ()
32 FW ナイジェリア ポール・オヌアチュ
33 MF イングランド タイラー・ディブリング
35 DF ポーランド ヤン・ベドナレク
37 DF ドイツ アルメル・ベラ=コチャプ ()

※括弧内の国旗はその他の保有国籍を、星印はEU圏外選手を示す。

監督

リザーブチーム

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注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
34 FW イングランド ドム・バラード英語版

ローン移籍

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in

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
22 MF コートジボワール マクスウェル・コルネ (ウェストハム・U)
26 MF フランス レスリー・ウゴチュク (チェルシー)
out

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
-- FW ブラジル ジュアン (ギョズテペSK)
-- MF イングランド サミュエル・エドジー (アンデルレヒト)
-- MF 北アイルランド シェイ・チャールズ (シェフィールド・W)
-- MF 日本 松木玖生 (ギョズテペSK)

スタジアムとトレーニング施設

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セント・メリーズ・スタジアム

クラブは1898年から103年間、ザ・デルをホームスタジアムにしていたが、2001年8月にセント・メリーズ・スタジアム(収容人数32,505人)に移転した。最多観客動員数は、2012年4月28日のチャンピオンシップコヴェントリー・シティ戦の32,363人である。

セント・メリーズ・スタジアムでは過去に国際試合も行われており、2002年には、イングランド代表 vs. マケドニア代表の試合が行われた。イングランド代表はデヴィッド・ベッカムスティーヴン・ジェラードのゴールにより2-2で引き分けた。

「ステープルウッド」として知られるクラブのトレーニング施設はサウサンプトン近郊のマーチウッドにある。トレーニング施設は、ここ10年で多大な設備投資がされ、現在、国内でも有数の施設となっていたが、2009年12月8日、2階建ての最新鋭の建物に建て替えることが発表された[22]

アンセム

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クラブのアンセムは、スポーツの応援歌としてもポピュラーな「聖者の行進」(When the Saints Go Marching In)である。「聖者の行進」はプレミアリーグではトッテナムリヴァプールなどもチャントに用いているが、サウサンプトンはニックネームが "The Saints" であるため、オリジナルの歌詞を変えずに使用している数少ないチームである。

エンブレム

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チームカラーの赤、白はサウサンプトン市の色である。当初エンブレムは町の紋章を使っていたが、1974-75シーズンにサポーターの投票でオリジナルのエンブレムが決まり、若干の変更以外基本デザインは変わっていない。サッカーボール上の金の輪はチームの愛称 "The Saints" から、ボール下のリボンはチームカラーそして選手とサポーターを示す。木はサウサンプトン近郊のニューフォレスト公園を示し、二本の波線は川と海が繋がるサウサンプトンの地を象徴する。白バラは町の紋章から受け継がれた[2]

ダービーマッチ

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サウサンプトンからわずか17マイル(約27km)の位置に本拠地を構えるポーツマスとは、その距離の近さといずれも港町であるということからライバル関係にある[23]。ポーツマスとの一戦は「サウスコースト・ダービー(South Coast derby、ハンプシャー・ダービー)」と呼ばれ、過去71回の対戦でサウサンプトンの35勝21敗15引き分け(2019年現在)となっている。直近の対戦は、2019年9月にフラットン・パークで行われたアウェイゲーム(カラバオ・カップ)で4-0の勝利を収めた。

クラブ各種記録

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[24][25]

一試合最多得点勝利試合

一試合最多失点敗戦試合

最多出場試合数

最多得点

1シーズン最多得点

最も若い出場選手

最高額移籍選手(他チームへの移籍)

ホーム最多観客動員試合

連勝記録(リーグ戦)

  • 10試合(2011年4月16日 – 2011年8月20日)

連続無敗記録

  • 19試合(1921年9月5日 – 1921年12月31日)

歴代監督

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歴代所属選手

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脚注

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  1. ^ Premier League Handbook 2020/21” (PDF). Premier League. p. 34. 29 December 2020時点のオリジナルよりアーカイブ29 December 2020閲覧。
  2. ^ a b c エンブレムの世界 サウサンプトン『サッカーマガジン』2012年1月31日号、ベースボール・マガジン社、2012年、雑誌23885-1/31, 053頁。
  3. ^ Inc, SEESAW GAME (2015年4月2日). “ローカルダービーは100以上…世界最古のサッカー文化を持つイングランド”. サッカーキング. 2024年2月2日閲覧。
  4. ^ HISTORY SOUTHAMPTON FC OFFICIAL WEBSITE(2012年8月22日閲覧)
  5. ^ "Premier League heroes: Matt Le Tissier" ESPNFC(2012年8月26日閲覧)
  6. ^ "Saints name Redknapp as boss" BBC Sport(2012年9月1日閲覧)
  7. ^ "Southampton 1-2 Man Utd" BBC Sport(2012年9月1日閲覧)
  8. ^ "Arsenal complete Walcott transfer" BBC Sport(2012年9月1日閲覧)
  9. ^ "Bristol Rovers striker Rickie Lambert seals £1m move to Southampton" thisisbristol.co.uk(2012年8月22日閲覧)
  10. ^ "Carlisle 1 – 4 Southampton" BBC Sport(2012年8月22日閲覧)
  11. ^ "Saints owner passes away" Sky Sports(2012年8月22日閲覧)
  12. ^ "Arsenal sign Alex Oxlade-Chamberlain from Southampton" BBC Sport(2012年8月27日閲覧)
  13. ^ Southampton FC Player Appearances Soccer Base(2012年9月17日閲覧)
  14. ^ "Southampton: Nigel Adkins sacked, Mauricio Pochettino in" BBC Sport(2013年1月18日閲覧)
  15. ^ “トッテナム新監督はポチェッティーノに決定” (日本語). Goal.com. http://www.goal.com/jp/news/74/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89/2014/05/28/4844441/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%A0%E6%96%B0%E7%9B%A3%E7%9D%A3%E3%81%AF%E3%83%9D%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%8E%E3%81%AB%E6%B1%BA%E5%AE%9A 
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外部リンク

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