エリート・ホテル
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『エリート・ホテル』 | ||||
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エミルー・ハリス の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1975年6月 | |||
ジャンル | カントリー, カントリーロック, カントリーポップ, ケイジャン | |||
時間 | ||||
レーベル | リプライズ | |||
プロデュース | ブライアン・エイハーン | |||
エミルー・ハリス アルバム 年表 | ||||
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『エリート・ホテル』収録のシングル | ||||
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専門評論家によるレビュー | |
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レビュー・スコア | |
出典 | 評価 |
オールミュージック | [1] |
Christgau's Record Guide | C+[2] |
ガーディアン | [3] |
『エリート・ホテル』 (Elite Hotel) は、1975年にリリースされたカントリー・ミュージック・アーティスト、エミルー・ハリスの3枚目のアルバムであり、幅広く評価された同年の前作『緑の天使』に続く作品である。『エリート・ホテル』はビルボードチャートで前作を上回り、ハリスの最初のナンバーワンカントリーアルバムとなった。アルバムからは「トゥギャザー・アゲイン」とパッツィー・クラインのヒット曲「スウィート・ドリームス」のカバーと言う2つのナンバーワンカントリーシングルを生み出し、「いつの日か」も3位となった。ビートルズの楽曲「ヒア・ゼア・アンド・エヴリウェア」ではポップチャートの65位に入った。ハリスの電子音楽的な好みはハンク・ウィリアムズ、ビートルズ、グラム・パーソンズ、バック・オーウェンズと言った楽曲のの選択に反映されている。このアルバムでのハリスのボーカルでグラミー賞の女性部門のベストカントリーボーカルパフォーマンスを獲得した。
トラックリスト
[編集]# | タイトル | 作詞・作曲 | 時間 |
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1. | 「アマリロ - Amarillo」 | エミルー・ハリス、ロドニー・クロウエル | |
2. | 「トゥギャザー・アゲイン - Together Again」 | バック・オーウェンス | |
3. | 「フィーリン・シングル・シーイン・ダブル - Feelin' Single, Seein' DOuble」 | ウェイン・ケンプ | |
4. | 「シン・シティ - Sin City」 | グラム・パーソンズ、クリス・ヒルマン | |
5. | 「いつの日か - One of These Days」 | アール・モンゴメリー | |
6. | 「ティル・アイ・ゲイン・コントロール・アゲイン - 'Til I Gain Control Again」 | ロドニー・クロウエル | |
7. | 「ヒア・ゼア・アンド・エヴリウェア - Here, There and Everywhere」 | ジョン・レノン、ポール・マッカートニー | |
8. | 「ウー・ラス・ヴェガス - Ooh Las Vegas」 | ドン・ギブソン | |
9. | 「スウィート・ドリームス - Sweet Dreams」 | ハンク・ウィリアムス | |
10. | 「ジャンバラヤ - Jambalaya (On the Bayou)」 | ハンク・ウィリアムス | |
11. | 「サタンズ・ジュウェル・クラウン - Satan's Jewel Crown」 | エドガー・L・エデン | |
12. | 「ホィールズ - Wheels」(ジョナサン・エドワーズと) | クリス・ヒルマン、グラム・パーソンズ | |
13. | 「ユアー・ラニング・ワイルド - You're Running Wild」(ロドニー・クロウエルと、2014年CDのボーナストラック) | レイ・エデントン、ドン・ウィンタース | |
14. | 「ケイジャン・ボーン - Cajun Born」(ジョー=エル・ソニエと、2014年CDのボーナストラック) | ジョー=エル・ソニエ |
パーソネル
[編集]- ブライアン・エイハーン - アコースティックギター、ベース
- マイク・オールドリッジ - ドブロ
- バイロン・ベルリン - フィドル、マンドリン
- ダイアン・ブルックス - バッキングボーカル
- ジェームス・バートン - エレクトリックギター
- ロドニー・クロウエル - エレクトリックギター、バッキングボーカル
- リック・クーニャ - アコースティックギター
- ニック・デカロ - 弦楽編曲
- ハンク・デヴィート - ペダルスチール
- ジョナサン・エドワーズ - バッキング・ボーカル
- エイモス・ギャレット - エレクトリックギター
- エモリー・ゴーディ・ジュニア - ベース、バッキングボーカル
- グレン・ハーディン - ピアノ、エレクトリックピアノ、弦楽編曲
- エミルー・ハリス - ボーカル、アコースティックギター
- ベン・キース - ペダルスチール
- バーニー・レドン - アコースティックギター、バッキングボーカル
- ビル・ペイン - ピアノ
- ハーブ・ペダーソン - アコースティックギター、バンジョー、バッキングボーカル
- ミッキー・ラファエル - ハーモニカ
- リンダ・ロンシュタット - バッキングボーカル
- フェイソー・スターリング - バッキングボーカル
- ジョン・スターリング - アコースティックギター、バッキングボーカル
- ロン・タット - ドラム
- ジョン・ウェア - ドラム
技術
- ブライアン・エイハーン - プロデューサー、エンジニア―
- ブラッドリー・ハートマン - エンジニア―
- ルディ・ヒル - エンジニア―
- スチュアート・テイラー - エンジニア―
- マイルス・ウィルキンソン - エンジニア―
参照資料
[編集]- ^ Ankeny, Jason. エリート・ホテル - オールミュージック
- ^ Christgau, Robert (1981). “Consumer Guide '70s: H”. Christgau's Record Guide: Rock Albums of the Seventies. Ticknor & Fields. ISBN 089919026X February 24, 2019閲覧。
- ^ Sweeting, Adam (9 April 2004). “Emmylou Harris, Elite Hotel”. The Guardian. 24 January 2016閲覧。
- Emmylou Harris Elite Hotelライナーノーツ