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エリート・ホテル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『エリート・ホテル』
エミルー・ハリススタジオ・アルバム
リリース
録音 1975年6月
ジャンル カントリー, カントリーロック, カントリーポップ, ケイジャン
時間
レーベル リプライズ
プロデュース ブライアン・エイハーン
エミルー・ハリス アルバム 年表
緑の天使
1975
エリート・ホテル
1975
真珠の舟
1976
『エリート・ホテル』収録のシングル
  1. トゥギャザー・アゲイン (Together Again)」
    リリース: January 1976
  2. いつの日か (One of These Days)」
    リリース: March 6, 1976
  3. スウィート・ドリームス英語版 (Sweet Dreams)」
    リリース: 1976
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専門評論家によるレビュー
レビュー・スコア
出典評価
オールミュージック4.5/5stars [1]
Christgau's Record GuideC+[2]
ガーディアン4/5stars[3]

エリート・ホテル』 (Elite Hotel) は、1975年にリリースされたカントリー・ミュージック・アーティスト、エミルー・ハリスの3枚目のアルバムであり、幅広く評価された同年の前作『緑の天使』に続く作品である。『エリート・ホテル』はビルボードチャートで前作を上回り、ハリスの最初のナンバーワンカントリーアルバムとなった。アルバムからは「トゥギャザー・アゲイン」とパッツィー・クラインのヒット曲「スウィート・ドリームス」のカバーと言う2つのナンバーワンカントリーシングルを生み出し、「いつの日か」も3位となった。ビートルズの楽曲「ヒア・ゼア・アンド・エヴリウェア」ではポップチャートの65位に入った。ハリスの電子音楽的な好みはハンク・ウィリアムズ、ビートルズ、グラム・パーソンズ、バック・オーウェンズと言った楽曲のの選択に反映されている。このアルバムでのハリスのボーカルでグラミー賞の女性部門のベストカントリーボーカルパフォーマンスを獲得した。

トラックリスト

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#タイトル作詞・作曲時間
1.「アマリロ - Amarillo」エミルー・ハリス、ロドニー・クロウエル
2.トゥギャザー・アゲイン - Together Again」バック・オーウェンス
3.「フィーリン・シングル・シーイン・ダブル - Feelin' Single, Seein' DOuble」ウェイン・ケンプ
4.「シン・シティ - Sin City」グラム・パーソンズクリス・ヒルマン
5.いつの日か - One of These Days」アール・モンゴメリー
6.ティル・アイ・ゲイン・コントロール・アゲイン英語版 - 'Til I Gain Control Again」ロドニー・クロウエル
7.ヒア・ゼア・アンド・エヴリウェア - Here, There and Everywhere」ジョン・レノンポール・マッカートニー
8.「ウー・ラス・ヴェガス - Ooh Las Vegas」ドン・ギブソン
9.スウィート・ドリームス英語版 - Sweet Dreams」ハンク・ウィリアムス
10.ジャンバラヤ - Jambalaya (On the Bayou)」ハンク・ウィリアムス
11.「サタンズ・ジュウェル・クラウン - Satan's Jewel Crown」エドガー・L・エデン
12.「ホィールズ - Wheels」(ジョナサン・エドワーズと)クリス・ヒルマン、グラム・パーソンズ
13.「ユアー・ラニング・ワイルド - You're Running Wild」(ロドニー・クロウエルと、2014年CDのボーナストラック)レイ・エデントン、ドン・ウィンタース
14.「ケイジャン・ボーン - Cajun Born」(ジョー=エル・ソニエと、2014年CDのボーナストラック)ジョー=エル・ソニエ

パーソネル

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  • ブライアン・エイハーン - アコースティックギター、ベース
  • マイク・オールドリッジ - ドブロ
  • バイロン・ベルリン - フィドル、マンドリン
  • ダイアン・ブルックス - バッキングボーカル
  • ジェームス・バートン - エレクトリックギター
  • ロドニー・クロウエル - エレクトリックギター、バッキングボーカル
  • リック・クーニャ - アコースティックギター
  • ニック・デカロ - 弦楽編曲
  • ハンク・デヴィート - ペダルスチール
  • ジョナサン・エドワーズ - バッキング・ボーカル
  • エイモス・ギャレット - エレクトリックギター
  • エモリー・ゴーディ・ジュニア - ベース、バッキングボーカル
  • グレン・ハーディン - ピアノ、エレクトリックピアノ、弦楽編曲
  • エミルー・ハリス - ボーカル、アコースティックギター
  • ベン・キース - ペダルスチール
  • バーニー・レドン - アコースティックギター、バッキングボーカル
  • ビル・ペイン - ピアノ
  • ハーブ・ペダーソン - アコースティックギター、バンジョー、バッキングボーカル
  • ミッキー・ラファエル - ハーモニカ
  • リンダ・ロンシュタット - バッキングボーカル
  • フェイソー・スターリング - バッキングボーカル
  • ジョン・スターリング - アコースティックギター、バッキングボーカル
  • ロン・タット - ドラム
  • ジョン・ウェア - ドラム

技術

  • ブライアン・エイハーン - プロデューサー、エンジニア―
  • ブラッドリー・ハートマン - エンジニア―
  • ルディ・ヒル - エンジニア―
  • スチュアート・テイラー - エンジニア―
  • マイルス・ウィルキンソン - エンジニア―

参照資料

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  1. ^ Ankeny, Jason. エリート・ホテル - オールミュージック
  2. ^ Christgau, Robert (1981). “Consumer Guide '70s: H”. Christgau's Record Guide: Rock Albums of the Seventies. Ticknor & Fields. ISBN 089919026X. https://www.robertchristgau.com/get_chap.php?k=H&bk=70 February 24, 2019閲覧。 
  3. ^ Sweeting, Adam (9 April 2004). “Emmylou Harris, Elite Hotel”. The Guardian. 24 January 2016閲覧。
  • Emmylou Harris Elite Hotelライナーノーツ