ウォーク・オン・バイ
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「ウォーク・オン・バイ」 | ||||||||
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ディオンヌ・ワーウィック の シングル | ||||||||
初出アルバム『Make Way for Dionne Warwick』 | ||||||||
B面 | Any Old Time of Day | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | 7インチ・シングル | |||||||
録音 | 1963年11月 | |||||||
ジャンル | ポップ | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | セプター・レコード | |||||||
作詞・作曲 | ハル・デヴィッド、バート・バカラック | |||||||
プロデュース | ハル・デヴィッド、バート・バカラック[1] | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
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ディオンヌ・ワーウィック シングル 年表 | ||||||||
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「ウォーク・オン・バイ」(Walk On By)は、ハル・デヴィッドが作詞しバート・バカラックが作曲した1964年の楽曲。ディオンヌ・ワーウィックの代表作の一つ。
ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500(2021年版)では51位にランクされている[2]。
概要
[編集]レコーディングは1963年11月に行われ、ジョージ・デュヴィヴィエ(ベース)、ポール・グリフィン(ピアノ)、アーティ・バトラー(ピアノ)、ゲイリー・チェスター(ドラムズ)[3]、ポール・ウィンター(サックス)らが参加した。
1964年4月、ディオンヌ・ワーウィックのシングルとして発表された。B面もデヴィッドとバカラックが書いた「Any Old Time of Day」。同年8月31日発売のアルバム『Make Way for Dionne Warwick』に収録された。
ビルボードHot 100の6位[4]、ビルボード・アダルト・コンテンポラリー・チャートの7位[5]を記録し、第7回グラミー賞でリズム・アンド・ブルース・レコーディング賞にノミネートされた。
ワーウィックは1965年にドイツ語バージョン「Geh Vorbei」をシングルとして発表している。また、ワーウィックが2006年に発表したアルバム『マイ・フレンズ・アンド・ミー〜バート・バカラックへの想い』には、グロリア・エステファンとのデュエットによる再録音が収録された[6]。
カバー・バージョン
[編集]- ヘレン・シャピロ - 1964年のアルバム『Helen Hits Out!』に収録。
- アレサ・フランクリン - 1964年のアルバム『Runnin' Out of Fools』に収録。
- リチャード・アンソニー - 1964年のEP「Ce monde」に収録。フランス語詞。タイトルは「Oui, va plus loin」。
- ローランド・カーク - 1965年のアルバム『Slightly Latin』に収録。
- スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズ - 1966年のアルバム『Away We a Go-Go』に収録。
- フォー・シーズンズ - 1965年のアルバム『The 4 Seasons Sing Big Hits by Burt Bacharach... Hal David... Bob Dylan』に収録。
- スタン・ゲッツ - 1968年のアルバム『What the World Needs Now』に収録[7]。
- 渡辺貞夫 - 1968年のアルバム『サダオ・プレイズ・バカラック・アンド・ビートルズ』に収録。
- アイザック・ヘイズ - 1969年のアルバム『Hot Buttered Soul』に収録。ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500(2021年版)で312位にランクされている[8]。
- ウィ・ファイヴ - 1969年のアルバム『The Return of We Five』に収録。
- カーペンターズ - 1971年のアルバム『カーペンターズ』に収録。
- ジャクソン5 - 1971年のサウンドトラック・アルバム『Goin' Back to Indiana』に収録。
- ウッドペッカー - 1972年のアルバム『俺のせいではないさ』に収録。
- ストラングラーズ - 1978年のアルバム『ブラック・アンド・ホワイト』初回特典EPに収録。
- アヴェレイジ・ホワイト・バンド - 1979年のシングル。
- D・トレイン - 1982年のシングル。
- ヴァニラ・ファッジ - 1984年のアルバム『Mystery』に収録。
- メリサ・マンチェスター - 1989年のシングル。
- ガブリエル - 1997年のシングル。
- 高橋幸宏 - 1999年のコンピレーション・アルバム『colors best of yt cover tracks vol.1』に収録。
- ローラ・ニーロ - 2001年発売のコンピレーション・アルバム『Angel in the Dark』に収録(1994年ニューヨーク録音)[9]。2004年発売のライブ・アルバム『飛翔 - ライヴ・アット・フィルモア・イースト』に収録(1971年5月30日録音)[10]。また、1970年にフィルモア・イーストで行われたライブでも演奏され、ブートレッグなどで聴くことができる。
- ザ・ビーチ・ボーイズ - 2001年再発盤の『20/20』(1969年)にボーナス・トラックとして収録。
- オルネラ・ヴァノーニ - 2002年のアルバム『Sogni proibiti - Ornella e le canzoni di Bacharach』に収録。イタリア語詞。タイトルは「Passa e vai」。
- シンディ・ローパー - 2003年のアルバム『At Last』に収録。
- アリシア・キーズ -2003年のアルバム『ダイアリー・オブ・アリシア・キーズ』に収録。
- ダイアナ・クラール - 2009年のアルバム『Quiet Nights』に収録。
出典
[編集]- ^ a b 45cat - Dionne Warwick - Walk On By / Any Old Time Of Day - Scepter - USA - 1274
- ^ “The 500 Greatest Songs of All Time” (英語). Rolling Stone (2021年9月15日). 2021年12月21日閲覧。
- ^ “The Official Gary Chester Website – Discography”. Angelfire.com. 2017年10月31日閲覧。
- ^ Dionne Warwick Walk On By Chart History | Billboard Hot 100
- ^ Dionne Warwick Walk On By Chart History | Billboard Adult Contemporary
- ^ “Warwick Surrounded By Stars On Duets Album”. Billboard (2006年10月12日). 2018年9月16日閲覧。
- ^ Stan Getz - What The World Needs Now - Stan Getz Plays Bacharach And David (Vinyl, LP, Album) at Discogs
- ^ “The 500 Greatest Songs of All Time” (英語). Rolling Stone (2021年9月15日). 2021年12月21日閲覧。
- ^ Laura Nyro - Angel In The Dark (CD, Album) at Discogs
- ^ Laura Nyro - Spread Your Wings And Fly: Live At The Fillmore East May 30, 1971 (CD, Album) at Discogs